3,210万円もの価値がついた財務省放出金貨とは?種類や買取相場を紹介!

財務省放出金貨とは

平成17年から平成20年にかけて世間を賑わせた「財務省放出金貨」をご存じでしょうか?財務省というブランドネームがついたこの金貨のなかには、オークションで3,210万円という高額で落札されたものもあります。この記事では、古銭コレクターにも人気が高い、財務省放出金貨の特徴やプレミアムな価値について解説します。最後までお読みいただき、「財務省放出金貨」の収集にお役立てください。

目次

「財務省放出金貨」とは?

「財務省放出金貨」は、第二次世界大戦中に出た政府からの要望に対して国民から差し出された金貨を、財政赤字補填のために、財務省が放出したものをいいます。金貨32,683枚がオークションに出され、大きなニュースになったことで世間にも広く知られています。
ここで売却された金貨は、明治3年から昭和7年の間に発行された近代金貨で、戦後GHQに取り上げられてしまったのですが、その後、日本政府に返還されました。

【画像1】オークションに財務省放出金貨が出品されているイメージ ※オークション会場を背景に財務省放出金貨が表示されている程度でOKです

また、「財務省放出金貨」は、説明書と共に専用プラスチックケースに封入されてオークションに出品されました。このケースは壊さないと開かない仕掛けとなっています。
これは、財務省が普通の金貨との区別を図ったものとされ、よりプレミアムな価値がついたものになりました。

20円金貨の当時の価値は、銀座の土地4坪と同等!?

「財務省放出金貨」の元となった近代金貨は、日本では明治時代から大正時代にかけて貨幣が流通を始め、それに併せて作られたものです。
そのきっかけは、明治政府が新たな貨幣制度を成立させるにあたり、お金の単位を江戸時代の「両」から「円」へと変更(旧1両を1円と等価)させたことによります。

その結果、1円・5円・10円・20円の金貨が誕生しました。当時は金本位制を採用していたので、紙幣をいつでも金貨と交換することができ、これが紙幣の価値を担保していたのです。
この時、純金1.5gが1円と定められ、20円金貨には30g、10円には15gの金が含まれました。当時の金貨の価値としては、20円金貨1枚で米が555kg、銀座の土地が4坪買えたといわれています。

国はなぜ金貨を放出したのか、その売却方法は?

では、なぜ貴重な金貨を財務省は放出して、オークションにかけるようなことをしたのでしょうか。
平成16年度、財務省は保有する近代金貨を処分するという発表をしました。その理由は、国が直面していた財政赤字を補うためというものでした。総数32,683枚と非常に希少なものでしたが、その中には、古銭市場で高い相場で取引されていた昭和7年発行の旧20円金貨が68枚も含まれていたのです。
これには、古銭界に激震が走り、希少価値のある金貨がいくらで落札されるか注目され、国は適正な売却価格とするためにオークション方式を採用しました。しかも、公開オークションとインターネットオークションの採用という「初もの」づくしとなったのです。

財務省放出金貨の種類と現在の価値

財務省がオークションに出品した「財務省放出金貨」は、どのようなものがあったのでしょうか?
以下の金貨が出品されました。
旧20円金貨
旧10円金貨
旧5円金貨
旧5円金貨(縮小)
旧2円金貨
・旧2円金貨(縮小)
旧1円金貨
・旧1円金貨(縮小)
新20円金貨

ケースはポリカーボネート製

いずれも、日本貨幣商協同組合によって真贋の鑑定がなされています。
しかも、敢えて付加価値をつけるために、財務省により特殊なケースに入れられました。この特殊なケースは、ポリカーボネートでできており、壊さない限り開けられない、頑丈に守られた金貨ということになります。
では、それぞれの金貨は、現在、どのくらいの価値があるのでしょうか?

旧20円金貨

「旧20円金貨」は明治3年から明治25年の間に発行され、枚数が非常に少なく、見栄えも美しいことから「日本近代金貨の王様」と称されています。
素材は金9:銅1の割合で鋳造され、重さは33.3g、サイズは35.06mmで、発行当時は最も大振りな金貨でした。

  • 重さ:33.3g
  • サイズ:35.06mm
  • 品位: 金900/銅100

デザインは華やかで、天皇の象徴である龍図が表面の中央に描かれ、周りには発行年、二十圓、大日本の文字が記載されています。裏面には、菊の紋章や錦の御旗、八陵鏡に囲まれた日章などが描かれています。
明治3年以降は流通目的ではなく、展示品や贈呈用として作られたようです。特に発行枚数が少ない明治10年の金貨は希少価値が高く、美品で3,000万円ほどの買取価格になっています。

本日の買取価格
未使用 美品
明治3年

650万円

450万円

明治9年

要査定

800万円

明治10年

要査定

3,000万円

明治13年

要査定

1,500万円

旧20円金貨の買取価格は【古銭全種】買取価格一覧表にも掲載されています。

超希少価値のある、1枚の旧20円金貨

明治3年発行の「旧20円金貨」の中に、たった1枚だけ”二度打ち”された金貨が発見されています。二度打ちとは、通常1回だけのプレスでデザインを打ちこむところ、複数回にわたってプレスされた形跡があるということです。こうしたコインは、「エラーコイン」と呼ばれ、希少価値が高くなりますので、さらに高い価格で取引されます。エラーコインの種類についてはこちらの記事でまとめております。


旧10円金貨

「旧10円金貨」は、明治4年から明治13年までの間に発行された、日本の近代金貨の中でも人気の高い金貨の一つです。

龍図と菊紋や桐紋、旭日や錦の御旗で構成されたデザインは、江戸最後の彫金名人と呼ばれた加納夏雄によるもので、貨幣の大きさとマッチした素晴らしさがあります。
財務省放出枚数は1,731枚、その内、未使用金貨はわずか10枚、無輪のものはさらに3枚という入手が困難な希少性の高い金貨です。買取価格でいうと、明治13年発行のものは1,200万円の値がついています。

本日の買取価格
未使用 美品
明治4年

65万円

42万円

明治9年

要査定

1,000万円

明治10年

要査定

1,100万円

明治13年

要査定

1,200万円

旧10円金貨の買取価格は【古銭全種】買取価格一覧表にも掲載されています。

江戸最後の彫金名人、加納夏雄

加納夏雄は、細い線彫りで模様や文字を描く「毛彫りの名人」と呼ばれました。明治天皇の御太刀「水龍剣」の装具の彫刻も任された巨匠です。
なお、「水龍剣」は昭和32年に重要文化財に指定されています。加納夏雄の作品は気品にあふれ、その名は世界に轟きました。

旧5円金貨

「旧5円金貨」は、明治3年と4年に発行されました。
明治5年になるとサイズが変更されたもの(縮小版)が発行されますが、そのどちらも長く流通したことから、金本位制を支えた金貨ともいわれています。

発行枚数も多いため、比較的手に入りやすい金貨です。デザインは表に天皇の象徴である龍図、裏に旭日に錦の御旗が描かれています。また、明治3年発行のものはプルーフ硬貨といわれ、贈答用や収集家向けに特別処理されたものです。

本日の買取価格
未使用 美品
明治3年

26万円

18万円

明治4年

20万円

15万円

旧5円金貨の買取価格は【古銭全種】買取価格一覧表にも掲載されています。

旧5円金貨(縮小)

「旧5円硬貨」には2種類あります。
大きな違いは金貨のサイズにあります。一つは明治3年・4年に鋳造されたもので、直径が23.84mm。もう一つは明治5年以降に鋳造されたもので、こちらの直径は21.82mmと少し小さくなっています。

この小さいサイズのものが旧5円金貨(縮小)と呼ばれ、特に価値があるのは明治10〜30年のものです。
また、この旧5円金貨(縮小)の中でも、「明治」の「明」の字が違うものがあります。「トメ明」と「ハネ明」と呼ばれ、「ハネ明」は年号によって価値がつきます。

本日の買取価格
未使用 美品
明治5・6年

18万円

12万円

明治7〜9年

要査定

15万〜70万円

明治10〜30年

要査定

50万〜500万円

旧5円金貨(縮小)の買取価格は【古銭全種】買取価格一覧表にも掲載されています。

旧2円金貨

「旧2円金貨」は、明治3年から明治13年にかけて発行されましたが、大型のものは明治9年以前に発行されたものになります。

発行枚数の大半は明治3年のものが占め、88万枚ほどあります。明治7年のものは発行数が少ないので、希少価値な金貨といわれています。
表面中央には龍図、その周りに大日本と「二圓」、製造年の文字が刻まれています。裏面には菊・桐の紋と枝、日章、日月旗、八陵鏡がデザインされています。

また、同時期に発行された他の金貨(20円、10円、5円、1円)は明治30年に新デザインに変更されていますが、2円金貨だけはデザインが変わることはありませんでした。

本日の買取価格
未使用 美品
明治3年

14万円

8万円

明治7年

要査定

1,800万円

旧2円金貨の買取価格は【古銭全種】買取価格一覧表にも掲載されています。

旧2円金貨(縮小)

「旧2円金貨」は、明治9年以降に作られたものから縮小版になりました。
明治9年・10年・13年は発行枚数が300枚と少なく、中でも価値があるのが明治13年です。美品で2,000万円という買取価格がついています。
サイズは大型の直径17.48mmに対し、縮小は16.97mmと0.51mmほど小さくなっています。しかし、重さと金9:銅1という比率は変わりありません。

  • 大型の直径17.48mm
  • 縮小の直径16.97mm
デザインは、大型と共通です。プレミアムがついた、とても高い価値の金貨です。

 

本日の買取価格
美品
明治9年

2,000万円

明治10年

1,500万円

明治13年

2,000万円

旧1円金貨

「旧1円金貨」は、発行されたのが明治4年のたった1年のみという、希少価値のある金貨です。

発行当時、旧金貨にはすべて、天皇の象徴である龍図が描かれる予定でした。しかし、「旧1円金貨」のみ、龍図が描かれなかったのです。その理由は、金貨が小さくて、龍がきれいに描けなかったためだといわれています。そのため、龍の代わりに「一圓」の文字が大きく描かれることになりました。
また、「旧1円金貨」は、「前期」と「後期」の2つのタイプに分かれています。前期のものは「一圓」の文字のバランスが悪く、そのアンバランスさを改良したのが「後期」のものになります。裏面は、他の金貨と同じく、中央に旭日章、菊・桐の紋章、錦の御旗、八陵鏡という構成になっています。

本日の買取価格
美品
明治4年 前期

6万円

明治4年 中期

20万円

明治4年 後期

3万円

旧1円金貨の買取価格は【古銭全種】買取価格一覧表にも掲載されています。

旧1円金貨の中に、「手変わり」といわれる存在がある

「旧1円金貨」には、「手変わり」と呼ばれるものが存在します。手変わりとは、字体が珍しいカタチになっているものをいいます。例えば、
・「明」の「日」と「月」の間に、点のような膨らみがある。
・「本」の第二画の書き出しが丸みを帯びている。
などで、現存数がとても少ない金貨になります。

旧1円金貨(縮小)

「旧1円金貨」は明治7年に縮小サイズとなり、明治13年までの間に発行されました。大型に比べて、直径が1.5mmほど小さくなっています。

旧1円金貨(縮小)並品 加工跡 明治7年 日本貨幣商協同組合 鑑定書付き | ミスターコインズ

しかし重量は変わらず、その分厚みが出て、大型と比べてしっかりとした作りになっているのが特徴です。
小型は流通目的ではなく、外交用の記念金貨として発行されたものとなっています。約6年ほど作られていたのですが、発行枚数は12万枚と少なく、価値が高い金貨となっています。

本日の買取価格
美品
明治7年

30万円

明治9年

150万円

明治10年

1,000万円

明治13年

1,200万円

新20円金貨

「新20円金貨」は、明治30年から昭和7年にかけて発行されました。
昭和年号の新20円金貨はかなりの枚数が鋳造されましたが、為替円相場の下落により金地金として大量に海外に流出したため、現存のものは希少価値があります。

その中でも昭和7年のものは、20日間だけ鋳造されて市場に出回ったことがなく、「幻の金貨」と呼ばれました。
平成17年から開始された「財務省放出金貨」のオークションに登場するまで、その現存を知らない人が多数いました。デザインは表に菊の紋章(十六八重表菊)を配置し、その下に二十圓と記されています。裏面には、旭日章が施されています。

本日の買取価格
美品
並年

15万円

明治39年

19万円

明治40年

25万円

明治41年

45万円

明治42年

50万円

大正元年

22万円

大正9年

20万円

昭和5年

350〜450万円

昭和6年

800〜1,200万円

昭和7年

300〜400万円

新20円金貨の買取価格は【古銭全種】買取価格一覧表にも掲載されています。

日本の近代金貨の価値はこちらで一覧で掲載しておりますので参考にしてください。

さらに価値が上がる「財務省放出金貨」の見分け方

「財務省放出金貨」の種類について、詳しくご紹介しました。それぞれに価値のあるものばかりですが、一概に「価値がある」といっても、同じ金貨でありながらそこには価値の違いがあるのです。
発行年数によって発行枚数は当然異なります。極端に数が少ない年号のものは市場で取引されるケースも少なくなるので、その金貨にはプレミアムがつきます。
また、何か付加価値があるものは、より高値で買取されます。つまり「価値がある」ものの中でも、「希少価値」といわれるものが存在するのです。
ここでは、さらに価値が上がる「財務省放出金貨」の見分け方をご紹介しましょう。

価値が高い種類とその発行年数

財務省から放出された金貨は、総数32,683枚でした。その中でも、価値が高いとされているのが「旧20円金貨」です。

発行枚数があまり存在しないので市場取引されるケースが少ないことから、希少価値があります。

旧20円金貨の発行年度 発行枚数
明治3年(1870年) 46139
明治9年(1876年) 954
明治10年(1877年) 29
明治13年(1880年) 103
明治25年(1892年)

上記の表を見ても分かるように、明治10年の発行枚数はたった29枚です。このこともあり、買取価格は美品で3,000万円という高値がついています。
他にも、昭和7年発行の「新20円金貨」は、発行記録はありますが、具体的な発行枚数などは不明でした。「幻の20円金貨」と呼ばれ、見た人がいないとまでいわれていました。
財務省から放出された時には市場は騒然としたほどです。希少性が高い上に、プレミアムな価値がついた金貨といえます。

「旧20円金貨」の、偽物との見分け方

先ほどもお伝えしたとおり、明治10年発行の「旧20円金貨」は、たった29枚しか発行されていません。そのため、市場には偽物が多く出回っています。そこで、偽物との見分け方を2つご紹介します。

  • 重さ
  • デザイン

重さについて、本物は33.33gです。偽物はそれと比べて軽いことが多いです。写真はどちらも偽物です。

旧20円金貨重さ
デザインでは、表面の「圓」の字をチェックしましょう。圓の字の「員」の文字が本物は細く、偽物は太くなっています。

旧20円金貨表

「旧20円金貨」を手にする機会がある時には、この点に注意しましょう。

明瞭ウロコとは?

一般的に金貨の打刻は技術的問題から甘く、不鮮明な図案になりがちです。しかし、「明瞭ウロコ」と呼ばれるものは、龍図のウロコの部分がはっきりと描かれていて、その金貨は希少です。
【画像16】※明瞭と普通を寄りで比較する画像

「明瞭ウロコ」の代表的な金貨として有名なのが、明治3年に発行された「旧5円金貨」です。通常よりも高価な買取となっています。
お手元に旧金貨がある方は、龍図のウロコが鮮明に見えるかじっくり観察してみてください。売却の際は、価値が大きく違ってきます。
「財務省放出金貨」のオークション開催は、その希少価値な金貨ばかりの出品ということもあり、コレクターばかりではなく、世間を大きく賑わせました。果たしてどの金貨がどのような価格で落札されたのでしょうか。

3,210万円という驚きの落札価格

「財務省放出金貨」のオークションでは、最終日を迎えるまでの最高値が明治10年発行の「旧2円金貨(縮小)」でした。落札価格は1,700万円です。
【画像18】旧2円金貨(縮小)=1,700万円!、明治13年発行の「旧2円金貨」=3,210万円!のイメージ

「旧2円金貨(縮小)」は発行枚数が178枚と少ないということも、高額な落札価格となった原因といわれました。
ところが、オークション最終日に出品された明治13年発行の「旧2円金貨」は、さらに発行枚数が少ない87枚、財務省でも1枚しか保管していないものでした。
事前鑑定では2,000万円といわれ、コレクターの注目が集まる中、オークションは700万円からスタート。参加者の札が続々上がる中、驚きの価格で競り落とされました。
その価格は3,210万円です。これまでの最高値が1,700万円でしたから、大幅に更新したのです。世間を賑わせた「財務省放出金貨」にふさわしいオークションでした。

発行年 最高値
旧20円金貨 明治3年 (極美品)1,101万円
旧10円金貨 明治4年 (未使用)431万円
旧5円金貨 明瞭ウロコ (未使用)310万円
旧5円金貨(縮小) 明治30年 (未使用)778万円
旧2円金貨 明治25年 (未使用)105万円
旧2円金貨(縮小) 明治13年 (極美品)3,210万円
旧1円金貨 (前期)明治4年 (美品)74万4,444円
旧1円金貨 (後期)明治4年 (極美品)92万円
旧1円金貨(縮小) 明治9年 (美品)334万2,000円
新20円金貨

「財務省放出金貨」に関する、よくあるお問い合わせ

ここまで「財務省放出金貨」について、その価値や種類についてご説明してきました。ここではお客様からいただいたお問い合わせについてご紹介したいと思います。「財務省放出金貨」の保有をお考えの方は。ぜひ参考にしてください。

財務省放出金貨をケースから出してしまったのですが・・・

財務省放出金貨の価値を高めている一つの理由に、一枚一枚、特殊なケースに入れられて、説明書が同封されていることにあります。
この特殊なケースは壊さないと開かないものなので、付属品を壊してしまったということはそれだけで買取価格を下げてしまうことになります。
また、金貨を取り出した際に、手で触れてしまうのも価値を下げる要因の一つになってしまいます。くれぐれも金貨の取り扱いには注意してください。

財務省放出金貨は、これから価値が高くなりますか?

財務省放出金貨は、特殊なケースに入っていて、発行してから100年以上が経ったものとは思えないほどの輝きがあります。コレクターの方は、一度手にしたら手放すことはあまり考えられないと思います。
そのため、今後、市場ではあまり出回る機会がないと考えられ、とても希少な金貨となるでしょう。プレミアムな価値は、ますます高くなると思われます。

「財務省放出金貨」を高く売りたい!と考えている方へ

「財務省放出金貨を一度は手にしたが、高値で買取してくれるなら査定してもらいたい」「売却したいが、どうしたらいいのか分からない」。そんな悩みをお持ちの方の解決となる、買取に出す時の方法をご紹介します。
また、どうしたら高く買い取ってもらえるかもお伝えします。ぜひ参考にしてください。

銀行、郵便局で交換・換金は可能?

【画像23】銀行、郵便局で交換・換金は可能?郵便局は✖️、銀行は◯のイメージ

郵便局は✖️
「財務省放出金貨」などの旧金貨は、郵便局で交換したり、換金することはできません。しかし、ゆうちょ口座への入金はできます。
旧金貨と郵貯の通帳を持って窓口へ行き、入金票を記入すれば手続きできます。50枚までは無料ですが、51枚以上になると手数料550円がかかります。
銀行は◯
旧金貨は銀行などの金融機関に持ち込むことで交換ができますが、手数料がかかります。銀行によって手数料は異なりますのでご注意ください。
また、銀行によっては対応しない旧金貨もありますので、利用する場合は事前に問い合わせをした方がよいでしょう。
日本銀行は手数料無料
日本銀行では、旧金貨の新しい硬貨への引き換えは無料でできます。しかし、換金はできませんのでご注意ください。

メルカリ、ヤフオクで販売する

銀行では、旧金貨の交換・換金は額面通りとなります。額面以上の価値がある「財務省放出金貨」などの場合は、メルカリやヤフオクに出品することで高い値段で換金できる可能性があります。ただ、出品の手間や手数料、トラブルの可能性を考えると、古銭買取業者に買い取ってもらうのがおすすめです。

アンティーリンクが高く買い取れる理由

値段は日々相場に合わせて決めていますので、相場が上がると買取金額も上がります。

アンティーリンクでは、最新の相場で熟知したプロが査定しています。
買取をご希望の方は、ぜひアンティーリンクにご相談ください。

査定はスピーディに

アンティーリンクでは、査定は原則3営業日以内で行なっています。早ければ、到着日に査定結果をお伝えいたします。お急ぎの方でも、安心してご利用いただけます。
※品物の量によっては、お時間をいただく場合があります。

現金化は、すぐにでも

アンティーリンクでは、買取金額のご了承についてご連絡を受けた後、2営業日以内に指定口座へお振込いたします。振込手数料は弊社負担となります。「財務省放出金貨」のような高額なお取引でも、すぐに対応いたしますのでご安心ください。

少しでも高く売るための注意点

「財務省放出金貨」のように希少価値の高い旧金貨を買取に出すときには、売るなら少しでも高く売りたいと考えるのが当然です。しかし、高く売るために絶対にやってはいけないことがあるのをご存じでしょうか。
ここでは、旧金貨の価値が下がらないようにするためのポイントを2つご紹介します。

ケースやファイルに入れて保管しましょう

旧金貨を高く売るためには、できる限り購入時のままの状態で保管しておくことが大切です。
ケース入りの「財務省放出金貨」

正しく保管するには、できる限り素手で触らないことです。素手で触ると皮脂が付着し、酸化によって状態が悪くなることがあります。
また、空気に触れる時間が長い場合も酸化してしまいます。「財務省放出金貨」の場合は、壊さないと開かないポリカーボネートのケースに封入されています。
買取のことを考えると、ケースを開けずにそのままの状態で保有しておいた方が高値がつきます。

保管場所にも気をつけましょう

旧金貨をケースに入れていても、陽が当たる場所などに保管していては意味がありません。
【画像28】保管場所のイメージ

旧金貨の価値を下げないためにも、直射日光や紫外線、湿気を避け、カビの防止のためにも風通しの良い場所で保管しましょう。

キレイにする必要はなし!そのままの状態で保存を

旧金貨は洗ったり磨いたりすると、後から人が手を加えたものとみなされ、価値が落ちてしまいます。
【画像29】洗ったり磨いたりNGのイメージ

当時の状態をそのまま保っていることが、旧金貨の価値につながるからです。
「金貨だからピカピカに磨いて、見栄えをよくしよう!」などと、決してしないようにしましょう。

買取までの手順

アンティーリンクでは、お客様がいつでもお気軽に鑑定・買取のお申し込みができるように、アプリ、電話、メールで買取のご相談を承っております。

①アプリ「LINE」で無料鑑定!電話、メールでもOK

【画像31】アプリ「LINE」で無料鑑定!電話、メールでもOKのテキストも追加したい
おすすめは「LINE」での買取申込です。アンティーリンクのLINEアカウントを、お友達登録してください。スマホで撮った写真を送るだけ!リアルタイムで無料査定します。
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▪️電話でお申し込みの場合
お気軽にお申し込みください。
03-6709-1306(受付時間:11:00〜18:00)
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お問い合わせフォームより、買取申込が可能です。必要事項を記入の上、備考欄に買取申込と記載をお願いします。お使いのeメールでも申込可能です。お名前と連絡先を記載の上、こちらまでお送りください。

②梱包する(必要書類の準備)

【画像32】梱包のイメージ
査定を希望するお品物を梱包し、弊社へ郵送してください。
※LINE、メールでの買取申込の方は、お申し込みが完了してからお品物をお送りください。
※書面での買取申込の場合、こちらからの書類が届きましたら、お荷物をお送りください。

③郵送する

【画像33】郵送のイメージ

郵送方法について

・運送業者および時間の指定はありません。
・着払いでご配送ください。

荷物送付先

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・買取金額が10,000円以上の場合弊社が負担いたします。
・買取金額が10,000円未満の場合買取金額から送料を引いてお振込みいたします。(お客様負担)
※配送中のトラブルについては、弊社では一切の責任を負いかねます。梱包は厳重にお願いします。

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