

明治4年(1871年)新貨条例制定後、明治13年2月まで発行された日本の金貨旧十円金貨。
国内発行近代貨幣のなかでも発行枚数の少なさや、世界恐慌や第2次世界大戦中を乗り越えたという背景が希少性となる上に、金貨表面の龍図と金貨裏面の旭日に錦の御旗の加納夏雄デザインが大き目の金貨サイズにマッチした素晴らしい出来映えで、日本の近代貨幣の中で最も人気の高いコインのひとつです。
途中デザインの変更があったため、金貨サイズには大型と小型の2種類があります。
その他にも旧十円金貨の種類においては日章の縁取りの有無を表す。有輪、無輪という2種類があります。