直径: 1.748cm 重さ: 3.33g
品位: 金900/銅100

以下のリンク先に解説ページがございますので、ご参照ください。

旧2円金貨の価値と偽物の見分け方

買取価格

明治3年

未使用  140,000円

美品  80,000円

明治7年(試作貨)

美品  1800万円

明治9年

美品  2000万円

明治10年

美品  1500万円

明治13年

美品  2000万円

商品の説明

「旧2円金貨」買取してます!

旧2円金貨は、明治3〜13年に発行された金貨です。
この金貨は明治3年のものと、明治9年以降のもので大きさが異なります。
明治9年以降発行のものは縮小として区別されています。
ちなみに縮小は明治9年以降も、9〜10年、13年の3年間しか発行されませんでした。

旧2円金貨は地金としての価値だけでなく、古銭としても希少価値が高いものです。
そのため、近代金貨の中では特に高額な買取金額が期待出来ます。

旧2円金貨で価値が高いものは、発行枚数の最も少ない明治9〜13年銘の縮小のものです。
最も価値のある明治13年ですと、美品のもので2,000万円という買取価格になっています。
この他の年号でも、1,000万円を超える買取金額になっています。
明治9年以降のものは、総発行枚数が300枚と少ないため、価値が高いのです。

旧2円金貨の発行枚数は明治3年のものが大半をしめ、88万枚ほどあります。
明治3年のものですと、状態によりますが未使用品で140,000円、美品で80,000円でお買取しています。

これまでアンティーリンクでは、旧2円金貨の買取を数多くさせていただきました。
最近ですと、明治3年のものを120,000円でお買取した実績があります。

このように、旧2円金貨は金としての価値以上に、コレクションとしての価値も非常に高い金貨です。
また明治9年以降のものは発行枚数が少ないことから、非常に価値があります。

「旧2円金貨」はどんな金貨?

旧2円金貨は、同時期に発行された額面20円、10円、5円、1円の金貨とあわせて「旧金貨」と呼ばれます。
その後金貨は、明治30年には20円、10円、5円は新デザインに一新され「新金貨」となりました。
例えば20円の金貨であれば、旧20円金貨新20円金貨と区別されます。

しかし2円の額面を持つ金貨は、新金貨として作られることはありませんでした。
ですので日本において2円の額面を持つものは、この旧2円金貨のみです。

旧2円金貨は、発行年と大きさで「大型」と「小型」の2種類に分類できます。
「大型」は明治3に発行されたもの、「縮小」は明治9〜13年発行のものになります。

大きさですが、大型の方は直径は17.48mm、小型は16.97mmとなっています。
その差はわずかですが、縮小の方が0.51mmほど小さくなっています。

旧2円金貨の重さは約3.33gで、品位は金900、銅100となっています。
これは比率にすると金9:銅1の割合になります。
ちなみに大型と小型は大きさこそ違いますが、重さと品位は同じです。

旧2円金貨のデザインですが、表面には中央に大きく、「龍」が書かれています。
その周りを「大日本」「明治〇年(発行年)」が時計周りに囲んでいます。
裏面は、中央に旭日章、その周りを菊・桐の紋章や錦の御旗、八陵鏡が取り囲むデザインになっています。
表・裏のデザインは、旧1円金貨を除いた他の旧金貨と共通になっています。

以上のように旧2円金貨は地金以上の価値があります。
そのため市場では偽物も数多く見られます。

簡単に本物と偽物を簡単に見分ける方法は「重さを計る」ことです。

旧2円金貨の規定の重さは3.33gです。
これよりも1g以上誤差があるものは、偽物の可能性が高いです。

このほか旧2円金貨の詳細や真贋については、こちらの記事で紹介しています。