天保一分金の価値はいくら?買取相場や真贋、天保一分銀の違いなど盛りだくさんの解説!
一分金の種類って、多いですよね…。
はい、一分金は、全部で12種類ありますよ。
この前、右上に「保」って書いてあるものを見つけましたよ。
それは天保一分金ですね。では今回は、天保一分金について解説していきましょう!
目次
天保一分金(天保一分判金)について
天保一分金の価値・買取価格、エラー貨幣、真偽の見分け方、などについて説明していきます。
天保一分金は、江戸時代の後期、天保年間(1830~1844年)に鋳造され流通した金貨幣です。「保」の字が刻印されているので、見分けるのは簡単です。
一分金は、金座(※江戸時代の金貨鋳造所)では「一分判」、江戸時代の古銭書では「一分判金」と呼ばれていました。
「一分金」という名称は、一分銀と区別するために幕末に広まったものです。
天保一分金とは
その大きさや重さは「天保小判」の4分の1でした。つまり小判が1両ですから、一分金は1/4両ということになります。長方形の形をしており、表面は上部に扇枠の桐紋、中央に横書きで「分一」、下部に桐紋が配置され、裏面は「光次(花押)」の極印が打たれています。「光次」とは金座の創祖、後藤光次のことを指します。また、裏面の右上に「保」の年代印が打たれていることから、別名、保字一分判(ほうじいちぶばん/ほじいちぶばん)とも呼ばれています。
天保一分金が鋳造された時期から、ローラーによる延金が行われるようになり、以前の一分金と比較して格段に平面性や均質性が向上しました。
また、天保一分金の品位は金56.77パーセント、銀43.23パーセント、量目は七分五厘(2.81グラム)です。
天保一分金も天保小判も、非常に美しいと評される金貨ですが、これには理由があって、実は江戸幕府は金座へ製造を発注するときに「格別に鮮明に仕立てるように」と注文を出していたようです。また、製造にかかる支払いも20%以上高く支払っていたという記録もあります。
鋳造された理由
その前には文政小判、文政一分金といった貨幣が鋳造され流通していました。文政一分金は、品位が劣っていたため(金56.41%、銀43.59%)、その後の天保一分金では品位を上げるという名目でした。しかし、品位のわずか0.3%程度の上昇にとどまり(金56.77%、銀43.23%)、重さは6/7に削減されるという結果になりました。
江戸時代においては、通貨の改鋳が何度も行われており、その主な目的は出目でした。
出目により貨幣の品位や量目が下がると、市中ではインフレ傾向になり不安が広がっていきます。
そこで、天保の改鋳では、直前の通貨、文政一文金の品位を上げようと改鋳が行われたのですが、うまくはいかなかったのです。
なお江戸時代では、1両でおおむね米1石(こく)=150kgを購入できたそうです。1/4両に相当する一分金だと37.5kg分の米を購入することができるほどの価値がありました。
天保一分金の見分け方
天保一分金を他の一分金と見分ける方法としては、貨幣裏面の右上に打たれている年代印によります。
天保一分金の年代印は「保」となっており、これが見分けるポイントとなります。
一分金にはいくつも種類がありますが、表面の上部に扇枠の桐紋、中央に横書きで「分一」、下部に桐紋が配置され、裏面には「光次」の花押の極印、というところは同じです。
異なっているのは、品位、量目や年代印といったところですが、一目でわかるのは年代印です。
年代印で天保一分金と見分けられても、真贋を判定する場合には、規定品位(金銀含有量)や規定量目(重量)を測定することになります。
天保一分金の価値
天保一分金は現在では数万円ものプレミア価値が付けられることも少なくありません。アンティーリンクでは下記の価格で買取を行っています。
極美品 | |
---|---|
天保一分金 |
15,000円 |
天保期(1831~1845年)の、天保一分金以外の金貨の価値と比較してみましょう。
プレミア価値が付く金貨がどのように価値が決まるのかというと、大きくは希少価値、素材の価値、人気などといった要因があります。
金含有量 | 製造量 | 買取価格 | |
---|---|---|---|
天保二朱金 |
0.48g |
1288万両 |
2,500円※極美品 |
天保五両判金 |
28g |
17万両 |
1,000,000円※極美品 |
天保小判 |
6.3g |
812万両 ※天保一分金含む |
140,000円※極美品、鑑定書付 |
天保一分金 |
1.59g |
812万両 ※天保小判含む |
15,000円※極美品 |
天保大判 |
111.4g |
1,887枚 |
6,000,000円※極美品 |
上記の表のとおり、希少価値が高く、素材としての価値も高い天保大判が最も高い価値が付けられることになります。
反対に、希少価値が低く、素材としての価値も低い天保二朱金は、最も低い価値となります。
各刻印の意味
それでは、天保一分金の各刻印の意味について確認していきましょう。
分一
「分一」とあるのは、右から左に読んで一分のことで、一分金であることを表しています。
現在では文字は左から右に読みますが、日本では文字は古来から右から左に読みました。
日本で文字を左から右に読むようになってきたのは、西洋の言語が入ってきた江戸から明治期のころからです。
桐紋
桐紋は現在においても政府を表す紋章として使用されています。
家紋のうち最高位のものは菊紋で皇室を表します。
菊紋に次いで高位とされるのが桐紋で、天皇が任命した征夷大将軍などに桐紋が下賜されました。
その後、政権を担当する者の紋章として認識されるようになり、現在まで政府の紋章として定着しています。
保
天保年代につくられたということですね。元禄一分金では「元」、文政一分金では「文」、安政一分金では「正」といった時代印がそれぞれ打たれています。
光次の署名
この名前は、代々家族に受け継がれていましたが、11代目で終わりました。
後藤庄三郎光次とは?
初代の後藤庄三郎光次は京都で彫金師として働いていました。彫金師とは、金や銀などの金属を細かく彫ったり、形を作ったりする職人のことです。後藤家は、昔から室町幕府からの用命で金工の仕事をしていた家系でした。
ある時、この彫金師が徳川家康と出会い、さらなる転機が訪れます。家康は彫金師の技術を高く評価し、「後藤庄三郎光次」という名前を与え、特別な家紋(家族のシンボルのようなもの)を使うことを許可しました。
さらに、家康は彫金師に東京の中心部にある土地を与え、そこで彼は小判(金貨)の印をつけるための役所を作りました。
今、その場所には日本銀行の本店があります。
この彫金師は、京都、駿府(現在の静岡市)、佐渡島にも役所を作り、金や銀の管理を行いました。
これにより、彼は家康の財政や貿易のアドバイスをするなど、大きな力を持つようになりました。
もともと、彫金師は後藤家の名前を一代限りで使うと約束していましたが、徳川家の力を背景に、その約束を破り、結局11代にわたって続けられることになりました。
花押
花押とは、自署の代わりに用いられる記号もしくは符合のことです。
金としての価値
次に、古銭のプレミア価値としてではなく、金としての価値について確認していきます。
天保一分金は、規定量目が七分五厘(2.81g)、規定品位は七十七匁五分位(金44匁につき銀33匁5分、金56.77%、銀43.23%)です。
金が1.60g(2.81g×56.77%)、銀が1.21g(2.81g×43.23%)含まれています。
田中貴金属社が2024年02月09日時点に発表している、金および銀の店頭買取価格(税込)は、金10,691円/g、銀116円/gです。
地金 店頭買取価格(税込)
金相場:1g=10,691円
銀相場:1g=116円
※2024年02月09日 09:30公表(JST)出典:田中貴金属協業株式会社
つまり、天保一分金の、金および銀としての価値は、金17,105円、銀140円となります。(2024年執筆時)
天保一分金から製造方法が変わった
天保一分金は、天保8年(1837年)から安政5年(1858年)までの22年間にわたって鋳造されました。
天保一分金より前の貨幣は、金の切片を打ち延ばして貨幣の形にするという完全手工業でしたが、天保一分金からは、ローラーによる延金が行われるようになりました。
それにより、天保一分金は以前の一分金に比べて、格段に平面性、均質性が向上しました。
また、金色を引き出す発色技法である色揚げの技術が向上し丁寧に行われるようになったので、表面の金色の発色も以前より向上しています。
価値が高くなる天保一分金は?
アンティークコインや古銭においては、製造時のミスによって通常とは異なる見た目をもつコインの価値が高くなることがあります。
それらはエラーコインと呼ばれ、希少価値が高く、エラーコインを収集している方もいるくらい人気があります。
どういった種類のエラーコインがあるのか、確認していきましょう。
逆打ち
逆打ちとは、表と裏が逆さまに刻印されているものをいいます。
通常は、 表面を通常読みできるように正面に見た状態で、裏返してみると、裏面も通常読みできるようになっています。
しかし、逆打ちでは、字や模様が逆さになっているのです。
ズレ打ち
裏写りエラー
裏写りエラーとは、表面または裏面の一方を見たときに、もう一方の面の模様や文字が、うっすらと重なって見えるエラーです。
反対面まで刻まれるほど、刻印するときの力加減が強かったことでこうしたエラーコインが生まれたと考えられます。
一分金などの古銭に限らず、たとえば現行の10円玉にも裏写りエラーが確認されています。
天保一分金と、天保一分銀の違い
次に天保一分金と天保一分銀の違いについてです。
見ただけでかなり違うことが分かりますね。
天保一分金
本位貨幣といい、金銀の含有量(品位)が定められており、量目と額面は比例していました。
天保一分銀
名目貨幣といい、金銀の含有量が額面とは関係せず、法定貨幣として強制的に通用させるものでした。
天保一分銀は、天保一分金と同価値とされていましたが、銀の含有量は一分金に満たなかったと言われています。
デザインは、表面には額面を表す「一分銀」があり、裏面には「定 銀座 常是」とあるのが特徴です。
天保一分銀の価値は【古銭全種掲載】買取価格一覧表に掲載されています。
偽物を見分ける方法
天保一分金の真偽を見分けるにはいくつかのポイントがありますので、それらを総合して判断する必要があります。
まず、表面および裏面に打たれている極印に誤りがないかを調べます。
表面は、上部に扇枠の桐紋、中央に横書きで「分一」、下部に桐紋が配置されているか、裏面は「光次」の花押と右上に「保」の年代印があるか、を確認します。
次に、金の発色を見ます。
天保一分金は、品位が高い訳ではありませんが、それより前の貨幣に比べて色揚げが丁寧に行われています。その結果、表面の金色がより鮮やかになっています。
また、天保一分金には鋳造時に決められた規定の量目(2.81g)と品位(金56.77%、銀43.23%)がありますので、測定器でこれらを測ることにより真偽を見分けることができます。
一分金の種類について
それらについて概要と、買取価格を説明します。
慶長一分判金
慶長一分判金は、江戸時代の初期、慶長6年(1601年)より発行された一分判金で、一分判金としては最初のものです。
形は長方形短冊形で、表面は上部に扇枠の桐紋、中央部に横書きで「分一」、下部に桐紋が配置され、裏面は「光次(花押)」の極印が打たれています。
規定量目:慶長小判の1/4の一匁一分九厘(4.44グラム)
規定品位:小判と同等の金84.29パーセント、銀15.71パーセント
極美品 | |
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慶長一分判金 |
70,000円 |
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元禄一分金は、元禄8年(1695年)から宝永 7 年(1710年)に鋳造された一分金です。最初の一分金である慶長一分金を改鋳して作られた一分金で、慶長一分金と比べると規定量目(はかりで量った重さ)は同じで、規定品位は金の量が7割弱まで少なくなっています。
元禄一分判金は短冊形で、表面は上部に扇枠の桐紋、中央部に横書きで「分一」、下部に桐紋が配置され、裏面は金座の当主、後藤庄三郎光次の「光次」という花押(かおう、サインのこと)の極印が打たれています。
規定量目:一匁(もんめ)一分九厘(4.44グラム)
規定品位:金57.37%、銀42.63%
サイズ:約10.7×約16.4×約2.3(mm)
極美品 | |
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元禄一分判金 |
110,000円 |
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宝永一分判金は、宝永7年(1710年)に通用開始された一分判金で、乾字一分判金(けんじいちぶばんきん)とも呼ばれます。
長方形短冊形で、表面は上部に扇枠の桐紋、中央部に横書きで「分一」、下部に桐紋が配置され、裏面は「光次(花押)」の極印が打たれています。
裏面の右上に「乾」の年代印が打たれていることから乾字一分判(けんじいちぶばん)とも呼ばれます。
宝永一分判金になぜ「乾」の文字が使用されたかは諸説あるようですが、易経に根拠があるとする説が有力です。
通常であれば鋳造された時代を示す年代印が打たれるところに、年号名とは無関係の文字が使用されている一分判金は宝永一分判金だけです。
規定量目:六分二厘五毛(2.33グラム)
規定品位:金84.29%、銀15.71%
極美品 | |
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宝永一分判金 |
70,000円 |
正徳一分判金
正徳一分判金は、正徳4年(1714年)に通用開始された一分判金です。
長方形短冊形で、表面は上部に扇枠の桐紋、中央部に横書きで「分一」、下部に桐紋が配置され、裏面は「光次(花押)」の極印が打たれています。
一分判金は、通常裏面の右上に年代印が打たれていますが、正徳一分判金にはそれがありません。
一分判金のうち年代印が打たれていないものは、このほかにも享保一分判金があります。
正徳一分判金と享保一分判金とでは見分けがつきにくいのですが、正徳一分判金は花押の「光次」の「光」の末画と「次」の第四画が重なる「重光次」であるところに特徴があります。
規定量目:一匁一分九厘(4.44グラム)
規定品位:金84.29%)、銀15.71%
極美品 | |
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正徳一分判金 |
120万円 |
享保一分判金
享保一分判金は、正徳4年(1714年)から使用された一分判金です。
享保一分判金は短冊形の一分判金で、表面は上部に扇枠の桐紋、中央部に横書きで「分一」、下部に桐紋が配置され、裏面は「光次(花押)」と打たれています。
享保一分判金には、他の一分判金では裏面に見られる年代印がありません。
裏面右上には、年代印の代わりに「佐」の極印が打たれているものがあります。
これは佐渡金座で鋳造されたことを意味し、特に、享保佐渡一分判とか佐字一分判(さじいちぶばん)と呼ばれています。
規定量目:一匁一分九厘(4.44グラム)
規定品位:金86.79%、銀13.21%
極美品 | |
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享保一分判金 |
30,000円 |
文政一分判金
文政一分判金は文政2年(1819年)に鋳造開始し流通された一分判金です。
表面の桐紋や額面、裏面の「光次」の署名や花押は他の一分判金と同じですが、裏面の右上の時代印の「文」は、元文一分判金と区別をつけるために草書体で刻印されていることから、草分一分判とも呼ばれています。
文政一分判金は、江戸幕府が財政難の頃に改鋳されたため、前身の元文一分判金よりも金の含有率が小さくなっています。
規定量目:八分七厘五毛(3.27グラム)
規定品位:文政小判と同品の金56.41%、銀43.59%
サイズ:おおよそ11.4×17.1×1.6(mm)
極美品 | |
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文政一分判金 |
11,000円 |
元文一分判金
元文(げんぶん)一分判金は、元文元年(1736年)から鋳造が始まり使用開始された一分判金です。元文一分判金は短冊形の一分判金で、表面は上部に扇枠の桐紋、中央部に横書きで「分一」、下部に桐紋が配置され、裏面は「光次(花押)」と打たれています。
裏面の右上には楷書体の「文」の年代印が打たれていることから、文字(ぶんじ)一分判あるいは真文(しんぶん)一分判と呼ばれることもあります。
規定量目:八分七厘五毛(3.26g)
規定品位:金65.71%、銀34.29%
極美品 | |
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元文一分判金 |
11,000円 |
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本記事で説明してきた一分判金です。
規定量目:七分五厘(2.81グラム)
規定品位:金56.77%、銀43.23%
極美品 | |
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天保一分判金 |
15,000円 |
安政一分判金
トメ分
ハネ分
安政一分判金は、安政6年(1859年)から鋳造が始まり通用開始された一分判金です。
安政一分判金は長方形短冊形の一分判であり、表面は上部に扇枠の桐紋、中央部に横書きで「分一」、下部に桐紋が配置され、裏面は「光次(花押)」の極印が打たれています。
裏面の右上には「正」の年代印が打たれていることから正字一分判(せいじいちぶばん)とも呼ばれています。
安政一分判金には、表面中央の「分一」刻印の「分」の2画目がトメのものとハライのものがあり買取価格が異なります。
規定量目:六分(2.24グラム)
規定品位:金56.77%、銀43.23%
極美品 | |
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安政一分判金 トメ分 |
18,000円 |
安政一分判金 ハネ分 |
17,000円 |
万延一分判金
万延一分判金(まんえんいちぶばんきん)は、万延元年(1860年)から鋳造が始まり通用開始されました。
万延一分判金は短冊形で、表面は上部に扇枠の桐紋、中央部に横書きで「分一」、下部に桐紋が配置され、裏面は「光次(花押)」と打たれています。
他の一分金とは異なり年代印は打たれておらず、一分金の中では最も小く、最後に発行されたものです。
万延一分判金には書体が違うものがあり、「分」の二画目がハネになっている通称「ハネ分」と二画目がトメになっている「トメ分」があります。
「ハネ分」より「トメ分」の方が希少性が高く買取価格は高くなります。
規定量目:万延小判の1/4の二分二厘(0.82グラム)
規定品位:小判と同じ金56.77%、銀43.23%
極美品 | |
---|---|
万延一分判金 |
70,000円 |
また、裏表が上下逆の絵柄になっている逆打ちであれば、更に高額での買取となります。
その他種類の価値については二分金、一分金、二朱金などの買取価格一覧表をご覧ください。
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以上では、天保一分金の概要と買取価格、偽物の見分け方、その他の一分金について説明してきました。
古い家や倉庫を掃除したり、遺品を整理していると、古銭が出てくることがあります。
古銭には希少性や状態などによって思いもよらない価値があったりします。
本記事がみなさまのお役に立てたら幸いです。
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