重さ: 4.46g
品位: 金564/銀436
110,000円(税込)
重さ: 4.46g
品位: 金564/銀436
元禄一分判金の買取価格や、お手持ちのものが本物かどうか気になる方のために、本記事では元禄一分判金の買取価格や偽物の見分け方・価値が高まる条件を中心に解説します。
目次
元禄一分判金は、1695年(元禄8年)から1710年(宝永7年)の16年間に生産された金貨です。
元禄一分判金の直前の一分判金である慶長一分判金が90年以上も生産されていたのと比べると、元禄一分判金は非常に短い期間の生産でした。
元禄一分判金は生産期間が短く希少なため、古銭としての価値は非常に高くなっています。
元禄一分判金は希少性から古銭の中でも買取価格が高いですが、「元」の刻印が「長元」であるか「短元」であるかによって買取価格は異なってきます。
「長元」とは「元」の4画目の右はねが長いものをいいます。

元禄一分判金では「短元」の方が珍しいため、買取が高額となります。また、刻印が鮮明な美品も高額となります。
| 元禄一分判金(長元) |
極美品:110,000円 |
|---|
元禄一分判金のうち「元」の刻印の4画目の右はねが短いものを「短元」、長いものを「長元」といいます。
「短元」は「長元」よりも希少で、買取価格は長元より高くなります。

| 元禄一分判金(短元) |
|---|

元禄一分判金は「短元」で「綺麗な状態のもの」が最も高い価値が付けられるということですね。

その通りです。ただ元禄一分判金は価値が高い分、偽物の存在も多く確認されていますので、つづいては偽物の見分け方を紹介していきます。
元禄一分判金は、価値が非常に高い金貨であるため、偽物も数多く存在します。
特に精巧なものだと、専門家による鑑定が必要になりますが、ここでは簡易的な判別方法をご紹介します。
元禄一分判金をお持ちの方は参考にしてみてください。
貨幣には規定された固有の量目があります。
偽物の場合、見た目や大きさが同じでも品位が異なることで重さが変わることが良くあります。
元禄一分判金の規定量目は4.46gで、この量目からかけ離れていると偽物が疑われます。
元禄一分判金の素材は金と銀でできているため、本物の場合磁石に反応することはありません。
しかし安価な偽物の場合、鉄やニッケルが使われている事があり、磁石に反応する場合があります。
もし磁石に近づけて反応するようなら偽物の可能性が高いと言えるでしょう。
元禄一分判金は希少なため高額買取が期待できますが、そのうちでも、逆打・ずれ打ち・二重打ちといったエラー品はさらに高額となります。
逆打は、表と裏の刻印の方向が逆になっているものです。
写真にあるように、ひっくり返したときに表面の上下と、裏面の上下が異なるものをいいます。
逆打はほとんどの一分判金に見られますが、なぜそれが出来上がっているのかといった資料は残されておりません。

説としては、何千枚かに1枚を逆打にして発行数の管理などを行ったというものがあります。
ずれ打ちは刻印の位置が本来の位置からずれているもので、よく見ないとわからないものも多いです。
ずれ打ちにはいくつか種類があり、「刻印ずれ」は模様が中央からずれているもの、「傾打ずれ」は表と裏のそれぞれではずれはないのですが、表と裏のデザインの角度がずれているものです。

ズレ打ちの例
ズレが大きくてはっきりわかる方が高値となります。
二重打ちは、図柄や文字などが二重に打たれたエラー貨幣です。
二重打ちは図柄や文字の全てが二重になっていればわかりやすいのですが、多くは一部の小さな部分が二重になっているので、わかりにくいです。
ここまで、元禄一分判金の価値や真贋などについて触れてきましたが、そもそも元禄一分判金について、詳しくご存じでしょうか?
ここでは、元禄一分判金の重さやサイズ、流通した時代の背景などについて解説します。
元禄一分判金は、元禄8年(1695年)から宝永7年(1710年)に鋳造された一分判金です。
最初の一分判金である慶長一分判金を改鋳して作られた一分判金で、慶長一分判金と比べると規定量目(りょうめ、はかりで量った重さ)は同じで、規定品位は金の量が大幅に少なくなっています。
元禄一分判金は、長方形短冊形で、表面は上部に扇枠の桐紋、中央に横書きで「分一」、下部に桐紋が配置され、裏面は金座の当主、後藤庄三郎光次の「光次」という花押(かおう、サインのこと)の極印が打たれています。

慶長一分判金が流通していた時代は、佐渡金山などからの金の産出が少なくなり始め、加えて、生糸貿易などにより金銀が海外へ流出し、幕府は財政難に陥っていました。
そこで、幕府は慶長一分判金を回収して、より金含有量が少ない元禄一分判金を生産流通させることで利益を得ようと新たな一分判金を発行したのです。
その一分判金こそ、元禄一分判金というわけです。
元禄一分判金に限らず、家や倉庫を掃除したり、年長者の遺品を調べてみたりすると、古銭が出てくることがあります。
古銭には希少性や状態などによって思いもよらない価値があったりします。元禄一分判金は、一分判金のなかでも珍しい一分判金です。
アンティーリンクでは古銭の専門家がいますので、通常の買取店ではなかなか見ることができない、エラーや手変わりについても見ることができます。
もし、古銭についてお困りごとがあれば、お気軽にお問い合わせください。
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