重さ: 3.25g
品位: 金653/銀347
38,200円(税込)
重さ: 3.25g
品位: 金653/銀347
元文一分金は、買取価格は数10万円を超える高値になることもございます!
種類によっても価値は変わるので、この記事では元文一分判金の見分け方など詳しく解説します。
目次
元文一分金にはいくつかのバリエーションがあり、価値が異なります。
それぞれのバリエーションについて、詳しく解説していきましょう。

元文一分判金は「元文一分」ともよばれています。「一分判」が公的名称だったようです。元文一分判金が使われた期間は約80年間と長く、多くの量が流通しました。そのため、極印がこすれてはっきり見えなくなっているものも多く、極印の状態に応じて査定額が変わります。
元文一分判金をよく見ると、小さな刻印がいくつも見つかることがあります。これは両替商が本物であることを証明するために打った刻印です。長期間流通した元文一分判金は、両替商による刻印が入っているものが多いのですが、中には刻印がないものもあり、「無刻印」として区別しています。

無刻印の元文一分判金は刻印入りのものに比べて希少価値が高く、刻印入りのものよりも高くなります。
「逆打」とは、貨幣の表と裏で上下が逆さまになっているものです。
逆打は極印を入れるときのミスで生まれるため、希少性が高いです。

「裏写りエラー」とは、表または裏面に他方の面の極印が写りこんでしまうエラーです。
表裏の両面で裏写りエラーが起きているものを「両面裏写りエラー」とよんでいます。
両面裏写りエラーのある元文一分判金が流通するケースは、逆打よりもさらにレアと思われ、とても希少性が高くなります。
逆打や両面裏写りエラーは、製造するなかで生まれたエラーです。
江戸時代、小判や一分金は棒状の金を叩いて延ばし、一つひとつ形を整えてました。その後、さまざまな極印を一つひとつ付けましたが、裏と表で上下が逆になったり、型で極印を押す際に力加減が強すぎて裏に写ってしまったりといったことが起きたのでしょう。
こうしたエラーのお金は、普通ならチェックされた時点ではねられますが、チェックをすり抜けて市中に出てしまったと考えられます。
エラー貨幣に関しては、エラーの状態などによって価値が変わるため、もしお手持ちの一分金にエラーがある場合は無料ライン査定をご利用ください。
エラー硬貨を知らずに手放す前に一度確認を。
元文一分金の偽物を見分けるには、重さやデザイン、色などから総合的に判断します。
元文一分金の標準的な重さは3.25gとされています。ただし、江戸時代に一つひとつの金貨の重さを厳密に揃える技術はなかったため、実際には誤差が生まれます。
近年では、研究者が11枚の元文一分金の重さを量ったところ、その誤差はわずか0.03gしかなかったとのことなので、それ以上の誤差があるものは偽物を疑ったほうがよいかもしれません。
極印の状態を細かく見ると、本物と偽物では違う点があります。
本物の極印は、たとえば「光次」の文字なら文字の点や払いといった細かいところまで表現されていて、線の太さは一定ではありません。
一方、偽物は線の太さが一定で、本物と比べて細くなっています。また、偽物の極印は本物に比べて文字や模様がはっきりせず、つぶれているところがあります。

金メッキで作られたレプリカ品は、表面にてかりがあります。
また、金メッキの場合には、表面がけずれると内側の素材が見えてしまうので、すぐに本物かどうかの判別をつけることができます。

そもそも、元文一分金とはどんな貨幣なのか、使われていた時代や価値、サイズ・重さなどを見ていきましょう。
元文一分金は、江戸時代の1736年から1818年にかけて作られ、使われた長方形の金貨です。
表面には2つの桐の紋が上下に並び、上の桐紋は扇形の枠に囲まれており、桐紋の間には「一分」の文字が配されています。裏面には「光次」の文字と花押(サインのようなもの)が刻まれています。
「光次」は、江戸時代を通じて江戸幕府から貨幣づくりを命じられた後藤庄三郎家を示す印です。
ご当家の初代が庄三郎光次だったことから「光次」の文字が使われました。
また、裏面の右上に真書体(楷書体)で「文」の文字が刻まれていることから、「真文一分」ともよばれています。「文」は時代印とよばれるもので、元号である「元文」の「文」を表しています。
ところで、江戸時代には小判や、一分金、一分銀などの貨幣が使われていましたが、小判1枚は一両、一分金1枚は一分の価値があり、一分金4枚で一両とされました。
元文一分金を現在の貨幣価値に換算するのは物価や地域差もあり難しいのですが、おおよそ一両でおよそおそばを400杯食べることができたようです(おそば1杯400円換算)。

一分金4枚で一両ですから、一分金1枚でおよそ100杯のおそばが食べられるということを考えると、現在の4万円前後の価値ということになります。
元文一分金のサイズや重さ、品位(貨幣に含まれる金銀の割合)は以下のとおりです。
江戸時代の小判や一分金は、そのときどきの財政状況に応じて、貨幣の品位や重さを変えて新しい貨幣をつくる「改鋳(かいちゅう)」が行われました。江戸時代を通じて8回の改鋳が行われています。
元文元年(1736)に行われた改鋳では、元文一分金は重さ・品位ともにひとつ前の一分金よりも品質が落ちています。享保一分金の重さは4.40g、品位は金86.1%銀13.9%でした。
元文は8代将軍徳川吉宗の時代に使われた元号です。元文の改鋳が行われた背景には、世の中に出回る金貨・銀貨の不足がありました。そこで貨幣供給量を増やすために、重さ・品位ともに落とした貨幣を発行したのです。元文の改鋳では元文小判や元文一分金が発行されたほか、銀貨も改鋳が行われました。
幕府は新しい貨幣を流通させる際、人々に古い貨幣を両替商へ持って行かせ、新しい貨幣と交換させて古い貨幣を回収しました。その際、新しい貨幣に「増歩(ましぶ)」というプレミアムをつけて、新しい貨幣の使用を促しています。幕府は金貨の流通量を増やしつつ、古い金貨を回収して手元の金を増やし、幕府の財政を安定させようとしました。
金貨は1両・1分といった単位がついていて、本来は現在の貨幣と同様に素材によって価値が変わらないはず(このような貨幣を「計数貨幣」といいます)なのですが、江戸時代の金貨は、実質的には含まれている金の割合によって価値が変わる「秤量貨幣」とみなされていました。
元文の改鋳が行われた直後、価値の低い金貨が出回ったために米の価格は一時的に値上がりしましたが、その後は米価1石=1両で安定しました。
元文の改鋳以後、約80年間改鋳は行われませんでした。
お家から元文一分金が出てきて現金にしたいと思ったとき、どのような方法で換金すればよいのでしょうか。
換金方法としてよく利用されている方法をご紹介します。
いちばんお手軽な方法が「メルカリ」や「ヤフオク」への出品です。
メルカリはフリーマーケット方式なので、出品者が値段をつけて販売します。ヤフオクはオークション方式なので、出品者が開始価格を決め、いちばん高値を付けた落札希望者が購入します。
メルカリやヤフオクは会員登録をすれば誰でも商品を出品できますが、市場とかけ離れた価格設定をすると購入者がなかなか現れません。
また、画像や文章を自分で作成する必要があり、購入者が現れたあとの発送作業なども手間がかかります。さらに、商品が購入・落札されると手数料を支払わなければなりません。
ただし、古物商の免許を持たない人が元文一分金などの古銭を出品しても、購入者に信用してもらえない可能性が高いでしょう。
古物商の免許を持つ買取業者に買い取ってもらうと、メルカリやヤフオクと違い、買ってくれる人が現れるまで待つ必要がありません。
買取価格はその店で売られる価格よりも安くなりますが、確実に現金化できます。
注意点は、買取業者によって買取価格が異なることです。複数業者から見積りを取り、より高い業者に買い取ってもらうようにしましょう。
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