50銭銀貨の価値はどれくらい?全4種の価値をお教えします!

祖父の遺品から、銀色の50銭が出てきました。これは価値のあるものでしょうか?

これは50銭銀貨ですね!
銀貨の50銭は、明治〜昭和の戦前まで発行されていたものです。

銀貨ということは、価値あるものなんでしょうか?

はい。50銭銀貨には、銀以上の価値があります!
古銭鑑定士が、50銭銀貨について解説いたします。
2022年、日本唯一の古銭鑑定機関「貨幣商協同組合」に加盟
現在は古銭鑑定士として、テレビ等メディア出演多数
▶︎詳しいプロフィールはコチラ。
目次
全4種類!50銭銀貨の価値をご紹介
この記事では、明治〜昭和にかけて発行された50銭の額面を持つ銀貨をご紹介します。
50銭銀貨は全部で4種類あります。
買取価格も一緒に掲載しますので、一目で価値がわかります。
旭日竜50銭銀貨(明治3〜4年)


本日の買取価格
- 大竜【美品】:25,000円
- 並年:2,494円
・素材(品位):銀800/銅200
・重さ:12.50グラム
・直径:31.51mm(大型)/31mm(小型)
旭日竜50銭銀貨は、明治3〜4年に発行された50銭銀貨です。
小分類として、大型と小型という大きさが異なるものが存在します。小型は明治4年のみ存在します。とはいえその差はわずか0.5mmで、重さや品位に変更はありません。
発行枚数は大型のものが180万枚、小型のものが260万枚ほどです。わずか2年でその役目を終えました。
また竜図面の文字の大きさや、一部のデザインが異なる手替わりが存在します。大竜と呼ばれるもので、こちらは希少性があり価値が高いです。
詳細な買取金額は「旭日竜50銭銀貨 買取価格」をご覧ください。
▶︎旭日竜50銭銀貨については、個別に特集を組んでいます!
竜50銭銀貨(明治6〜38年)


本日の買取価格
- 明治9年【美品】:要問い合わせ
- 並年:2,494円
・素材(品位):銀800/銅200
・重さ:13.48グラム
・直径:30.90
旭日竜50銭銀貨にかわり、明治6〜38年にかけて発行されたのが竜50銭銀貨です。
竜50銭は約32年にわたって発行されており、発行枚数は年によって異なります。
そのため特年と呼ばれる、価値のある年号は多く存在します。
最も価値があるとされるのは明治13年のもので、市場では800万円以上の価値があるとされます。
しかし発行枚数が179枚しかないため、見かけることはほぼないといって良いでしょう。
また旭日竜のように、一部のデザインが異なる手替わりも存在します。
有名なものは、明治6年の長年・中年と呼ばれるものです。これは「年」の漢字に特徴のあるもので、通常のもの(正年)に比べて価値があります。
これ以外にも手替りがいくつか存在するため、コレクション向きの銀貨と言えます。
詳しい買取金額については「竜50銭銀貨 買取価格」をご覧ください。
▶︎竜50銭銀貨についてはこちらで詳しく紹介しています!
旭日50銭銀貨(明治39〜大正6年)


参考:旭日50銭銀貨 買取価格
・素材(品位):銀800/銅200
・重さ:10.13グラム
・直径:27.27mm
明治39年からは、竜から旭日章にデザインが変更された50銭銀貨が発行されました。
初年(明治39年)の発行枚数は1,200万枚、翌年の明治40年には2,400万枚と、初年度の2倍の発行枚数です。明治44年になると1,000万枚を切り、それ以降は発行年によってばらつきがあります。
このように旭日50銭は全体として発行枚数が多いため、それまでの竜50銭に比べて市場での価値は高くありません。
特年に当たる大正元年から3年のものでも、並品ですと市場で若干のプレミアがつく程度です。
また銀貨のデザインは竜から旭日変更されたものの、「五十銭」と額面の書いてある面については竜50銭銀貨と同じデザインです。
品位に変更はありませんが、直径が3mmほど小さくなっているため、竜50銭銀貨との違いは分かりやすくなっています。
▶︎旭日50銭(中丸50銭)銀貨について知りたい方は、こちらの記事が参考になります!
小型50銭銀貨(大正11〜昭和13年)


参考:小型50銭銀貨 価値
・素材(品位):銀720/銅280
・重さ:4.95グラム
・直径:23.50mm
大正期後半になると銀貨価格の高騰にあわせて、小型で品位も下げられた50銭銀貨が製造されました。
小型50銭銀貨と呼ばれるこちらの銀貨は、旭日50銭銀貨と比べてデザインも含めて一新されています。
発行枚数は初年度では7600万枚、最も多い大正12年では1億8,000万枚も製造されました。その他の年でも1,000万枚を超える発行枚数があり、価値は高くはありません。
ですが最後の発行年となる昭和13年は発行枚数は360万枚と、他の年号に比べ極端に少なくなっています。
そのため昭和13年のものは、市場では普通品でも価値が付きます。
ちなみに小型50銭に描かれている鳳凰の意匠は、戦後に発行された鳳凰100円銀貨にも見られます。
▶︎小型50銭(小丸50銭)銀貨は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
最も価値が高い50銭銀貨は明治4年?
50銭銀貨のなかで最も価値が高いのはどの年号、種類でしょうか?価値の高い順番で一覧にしてみました。
| 順位 | 種類 | 価値(美品) |
|---|---|---|
| 1位 |
竜50銭銀貨 明治9年 |
700,000円 |
| 2位 |
竜50銭銀貨 明治10年 |
350,000円 |
| 3位 |
旭日竜50銭銀貨 明治4年 大竜 |
25,000円 |
| 4位 |
竜50銭銀貨 明治6年 長年 |
20,000円 |
| 5位 |
小型50銭銀貨 昭和13年 |
8,000円 |
通常品だと、数百~数千円ほどの価値で取引されますが、上記のような珍しい年号(特年)だったり、珍しいデザイン(手替わり)の場合には、高い価値が付けられることになります。
50銭銀貨を比較してみました!
以上の4種類が、50銭銀貨になります。
ここでは50銭銀貨、4種類を並べてみました。
実際にどんな違いがあるのかを確かめてみましょう。
左から、旭日竜50銭銀貨、竜50銭銀貨、旭日50銭銀貨、小型50銭銀貨の順で並べています。

時代が下るにつれて、銀貨の大きさが小さくなっているのがわかります。
先に解説した通り、竜50銭銀貨と旭日50銭銀貨はデザインが同じです。
そして50銭という額面は、漢数字の縦書きになっています。
ただ旭日竜50銭銀貨は他と異なり、片面のみに額面が記載されています。
これではぱっとみただけでは、いくらの額面なのかわからないですね。

こうして並べてみると、旭日章よりも、竜の図案の方が精巧で高額な感じがしますね。
また4種類に共通して、額面や発行年が円周に沿って記されています。
文字も、トメやハライのある明朝系の書体が使われています。
ただ小型50銭銀貨の漢字は、他に比べて柔らかい印象になっています。
では現在使っている硬貨と比べてみると、どんな感じでしょうか。
まだまだ現役の500円玉(500円ニッケル黄銅貨)と比べてみました!

大きさは旭日50銭銀貨と500円玉が同じくらい、小型50銭は一回り小さいです。
それに比べて旭日竜50銭銀貨と竜50銭銀貨、大きいですね。
これだと大きすぎて、財布に入れて持ち歩くのはためらわれます。
50銭の額面を持つ貨幣は他にある?
50銭という額面を持つ貨幣は、小型50銭銀貨の後、昭和19年までは紙幣(富士桜50銭、靖国50銭)でした。
そして戦後になると50銭は硬貨に戻ります。しかし素材は銀ではなく黄銅になりました。
以下の2種類が、50銭の額面を持つ黄銅貨です。
●大型50銭黄銅貨(昭和21〜22年)


参考:大型50銭黄銅貨
●小型50銭黄銅貨(昭和23年)


参考:小型50銭黄銅貨
どちらの硬貨も発行枚数が多いため、価値は低いです。
ただ大型50銭黄銅貨には「光線入り」と呼ばれる、価値の高い手替わりが存在するそうです。
ところで黄銅になった50銭ですが、わずか3年で発行を終えます。
この後50銭は紙幣に戻りますが、昭和28年「小額通貨の整理及び支払金の端数計算に関する法律」(小額通貨整理法)によって発行停止となり、通用力を失いました。
50銭銀貨の買取実績
50銭銀貨を損せず売却するための3つの方法
「手元の50銭銀貨を売りたいけれど、どこに頼めばいいかわからない」
そのようにお悩みではないでしょうか?
50銭銀貨を売却する方法は主に3つありますが、それぞれにメリットとデメリットが存在します。価値のわからない古銭を安く手放してしまわないよう、それぞれの特徴を理解しておきましょう。
1. 古銭買取専門店に依頼する
50銭銀貨を売却する上で、最も確実で安心な方法は「古銭買取専門店」への依頼です。
先ほど解説した通り、50銭銀貨には「手替わり」や「特年」といった、一見しただけでは判別のつかない微細な違いで価値が数万円〜数十万円も変わる種類が存在します。
古銭に関する専門知識と最新の相場観を持つ鑑定士であれば、これらの価値を正確に見抜き、適正な価格を提示してくれます。
多くの専門店では、査定料やキャンセル料を無料に設定しているため、まずはプロの目利きに任せてみることをおすすめします。
2. ネットオークションやフリマアプリに出品する
ヤフオク!やメルカリなどの個人間取引は、自分で価格を設定できるため、専門店よりも高値で売れる可能性があります。
しかし、出品作業や梱包・発送の手間がかかるだけでなく、「偽物ではないか?」といったトラブルやクレームのリスクもつきまといます。
また、適正な相場を知らずに安く出品してしまい、結果的に損をしてしまうケースも少なくありません。古銭の知識に自信があり、手間を惜しまない方に向いている方法となります。
3. リサイクルショップに持ち込む
近所のリサイクルショップは、気軽に持ち込める点がメリットです。
しかし、古銭専門の鑑定士が在籍していない店舗が多く、希少価値(プレミア)ではなく、単なる「銀の重さ」や「古物」として一律で査定されてしまうリスクがあります。
本来なら数万円の価値がある「竜50銭銀貨」が、数百円で買い叩かれてしまう可能性もあるため、注意が必要です。
【注意】銀相場の変動で買取価格が変わる可能性があります
50銭銀貨の売却を検討する際に、必ず知っておいていただきたいのが「銀相場の変動」による価値への影響です。
銀価格の変動が査定額に直結する理由
50銭銀貨はその名の通り、素材の多くに「銀」が含まれています。(例:旭日竜50銭銀貨は銀80%)
そのため、プレミア価値がつかない50銭銀貨であっても、「銀そのものの価値(地金価値)」は無くなりません。
逆に言えば、銀の市場価格(銀相場)が上昇すれば、それに連動して50銭銀貨の買取価格も上昇し、銀相場が下落すれば買取価格も下がる傾向にあります。
売却のタイミングを見極めるには
特に、発行枚数が多くプレミアがつきにくい「小型50銭銀貨」などは、銀相場の影響をダイレクトに受けます。
「昔査定してもらった時は安かったけれど、銀価格が高騰している今なら高く売れる」というケースも珍しくありません。
もし、お手持ちの50銭銀貨を少しでも高く売りたいとお考えであれば、銀相場のニュースをチェックしつつ、相場が高騰しているタイミングで査定に出すのがおすすめです。
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まとめ価値のある50銭銀貨は古銭のプロに査定依頼を!
以上、50銭銀貨全4種類を見てきました。
50銭銀貨、特に旭日竜50銭銀貨や竜50銭銀貨は銀としての価値以上のプレミアが付きます。
そのため市場には偽物も多く出回っているのが現状です。
ですので50銭銀貨をお持ちなら、信頼できる専門家に鑑定してもらうのが一番良い方法です。
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