

大型 直径: 31.51mm 重さ: 12.5g
小型 直径: 31.00mm 重さ: 12.5g
品位: 銀800/銅200
旭日竜50銭銀貨は、明治3年から明治4年に発行された近代銀貨です。
表面には旭日、裏面には竜と額面が描かれており、明治初期の銀貨らしい重厚なデザインが特徴です。大型・小型の違いに加えて、明治4年前期・後期、大竜・小竜といった分類があり、種類や状態によって価値が変わります。
「家にある50銭銀貨がどの種類かわからない」「偽物ではないか不安」という方に向けて、この記事では旭日竜50銭銀貨の価値、種類の見分け方、真贋の確認ポイントをまとめて解説します。
この記事でわかること
- 古銭鑑定士
-
2012年、古銭買取専門店「アンティーリンク」を創業し、古銭の買取・販売を始める。
2022年、日本唯一の古銭鑑定機関「貨幣商協同組合」に加盟
現在は古銭鑑定士として、テレビ等メディア出演多数
▶︎詳しいプロフィール
- 2025年1月19日100円銀貨の価値100円銀貨
- 2025年10月17日オリンピック記念東京オリンピック記念1000円硬貨(1964年)
- 2021年8月18日アメリカ通貨アメリカ シルバーイーグル1ドル銀貨(United States American Silver Eagle 1 Dollar)
- 2021年8月30日地方自治法施行60周年記念地方自治法施行60周年 1000円銀貨
目次
旭日竜50銭銀貨の価値と買取価格
旭日竜50銭銀貨は、種類と状態によって評価が変わります。
なかでも小型の「大竜」は、通常品より高く評価されやすい手替わりです。手替わりとは、同じ貨幣の中で文字や図案の細部が異なるものを指します。
アンティーリンクでは、旭日竜50銭銀貨を以下の価格でお買取りしています。
| 種類 | 状態 | 買取価格 |
|---|---|---|
| 並年 | 美品 | 2,183円 |
| 並年 | 並品 | 1,620円 |
| 並年 | 劣品 | 1,209円 |
| 大竜 | 美品 | 25,000円 |
価格は銀相場や市場状況によって変動します。売却前には、最新の表示価格をご確認ください。
旭日竜50銭銀貨とはどんな銀貨?
旭日竜50銭銀貨は、明治初期に発行された50銭銀貨です。のちに発行された竜50銭銀貨、旭日50銭銀貨、小型50銭銀貨とは、デザインやサイズが異なります。
基本情報は以下のとおりです。
| 発行年 | 明治3年、明治4年 |
|---|---|
| 直径 | 大型:31.51mm / 小型:31.00mm |
| 重さ | 12.50g |
| 品位 | 銀800 / 銅200 |
旭日竜50銭銀貨の主な種類
旭日竜50銭銀貨は、大きく分けると以下の5種類に整理できます。

| 分類 | 種類 | 主な確認ポイント |
|---|---|---|
| 大型 | 明治3年 | 大型のみ |
| 大型 | 明治4年前期(ハネ本) | 「大日本」の「本」の字が跳ねる |
| 大型 | 明治4年後期(トメ本) | 「大日本」の「本」の字が止まる |
| 小型 | 明治4年 大竜 | 竜の内径が大きく、火炎付近のトゲが2本 |
| 小型 | 明治4年 小竜 | 竜の内径が小さく、火炎付近のトゲが3本 |
旭日竜50銭銀貨の種類の見分け方
旭日竜50銭銀貨を見分けるときは、いきなり細部を見るのではなく、順番に確認すると判断しやすくなります。
まず大型か小型かを確認し、次に明治4年の前期・後期、最後に小型の大竜・小竜を見ていく流れです。
大型・小型は直径と側面で見分ける
大型と小型は、その名前のとおり大きさが異なります。
- 大型:直径31.51mm
- 小型:直径31.00mm
差は約0.5mmのため、目視だけではわかりにくいことがあります。ノギスなど、細かく測れる道具がある場合は直径を測るのが確実です。

測定が難しい場合は、側面の形も参考になります。大型は角がやや角張っており、小型はなだらかな印象です。ただし、摩耗やキズで判断しづらいこともあるため、直径とあわせて確認しましょう。
明治4年前期・後期は「本」の字を見る
明治4年の大型には、前期と後期があります。
見分けるポイントは、「大日本」の「本」の字の2画目下部です。

前期は「本」の縦線が下で跳ねているため「ハネ本」と呼ばれます。後期は跳ねがなく止まっているため「トメ本」と呼ばれます。
前期のほうがやや評価されやすい場合がありますが、価格差は状態や市場状況によって変わります。
大竜・小竜は竜の大きさとトゲの数を見る
小型の旭日竜50銭銀貨には、大竜と小竜があります。
大竜と小竜は、竜の図案の大きさが異なります。目安として、竜を囲む円の内径は大竜が約21mm、小竜が約19mmです。

さらに、「明治四」付近の火炎模様から出ている竜のトゲも確認しましょう。
- 大竜:トゲが2本
- 小竜:トゲが3本

この部分は細かいため、ルーペやスマートフォンの拡大機能を使うと見やすくなります。
旭日竜50銭銀貨の偽物の見分け方
旭日竜50銭銀貨は価値がつく種類もあるため、市場には偽物が出回っています。
ご自宅で確認する場合は、重さ・デザイン・側面の3点を順番に見てください。
まず重さを量る
旭日竜50銭銀貨の本物の重さは12.50gです。
製造時の誤差や流通による摩耗を考えると、12.4gから12.5g前後がひとつの目安になります。重さが大きく外れる場合、特に1g以上違う場合は偽物の可能性を疑ってください。
ただし、重さだけで本物・偽物を断定することはできません。
重さが近い偽物もあるため、次のデザインや側面もあわせて確認することが大切です。
デザインの細部を見る
偽物は、本物に比べて図案の凹凸が浅く、細部がぼやけていることがあります。
特に以下の部分を確認してください。
- 植物の葉脈がはっきりしているか
- 周囲のギザギザである馬の歯が等間隔か
- 竜の顔やウロコが不鮮明になっていないか
- 竜の周囲の点がつぶれたり、くっついたりしていないか

本物はプレスがしっかりしているため、細かな線や点が比較的くっきり見えます。偽物は鋳造が甘く、全体的にぼんやりした印象になることがあります。
側面のギザギザを確認する
側面も重要な確認ポイントです。


本物の側面は、ギザギザがきれいにそろっています。一方で偽物は、溝を掘っただけのように見えたり、間隔が不規則だったりすることがあります。

ご自身で判断が難しい場合は、無理に磨いたり分解したりせず、そのままの状態で専門家に見てもらうのがおすすめです。
旭日竜50銭銀貨を高く売るための注意点
旭日竜50銭銀貨は、種類だけでなく保存状態も査定に影響します。
価値を落とさないために、次の点に注意してください。
- 汚れていても洗わない
- 研磨剤や布でこすらない
- 素手で何度も触らない
- 袋やケースに入れて、湿気の少ない場所で保管する
- 種類や真贋がわからない場合は、売る前に専門店へ相談する
古銭は、きれいに見せようとして磨くと細かなキズがつき、かえって評価が下がることがあります。黒ずみや汚れがあっても、まずはそのままの状態で査定に出してください。
旭日竜50銭銀貨に関するよくある質問
旭日竜50銭銀貨はいくらで売れますか?
旭日竜50銭銀貨の大型と小型はどう見分けますか?
旭日竜50銭銀貨の偽物は重さだけで判断できますか?
旭日竜50銭銀貨の買取実績
TEL:☎03-6709-1306(営業時間 11:00~18:00)
〒170-0013 東京都豊島区東池袋3丁目12−6 KYTビル 2階
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