旧硬貨は使えない?交換・入金方法から買取価格一覧表!日本・海外まとめて解説!

旧硬貨(昔のお金)は、銀行・ATMに入金できる?どこで交換・両替ができるのか?買取価格一覧表や、海外の旧硬貨が使えるのかどうかを解説します!

昔の硬貨がたくさんでてきましたが、これってまだ使えるんですか?

あまり見慣れない硬貨でも、実はコンビニで使えるものもあります。
ただ、店員さんがびっくりしちゃうかもしれませんね。。

そうですよね。じゃあ、銀行などで交換してもらえるんですか?

はい、交換可能なものもありますが、種類によっては売ったほうがお得になるかもしれません!
では、今回は「日本と海外の昔のお金」が使えるのか?から交換方法や買取価格までまとめてご紹介していきます♪

目次

旧硬貨とは?

硬貨とは、金属でできている小さな丸い形をしたお金の一種ですが、
「旧硬貨」とは、昔使われていたけれど、今はもう使われていないお金のことを言います。
これは、新しいお金が作られたり、お金のデザインが変わったりして、古いお金が使われなくなったからです。

たとえば、「ギザ10」
ギザ10は、1951~年から1958年に発行された旧10円硬貨の通称ですが、これは当時はみんな当たり前のように使っていましたが、現在では見かけることが少なくなりました。
現在、コンビニでも使用することができますが、状態やいつ発行されたものかによって高い価値が付けられています。
本日の買取価格
未使用品
昭和26〜33年

10,000円以上

「フデ5」はご存知でしょうか?
フデ5は、1949~1958年にかけて発行された旧5円硬貨の通称です。この硬貨に書かれた文字が筆で書かれているような書体のため、”フデ5″と呼ばれています。

こちらも現在、コンビニでも使用することができますが、状態やいつ発行されたものかによって高い価値が付けられています。
本日の買取価格
未使用品
昭和27年発行

500円以上

旧硬貨は使えない?

旧硬貨でも、使えるものと、使えないものがあります。
現在では発行はされていないけど、使うことができる旧硬貨は9種類あります。
財務省が公式に”使える”として発表しているものですが、ギザ10や500円玉以外は見た目が大きく異なるので、コンビニやスーパーの支払いで使うと、レジの店員さんがびっくりしたり、確認に時間がとられてしまう可能性も高いので、あまりおすすめはできません・・・。

現在でも使える旧硬貨
①5円黄銅貨(国会議事堂・穴無:昭和23年発行) 穴ナシ5円黄銅貨
②5円黄銅貨(稲穂等・楷書体:昭和24年発行) 5円黄銅貨(楷書体)
③10円青銅貨(平等院鳳凰堂・ギザあり:昭和26年発行) 10円青銅貨(ギザあり)
④50円ニッケル貨(菊・穴無:昭和30年発行) 50円ニッケル貨(菊・穴無:昭和30年発行)
⑤50円ニッケル貨(菊:昭和34年発行) 50円ニッケル貨(菊:昭和34年発行)
⑥100円銀貨(鳳凰:昭和32年発行) 100円銀貨(鳳凰:昭和32年発行)
⑦100円銀貨(稲穂:昭和34年発行) 100円銀貨(稲穂:昭和34年発行)
⑧500円白銅貨(桐:昭和57年発行) 500円白銅貨(桐:昭和57年発行)
⑨500円ニッケル黄銅貨(桐:平成12年発行) 500円ニッケル黄銅貨(桐:平成12年発行)

ただ、これらの旧硬貨もいつまでも使用できるとは限りません。
基本的には、一度流通したお金は、特別な事情がない限りは使えなくなってしまうなんてことになりません。
ちなみに、これまで法律の改正等により、使うことができるお金が整理されたのは、3回だけです。

  • 1927年:関東大震災のため整理
  • 1946年:第二次世界大戦のため整理
  • 1953年:1円未満のお金が使えなくなるよう整理

銀行・ATMに入金できる?

財務省が「使用可能」と発表している旧硬貨のなかで、銀行やATMでの入金に使用することはできるのでしょうか。確認しましたのでまとめます。

銀行やATMでの入金可能な旧硬貨
5円黄銅貨(国会議事堂・穴無:昭和23年発行)

銀行入金可能 / ATM使用不可

5円黄銅貨(稲穂等・楷書体:昭和24年発行)

銀行入金可能 / ATM使用不可
※昭和24年以降に発行された草書体の5円玉は使用できます。

10円青銅貨(平等院鳳凰堂・ギザあり:昭和26年発行)

銀行入金可能 / ATM使用可能

50円ニッケル貨(菊・穴無:昭和30年発行)

銀行入金可能 / ATM使用不可

50円ニッケル貨(菊:昭和34年発行)

銀行入金可能 / ATM使用不可

100円銀貨(鳳凰:昭和32年発行)

銀行入金可能 / ATM使用不可

100円銀貨(稲穂:昭和34年発行)

銀行入金可能 / ATM使用不可

500円白銅貨(桐:昭和57年発行)

銀行入金可能 / ATM使用可能
(※使用不可のATMもあります)

500円ニッケル黄銅貨(桐:平成12年発行)

銀行入金可能 / ATM使用可能

旧硬貨の交換・両替はどこでできる?

旧硬貨を新しい硬貨に交換したり、両替をするにはどこにいけばいいのでしょうか?

郵便局、日本銀行、銀行の3つをご紹介していきます。

郵便局で交換・両替はできる?

郵便局では、旧硬貨をその場で交換したり、両替することはできません。
しかし、ゆうちょ口座への入金は可能です。郵便局の窓口へ、「旧硬貨」と「ゆうちょの通帳」を持っていき、窓口にて「入金票」を記入すれば手続きは完了です。
50枚までは無料で入金することができますが、51枚以上になると550円の手数料がかかるのでご注意ください。

銀行で交換・両替する手数料

銀行で旧硬貨の交換を行う場合には、下記の通り、手数料がかかる場合もあります。

銀行で交換・両替する手数料
窓口での両替・交換 窓口での入金
ゆうちょ銀行

不可

50枚までは無料
51枚以上:550円~

三菱UFJ銀行

10枚までは無料
11枚以上:770円~

100枚までは無料
101枚以上:550円~

三井住友銀行

220円~

300枚までは無料
301枚以上:550円~

みずほ銀行

10枚までは無料
11枚以上:550円~

100枚までは無料
101枚以上:550円~

りそな銀行

550円~

100枚までは無料
101枚以上:660円~

日本銀行で交換・両替する

日本銀行であれば、旧硬貨の交換、つまり新しい硬貨への引き換えが無料でできます。
しかし、両替(別の種類の貨幣に変える)はできませんのでご注意ください。

旧硬貨が大量にある場合、1枚1枚の確認にとても時間がかかるので、
かならず銀行に行く前に、訪問する時間帯について電話で確認するようにしましょう。

銀行での交換がおすすめの旧硬貨

銀行では、旧硬貨の”額面通り”の交換・両替となります。なかには、額面以上の価値があるものもあるので、その場合にはメルカリやヤフオク、古銭買取業者へ売ったほうが高い値段に換金することができます。
まずは、古銭買取業者には高く売れず、銀行で交換・両替してもらったほうが良い旧硬貨を紹介します。

銀行で交換・両替すべき旧硬貨として、まずは「旧100円玉」を表にまとめてました。
これらは、プレミア価値がほとんどなく、古銭業者に買取ってもらっても、額面を超える値段がつきづらいです。
そのため、銀行で交換・両替してもとくに損をすることはない硬貨になります。

銀行で交換・両替すべき旧硬貨
日本万国博覧会100円白銅貨 日本万国博覧会100円白銅貨
札幌冬季オリンピック100円白銅貨 札幌冬季オリンピック100円白銅貨
沖縄海洋博覧会100円白銅貨 沖縄海洋博覧会100円白銅貨
御在位50年100円白銅貨 御在位50年100円白銅貨
新幹線鉄道開業50年100円クラッド貨 新幹線鉄道開業50年100円クラッド貨
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会記念100円クラッド貨 東京2020オリンピック100円クラッド貨
旧500円玉:500円白銅貨 旧500円玉:500円白銅貨
旧500円玉:500円ニッケル黄銅貨 旧500円玉:500円ニッケル黄銅貨
旧50円玉:菊穴ナシ50円ニッケル貨 菊穴ナシ50円ニッケル貨
旧5円玉:5円黄銅貨(ゴシック体・平成22〜25年以外) 旧5円玉:5円黄銅貨(ゴシック体・平成22〜25年以外)
旧5円玉:穴ナシ5円黄銅貨 旧5円玉:穴ナシ5円黄銅貨

旧硬貨の種類別の買取価格一覧(日本)

旧硬貨(昔のお金)の買取価格を種類ごとに紹介していきます。額面以上の価値があれば、銀行での交換よりもお得ということになります!

旧100円玉

100円銀貨(鳳凰・稲・五輪)は、“銀”でつくられているので、額面以上の価値があります。

100円銀貨(鳳凰・稲・五輪)
そのため、銀行での交換・両替よりも、高い価格で買取ってもらえます。
旧100円玉には、「鳳凰」「稲」「五輪」の3つのデザインのものがあります。1957年(昭和32年)にまずは「鳳凰」の100円銀貨が発行され、2年後の1959年(昭和34年)に「稲」のデザインに変更されました。そして、1964年(昭和39年)に東京オリンピックが開催され、「五輪」の100円銀貨が発行されました。
本日の買取価格
100円銀貨(鳳凰・稲・五輪)

※銀の取引相場に連動するので、最新の買取価格はこちら(https://antylink.jp/buyinglist/10512/)をご確認ください。

旧100円玉(100円記念硬貨各種)

100円記念硬貨にはさまざまな種類がありますが、どれも額面以上の価値はありません
古銭買取業者でも、こちらを買い取る場合には、額面を下回る値段となってしまいますので、銀行での交換・両替をおすすめしております。

  • 日本万国博覧会100円白銅貨
  • 札幌冬季オリンピック100円白銅貨
  • 沖縄海洋博覧会100円白銅貨
  • 御在位50年100円白銅貨
  • 新幹線鉄道開業50年100円クラッド貨
  • 東京2020オリンピック100円クラッド貨
  • 東京2020パラリンピック100円クラッド貨
本日の買取価格
旧100円玉(100円記念硬貨各種)

買取不可

※※処分にお困りの場合にはご相談ください。

1,000円玉(1,000円記念硬貨各種)

さまざまなイベントを記念した1,000円玉が発行されていますが、素材が”銀”の銀貨なので、どれも額面以上の価値があります。
そのため、これら1,000円銀貨は、銀行での交換・両替はおすすめしません。

銀行で交換・両替すべき旧硬貨
買取価格(美品)
東京オリンピック記念1000円銀貨 東京オリンピック記念1000円銀貨

1,589円

2002FIFAワールドカップ記念1,000円銀貨 2002FIFAワールドカップ記念1,000円銀貨

1,500円

奄美群島復帰50周年記念1,000円銀貨

1,500円

2005年日本国際博覧会記念1,000円銀貨(愛知万博)

1,500円

国際連合加盟50周年記念1,000円銀貨

1,500円

2007年ユニバーサル技能五輪国際大会記念1,000円銀貨

1,500円

第67回国際通貨基金世界銀行グループ年次総会記念1,000円銀貨

1,500円

新幹線鉄道開業50周年記念1,000円銀貨

10,000円

東日本大震災復興事業記念貨幣1,000円銀貨

2,000円~

2020年東京オリンピック競技大会記念貨幣

8,000円

2020年東京パラリンピック競技大会記念貨幣

4,500円

第8回アジア冬季競技大会記念貨幣

1,500円

地方自治法施行60周年記念1,000円銀貨(東京)

9,000円

地方自治法施行60周年記念1,000円銀貨(北海道、岩手)

5,000円

地方自治法施行60周年記念1,000円銀貨(高知)

3,000円

地方自治法施行60周年記念1,000円銀貨(その他)

2,200円

小笠原諸島復帰50周年記念1,000円銀貨

2,500円

明治150年記念1,000円銀貨幣

4,000円

ラグビーワールドカップ2019日本大会記念1,000円銀貨

3,000円

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会記念1,000円銀貨

1,500円

郵便制度150周年記念1,000円銀貨

6,000円

近代通貨制度150周年記念1,000円銀貨

5,000円

沖縄復帰50周年記念貨幣

6,000円

鉄道開業150周年記念貨幣

6,000円

※1,000円銀貨の種類について詳しく確認したい方はこちら(https://antylink.jp/report/19967/)をご確認ください。

旧500円玉

旧500円玉には2種類ありますが、どれも額面以上の価値はありません。銀行での交換・両替をおすすめしております。

本日の買取価格
500円白銅貨

買取不可

500円ニッケル黄銅貨

買取不可

※処分にお困りの場合にはご相談ください。

旧50円玉

旧50円玉にも2種類ありますが、発行年数によっては額面を超える価値つけられます。
そのため、発行年数によっては古銭業者に買取ってもらったほうがお得です。
「菊50円ニッケル貨」「菊穴ナシ50円ニッケル貨」の2種類です。

旧50円玉の買取価格
買取価格(美品)
菊50円ニッケル貨 昭和35年発行 菊50円ニッケル貨 昭和35年発行

250円

菊50円ニッケル貨 昭和36年発行 菊50円ニッケル貨 昭和36年発行

100円

その他の菊50円ニッケル貨

買取不可

菊穴ナシ50円ニッケル貨 菊穴ナシ50円ニッケル貨

買取不可

※買取不可の場合ですが、処分にお困りの場合にはご相談ください。

旧50円玉についてまとめると、
「菊50円ニッケル貨(昭和35年、36年以外)」と「菊穴ナシ50円ニッケル貨」は、銀行での交換がおすすめとなります。

旧5円玉(黄銅貨)

旧5円玉(黄銅貨)にも、いつ発行されたかによってプレミア価格が付けられます。
黄銅(=銅と亜鉛)が素材の旧5円玉は、現在使われているものも含めて3種類あります。
5円玉の種類

旧5円玉(3種)の買取価格
買取価格
5円黄銅貨(楷書体・昭和27年)

【未使用】500円~

5円黄銅貨(楷書体・昭和32年)

【美品】30円

5円黄銅貨(楷書体・その他)

額面通り

5円黄銅貨(ゴシック体・平成22〜25年)

300円~

5円黄銅貨(ゴシック体・その他)

買取不可

穴ナシ5円黄銅貨

重さでの買取(gあたり1円)

穴ナシの旧5円玉については銀行での交換が推奨となりますが、その他については発行年数によっては古銭業者に売却したほうがお得になります。

天皇陛下御在位記念10万円金貨

天皇の在位記念を祝して発行された10万円金貨は、もちろん“金”でつくられているので、額面以上の価値で取引されています。
本日の価格価格
買取価格
天皇陛下御在位記念10万円金貨

193,800円

※金の取引相場に連動するので、最新の買取価格はこちら(https://antylink.jp/buyinglist/13358/)をご確認ください。

旧金貨(1円・2円・5円・10円・20円)

旧金貨は、”金としての価値”と”希少価値”もあり、額面を大幅に越える高い価格で取引されています。
旧金貨
旧金貨(1円・2円・5円・10円・20円)の買取価格
買取価格
旧1円金貨

最高1,200万円

旧2円金貨

最高2,000万円

旧5円金貨

最高28万円

旧5円金貨(縮小版)

最高500万円

旧10円金貨

最高65万円

旧20円金貨

最高650万円

その他、金額の詳細については、こちら(https://antylink.jp/kind/modern-gold-coins/)もご確認ください。

新金貨(5円・10円・20円)

新金貨も、旧金貨と同様にプレミア価値が付けられるので、銀行での交換・両替はおすすめしません。
新金貨
旧金貨(1円・2円・5円・10円・20円)の買取価格
買取価格
新5円金貨

最高350万円

新10円金貨

最高400万円

新20円金貨

最高1,200万円

その他、金額の詳細については、こちら(https://antylink.jp/kind/modern-gold-coins/)もご確認ください。

ご成婚5万円金貨

1993年に皇太子殿下のご成婚を記念して発行されたこの金貨も額面を越える価格で取引されています。
ご成婚5万円金貨
ご成婚5万円金貨の買取価格
買取価格
ご成婚5万円金貨

172,500円

※金の取引相場に連動するので、最新の買取価格はこちら(https://antylink.jp/buyinglist/13366/)をご確認ください。

50銭銀貨

50銭銀貨は、4種類ありますが、どれも高い買取相場で取引されています。写真は、旭日竜50銭銀貨です。
50銭銀貨の買取価格
買取価格
旭日竜50銭銀貨(明治3〜4年)

最高25,000円

竜50銭銀貨(明治6〜38年)

550円

旭日50銭銀貨(明治39〜大正6年)

最高25,000円

小型50銭銀貨(大正11〜昭和13年)

257円

4種類の50銭銀貨について詳しく確認したい方は、こちらの記事(https://antylink.jp/report/21427/)をご確認ください。

近代銅貨

銅や白銅でつくられた昔のお金も買取しています。レアな発行年数は価格があがります。

近代銅貨の買取価格
買取価格
菊5銭白銅貨 菊5銭白銅貨

最高6,000円

稲5銭白銅貨 稲5銭白銅貨

最高15,000円

2銭銅貨 (竜2銭銅貨) 2銭銅貨 (竜2銭銅貨)

最高1,000円

竜1銭銅貨 竜1銭銅貨

gあたり1円の買取です

稲1銭青銅貨 稲1銭青銅貨

最高300円

半銭銅貨 半銭銅貨

最高1,000円

1厘銅貨 1厘銅貨

最高280,000円

その他近代銅貨については、買取価格一覧表(https://antylink.jp/kind/modern-bronze-coin/)をご参照ください。

穴銭(銭貨)

寛永通宝や天保通宝などの穴銭も、古銭収集家の間で高い人気があり、モノによっては数百万円もの価値があります。

穴銭(銭貨)の買取価格
買取価格
寛永通宝(寛永通寶) 寛永通宝(寛永通寶)

最高2,000,000円

天保通宝 天保通宝

最高400円

そのほかは、買取価格一覧表(https://antylink.jp/kind/cash/)をご参照ください。

絵銭

絵銭は、その名の通り、絵が刻まれていて、お金ではなく、儀式やお守りとして作られました。
こちらは、中国の絵銭ですが、状態によって数万~数十万円の価格で取引されています。

絵銭の買取価格
買取価格
花銭 八卦図 / 背生肖十二支図 花銭 八卦図 / 背生肖十二支図

【未使用品】100,000円

古金銀

有名なものでは、一分銀、一朱銀、二分金があります。これらも数万、数十万円もの価値がつくものがあります。

古金銀の買取価格
買取価格
安政一分銀(新一分) 安政一分銀(新一分)

最高1,600円

天保一分銀(古一分) 天保一分銀(古一分)

最高1,600円

安政二朱銀(貿易二朱) 安政二朱銀(貿易二朱)

最高90,000円

文政南鐐一朱銀 文政南鐐一朱銀

最高3,000円

慶長一分金 両本 慶長一分金 両本

最高500,000円

そのほかの古金銀についてはこちら(https://antylink.jp/kind/a-penny/)をご参照ください。

大判

江戸時代の日本で使われていた金貨の一種で、億を越える価値のあるものもあります。
大判は、主に大名や豪商など、非常に裕福な人々によって使用されていて、大きな取引や政治的な支払いに使われることが多かったです。

大判金の買取価格
買取価格
天正大判金 天正大判金

最高1億5,000万円

大判金にはさまざまな種類があり、それぞれに高い値段がつけられます。

詳しくはこちらの記事(https://antylink.jp/report/25638/)をご覧ください。

小判

小判も、大判に負けじと、数百万円を越えるほどの高い価値がある種類があります
小判は、中級の商人や侍など、より広い範囲の人々に使われていて、日常的な取引や贈り物に使われることが多かったです。

小判金の買取価格
買取価格
元禄小判金 元禄小判金

最高130万円

慶長小判金(江戸・京・駿河座) 慶長小判金(江戸・京・駿河座)

最高120万円

大判・小判の買取価格一覧はこちら(https://antylink.jp/kind/format/)をご確認ください。

銀判

銀判は、江戸時代に使われていた昔のお金の1つで、銀製の貨幣です。
これまで紹介してきた昔のお金とは違い、形が決まっておらず、当時はその”重さ”で価値が決められていました。

銀判の買取価格
買取価格
秋田九匁二分銀判 秋田九匁二分銀判

【美品】50,000円

秋田四匁六分銀判 秋田四匁六分銀判

【美品】20,000円

プルーフ硬貨

プルーフ硬貨とは、コレクションや鑑賞目的で、見た目がピカピカ綺麗になるように特殊な加工がされた貨幣になります。
こうしたプルーフ硬貨が、よく数枚の硬貨が1つのセットとなり「プルーフ貨幣セット」と呼ばれますが、よく似たコインセットに「ミントセット」というものもあります。
「ミントセット」は、プルーフ硬貨とは異なり、ピカピカとする特殊な加工がされていないものになります。

プルーフ硬貨の買取価格
買取価格
ミントセット

最高1,600円

東京タワー開業60周年プルーフ貨幣セット

【美品】4,000円

男はつらいよプルーフ貨幣セット

【美品】5,000円

仮面ライダー生誕50周年2021プルーフ貨幣セット

【美品】3,000円

ワンピース2022プルーフ貨幣セット

【美品】6,000円

エヴァンゲリオン2020プルーフ貨幣セット

【美品】4,000円

上記は、額面以上の価値が付けられている代表的な貨幣セットになります。
銀行での交換となると、額面通りにしかならないので注意してください。
その他のコインセットの買取価格一覧表を用意しております。
こちら(https://antylink.jp/kind/coin-set/)をご確認ください。

海外・中国貨幣

袁世凱(えんせいがい)や孫文(そんぶん)が描かれた中国銀貨などが有名ですが、さまざまな種類があり、買取相場としては高い水準で取引される硬貨になります。

こちらのページ(https://antylink.jp/kind/chinese-coin/)でいくつか紹介しているので、ご参考いただければと思います。

また、海外貨幣については本記事でも、このあと紹介していきます。
「海外の旧硬貨の種類別の買取価格一覧」の項にてご確認ください。

旧紙幣について

旧硬貨だけでなく、旧紙幣にも価値が高くつけられるものがあります。

昔のお金 100円札の価値

旧紙幣の買取価格
買取価格
板垣退助 100円札 板垣退助 100円札

最高3,000円

聖徳太子 100円札 聖徳太子 100円札

最高12,000円

藤原鎌足 100円札 藤原鎌足 100円札

最高1000万円以上

大黒様 100円札 大黒様 100円札

最高1000万円以上

明治通宝 100円札 明治通宝 100円札

最高1000万円以上

100円札の分類や詳細な買取価格についてはこちら(https://antylink.jp/report/19130/)で詳しく解説しております。

2024年に旧札は使えなくなる!?

2024年7月に10,000円札、5,000円札、1,000円札の3種類が新しいデザインのものになります。3種類の新しい紙幣ができるからといって、これまで使われていた紙幣が使えなくなるということはありませんのでご心配なく。

  • 10,000円札:渋沢栄一
  • 5,000円札:津田梅子
  • 1,000円札:北里柴三郎

海外の旧硬貨は使える?買取価格と一緒にご紹介!

ドルやバーツ、リンギット、ポンド、マルクなど、海外の旧硬貨は現在でも使えるのでしょうか?古銭業者の買取相場とともにご紹介していきます。

アメリカ

アメリカは、ドルとセントという通貨単位が使われており、1ドル=100セントです。
硬貨は、1セント(通称「ペニー」)、5セント(通称「ニッケル」)、10セント(通称「ダイム」)、25セント(通称「クォーター」)、50セント(通称「ハーフダラー」)、そして1ドル硬貨が基本になります。

アメリカで旧硬貨は使える?

アメリカの法律では、古い硬貨や紙幣も合法的な支払い手段として認められていますが、中には使えなくなった旧硬貨がありますのでご紹介します。

アメリカで使用不可の旧硬貨・買取価格
買取価格
ハーフセント(Half cent) ハーフセント(Half cent)

300万~

1793年から1857年にかけて発行され、100%銅で作られていました。
ラージセント(Large cent) ラージセント(Large cent)

1,000万~

1793年から1857年にかけて発行され、こちらも100%銅で作られていました。
ツーセントピース(Two-cent piece) ツーセントピース(Two-cent piece)

20,000円~

1864年から1873年にかけて発行され、95%銅と5%錫および亜鉛で作られていました。
スリーセントニッケル(Three-cent nickel) スリーセントニッケル(Three-cent nickel)

12,000円~

1865年から1889年にかけて発行され、75%銅と25%ニッケルで作られていました。
トライム(Trime) トライム(Trime)

8,000円~

1851年から1873年にかけて発行され、90%銀と10%銅で作られていました。
ハーフダイム(Half dime) ハーフダイム(Half dime)

900万円~

1792年から1873年にかけて発行され、90%銀と10%銅で作られていました。
トゥエンティセントピース(Twenty-cent piece) トゥエンティセントピース(Twenty-cent piece)

10,000円~

1875年から1878年にかけて発行され、90%銀と10%銅で作られていました。

タイ

タイは、バーツとサタンという通貨単位が使われており、1バーツ=100サタンです。

タイで旧硬貨は使える?

タイも、アメリカ同様、古いお金を額面通りの価値で使うことができます。ただ、じっさいの状況としては、その旧硬貨を受け取る相手の判断しだいではあるので、一番確実なのはタイの中央銀行で引き換えてもらうことです。

マレーシア

マレーシアは、リンギットとセンという通貨単位が使われており、1リンギット=100センです。
硬貨には、1セン、5セン、10セン、20セン、50セン等の額面があります。

マレーシアで旧硬貨は使える?

マレーシアでも一部使用ができなくなった旧硬貨があるので紹介します。

マレーシアで使用不可の旧硬貨・買取価格
買取価格
1セン硬貨 マレーシア 1セン硬貨

“gあたり2円”での買取

銅や青銅が原料になります。2008年にマレーシア政府は、製造コスト削減のために、使用が停止されました。
1リンギット硬貨 マレーシア 1リンギット硬貨

“gあたり2円”での買取

額面が1リンギットの紙幣もあり、この硬貨よりも紙幣が多く使われたため、2005年12月7日に使用が停止されました。

マレーシアの旧硬貨に限らずですが、とくにプレミア価値がつかないコインについては”gあたり2円”で買取らせていただいております。

イギリス

イギリスは、ポンドとペンスという通貨単位が使われており、1ポンド=100ペンスです。
硬貨には、1ペンス、2ペンス、5ペンス、10ペンス、20ペンス、50ペンス、1ポンド、2ポンドの額面があります。1970年まではシリングという単位の貨幣も使われていましたが、現在では使われていません。

イギリスで旧硬貨は使える?

イギリスでは、通貨のデザインが変更されたときに、古いデザインの硬貨や紙幣は徐々に使用が停止されることがあります。古い硬貨や紙幣は、一定の期間を過ぎると、公式には使えなくなることがあります。

イギリスで使用不可の旧硬貨・買取価格
買取価格
ハーフペニー(Half Penny) ハーフペニー(Half Penny)

1,000円~

1971年に導入され、1984年に法定通貨としての地位を失いました。この硬貨は、表面にエリザベス2世の肖像、裏面にセントエドワードの王冠が描かれていました。
5ペンス(Five Pence) 5ペンス(Five Pence)

“gあたり2円”での買取

1968年に導入され、1990年に廃止されました。表面にエリザベス2世の肖像、裏面に冠を被ったアザミが描かれていました。
10ペンス(Ten Pence) 10ペンス(Ten Pence)

“gあたり2円”での買取

1992年まで使用されていました。表面にエリザベス2世の肖像、裏面に冠を被ったライオンが描かれていました。
50ペンス(Fifty Pence) 50ペンス(Fifty Pence)

“gあたり2円”での買取

1969年に導入され、1997年に廃止されました。表面にエリザベス2世の肖像、裏面にブリタニアとライオンが描かれていました。
1ポンド(One Pound) 1ポンド(One Pound)

“gあたり2円”での買取

1983年に導入され、2017年10月15日に法定通貨としての地位を失いました。表面にエリザベス2世の肖像、裏面に様々なデザインが描かれていました。
2ポンド(Two Pounds) 2ポンド(Two Pounds)

“gあたり2円”での買取

1986年に導入され、1998年に廃止されました。

フランス

フランスは、かつてフランとサンチームという通貨単位が使われており、1フラン=100サンチームです。
サンチーム硬貨には、1、2、5、10、20、50の額面があり、
フラン硬貨には、1、2、5、10、20、50、100の額面のコインがありました。

フランスで旧硬貨は使える?

2002年にユーロに完全に置き換えられたため、フラン硬貨も、サンチーム硬貨も使用することはできなくなりました。また、2005年2月17日でユーロへの交換も終了しています。

フランスで使用不可の旧硬貨・買取価格
買取価格
1フラン硬貨 1フラン銀貨

1,000円~

1サンチーム硬貨 1サンチーム硬貨

“gあたり2円”での買取

シンガポール

シンガポールは、ドルとセントという通貨単位が使われており、1ドル=100セントです。
硬貨には1セント、5セント、10セント、20セント、50セント、そして1ドルの額面があります。

シンガポールで旧硬貨は使える?

シンガポールでも使用されなくなった硬貨がいくつかありますので紹介します。

シンガポールで使用不可の旧硬貨・買取価格
買取価格
1セント硬貨(銅貨) 1セント硬貨(銅貨)

“gあたり2円”での買取

シンガポールの1セント硬貨は、その小さな価値と使用頻度の低下により、2002年に製造が中止されました。後に流通からも徐々に姿を消しました。

※なお、シンガポール金融管理局(MAS)または指定された銀行で、現行貨幣に交換することが可能です。

ニュージーランド

ニュージーランドも、ドルとセントという通貨単位が使われており、1ドル=100セントです。
硬貨には10セント、20セント、50セント、1ドル、2ドルの額面があります。

ニュージーランドで旧硬貨は使える?

ニュージーランドで使用できなくなった旧硬貨をご紹介します。
旧大型硬貨:2006年以前、ニュージーランドはより大きなサイズの10セント、20セント、50セントの硬貨を使用していました。これらは2006年により小さくて軽い新硬貨に置き換えられ、旧硬貨は徐々に流通から外れました。

ニュージーランドで使用不可の旧硬貨・買取価格
買取価格
1,2,5セント硬貨 1セント硬貨

“gあたり2円”での買取

1セントと2セント硬貨は1990年に、5セント硬貨は2006年に廃止されました。いずれの硬貨はインフレーションの影響で価値が低くなり、経済的に非効率的と判断されたためです。
※現地での交換についても、一般的に交換はできないようです。

フィリピン

フィリピンでは、ピソ(PISO)とセンチモ(SENTIMO)という通貨単位が使われており、1ピソ=100センチモです。
硬貨には1、5、10、25センチモ、1ピソ、5ピソ、10ピソの額面があります。

フィリピンで旧硬貨は使える?

フィリピンでは、現在では使われない旧硬貨を紹介します。
1966年までは、ペソ(PESO)とセンタボ(CENTAVO) という通貨単位でした。

フィリピンで使用不可の旧硬貨・買取価格
買取価格
旧センタボ硬貨 旧センタボ硬貨

“gあたり2円”での買取

旧ペソ銀貨 旧ペソ銀貨

2,000円~

オランダ

オランダは、現在ではユーロが使われていますが、2002年まではギルダーとセントが通貨単位として使われていました。1ギルダー=100セントでした。
硬貨には1ギルダー、2.5ギルダー(通称「リクスダーラー」)、5ギルダー、1セント、5セント、10セント、25セントなどの額面がありました。

オランダで旧硬貨は使える?

オランダで現在では使われない旧硬貨を紹介します。
ギルダー等の旧硬貨はオランダ銀行でユーロに交換することが可能でしたが、その期間は既に終了していて、現在では、これらの旧硬貨を使用することはできません。

オランダで使用不可の旧硬貨・買取価格
買取価格
1ギルダー銀貨 1ギルダー銀貨

100円~

台湾

台湾では、「新台湾ドル」が通貨単位として使われていますが、通常「元(げん)」という単位で示されます。ただし、実際の紙幣や硬貨に「元」ではなく「圓」の文字が使用されています。
また、少額の通貨単位として「角(ジャオ)」と「分(フェン)」もありますが、実際の日常生活では使用されることはなくなりました。これはインフレの影響で、価値がとても小さくなってしまったためです。
台湾硬貨の額面には、1元、5元、10元、20元、50元があります。

台湾で旧硬貨は使える?

台湾で現在では使われなくなった旧硬貨を紹介します。

台湾で使用不可の旧硬貨・買取価格
買取価格
1角硬貨 1角硬貨

“gあたり2円”での買取

ドイツ

ドイツは現在ではユーロですが、以前はドイツマルク、ペニッヒという通貨単位で、1ドイツマルクは100ペニッヒでした。

ドイツで旧硬貨は使える?

ドイツではやはりユーロ導入前の硬貨については使用できなくなっています。
ペニッヒ硬貨はすでに交換もできないようですが、マルク硬貨についてはドイツ連邦銀行(Deutsche Bundesbank)にて無期限でユーロに交換することを受け付けているようです。

ドイツで使用不可の旧硬貨・買取価格
買取価格
ペニッヒ硬貨 1ペニッヒ硬貨

“gあたり2円”での買取

ドイツマルク硬貨 ドイツマルク硬貨

“gあたり2円”での買取

旧硬貨を換金する方法

日本、海外の旧硬貨(昔のお金)を換金するには、銀行や両替所もありますし、ヤフオクやメルカリで販売するという方法、古銭業者に買取ってもらう方法などがあります。(そもそも銀行では交換ができない旧硬貨も数多くありますが)

「素材としての価値」「プレミア価値」がどれだけあるかによって、その旧硬貨を銀行に持って行ったほうがいいのか、販売・買取に出したほうがいいのかをお伝えしてきました。

お手元の旧硬貨がどれだけの価値があるものなのか、分からない方も多いかと思います。
(株)アンティーリンクでは、LINEやメールで写真を送っていただくだけで、無料で鑑定、金額査定を行っておりますので、お気軽にご連絡ください。