江戸時代の小判の価値は?高額買取価格ランキングを大発表!
こちらの小判は900,000円で買取させていただきました。<買取実績:2023/11/30>
小判ってやっぱり高いんですね!
そうですね。ただ小判の種類によって価値は異なるので今回はさまざまな小判の買取価格ランキング形式でご紹介していきます!
小判が生まれた背景や当時の価値などの解説も記事後半で取り上げているのでぜひ最後までお読みください。
目次
小判の価値とは?単なる地金にとどまらない3つの理由
主に江戸時代に活躍した小判にはさまざまな魅力から価値が決まります。
ここでは、その魅力を次の3つの視点から解説していきます。
- 金地金としての価値
- 歴史的資料としての価値
- 収集品としての価値
小判が現代でも人気のコレクションである理由が分かっていただけることでしょう。
1.金地金としての価値:実物資産として普遍的な人気
まず、小判には純粋に金地金としての価値があります。しかも、金の品位(純度)が割と高い点も見逃せません。
そんなわけで、小判は実物資産としても高い人気を誇ります。それでは、金地金としての魅力をもう少し詳しく見ていきましょう。
小判の金品位はどれくらい?
江戸時代にはさまざまな種類の小判が発行されており、金品位もさまざまです。そこで、一例として江戸時代に初めて発行された慶長小判を紹介します。こちらの金品位は約85%であり、なかなかの高純度だといえそうです。ただし、幕末期の小判には、品位が60%を切るものもあります。
小判の貴金属としての価値は?
金価格は、過去最高値を更新し続けていますので、小判の価値も金価格の上昇に伴って高まっています。こちらの線グラフの通り、金価格はgあたり1万円を超え、これは1986年からおよそ6倍もの価値になっているのです。
慶長小判の規定量目は17.76gとされていますから、その約85パーセントは約15gほどになる計算です。
つまり、この小判には少なくとも純金15gの価値があるといえます。仮に金1gのレートが1万2,000円だとすれば、小判1枚で18万円になる計算です。
さらに、小判は”銀”も含まれていますので、ここに銀地金の価値も加わります。
2.歴史的資料としての価値:江戸の技術を現在に伝える
小判には金地金としての価値だけでなく、歴史的資料としての価値もあります。特に日本の貨幣史を語る上では欠かせない存在です。
また、現存する貨幣や文献から鋳造・流通されていた当時の技術や文化を垣間見ることもできます。
他国に類を見ない独特の形状
小判形という言葉だけで相手に形状のイメージを伝えるのも容易です。
小判形はどうして生まれた?
小判は、大判よりもずっと小さなサイズで設計されました。では、大判も小判もなぜあの形になったのでしょうか。これは、諸説ありますがかつての「蛭藻金(ひるもきん)」や「譲葉金(ゆずりはきん)」にルーツがあるとされます。
3.収集品としての価値:美しさや希少性が高価値を生む
小判には収集品(コレクション)としての価値もあります。世界にはあまり類を見ない形状やデザインが国内のみならず、海外のコレクターにも大人気なのだそうです。
また、モノによっては希少性が非常に高く意外なほど高価値
のものもあるのだとか。
国内外を問わず人気の収集品
貨幣といえば円形が当たり前なのに小判は縦長の楕円形。さらに茣蓙目(ござめ)や極印、墨書といった、日本ならではの意匠がとても珍しいと大好評です。
世界にはさまざまなオークションが開催されていますが、その出品物の1つに日本の小判があります。
綺麗な状態で本物の小判であれば直近の落札相場は下記の通りです。海外といえど、日本とほとんど同様の相場で取引されています。
- 少なくとも 2,000 ドル(30万円)以上で落札される傾向が強い。
- 天保小判は、800~1,200ドル(12~18万円)で落札されている。
- 文政小判が、1,200 ドル(18万円)で落札。
- 万延小判が、950ドル(9.75万円)で落札された。
※1ドル=150円換算
驚きの値をつけるレアな小判も
小判には貴金属や学術的資料としての価値に加えて、芸術的な価値があることはこれまでに述べたとおりです。ここに加えて、さらに希少性が加わることで思いもよらぬ高価値な小判が生まれます。
お手元の小判の真の価値がどのくらいあるのか知りたい方は、今すぐアンティーリンクまで査定をご依頼ください。
小判になぜ高い価値があるのかがよく分かりました!では、どの小判が一番価値あるの??
価値ある小判の買取価格ランキング・ベスト12
買取価格の高い小判ベスト12をご紹介します。その買取価格に思わずビックリしてしまうかもしれません。
第12位:万延小判(7.5万円)
“雛小判”とも呼ばれる小さな小判がまずはランクイン!
日本で最後の小判です。
極美品(鑑定書付) | |
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万延小判(雛小判) |
75,000円 |
第11位:天保小判(14.5万円)
続いてのランクインしたのは天保小判。別名「保字小判」。裏面に「保」の字が刻印されています。
しかし、品位の増加はわずかにとどまりました。むしろ、量目が減らされたので純粋な金としての価値は実質下がったことになります。
極美品(鑑定書付) | |
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天保小判 |
145,000円 |
第10位 文政小判:14.5万円
第10位には文政小判がランクイン。草書体で書かれた「文」の字が刻まれているのが特徴。
この際、量目は同じながら金品位は約10%も下げられてしまったため、結果的には物価の高騰とさらなる財政難を引き起こしたとされます。
極美品(鑑定書付) | |
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文政小判 |
140,000円 |
第9位 元文小判:15万円
続いては元文小判がランクイン。真書体で刻まれた「文」の字が特徴です。
大岡には、思い切って品位を下げることで貨幣の流通量を増やそうという目論見がありました。
この策は功を奏し、この後80年にわたり流通を続けます。
極美品(鑑定書付) | |
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元文小判 |
150,000円 |
第8位 享保小判:38万円
しかし、元禄小判や宝永小判の吹替えメインで行われたため、小判の流通量自体は減ってしまう結果になってしまいました。
余談ですが、正徳・享保の両小判はパッと見がそっくりで見分けが困難です。詳しい見分け方を知りたい方は、こちらの動画もぜひご視聴ください。
極美品 | |
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享保小判 |
380,000円 |
第7位 安政小判:45万円
第7位には安政小判がランクインです。裏面に「正」の字が刻まれています。
安政小判は、幕末期の1859年(安政6年)に鋳造が始まった小判です。ペリー来航が1853年のことですから、この当時日本はすでに開国しています。安政小判が鋳造にいたったのも開国と無縁ではなく、金の海外流失を押さえるべく品位はそのままに量目を下げたものを発行するに至りました。
極美品(鑑定書付) | |
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安政小判 |
450,000円 |
第6位 万延小判(献上大吉):50万円
第6位には万延小判がランクイン。第12位にもランクインしていましたが、これは「“献上大吉”の万延小判」です。
極美品 | |
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万延小判(献上大吉) |
500,000円 |
第5位 宝永小判:70万円
第5位には宝永小判。「乾」の字が刻まれています。
品位は上げられたものの量目が下げられた(小型化された)ため、実質の金含有量はさらに目減りする結果に。
幕府の苦しい台所事情がうかがえます。
極美品 | |
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宝永小判 |
700,000円 |
第4位 慶長小判(前期):120万円
第4位には慶長小判(けいちょうこばん)です!
気になる買取価格はここから3桁超えの120万円。1枚の買取でこの価格なのですから、やはり驚きですよね。
というのも、慶長小判は江戸時代に初めて鋳造された小判だからです。1601年(慶長6年)にはじまったとされる鋳造は、その後およそ95年の長きにわたって続きます。
表面の茣蓙目が美しいことでも人気を博す小判です。
徳川家康が命じて作らせた、江戸時代最初の小判です。金の品位が85%前後と当時としては高く、95年の長きにわたって鋳造されたいわゆる「ロングセラー作品」といえる存在でした。
「細目打ち」というキメ細やかな文様が、コレクターたちの間でも人気です。
※細目打ちというのは、小判表面に横に細かな傷のような模様が付けられるものです。慶長小判のなかでも、この傷の間隔が狭いものが「前期」、広いものが「後期」です。
極美品 | |
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慶長小判(前期) |
1,200,000円 |
第3位 元禄小判:130万円
買取価格トップ3を飾るのは、元禄小判(げんろくこばん)です。
買取価格は実に130万円!正徳小判には及びませんが、それでも3桁万円は立派な数字ではないでしょうか。
さらに「短元」「偶然大吉」のようなレア物であれば、さらなる査定額の上積みも期待できます。
加えて、江戸時代の小判の中では慶長小判に次いで古いものだという点も買取価格が高い理由となっています。
慶長小判の後を継いだのが、元禄小判です。先代の慶長小判と見た目や大きさはそっくりですが品位は一気に30%近く下がってしまいました。
これは、幕府直轄の金山の産出量が減ってきていたことによるものです。半分弱が銀になってしまったわけで、評判はすこぶる悪かったのだとか。
元禄小判についてさらに詳しく知りたい方は、元禄小判の価値・買取価格の詳細をまとめた記事も参考にしてみてください。
極美品 | |
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元禄小判 |
1,300,000円 |
第2位 正徳小判:180万円
第2位は、正徳小判(しょうとくこばん)です。その買取価格は、衝撃の180万円!驚きですよね。
そのためわずか数か月の期間しか鋳造されなかった悲しい歴史を持ちます。
正徳小判は、元禄・宝永の両小判が不評だったことを受けて生まれました。その特徴は、品位・量目ともに初代の慶長小判と同レベルのものを再現しようとした点です。
ところが、慶長小判にはやや劣っていたため、わずか4か月の短い命に終わりました。
正徳小判の詳細が気になる方は、正徳小判の価値・買取価格の詳細をまとめた記事も参考にしてみてください。
極美品 | |
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正徳小判 |
1,800,000円 |
第1位 慶長小判(偶然大吉):200万円
栄えある第1位は慶長小判の”偶然大吉”です。さきほど、”献上大吉”は幕府への贈呈用とした特別作られた小判と紹介しましたが、そうではなく“偶然”、刻印の組み合わせが「大・吉」になる小判もありました。それが「偶然大吉」です。
極美品 | |
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慶長小判(偶然大吉) |
2,000,000円 |
以上、小判の買取価格ランキングベスト12でした!みなさんお持ちの小判はランクインされていましたか?
番外編:駿河墨書小判、武蔵墨書小判(1,000万円)※極美品の場合
ここでは、ランキングの番外編として2種類の小判を紹介します。いずれも極美品であれば、査定額1,000万円を狙える「超大物」です。
では、なぜ番外編なのかというと、あまりにも現存品が少なく、文字通り「幻の一品」だからです。
駿河墨書小判(するがすみがきこばん)
小判といえば江戸時代というイメージがありますが、実は江戸時代以前のものもわずかですが存在します。
表面に「駿河/京目壱両/(花押)」の墨書があるのが特徴。後に作られた慶長小判につながる存在だとされます。
1595年(文禄4年)に鋳造されたと伝わる小判で、大判と似た楕円形の見た目が特徴です。表面の中央には「駿河京目壱両」と墨書され、花押も合わせて描かれています。
詳細を伝える資料に乏しく詳しいことはあまり分かっていません。
武蔵墨書小判(むさしすみがきこばん)
徳川家康が関八州に領地替えをされた後に後藤庄三郎光次に作らせたとする小判です。
この墨書小判は大判の縮小版といった雰囲気があります。こちらも駿河墨書小判と同様、慶長小判の原型ともいえる存在です。
駿河墨書小判と同様に、1595年(文禄4年)に鋳造されたと伝わる小判です。こちらには表面中央に「武蔵壱両光次」という墨書が見られます。この「光次」というのは、江戸幕府初期に金座および銀座を任された後藤光次のことです。
いずれの墨書小判も、慶長小判以降は「墨書」の部分は受け継がれませんでした。
これは、小判の量産体制に入る際にネックとなりますし、また長年の使用で文字が薄れてしまう恐れが多分にあったからだと推察されます。
番外編②:佐渡小判、天保五両判金
佐渡(さど)小判
佐渡小判は享保小判の変種で、江戸ではなく佐渡で鋳造されたものです。こちらの小判には佐渡を表す「佐」が極印に打たれています。現存数が極めて少なく、もし所有していたら思わぬ高値を生むかもしれません。
天保五両判金
※天保五両判金の買取価格
小判・大判の買取価格一覧表もあわせてご確認ください。
小判の買取実績(2022年~)
弊社アンティーリンクにご依頼いただいた小判の買取実績の一部をご紹介していきます。
名称 | 買取価格 | 買取日 |
---|---|---|
天保小判金 |
120,000円 |
2023/07/19 |
文政小判金 火中品 |
90,000円 |
2023/07/22 |
万延小判金 |
60,000円 |
2023/07/26 |
文政小判 |
140,000円 |
2023/08/28 |
享保小判金/文政小判金 計4枚 |
1,280,000円 |
2023/09/06 |
天保小判(鑑定書付) |
145,000円 |
2023/10/04 |
元文小判金 |
200,000円 |
2023/10/04 |
元文小判 |
225,000円 |
2023/10/08 |
慶長小判金 後期 |
900,000円 |
2023/11/30 |
享保小判金 |
500,000円 |
2023/11/30 |
元文小判金 |
200,000円 |
2023/12/07 |
天保小判金 |
750,000円 |
2023/12/07 |
文政小判金 |
700,000円 |
2023/12/07 |
万延小判 |
500,000円 |
2023/12/07 |
同じ種類の小判でも買取価格に大きな差があるのはなんでですか?
小判がどれだけ綺麗に保存されているか、また座人印(裏面の刻印)の組み合わせによって価値は大きく変わります。
小判1枚の当時の価値は?さまざまな物でたとえてやさしく解説!
主に江戸時代に流通した小判ですが、現在のお金に換算するといったいどのくらいになるのでしょうか。
もちろん、ひとくちに江戸時代といっても初期と後期では物価もさまざま。あくまでも、数ある例のひとつとして捉えていただければ幸いです。
小判1枚を現代のお金に換算すると?
小判1枚にはいったいどのくらいの価値があったのでしょうか。
これは非常に難しい問題で答えはひとつには決まりません。そこで、お米や賃金、おそばの値段からおおよその価値を考察していきます。
お米1kgの値段で換算すると
仮に当時のお米1石の値段を1両と想定してみます。1石は約150kgだと考えてください。
ここで現代のお米が10kgで4,000円だとすると、次のような計算式が成り立ちます。
4,000円÷10= 400円(1kgあたりの値段)
400円×150kg= 60,000円(1石あたりの値段)
つまり、この場合小判1枚の価値は60,000円程度だったと推察できます。
大工さん1人の給料で換算すると
次に人件費にたとえて小判1枚の価値を考察してみましょう。
江戸時代は小判1枚で大工さんを1日に23人雇えたそうです。
ここで、仮に大工さんの日当を15,000円だと仮定してみましょう。すると、次のような計算式が成り立ちます。
15,000円(日当)×23(人)= 345,000円
つまり、この観点だと小判1枚は35万円近い価値があったと推察できます。
おそば1杯の値段で換算すると
最後におそば1杯の値段から小判1枚の当時の価値を考えてみたいと思います。
江戸時代の中期から後期にかけておそば1杯の値段はおよそ16文だったそうです。当時のレートを参考に仮に1両=6,500文だとすると以下の計算式が成り立ちます。
6,500文÷16文= 約406(杯分のおそば)
さらに、かけそば1杯を400円だとすれば、1両の価値が見えてきます。
400円×406杯= 162,400円
つまり、この場合だと小判1枚の値段は16万円強だったのではないかと推察できます。
小判1枚で当時はこんなものが買えた!
ここでは、小判1枚で当時どのような物が買えたのかをご紹介します。
こちらも小判が流通していた年代で価値はさまざまに変化しますので、あくまでも参考程度にお考え下さい。
お団子なら約1,625本
江戸時代の後半の物価を基準に考えると、1両の価値を持つ小判でお団子なら1,625本買えたそうです。実際にそんな買い方をする人がいたかどうかは微妙ですが、あくまでもたとえ話としてとらえておいてください。
このとき、お団子1本(1串)の値段を120円の価値があると仮定すれば、次の式が成り立ちます。
120円×1,625本= 195,000円
現代でいうと20万円弱の感覚。やはり、小判は高価なものなのだなと実感できる数字ではないでしょうか。
お豆腐なら約270丁
次に、身近な食材の代表であるお豆腐を例に挙げてみます。
この場合、1両小判で270丁分のお豆腐が購入できたそうです。お豆腐1丁を100円だと仮定すれば、次の式が導けます。
100円×270丁= 27,000円
お団子のときと比べて、随分と価値が下がってしまっているようにも思えます。
そうです、これが小判1枚の価値を決めるのが難しい原因のひとつになっているのです。
傘なら約26本
最後に傘(和傘)を題材に取り上げてみましょう。
江戸時代末期に1両あれば和傘を26本程度買えた計算になるそうです。
ここで、傘1本の値段を3,000円だとしてみましょう。すると、次の式で1両のおおよその価値が見えてきます。
3,000円×26本= 78,000円
お豆腐よりは高い金額が出ましたが、お団子には及びませんでしたね。このように、小判1枚の当時の価値は結論付けるのが大変難しいものなのです。
お手元の小判の価値を損なわずに高価買取してもらう3つのポイントは?
ここでお手元にある小判の価値をけっして損なうことなく、なるべく高値で買取してもらうためのポイントを3つご紹介します。
この3つだけ押さえておけば、買取額を下げられずに済むことでしょう。
1.けっして洗ったり磨いたりしない!
よかれと思って、古銭を洗ったり磨いたりしないでください。大切なコレクションを査定に出す際にこれだけは絶対に守ってほしいことです。
しかし、それは古銭の世界ではマイナス。それも大減点になってしまう、いちばんやってはいけない行為です。
たとえば、大判や小判の表面に墨書があった場合、これが薄れたりなくなったりしてしまうと評価額も数十万円単位で下落してしまうことさえあります。
古銭の保管方法についてさらに詳しく知りたい方は、「古銭は洗っちゃダメって本当?高く売るための正しい保管方法!」もご覧ください。
2.鑑定書や箱などの付属品も大事に!
鑑定書は小判が贋作でないことの証になりますし、箱自体にも何らかの価値が生じるケースもございます。
3.かならず相見積もりを取ろう!
ひとつめの業者で割と良さげな査定額が出たからといって、即決してしまうのはあまりおすすめできません。
というのも、古銭の世界ではちょっとした特徴の有無ひとつで査定額がガラッと変わってしまうことがあるからです。
この点、弊社(アンティーリンク)には百戦錬磨の専門鑑定士が在籍しており、お客様に不利な鑑定結果を提示することはありえません。
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