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2銭銅貨 (竜二銭銅貨)の買取価格

竜2銭銅貨の表
竜2銭銅貨の裏

2銭銅貨 (竜二銭銅貨)の今日の買取価格

並年

1gあたり 1円(税込)

※1枚あたり約14.26円

明治6年

美品 1,000円(税込)

並品以下 1gあたり 1円(税込)


サイズ/重さ/品位

直径: 3.181cm 重さ: 14.26g
品位: 銅980/錫10/亜鉛10


竜二銭銅貨は発行枚数が非常に多いため、そこまで高い価値は付きません。
基本的には数円〜数十円程度が一般的です。

しかし、「特定の年号」やごくわずかに存在する「エラーコイン」にはプレミア価値がつくことがあります。

この記事では、竜二銭銅貨について詳しく解説します。
竜二銭銅貨をお持ちの方は、ぜひ最後までお読みください。

執筆・監修者
渡邉 博古銭鑑定士
2012年、古銭買取専門店「アンティーリンク」を創業し、古銭の買取・販売を始める。
2022年、日本唯一の古銭鑑定機関「貨幣商協同組合」に加盟
現在は古銭鑑定士として、テレビ等メディア出演多数
▶︎詳しいプロフィール

2銭銅貨とは

2銭銅貨は、これまでに1種類だけ発行されました。

そしてご存じのとおり、銭という額面のお金は今日では発行されていません。
「銭」は、計算上でのみ使われる単位です。
ちなみに100銭=1円ですので、二銭は0.02円になります。

竜二銭銅貨(明治6〜17年)

竜二銭銅貨

本日の買取価格

  • 明治6年【美品】:1,000円
  • それ以外:銅銭まとめ買取(1円/g)

・素材(品位):銅980/錫10/亜鉛10
・重さ:14.26グラム
・直径:31.81mm

竜二銭銅貨は明治6〜17年に発行された、日本で唯一の二銭硬貨です。
表面には「竜図」、裏面には「二銭」の文字が刻まれています。
このデザインは、同時期に発行された竜一銭銅貨、半銭銅貨と共通です。

竜二銭銅貨の発行枚数と歴史

そもそも、竜二銭銅貨は明治4年に「新貨幣条例」(お金についての法律)が定められた際、計画には含まれていませんでした。
それは、銅貨を製造する環境が整っていなかったからです。

その後、銅貨の製造工場が完成したことで明治6年から竜二銭銅貨の発行が開始されました。

初年度の明治6年と明治7年は、2年を合わせて394万9,758枚しか発行されていません。
この2年は発行枚数がまとめて記録されているため、年号ごとの正確な枚数は分かっていません。
ただ、製造が始まったばかりの明治6年のほうが枚数が少ないとされ、明治7年よりも高い価値が付きます。

ですが、それ以降は毎年1,200万〜4,400万枚も発行されて大量に出回っています。

他に発行枚数が少なかった年は明治17年で、発行枚数が1,209万586枚と初年度の次に少ないです。
反対に、最も発行枚数の多かったのは明治15年で4,357万2,187枚も製造されました。
なお、明治11年と明治12年は明治10年銘のまま製造されたため、この2年の年号の二銭銅貨はありません。

竜二銭銅貨の年号別発行枚数
年号 西暦 ウロコ 発行枚数
明治6年・明治7年 1873年・1874年 角ウロコ 3,949,758枚(2年の合計)
明治8年 1875年 角ウロコ 22,835,255枚
明治9年 1876年 角ウロコ 25,817,570枚
明治10年 1877年 角ウロコ 33,097,868枚
明治10年 1877年 波ウロコ 43,290,398枚
明治13年 1880年 波ウロコ 33,142,307枚
明治14年 1881年 波ウロコ 38,475,569枚
明治15年 1882年 波ウロコ 43,572,187枚
明治16年 1883年 波ウロコ 19,476,164枚
明治17年 1884年 波ウロコ 12,090,586枚

幻の明治25年の竜二銭銅貨

例外的に、すでに発行終了している明治25年に竜二銭銅貨が2枚だけ製造されています。
これは、アメリカのシカゴで行われた博覧会用に作られたものです。

しかし、その博覧会以降この2枚がどこへいってしまったのかは不明です。

竜二銭銅貨のデザイン

竜二銭銅貨の表面の竜図をよく見ると竜の口が閉じています。
口を閉じている竜は「吽(うん)竜」とも呼ばれます。

竜二銭銅貨の表面

これに対し竜50銭銀貨や旭日竜50銭銀貨などは竜が大きな口を開けた「阿(あ)竜」です。
竜の口が、銀貨と銅貨で対になっているんですね。

旭日竜50銭銀貨の表面

こうした対の構造を「阿吽(あうん)」と呼びます。
古くからなじみのあるデザイン様式のひとつです。
神社の狛犬、仁王像(金剛力士像)や、「阿吽の呼吸」という言葉でも知られていますね。

さらに、口だけでなく竜のトグロの巻き方も銀貨と銅貨で逆になっています。
そのため、当時は銀貨と銅貨の竜図を雌雄の竜に見立て、縁起物としてお守りにする人もいたそうです。

角ウロコと波ウロコについて

この竜二銭銅貨は、竜の鱗のデザインが途中から変更されています。
最初のデザインのものが角ウロコ、明治10年銘の途中から波ウロコになっています。

ウロコの形が四角いものを「角ウロコ」、簡略化されて波のような模様になったものを「波ウロコ」と呼びます。
明治10年銘の竜二銭銅貨はウロコの形状で若干価値が変わります。
状態にもよりますが、明治10年銘の角ウロコの方が価値は高くなります。

二銭銅貨のウロコの違い

使い勝手が悪かった竜二銭銅貨

竜二銭銅貨は直径が31.81mmあり、今の500円玉よりも大きいサイズです。
重さは14.26gですから500円玉の2倍あります。

また、同じ銅を使った10円玉と比較すると3倍以上の重さになります。

二銭銅貨と10円玉の重さの比較

実測値では14.26gよりもさらに0.2g重い結果でした

 

二銭と十円の大きさの比較
これだけ大きいと、何枚もお財布に入れて持ち歩けるような硬貨ではありません。
当時も使い勝手が悪いと不評だったそうです。

そのせいもあって、明治17年を最後に発行が終了しました。
ちなみにこの明治17年には、小さすぎて使い勝手が悪かった一厘銅貨も発行終了となっています。

余談ですが、大正時代に「二銭銅貨」という小説が発行されています。
これは日本の推理作家、江戸川乱歩の処女作にあたる作品です。
作中には重要アイテムとして二銭銅貨が登場します。
大正期の小説のタイトルになるほど、竜二銭銅貨は身近な硬貨だったのでしょう。

二銭は今のお金にするといくら?

ところで2銭って、今のお金にすると、だいたいどれぐらいの価値になるんでしょうか。

竜二銭銅貨が発行されていた明治10年代ですと、かけそばは2銭ぐらいだったそうです。
2026年現在、立ち食い蕎麦屋でかけそばを食べた場合、400円前後かと思います。

ということは、かけそば1杯で比較すると、2銭=400円とざっくり計算できます。

二銭銅貨の価値ある年号は?

ここからは竜二銭銅貨の価値ある年号を見ていきましょう。

竜二銭銅貨は発行枚数の少ない明治6年、明治7年のものに価値があります。
この2年は合わせて394万9,758枚しか発行されておらず、なかでも枚数の少ない明治6年がいちばん価値の高い年号です。

また発行最終年の明治17年も、価値がある年号です。

吹き出し男性

アンティーリンクでは明治6年銘で状態がいい場合は、1,000円で買取を行っています。

それら以外の年号のものですと、発行枚数が多いため価値はありません。

明治6年の竜二銭銅貨ですが、並品ですとヤフオク、フリマサイトで1,000〜1,500円前後になっています。
未使用のものですと、コレクター向けオークションで1万円を超えることもあります。

年号以外で価値が高くなる特徴

また明治8年の「大八」と呼ばれる手替わり品がコレクターに人気があります。
この大八の手替わりとは、年号の「八」の書体が、通常のものと異なっている手変わりです。

二銭銅貨の大八の手替わり

大八は普通品と比べて、ハネやハライが鋭く、また少し字が大きいのが特徴です。
こちらは普通品と見比べながら調べると、わかりやすい手替わりです。

ちなみに普通の八のものは「正八」と呼ばれ区別されています。
大八の手替わりは、並品ですとヤフオクやフリマサイトで500〜1,000円前後です。

ですが未使用のものや、鑑定会社のケースに入ったものですと、数万円を超える価値があります。

二銭銅貨の価値をまとめると

以上、二銭銅貨の価値についてお伝えしました。

それではここで、竜二銭銅貨の価値についてまとめましょう。

POINT

  • 竜二銭銅貨で最も価値のある年号は明治6年
  • 竜二銭銅貨は明治7年、明治17年、明治8年「大八」の手替わりにも価値がある

ここまでお伝えしたように、基本的にはそこまで高額になることがない竜二銭銅貨ですが、実は非常に価値が高くなるものが存在するんです。
それが、竜二銭銅貨のエラーコインです。

希少性が高いため数万円になるものだけでなく、中には10万円以上の価値になるものも存在します。
次の項目では、竜二銭銅貨のエラーコインについて見ていきましょう。

希少価値の高い二銭銅貨エラーコイン

「エラーコイン」という言葉を、ネットやテレビなどで聞いたことがあるかと思います。
これは製造の際に何らかのトラブルが原因で、通常のものと異なった仕上がりになってしまったものです。

近年の硬貨では製造技術や検品技術の向上もあって、見かけることは少ないです。
しかし竜二銭銅貨の作られた明治時代は製造技術が未熟であったため、エラーコインも多数存在します。

ここではエラーコインとして有名なものを簡単にご紹介します。

陰打ち(かげうち)エラー

二銭銅貨の陰打ち

陰打ちとは、両面とも同じデザインになっているものです。
しかも上記画像のように、一方の面は凹凸が通常のものと逆になっているのが特徴です。

「影打ち」と表記されることもありますが、正しくは「陰打ち」です。
単純に両面とも同じものは、両面打ちという別のエラー種別になります。

陰打ちは銅銭に多く、現行の10円玉のエラーコインでも稀に見られます。
陰打ちエラーは、高いものですと数十万円にもなるエラーコインです。

傾打(かたむきうち)エラー

二銭銅貨の傾打エラー
傾打エラーは、表裏で図案の向きがズレてしまっているものです。
このエラーはズレている角度の大きさによって価値が変動します。

数度程度のズレですと、気が付かないことが多いです。
角度ズレエラーとも呼ばれています。

傾打エラーは状態の良いもので数万円程度です。
過去、180度ズレているもので10万円を超えるものもありました。

ヘゲエラー/メクレエラー

二銭銅貨のヘゲエラー
ヘゲエラーはプレス時の衝撃や金属くずの付着によって、表面がシワ状になったり、ささくれのように剥けてしまったりしたエラーです。
コインの表面がはがれ、めくれているものはメクレエラーとも呼ばれます。

銅銭に多いですが、他の素材の硬貨でも見かけるものです。
見た目のせいもあり、価値は高くないものが多いです。

数千円程度、高くて1万円前後のものが多くなっています。

エラーコインは偽物に注意

ここまで、エラーコインの種類と価値について見てきました。
価値のない年号の二銭銅貨でも、エラーコインになるだけでプレミアがつきます。

ご紹介したものの他に、有名なものですとズレ打ちエラー、片面打ちエラーといったエラー種別も存在します。
もちろん、いまだ知られていないようなエラーコインが存在するかもしれません。

エラーコインに価値があることは、今では誰もが知っている情報です。
そのため偽物もつくられ、市場にエラーコインとして出回ることも増えました。
こうしたエラーコインの偽物はただの加工品のため、価値はありません。

中には専門家の間でも本物か偽物か判断の分かれるエラーコインも存在します。
それだけに、エラーを判断するのは簡単ではありません。

そんなときに助けになってくれるのが、古銭の専門店です。
アンティーリンクのLINE査定では、画像を送っていただくだけで鑑定士が無料で査定いします。
「これってエラー?」、「価値はある?」と思われるものがございましたらお気軽にご相談ください。

価値の高い竜二銭銅貨の買取実績

アンティーリンクでは、プレミア価値の付かない竜二銭銅貨は重さに応じたグラム単価での買取となります。
ここでは、アンティーリンクで実際に買取を行った、高い価値が付いた竜二銭銅貨の買取実績をご紹介します。

竜二銭銅貨の買取実績
品名 買取日 買取価格
竜二銭銅貨 明治6年 2024/05/09

1,000円

竜二銭銅貨 明治6年 2023/11/14

800円

竜二銭銅貨 明治6年 2023/11/08

1,300円

竜二銭銅貨 明治6年 2023/09/19

800円

竜二銭銅貨 明治6年 2023/07/07

1,300円

竜二銭銅貨 陰打ちエラー 2023/04/24

45,000円

その他近代銅貨について

明治~昭和の時代には様々な銅貨が発行されました。
近代に発行された銅貨は下記の表のとおりです。

近代銅貨一覧
名称発行年素材
菊5銭白銅貨明治22年~明治30年白銅
稲5銭白銅貨明治30年~明治38年白銅
竜2銭銅貨明治6年~明治17年銅
竜1銭銅貨明治6年~明治21年銅
稲1銭青銅貨明治6年~明治21年青銅
半銭銅貨明治10年・12年銅
1厘銅貨明治6年・8年・9年・10年銅
5厘青銅貨大正5年~大正8年青銅
小型5銭白銅貨大正9年~昭和7年白銅
大型5銭白銅貨大正6年~大正9年白銅
カラス1銭黄銅貨昭和13年黄銅
桐1銭青銅貨大正5年~昭和13年青銅
5銭アルミ青銅貨昭和13年~昭和15年アルミ青銅
5銭ニッケル貨昭和8年~昭和12年ニッケル
10銭アルミ青銅貨昭和13年~昭和15年アルミ青銅
10銭ニッケル貨昭和8年~昭和12年ニッケル
10銭白銅貨大正9年~昭和7年白銅
小型50銭黄銅貨昭和22年~昭和23年黄銅
大型50銭黄銅貨昭和21年~昭和22年黄銅

二銭銅貨の売却方法

ここからは竜二銭銅貨の売却方法について解説します。
先ほどお伝えしたとおり、竜二銭銅貨の多くは価値がほとんど付きません。

そのため、買取店では断られるケースがあります。

吹き出し女性

オークションサイトやフリマサイトで売れますか?

吹き出し男性

個人取引では、まとまった枚数があれば数千円〜数万円になるケースもあります。単体では、特に珍しい年号や手替わりでなければ数円〜1,000円程度になることが多いです。

ただし、オークションサイトやフリマサイトでは、手数料や送料が発生するほか、購入者とのトラブルになるケースもあります。
利用する際は注意しましょう。

アンティーリンクの買取方法

アンティーリンクでは、3つの方法で買取を行っています。

3つの買取方法
買取方法特徴こんな方におすすめ
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ご自宅が遠方の方
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2銭銅貨 (竜二銭銅貨)の買取実績

竜2銭銅貨明治6年-1

2銭銅貨 (竜2銭銅貨)明治6年[北海道札幌市]

「竜2銭銅貨」です。 明治6年のものは、他の年号のものより少なく、 高値で取引されます。
買取価格 800 円
買取日
カテゴリー
エリア 北海道

よくある質問

Q 汚れやサビ、傷みがあっても買取してもらえますか?
A

はい、全く問題ありません。

汚れやサビ、傷み、シワ、変色があるお品物でも、買取しています。
無理に洗浄や研磨をする必要はありません。
洗浄や研磨によって価値が下がる場合もあるため、できるだけそのままの状態でお持ちください。

Q 偽物だった場合や、値段がつかなかった場合はどうなりますか?
A

鑑定士が真贋を確認し、鑑定結果をそのままお伝えします。

値段がつかない場合も、理由を丁寧にご説明します。
郵送でお送りいただいた場合も、キャンセル料・返送料は一切いただきません。
お品物は無料でご返送します。
価値や真贋がわからないお品物でも、安心してご相談ください。

Q 個人情報はどのように扱われますか?
A

お預かりした個人情報やご自宅に関する情報は、個人情報保護法および当社規定に基づき、適切に管理しています。

情報を管理するオフィスでは、入退室管理などの物理的なセキュリティ対策に加え、セキュリティ機器やシステムを導入し、不正アクセス、漏えい、紛失等の防止に取り組んでいます。
詳しくは「個人情報の取扱いについて」をご確認ください。

Q どんな人が査定してくれますか?
A

古銭を専門に査定している担当者が対応します。

査定金額についても、できる限り分かりやすくご説明します。気になる点があれば、お気軽にご質問ください。
担当するスタッフについては、スタッフ紹介ページでご紹介しています。

Q 他店と比較してから決めても大丈夫ですか?
A

もちろん大丈夫です。

査定後に必ずお売りいただく必要はありません。
他店と比較したうえで、ゆっくりご検討ください。

Q 買取代金はいつ、どのような方法で受け取れますか?
A

店頭買取・出張買取では、査定額にご納得いただけましたらその場で現金にてお支払いします。

お振込みでの対応も可能です。
現金をご希望の場合は事前にお申しつけください。
郵送買取では、ご了承のご連絡をいただいてから通常1〜2営業日以内にご指定の口座へお振込みいたします。

Q 査定額に納得できなければ断れますか?
A

はい、気兼ねなくお断りください。

その場合でも、出張料や査定料、キャンセル料などを請求することは一切ございませんのでご安心ください。

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