直径: 35mm 重さ: 20g
品位: 銀925/銅75
※状態は関係無し
※銀相場に合わせた金額ですので、到着日の買取価格で買取いたします。
東京オリンピック記念1000円硬貨は、美しいデザインと歴史的価値から今も人気の高い記念硬貨です。
現在その価値は地金価格を大きく超えています。
この記事では、その買取価格相場や高く売るコツを詳しく解説します。
- 古銭鑑定士
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2012年、古銭買取専門店「アンティーリンク」を創業し、古銭の買取・販売を始める。
2022年、日本唯一の古銭鑑定機関「貨幣商協同組合」に加盟
現在は古銭鑑定士として、テレビ等メディア出演多数
▶︎詳しいプロフィール
- 2025年1月19日100円銀貨の価値100円銀貨
- 2025年10月17日オリンピック記念東京オリンピック記念1000円硬貨(1964年)
- 2021年8月18日アメリカ通貨アメリカ シルバーイーグル1ドル銀貨(United States American Silver Eagle 1 Dollar)
- 2021年8月30日地方自治法施行60周年記念地方自治法施行60周年 1000円銀貨
目次
【重要】価値が全く違う!1964年と2020年の1000円銀貨
「東京オリンピックの1000円銀貨」には、1964年の2020年の価値が全く異なる2種類が存在します。
お手元の硬貨がどちらか、下の表でご確認ください。
| 五輪大会 | 1964年 | 2020年 |
|---|---|---|
| 名称 | 東京オリンピック記念1000円銀貨幣 | 東京2020オリンピック競技大会記念千円銀貨幣 |
| 画像 | ![]() |
![]() |
| 買取価格 | 本日の価格:5,305円 | 状態問わず:6,900円 |
| 販売価格 | 1,000円(額面引換) | 9,676円 |
| 素材 | 銀925/銅75 | 純銀 |
| デザイン | 富士山と桜 | ソメイヨシノとイチョウの葉など |
1964年オリンピック1000円硬貨の価値
発行当初は額面通りの1,000円の価値でした。
それが、わずか10年後の1973年には、なんと35倍の35,000円にまで高騰します。
10年で35倍!狂乱のコインバブル期
政府は、オリンピック1000円銀貨が一部の富裕層や投機家だけに偏って行きわたらないように、銀行ごとに割り当てを決めて公平に販売しました。
しかし、皮肉にも発行後すさまじい投機の対象となり価値が急騰しました。
下記はオリンピック1000円銀貨の相場(円)のグラフです。
| 年 | 相場価格 | 変動 |
|---|---|---|
| 1964年 | 1,000円 | |
| 1967年 | 2,900円 | +1,900 |
| 1968年 | 3,200円 | +300 |
| 1969年 | 3,400円 | +200 |
| 1970年 | 4,500円 | +1,100 |
| 1971年 | 5,800円 | +1,300 |
| 1972年 | 13,000円 | +7,200 |
| 1973年 | 35,000円 | +22,000 |
| 1974年 | 25,000円 | -10,000 |
| 1975年 | 15,000円 | -10,000 |

しかし、その翌年には25,000円、さらに次の年は15,000円へと大暴落。
まさにバブルとその崩壊です。
では、一体なぜこんな異常な値動きが起きたのでしょうか?
その謎を解くために、まず「コインの価値」がどう決まるのか、基本から見ていきましょう。
コインの価値を決める3つの要素
コインの価値は、大きく分けて3つの要素で決まります。
- 額面の価値
- 1000円銀貨なら1,000円の額面の価値
- 素材の価値
- 含まれている金属そのものの価値
- 収集品の価値
- いわゆるプレミア価値
1000円銀貨が高騰したのは、どの価値によるものだったのでしょうか?
まず、価格が上がり始めた1967年時点の「素材の価値」を計算してます。
オリンピック1000円銀貨には、18.5gの銀が含まれています。
当時の銀相場は1gあたり約18円でしたので、銀としての価値はわずか330円ほど。
額面の1,000円に全く届きません。
これでは素材として売る意味がありません。

政府はこの銀貨を1,000円で販売していましたが、素材と製造コストを合わせても400円程度。
つまり1枚売れるごとに約600円の利益が出たわけです。1,500万枚発行したので、なんと約90億円もの利益が生まれ、それがオリンピックの運営費に充てられました。
まさに国民参加型の資金調達だったわけです。
1973年の相場は35,000円、額面は1,000円、素材価値は300円程度でした。
ということは、高騰の理由は「収集品の価値」つまりプレミアだったことがわかります。
高度経済成長期のコイン収集ブームに乗り、投資雑誌が「値上がり確実!」と煽ったことで、人々が投機目的で殺到したのです。
では、なぜその熱狂は突然終わりを告げたのでしょうか?
価値が十分の一以下に大暴落 3つの理由
暴落の引き金となった最大の要因は、1973年の税制改正です。
この年から銀製品に、「物品税」という今でいう消費税のような税金が課されることになりました。
オリンピック1000円銀貨もぜいたく品と見なされ、15%という高い税率がかけられました。
例えば35,000円で売ろうとすると、5,250円もの税金がかかります。
これでは利益が大幅に減ってしまうため、買い手も売り手も一気に市場から引いていきました。

そして、暴落を加速させた第二の理由が、投機家たちによる失望売りです。
税制改正で「もう儲からない」と判断した人々が、持っていた銀貨をパニック的に一斉に売りに出しました。

ダンボールにいっぱいだと何百枚も入ってると思うので、1,000万円くらい買ったかもしれませんね。
その後の暴落を考えると、かわいそうで言葉にできません。
最後の理由は、1,500万枚という圧倒的な発行枚数です。
希少性がなく、ブームが去れば、誰も欲しがりません。

それくらい、世の中にありふれているコインなんです。
- 「税制改正」
- 「投機熱の崩壊」
- 「過剰な供給」
この3つの要因が重なり、オリンピック1000円銀貨のバブルは弾け飛んだのです。
暴落から50年…銀貨の現在の価値と売り方
では、暴落から約50年が経った今、この銀貨の価値はどうなっているのでしょうか?
結論から言うと、オリンピック1000円硬貨は現在、「素材の価値」が最も高くなっています。
近年の世界的な銀価格の高騰を受け、この銀貨の価値も再評価されつつあります。
2025年現在の銀相場は、1gあたり約180円以上。
これで計算すると、銀貨に含まれる銀の価値だけでなんと約3,300円(18.5g × 180円/g)を超えてきます。
ですが、ヤフオクやメルカリを見ると、実際の取引価格は3,000円前後です。
素材の価値よりも安く売られています。
不思議に思いませんか?
これには法律が関係しています。
日本では「貨幣損傷等取締法」という法律で、お金を溶かすことが禁止されているんです。
貨幣損傷等取締法
① 貨幣は、これを損傷し又は鋳つぶしてはならない。
② 貨幣は、これを損傷し又は鋳つぶす目的で集めてはならない。
出典:貨幣損傷等取締法(昭和二十二年法律第百四十八号)
そのため素材の価値がどんなに上がっても、素材そのものとして売買できず価格が少し下回ってしまう、という現象が起きています。
一部の業者はこの理屈を逆手に取り、「法律で溶かせないんで、額面通りの1,000円です。」と、極端に安い価格を提示してくるケースがあるので注意してください。
現金として使うのは難しい1000円銀貨
日本では記念硬貨として、何度か1000円硬貨が作られました。
オリンピック1000円銀貨は、現金として1,000円の扱いです。
これは財務省が認めています。つまり、現行貨幣なのです。
財務省質問ページ「過去に発行された記念貨幣は、現在でもお金として使えますか」
記念貨幣は、「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」において、貨幣として定められているため、全て通常の貨幣と同じように使用することができます。
出典:財務省

ただ、1,000円硬貨を取り扱わない店舗は多くあります。
自販機でも使えないため、現金として使うのはあまり現実的ではありません。実際、自分が店員だとして、1000円硬貨が出てきたら対応に困りますよね…。そもそも、1,000円の硬貨は流通目的では作られてはいません。
あくまでも記念品としての意味合いが強いのです。
【昭和39年製】1964年東京オリンピック記念1000円銀貨とは?
この銀貨は、1964年の東京オリンピック(第18回夏季大会)を記念して発行された、日本初の記念硬貨です。
額面は1000円、デザインは表に富士山と桜、裏に五輪マークが描かれていて、まさに日本を象徴する美しいコインです。
重さは20gで、銀が92.5%含まれています。
私たちが普段使っている100円玉は白銅ですが、このコインは「銀」で出来ています。

当時は金融機関の窓口で、両替することによって引き換えが行われました。
引き換え開始と同時に多くの人が窓口に殺到し、すぐに在庫切れとなるほどの人気でした。
直後からプレミア価値がつき、貨幣商などでも高値で販売されるようになりました。
この成功をきっかけに、1970年の大阪万博など他のイベントでも記念貨幣が次々と発行されるようになり、日本では記念貨幣の収集文化が広がっていきました。
昭和39年 (1964年)
わが国初の記念貨幣である「オリンピック東京大会記念」千円銀貨幣、100円銀貨幣を発行
出典:造幣局150周年特設サイト
デザイン
東京オリンピック記念1000円硬貨のデザインは下記のとおりです。

日本を象徴する富士山と桜がモチーフとして採用されています。
表面
- 富士山
- 桜
裏面
- 桜
- オリンピックシンボル(五輪マーク)
刻印
刻印されている内容は下記のとおりです。
表面
- 日本国
- 千円
裏面
- 1964 TOKYO
- 1000 YEN
- 昭和39年
重さ/品位/発行年
東京オリンピック記念1000円銀貨の詳細な情報は以下のとおりです。
オリンピック記念1000円銀貨の詳細
- 直径: 35mm
- 重さ: 20.0g
- 品位: 銀925/銅75
- 発行年: 1964年(昭和39年)
- 発行枚数: 1,500万枚
1964年東京オリンピック1000円銀貨はいくらで売れる?
価値がわかったところで、最後に「どこでどう売るか」です。
この銀貨は「素材の価値」が高いコインなので、選択肢はフリマアプリか買取業者です。
2025年現在、フリマアプリでは1枚3,000円前後で取引されています。
ここから手数料(10%)を引くと、手元に残るのは約2,700円です。
一方古銭買取業者の場合、相場にもよりますが2,300円から2,500円ほどが目安です。
数百円の差なので、少しでも高く売りたい・手間を惜しまないという方はフリマアプリが良いでしょう。
ただ、出品や梱包、発送、購入者とのやり取りが面倒な方は古銭買取業者に持ち込むのが早くて確実です。
プルーフ貨幣に注意
ちなみに、オリンピック記念1000円銀貨には通常のものとは別に、鏡のようにピカピカな「プルーフライク」というものが存在します。
もしケースに入っていて表面が鏡面仕上げになっていたら、それはプルーフ貨かもしれません。
通常のものより価値が高いので、売る際は注意してください。
東京オリンピック1000円銀貨の買取実績
東京オリンピック1000円硬貨のよくある質問
Q.オリンピック1000円銀貨は使えるの?
A.A.通常の貨幣と同じように使用できます。「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」において、貨幣として定められています。
Q.ATMや自動販売機で使えますか?
A.残念ながら利用できません。硬貨の読み取り機械が、記念硬貨に対応しているケースはほぼありません。
Q.東京オリンピックの1000円硬貨の価値はいくら?
A.アンティーリンクでは5,305円(本日の価格)で買取します。
銀相場によって1000円銀貨の価格は変わりますのでご注意ください。
銀相場が暴落すると、価値も一気に下がる事もありますので、今の値段で売却したいとお考えの場合はお早めにご相談ください。
銀行で交換すれば額面どおりの1,000円で、手数料がかかる場合があります。
1964年東京オリンピック1000円銀貨の買取なら専門家へ
もし東京オリンピック1000円銀貨の売却をお考えの場合、是非アンティーリンクにご相談ください。
アンティーリンクでは、本日の銀価格相場をもとに買取金額を算出しています。
おまとめでの売却や、いろいろなコインと合わせて売却したい場合は、ライン査定から画像を送っていただけますと無料で査定致します。
もちろん相談や、査定だけのご利用でも問題ございませんので、お気軽にご相談ください。
🔗2020年東京パラリンピック1000円銀貨 リオ2016-東京2020 開催引継記念の買取価格
🔗東京2020オリンピック競技大会記念 1000円銀貨の買取価格
🔗東京2020パラリンピック競技大会記念 1000円銀貨の買取価格
🔗記念硬貨(コイン)の買取価格一覧表
TEL:☎03-6709-1306(営業時間 11:00~18:00)
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