

直径: 1.575cm 重さ: 0.91g
品位: 銅980/錫10/亜鉛10
一厘銅貨
明治4年(1871年)公布の「新貨条例」によって、初めて制定された補助銅貨です。
※明治時代の貨幣制度は、1円が100銭、1銭が10厘となります。
明治6年(1873年)から明治17年(1884年)まで発行された1厘銅貨は、この時代の最低額面となり、明治10年銘は、他の年代に比べ発行数が少なく希少です。
なお、1厘銅貨はサイズが過小で利用しづらく「流通不便貨幣」となってしまい1884年をもって製造が打ち切られました。同時期の貨幣には半銭銅貨、1銭銅貨、2銭銅貨、5銭銀貨、10銭銀貨、20銭銀貨、50銭銀貨などがあります。