中国古銭の種類一覧

中国古銭一覧

数多く存在する中国古銭の種類を一覧表でわかりやすく説明します。

種類別の価値や偽造品の見分け方も紹介しますので是非ご活用ください。

目次

中国古銭の種類一覧表

中国古銭の種類一覧表
時代 名称 画像
春秋戦国 刀銭 刀銭
布銭 空首布
円銭 円銭(垣字銭)表
半両銭 半両銭(秦半兩)
三銖銭 三銖銭(秦三銖)
八銖半両 八銖半両
四銖銭 四銖銭
五銖銭 五銖
開元通寳 開元通寳
乾封泉宝 乾封泉宝
乾元重宝 乾元重宝
大暦元宝 大暦元宝
建中通宝 建中通宝
皇宋通宝 皇宋通宝
皇宋元宝 皇宋元宝
景徳元宝 景徳元宝
元豊通宝 元豊通宝
紹聖元宝 紹聖元宝
大観通宝 大観通宝
崇寧通宝 崇寧通宝
淳化元宝 淳化元宝
至道元宝 至道元宝
咸平元宝 咸平元宝
祥符元宝 祥符元宝
天禧通宝 天禧通宝
太平通宝 太平通宝
大元通宝 大元通宝
中統元宝 中統元宝
至大通宝 至大通宝
大徳通宝 大徳通宝
大中通宝 大中通宝
洪武通宝 洪武通宝
永楽通宝 永楽通宝
宣徳通宝 宣徳通宝
弘治通宝 弘治通宝
嘉靖通宝 嘉靖通宝
隆慶通宝 隆慶通宝
万暦通宝 万暦通宝
天啓通宝 天啓通宝
崇禎通宝 崇禎通宝
順治通宝 順治通宝
康熙通宝 康熙通宝
雍正通宝 雍正通宝
乾隆通宝 乾隆通宝
嘉慶通宝 嘉慶通宝
道光通宝 道光通宝
咸豊通宝 咸豊通宝
咸豊重宝 咸豊重宝当五十表
咸豊元宝 咸豊元宝当百表
同治通宝 同治通宝
光緒通宝 光緒通宝
宣統通宝 宣統通宝

春秋戦国時代の中国古銭の種類一覧

春秋戦国時代(紀元前770~紀元前221年)に作られた古銭は、希少価値が高く、数十万円もの価値がつけられます。

刀銭(刀幣・刀貨)三字刀

刀銭

刀銭とうせん刀幣とうへい刀貨とうか)は、古代中国の春秋戦国時代(紀元前770年〜紀元前221年)に流通した青銅製の貨幣です。
もともとは手工業や日常生活で使われていた工具「刀削とうさく」の形を模しており、貝貨(自然貝・金属貝)に続く金属貨幣として、主に中原の東部・北部(斉、燕、趙など)で広く使用されました。

古代中国では、お金ができるまで金属製の道具や武器が「お金がわり」になっていたため、このような刀の形のお金が作られました。
刀銭には、いくつかの種類がありますが、「三字刀」を代表例に買取価格を示します。

刀銭の買取価格
種類 美品
三字刀 180,000

布銭(布貨)空首布(くうしゅふ)

空首布(くうしゅふ) という中国の昔のお金の写真

布銭とは、戦国時代の中国で使われた青銅製の貨幣です。
布という字が使われていますが、実際には布ではなく、田畑で掘り起こすときに使うすきの形をしています。
読み方は、「ふせん(ふか)」です。
黄河流域の中央部で流通していました。
また、布銭には二種類あり、柄を差し込む部分が空洞の「空首布」と平らな「平首布」です。
さらに形状によって細かく分類され、たくさんの種類が存在します(例えば、足の形状によって方足布、尖足布、円足布など)。

布銭の買取価格
種類 美品
空首布 50,000

円銭(垣字銭)

円銭(垣字銭)表

古代中国では、刀銭、布銭、子安貝の形をした貝貨(蟻鼻銭)、円銭の四種類がお金として使用されていました。
この4種類のなかで、秦の始皇帝が貨幣統一するうえで採用されたのがこの円銭でした。
魏、秦、趙、周等の地域で作られ、垣字銭のほかに、共字銭という種類もあります。
刻印された文字で、判別することができます。
こちらの写真は、垣字銭です。

秦時代以降も、さまざまな通貨が作られていきますが、デザインや作り方はこの円銭がモデルになったと考えられています。

円銭の買取価格
種類 美品
垣字銭 10,000

秦時代の中国古銭の種類一覧

秦時代(紀元前221~紀元前206年)に作られた古銭も、買取時に高い値段がつけられることが多いです。
秦時代の通貨の特徴としては、その名前を示す文字が刻まれていました。
例えば、「半兩」や「三銖」などの文字です。

半両銭(秦半兩)

半両銭は円形をしていて、文字が刻まれている面と平らな面があります。

半両銭(秦半兩)

始皇帝の時代に作られたと思われがちですが、実はそれより前からありました。
始皇帝の時代に、文字や物の長さや重さを測る単位、思想、お金などいろいろなことが統一されたことで、古代中国の広い地域で半両銭が使われるようになりました。
元々、半両銭ができたのは紀元前336年、恵文王の時代でした。
当時の中国では、いろいろな地域で自分たちのお金をそれぞれ作っていて、形や価値がバラバラだったため、統一されたお金が必要でした。
そこで、秦という国が一つになるために、半両銭を使うようにしたことで、お金の価値がわかりやすくなって、貿易や税金の徴収もスムーズになったのです。

半両銭は銅と錫を混ぜて作られた青銅貨幣で、長持ちするためにこの材質が選ばれました。
中心に穴が開いていて、紐を通して持ち運びやすくなっていて、この穴あきのデザインは、日本のお金にも影響を与えることになります。

また、半両銭の形が丸くて穴が四角いのは、「天は円くて、地は四角い」という当時の世界観から、こうした形になったと考えられています。

半両銭の買取価格
種類 美品
半両銭

重さでの買取(gあたり3.5円)

三銖銭(秦三銖)

三銖銭(秦三銖)

三銖銭さんしゅせん」は、中国の西漢せいかん時代に発行された古代の銅貨です。
中央に四角い穴の開いた「方孔円銭ほうこうえんせん」と呼ばれる形で、表面には篆書てんしょという書体で「三銖」の文字が刻まれています。

発行されたのは、かん武帝ぶていによる貨幣改革の時でした。
有力な説では、建元けんげん元年(紀元前140年)から数年間だけ作られたとされています。当時、それまで使われていた「半両銭はんりょうせん」が軽くなりすぎて経済が混乱していたため、それを立て直す目的がありました。

流通期間が非常に短かったため、「曇花一現どんかいちげん(つかのまの花)」とも呼ばれますが、その意義は重大です。
これは中国史上初めて、重さの単位である「しゅ」をコインの表面に明記した画期的な試みでした。この経験が、後に長く使われることになる「五銖銭ごしゅせん」の成功につながる重要なステップ(過渡期)となりました。

なお、現存する実物の重さは、およそ1.8~2.2グラム程度です。

三銖銭の買取価格
種類 美品
三銖銭

重さでの買取(gあたり3.5円)

漢時代の中国古銭の種類一覧

秦は、中国を統一するなかで、半両銭を使いましたが、始皇帝が亡くなると国はすぐに滅んでしまいました。
その後、漢王朝ができると、半両銭は使われなくなって、五銖銭等の新しいお金が作られていきます。
漢時代(紀元前206~220年)に作られた古銭の特徴としては、その通貨が作られた時の皇帝の名前やその通貨の名前などを示す文字が刻まれるようになったことです。

八銖半両

八銖半両

八銖半両はちしゅはんりょう」は、中国の前漢ぜんかん時代に使われた貨幣のひとつです。

発行された理由は、経済の混乱を止めるためでした。
それより前、かん高祖こうそが「民間で自由にお金を作ってよい」とした結果、非常に軽いお金(楡莢半両ゆきょうはんりょうなど)ばかりが出回り、物価が上がりすぎてしまったのです。

そこで、権力を握った呂后りょこうという人物が、紀元前186年に民間での製造を禁止し、この新しいお金を作らせました。
表面には「半両」と書いてありますが、実際の重さは「8しゅ(約5.4g)」と決められていました。

しかし、これはそれまでの軽いお金より一気に3倍も重くなったため、かえって使いにくく、世の中は混乱してしまいました。
その結果、わずか4年後(紀元前182年)には、もっと軽い「三銖さんしゅ」の半両銭に切り替えられることになりました。
なお、古銭の分類では「古文銭こもんせん」の一種として知られています。

  • 重さ:約7.3g
  • 直径:約32mm
八銖半両の買取価格
種類 美品
八銖半両

重さでの買取(gあたり3.5円)

四銖銭

四銖銭

四銖銭ししゅせん」には、歴史的に大きく分けて2つの種類があります。

ひとつは、前漢ぜんかんの時代に流通した「四銖半両銭ししゅはんりょうせん」です。
紀元前175年(文帝ぶんてい5年)に作られ始めました。このお金は、表面に「半兩はんりょう」と刻まれていますが、実際の重さは名前の通り4しゅしかありませんでした。本来の「半両(12銖)」に比べると、3分の1の軽さです。

この時、品質を守ることを条件に、再び民間でお金を作ることが許されました。その後、武帝ぶていの時代まで長く使われましたが、紀元前140年(建元けんげん元年)に廃止されました。

もうひとつは、南北朝なんぼくちょう時代の南朝宋なんちょうそうで、430年(元嘉げんか7年)に作られたものです。
こちらは表面に「四銖」と書かれており、書いてある額面と実際の重さが一致していました。
さらに454年(孝建こうけん元年)には、裏側に「孝建」という文字が入った「孝建四銖こうけんししゅ」も作られました。

  • 重さ:約2.6~3.5g
  • 直径:約23~24mm
四銖銭の買取価格
種類 美品
四銖銭

重さでの買取(gあたり3.5円)

五銖銭

五銖

五銖銭ごしゅせん」は、中国の古い銅貨です。
重さが「5しゅ(約4グラム)」あり、表面にその文字が刻まれていることから名付けられました。

作られ始めたのは、西漢せいかんの初期です。それまでの「半両銭はんりょうせん」の制度が何度か変わった後、紀元前118年(かん武帝ぶてい元狩げんしゅ5年)に初めて発行されました。

さらに紀元前113年(元鼎げんてい4年)には、政府が貨幣を作る権利を統一し、「上林三官五銖じょうりんさんかんごしゅ」の発行を始めました。
これは、国が通貨を管理するようになった、中国史上初の重要な出来事(里程標りていひょう)です。

形はしんの時代から続く「円形方孔えんけいほうこう(丸い形に四角い穴)」で、大きさや重さも統一されました。
このお金は両漢りょうかん時代を通じてメインで使われ、とう武徳ぶとく4年(621年)に廃止されるまで、700年以上も流通しました。
これは中国史上最も長い記録です。また、この制度は後の「通宝銭制つうほうせんせい」にも大きな影響を与えました。

  • 重さ:約3.3~5.1g
  • 直径:約25~26mm
五銖銭の買取価格
種類 美品
五銖銭

重さでの買取(gあたり3.5円)

唐時代の中国古銭の種類一覧

唐時代(618~907年)は、政府によって公式に通貨が作られて、その流通も管理され、経済の安定化が図られていました。

開元通寳

開元通寳

開元通寳かいげんつうほう」は、とうの初代皇帝である高祖こうそ李淵りえんによって、武徳ぶとく4年(西暦621年)に作られたお金です。唐の時代を通じて最も長く使われた、主要な通貨でした。

この貨幣が登場したことで、700年以上も続いた「重さを名前にする(五銖銭ごしゅせんなど)」という制度が終わりました。代わりに、「通宝つうほう」や「元宝げんぽう」のように、重さではなく「お金としての価値」を示す名前をつけるようになったのです。これはその先駆けとなる出来事でした。

形は「外円内方がいえんないほう(丸い形に四角い穴)」で、表面の文字は、有名な書家で役人(給事中きゅうじちゅう)でもあった欧陽詢おうようじゅんが、隷書れいしょを含む書体で書いたものです。
大きさは直径約24ミリ、重さは「2しゅ4すい」と決められ、このコイン10枚(10文)で重さ「1両」とされました。

これにより、古い単位である「銖」や「絫」に代わって、「銭」を単位とする計算しやすい「十進法」の重さの単位が確立されました。
これは中国の貨幣史上とても大きな改革で、しんの末期までの約1290年間、この「宝文銭ほうぶんせん」のスタイルが中国だけでなく、日本、朝鮮、ベトナムなどの周辺国でも使われ続けることになりました。

なお、「開元通寳」という名前は、その時の年号(元号)ではありません。
開闢新紀元かいびゃくしんきげん」(新しい時代を開く)という意味の「開元」と、「通行宝貨つうこうほうか」(流通する宝の貨幣)という意味の「通宝」を組み合わせた言葉に由来しています。

  • 重さ:約4.1~4.5g
  • 直径:約24mm
開元通寳の買取価格
種類 美品
開元通寳

重さでの買取(gあたり3.5円)

乾封泉宝

乾封泉宝

この硬貨は唐の時代の後期に発行されたものです。
読み方は、「けんほうせんぽう」です。

乾封泉宝けんほうせんぽうは唐の高宗こうそう期に初めて鋳造ちゅうぞうされた史上初の年号銭ねんごうせんであり、重量ではなく元号を刻む形式を確立して後世の東アジア貨幣に決定的な影響を与えました。五代十国ごだいじっこく時代のでも発行されましたが、現存する本物は文字を時計回りに読む旋読せんどく形式に限られ、対読たいどくのものは偽物と判断されます。

  • 重さ:約4.2g
  • 直径:約26mm
乾封泉宝の買取価格
種類 美品
乾封泉宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

乾元重宝

乾元重宝

こちらも唐の時代に発行されたもので、読み方は「けんげんじゅうほう」です。
乾元重宝けんげんじゅうほうは唐の粛宗しゅくそう期に鋳造ちゅうぞうされた年号銭ねんごうせんであり、金属の重さではなく重宝じゅうほうという価値ある名を冠して国家の威信を示しました。
この呼称は後のそうしん代まで続く貨幣名称の基礎を築いた歴史的に重要な一枚です。

  • 重さ:約10.7g
  • 直径:約32mm
乾元重宝の買取価格
種類 美品
乾元重宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

大暦元宝

大暦元宝

大暦年間(766~779年)に発行された通貨です。
読み方は「たいれきげんほう」です。

大暦元宝だいれきげんぽうとう代宗だいそう期に鋳造ちゅうぞうされた希少な貨幣であり、建中通宝けんちゅうつうほうと並び称されます。
作りは粗削りですが時代の変遷を伝える価値を持ち、文字を時計回りに読む旋読せんどくが正統で、対読たいどくのものは当時の様式と異なるため偽物と判断されます。

  • 重さ:約3.9g
  • 直径:約23mm
大暦元宝の買取価格
種類 美品
大暦元宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

建中通宝

建中年間(780~783年)に発行された通貨で、読み方は「けんちゅうつうほう」です。

建中通宝けんちゅうつうほうとう徳宗とくそう期に鋳造ちゅうぞうされた年号銭ねんごうせんで、大暦元宝だいれきげんぽうと同様に現存数が少なく希少です。

多くは薄肉小様はくにくしょうようと呼ばれる薄く小ぶりで粗略な作りですが、動乱期の歴史を伝える貴重な資料となっています。

建中通宝

  • 重さ:約2.7g
  • 直径:約22.5mm
建中通宝の買取価格
種類 美品
建中通宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

宋時代の中国古銭の種類一覧

宋時代(960~1279年)は、世界でも初めて交子こうし会子かいしと呼ばれる紙幣が使用された時代でもあり、宋時代の中国の貨幣経済がいかに進んでいるかが分かります。

皇宋通宝

皇宋通宝

宋時代に作られたと考えられている皇宋通宝(こうそうつうほう)です。
小平や折二といった額面があります。

皇宋通宝こうそうつうほう北宋ほくそう仁宗じんそう期に鋳造ちゅうぞうされ、年号ではなく国号こくごうを冠した貨幣です。
書体の異なる対銭ついせんという形式が定着しており、中でも複雑に折れ曲がった九畳篆きゅうじょうてんを持つものは高い美術的価値を誇る希少品です。

  • 重さ:約2~5.9g
  • 直径:約22.7~28.5mm
皇宋通宝の買取価格
種類 美品
皇宋通宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

皇宋元宝

皇宋元宝

宋時代に作られたと考えられている皇宋元宝(こうそうげんほう)です。
こちらも、小平や折二の額面があります。

皇宋元宝こうそうげんぽう南宋なんそう理宗りそう期に鋳造ちゅうぞうされ、元号ではなく国号こくごうを冠した貨幣です。
真書しんしょ篆書てんしょなど書体の異なる対銭ついせん形式を採用し、当時の高度な書道文化を反映しています。

  • 重さ:約2.1~4.2g
  • 直径:約23~25.6mm

※折二は、重さ:約3.1~10g、直径:約26.6~31mmが基準サイズとなります。

皇宋元宝の買取価格
種類 美品
皇宋元宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

景徳元宝

景徳元宝

景徳元宝は景徳年間(1004~1007年)に発行された通貨です。
読み方は「けいとくげんぽう」です。

景徳元宝けいとくげんぽう北宋ほくそう真宗しんそう期に鋳造ちゅうぞうされた年号銭ねんごうせんです。

精密な計量基準による厳格な管理下で発行され、端正な真書しんしょの書体は北宋ほくそうの経済的秩序と安定を象徴しています。

  • 重さ:約3.2~5.2g
  • 直径:約24.2~26.3mm
景徳元宝の買取価格
種類 美品
景徳元宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

元豊通宝

元豊通宝

元豊通宝は元豊年間(1078~1085年)に発行されました。
読み方は「げんほうつうほう」です。
小平と折二の額面があります。

元豊通宝げんぽうつうほう北宋ほくそう神宗しんそう期に鋳造ちゅうぞうされた年号銭ねんごうせんであり、篆書てんしょ行書ぎょうしょ真書しんしょなど異なる書体で発行される対銭ついせんの代表例です。

この書体の多様性は、当時の高度な書道文化と技術を反映した芸術性の高い貨幣であることを示しています。

  • 重さ:約2.5~7.3g
  • 直径:約22.9~26.5mm

※折二は、重さ:約4.2~15g、直径:約27.1~35.5mmが基準サイズとなります。

元豊通宝の買取価格
種類 美品
元豊通宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

紹聖元宝

紹聖元宝

紹聖年間(1094~1098年)に青銅と鉄をつかって鋳造された銭貨です。
読み方は「しょうせいげんぽう」です。
額面は、小平、折二銭があります。

紹聖元宝しょうせいげんぽう北宋ほくそう哲宗てっそう期に鋳造ちゅうぞうされた年号銭ねんごうせんであり、篆書てんしょ行書ぎょうしょによる対銭ついせん形式で当時の高度な書道文化を反映しています。

特に鉄母てつぼの銅色が濃い点が特徴で、北宋ほくそうの円熟した美意識を伝える芸術性の高い貨幣です。

  • 重さ:(小平銭)2.2~5g、(折二銭)5.2~15.7g
  • 直径:(小平銭)22.3~25.3mm、(折二銭)28.7~34.6cm

大観通宝

大観通宝

大観年間(1107~1110年)に発行された銭貨です。
読み方は「たいかんつうほう」です。
額面は、小平、折二、折三、折十四などがあり、材質として銅や鉄、錫の3種類が確認されています。

大観通宝たいかんつうほう北宋ほくそう徽宗きそう期に鋳造ちゅうぞうされた貨幣であり、芸術家皇帝自らが筆を執った御書銭ぎょしょせんの傑作です。

独自の書体である痩金体そうきんたいによる鋭い筆致は鉄画銀鉤てつがぎんこうと称賛され、貨幣の枠を超えた美術品としての価値を誇ります。

  • 重さ:約19g
  • 直径:約41mm
大観通宝の買取価格
種類 美品
大観通宝 12,000
男性吹き出し

大観通宝 当十については希少性があり、高額買取となります。

崇寧通宝

崇寧通宝

崇寧年間(1102~1106年)に発行されました。
読み方は「すうねいつうほう」です。
鉄で作られた崇寧通宝もあり、鉄製の場合は重くなります(約7.7~12.3g程度)。
額面の種類としては、小平、折二、当十があります。

崇寧通宝すうねいつうほう北宋ほくそう徽宗きそう期に鋳造ちゅうぞうされ、芸術家皇帝自らが筆を執った御書銭ぎょしょせんの傑作です。
独自の痩金体そうきんたいによる鋭い筆致は鉄画銀鉤てつがぎんこうと称され、一枚で十枚分の価値を持つ当十とうじゅう銭として流通した、美術品としての価値も極めて高い名品です。

  • 重さ:約3.5~4.5g
  • 直径:約24.2~25.2mm

※当十の場合は、重さ:約10.2~16.3g、直径:約34~36.1mm

崇寧通宝の買取価格
種類 美品
崇寧通宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

淳化元宝

淳化元宝

同じく淳化年間の銭貨で、淳化通宝と同時期の通貨です。
読み方は「じゅんかげんぽう」です。

淳化元宝じゅんかげんぽう北宋ほくそう太宗たいそう期に鋳造ちゅうぞうされ、皇帝自らが筆を執った御書銭ぎょしょせんとして知られる名品です。
真書しんしょ行書ぎょうしょ草書そうしょの三つの書体で発行されるという史上初の画期的な試みが行われ、王朝の高度な文化水準を象徴する芸術的な貨幣となっています。

  • 重さ:約4.7g
  • 直径:約25.5mm
淳化元宝の買取価格
種類 美品
淳化元宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

至道元宝

至道元宝

至道年間(995~997年)に発行された銭貨です。
読み方は「しどうげんぽう」です。

至道元宝しどうげんぽう北宋ほくそう太宗たいそう期に鋳造ちゅうぞうされ、皇帝自らが筆を執った御書銭ぎょしょせんとして真書しんしょ行書ぎょうしょ草書そうしょの三体で発行された芸術性の高い貨幣です。
重い鉄銭の不便さが世界初の紙幣交子こうしの誕生を促した時代の転換点を象徴する存在でもあります。

  • 重さ:約3.4~4.8g
  • 直径:約24.3~25.2mm
至道元宝の買取価格
種類 美品
至道元宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

咸平元宝

咸平元宝

咸平年間(998~1003年)に発行された銭貨です。
読み方は「かんぺいげんぽう」です。

咸平元宝かんぺいげんぽう北宋ほくそう真宗しんそう期に鋳造ちゅうぞうされた年号銭ねんごうせんであり、精密な戥秤とうひょうを用いた厳格な品質管理の下で発行されました。
端正な真書しんしょ体で刻まれたその姿は、派手さよりも実直な美しさを持ち、当時の経済的安定と秩序を今に伝えています。

  • 重さ:約2.2~5.8g
  • 直径:約21.4~26mm
咸平元宝の買取価格
種類 美品
咸平元宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

祥符元宝

祥符元宝

祥符年間(1008~1016年)に発行された銭貨です。
読み方は「しょうふげんぽう」です。
長崎貿易銭としても使用されました。

祥符元宝しょうふげんぽう北宋ほくそう真宗しんそう大中祥符だいちゅうしょうふ期に鋳造ちゅうぞうされた年号銭ねんごうせんです。
伝統的な重量規格を継承しつつ、書体の異なる対銭ついせん形式を取り入れた端正な作りは、北宋ほくそうの高度な書道文化と黄金時代の繁栄を象徴しています。

  • 重さ:約2.5~6g
  • 直径:約23~26.4mm
祥符元宝の買取価格
種類 美品
祥符元宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

天禧通宝

天禧通宝

天禧年間(1017~1021年)に発行されました。
読み方は「てんきつうほう」です。

天禧通宝てんきつうほう北宋ほくそう真宗しんそう期に鋳造ちゅうぞうされた年号銭ねんごうせんであり、書体の異なる対銭ついせん形式を採用した端正な貨幣です。

「天の喜び」を意味する元号の通り、当時の成熟した経済と高度な文化水準を象徴する、北宋ほくそうの安定期を代表する一枚です。

  • 重さ:約2.3~5.2g
  • 直径:約23.4~27.1mm
天禧通の買取価格
種類 美品
天禧通宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

太平通宝

太平通宝

太平興国年間(976~984年)に発行された銭貨です。
読み方は「たいへいつうほう」です。

太平通宝たいへいつうほうは複数の時代に作られましたが、特にしん末の太平天国たいへいてんごくによるものが有名です。
農民起義軍のうみんきぎぐんが発行したこの貨幣は政府貨幣より信用が高く、装飾品にされるほど民衆に支持されました。平和への願いを映す鏡として、伝統的な通宝つうほう形式で歴史に名を刻んでいます。

  • 重さ:約2.3~5.2g
  • 直径:約23.1~26mm
太平通宝の買取価格
種類 美品
太平通宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

元時代の中国古銭の種類一覧

元時代(1271~1368年)の中国は、モンゴル帝国に支配されていた時代となります。
そのため、古銭に刻まれる文字やデザインがモンゴルの影響を受けたものもありました。

大元通宝

大元通宝

大元通宝は元朝の初期に発行された銭貨で、読み方は「だいげんつうほう」です。

大元通宝だいげんつうほうげんの時代に鋳造ちゅうぞうされ、表面に公用文字であるパスパ文字が刻まれているのが最大の特徴です。
当時は紙幣である交鈔こうしょうが経済の主流だったため金属貨幣は希少であり、伝統的な形式に独自の文化を融合させた、帝国の威信を伝える歴史的な一枚です。

  • 重さ:約19g
  • 直径:約40mm
大元通宝の買取価格
種類 美品
大元通宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

中統元宝

中統元宝

中統元宝は、元朝中期に発行された銭貨です。
デザインは伝統的な中国式を踏襲しつつ、元朝独自の特徴も持っていました。
読み方は「ちゅうとうげんぽう」です。

中統元宝ちゅうとうげんぽうげん世祖せそクビライが発行した、銀を価値基準とする紙幣中統元宝交鈔ちゅうとうげんぽうこうしょうとして知られています。
マルコ・ポーロも驚嘆した高度な管理制度によって運営され、重い金属貨幣に代わる国家の信用を紙に変えた、当時世界最先端の金融システムでした。

  • 重さ:約3~4.2g
  • 直径:約15~24mm
中統元宝の買取価格
種類 美品
中統元宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

至大通宝

至大通宝

至大通宝は元朝の後期に発行され、この名前は発行された時期の元号に由来しています。
読み方は「しだいつうほう」です。

至大通宝しだいつうほうげん武宗ぶそう期に幣制改革へいせいかいかくの一環として鋳造ちゅうぞうされた貨幣です。
紙幣である交鈔こうしょうが経済の主流だったため発行期間は短く希少であり、紙幣中心の経済にあえて金属貨幣で安定をもたらそうとした試行錯誤の歴史を伝えています。

  • 重さ:約3.4~3.7g
  • 直径:約21~23mm
至大通宝の買取価格
種類 美品
至大通宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

大徳通宝

大徳通宝

大徳通宝もまた、元朝時代に発行された銭貨で、円形で中央に四角い穴が開いている伝統的なデザインです。
読み方は「だいとくつうほう」です。

大徳通宝だいとくつうほうげん成宗せいそう期に鋳造ちゅうぞうされた貨幣です。
紙幣である交鈔こうしょうが主流の経済下で発行されたため現存数は少なく希少ですが、パスパ文字ぱすぱもじが刻まれたものは多民族帝国のアイデンティティを象徴しています。
キャッシュレスが進んだ社会であえて作られた、皇帝の威信を物理的に証明する特別な存在です。

  • 重さ:約8.5g
  • 直径:約31mm
大徳通宝の買取価格
種類 美品
大徳通宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

明時代の中国古銭の種類一覧

明時代(1368~1644年)は、明朝は中央政府で基本的にはお金をつくっていましたが、一部地方政府や民間による鋳造も行われました。

大中通宝

大中通宝

大中通宝は、明時代の初期に発行された銭貨です。
円形で中央に四角い穴が開いている伝統的なデザインを持っています。
読み方は「だいちゅうつうほう」です。

大中通宝だいちゅうつうほうみん太祖たいそ朱元璋しゅげんしょうが即位前に鋳造ちゅうぞうした貨幣であり、裏面に地名を示す紀地きちなどが刻まれる多様なバリエーションが特徴です。
五つの額面で発行され、後の洪武通宝こうぶつうほうへと続く明代貨幣制度の基礎を築いた、王朝建国の歴史を象徴する存在です。

  • 小平銭:直径2.3~2.5cm、重さ3.2~4.4g
  • 二折銭:2.7~3cm、5~6.9g
  • 三折銭:3.2~3.6cm、6.9~10.3g
  • 五折銭:3.6~4cm、12.9~17.3g
  • 十折銭:3.9~4.6cm、20.6~40g
大中通宝の買取価格
種類 美品
大中通宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

洪武通宝

洪武通宝

明を建国した皇帝「朱元璋」が治めていた洪武年間に発行された通貨です。
読み方は「こうぶつうほう」です。

洪武通宝こうぶつうほうみん洪武帝こうぶてい期に鋳造ちゅうぞうされ、その後の貨幣制度の規範となった制銭せいせんです。
小平しょうへいから折十せつじゅうまで五つの額面があり、裏面に地名を示す紀地きちや額面を示す紀値きちが刻まれるなど多くの種類が存在します。紙幣重視の政策により後に補鋳ほちゅうされたものも多く含まれます。

  • 小平:2.2~2.5cm、2.7~3.9g
  • 二折:2.7~3cm、4~7.4g
  • 三折:3.2~3.6cm、7.8~11.9g
  • 五折:3.6~4cm、11.1~26.2g
  • 十折:3.9~4.6cm、16.6~31g
洪武通宝の買取価格
種類 美品
洪武通宝 42,000

永楽通宝

続いては、織田信長が旗印として掲げていたことで有名な永楽通宝です。
永楽年間(1403~1424年)に発行され、読み方は「えいらくつうほう」です。

永楽通宝えいらくつうほうみん成祖せいそ永楽帝えいらくてい期に鋳造ちゅうぞうされた制銭せいせんであり、伝統的な方孔円銭ほうこうえんせんの形式を完成させました。
当初は紙幣である大明宝鈔だいみんほうしょうが重視されたため、流通品の多くは後の嘉靖かせい年間に補鋳ほちゅうされたものですが、海を渡り東アジア全域で流通した国際的な貨幣です。

織田信長が「永楽通宝」を自軍の旗印に採用した具体的な理由は明確ではありませんが、信長の力の源泉は、農業が忙しい時期でも、戦に参加できる常設の軍隊を組織したことにあります。
この軍隊は永楽通宝等の金銭で雇われた兵士たちで構成されていて、このことが信長の軍隊にとって永楽通宝が重要なシンボルとなったと考えられています。

永楽通宝

明の時代の初期は、コインではなく紙幣を使って取引をしようという政策が実施され、銅銭の鋳造は禁止されていました。
しかし、1402年に朱棣しゅていが皇帝になると、政治、経済、文化、軍事、外交のさまざまな面で大きな改革が行われました。
その改革の1つに永楽通宝の鋳造もあり、国外との貿易用に永楽通宝は使用されました。
基本は小平銭ですが、折三銭(直径2.8~3.4cm)もあります。

  • 小平:2.4~2.5cm、重さは3.4~4g
永楽通宝の買取価格
種類 美品
永楽通宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

宣徳通宝

宣徳通宝

宣徳年間(1426~1435年)に発行され、品質が良く美しいデザインで知られています。
読み方は「せんとくつうほう」です。

宣徳通宝せんとくつうほうみん宣宗せんそう宣徳帝せんとくてい期に制定された制銭せいせんですが、当時は紙幣である大明宝鈔だいみんほうしょうが重視されたため鋳造が一時停止され、流通品の多くは後の嘉靖かせい年間に補鋳ほちゅうされたものです。
紙幣の価値下落により再び必要とされた経緯を持つ、伝統的な方孔円銭ほうこうえんせんです。

  • 重さ:約3~3.6g
  • 直径:約24~25mm
宣徳通宝の買取価格
種類 美品
宣徳通宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

弘治通宝

弘治通宝

明朝の経済が安定していた弘治年間(1488~1505年)に発行された通貨です。
読み方は「こうじつうほう」です。小平銭が多いですが、折十銭(重さ:約20g、直径:約40mm)もあります。

弘治通宝こうじつうほうみん孝宗こうそう弘治帝こうじてい期に鋳造ちゅうぞうされた貨幣です。
紙幣である大明通行宝鈔だいみんつうこうほうしょうの価値が暴落し1かんがわずか1文になる中、紙幣に代わって経済を支える制銭せいせんとして機能しました。
弘治の中興こうじのちゅうこうと呼ばれる安定期を、確かな銅の価値で支えた実務的な一枚です。

  • 重さ:約3~4g
  • 直径:約24~26mm
弘治通宝の買取価格
種類 美品
弘治通宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

嘉靖通宝

嘉靖通宝

嘉靖年間(1522~1566年)に発行され、長い期間にわたっての発行となりました。
読み方は「かせいつうほう」です。

嘉靖通宝かせいつうほうみん世宗せそう嘉靖帝かせいてい期に鋳造ちゅうぞうされ、紙幣インフレを受けて長らく停止していた銅銭発行を復活させた重要な貨幣です。
この時期には過去の年号銭も補鋳ほちゅうされ、素材が青銅せいどうから黄銅おうどうへと切り替わる転換点となりました。
公式な制銭せいせんとして旧銭きゅうせんより高い価値を持ち、後の貨幣基準を築きました。

  • 小平:2.3~2.5cm,3~4.5g
  • 折二:2.7~2.9cm
  • 折三:3~3.3cm
  • 折五:3.8~4cm
  • 折十:4.3~4.5cm
嘉靖通宝の買取価格
種類 美品
嘉靖通宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

隆慶通宝

隆慶通宝

隆慶年間(1567~1572年)に発行された通貨で、読み方は「りゅうけいつうほう」です。

隆慶通宝りゅうけいつうほうみん穆宗ぼくそう隆慶帝りゅうけいてい期に鋳造ちゅうぞうされた制銭せいせんであり、嘉靖かせい期からの黄銅おうどう技術を継承した高品質な作りが特徴です。
在位期間が短かったため発行数は限られており、大量に作られた万暦ばんれき期のものとは対照的に希少性の高い貨幣として知られています。

  • 重さ:約4~4.5g
  • 直径:約24~25mm
隆慶通宝の買取価格
種類 美品
隆慶通宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

万暦通宝

万暦通宝

万暦年間(1573~1620年)に発行され、この時期は明朝の政治的、経済的な変動が激しい時期でした。
読み方は「ばんれきつうほう」です。

小平銭だと下記のとおりですが、折二銭だと直径27~30mm程度となります。

万暦通宝ばんれきつうほうみん神宗しんそう万暦帝ばんれきてい期に鋳造ちゅうぞうされた制銭せいせんであり、明代最長の治世下で大量に発行されました。
当時は海外からの白銀流入により銀銭兼行ぎんせんけんこうが進み、銀が高額取引を担う一方で、銅銭は庶民の日常取引を支える不可欠な役割を果たしました。

  • 重さ:約3.4~4.2g
  • 直径:約21~25mm
万暦通宝の買取価格
種類 美品
万暦通宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

天啓通宝

天啓通宝

天啓年間(1621~1627年)に発行された通貨です。
読み方は「てんけいつうほう」です。

天啓通宝てんけいつうほうみん熹宗きそう天啓帝てんけいてい期に鋳造ちゅうぞうされた制銭せいせんであり、亜鉛あえんと銅を直接配合する黄銅おうどう鋳造技術が完成の域に達した貨幣です。
小平しょうへいから当十とうじゅうまで多様な額面が発行され、裏面に鋳造地や額面を記すなど種類が豊富な点が特徴で、みん末期の成熟した技術と経済状況を伝えています。

  • 小平:2.35~2.7cm,2.6~3.6g
  • 折二:2.6~3.1cm,2.8~7.3g
  • 折十:4.2~4.9cm,16.8~46.3g
天啓通宝の買取価格
種類 美品
天啓通宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

崇禎通宝

崇禎通宝

崇禎年間(1628~1644年)に発行され、明朝最後の期間の通貨となりました。
読み方は「すうていつうほう」です。
種類によって異なりますが、一般的な重さや直径は下記のとおりです。

崇禎通宝すうていつうほうみん朝最後の崇禎帝すうていてい期に鋳造ちゅうぞうされた制銭せいせんであり、背面に星や月など極めて多彩な文様を持つことで知られています。
銀銭兼行ぎんせんけんこうの経済下で進行した激しいインフレや社会不安を背景に、初代皇帝のいみなを避ける通宝つうほうの伝統を最後まで守り抜いた、王朝の終焉を象徴する歴史的な貨幣です。

  • 重さ:約3.6g
  • 直径:約24mm
崇禎通宝の買取価格
種類 美品
崇禎通宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

清時代の中国古銭の種類一覧

清時代(1644~1912年)も、引き続き、銅でつくられた通貨が基本です。
ただ、貿易する際に銀貨を使用していた欧米との交易が盛んになったため、銀貨の重要性が高まりました。

順治通宝

順治通宝

順治時代(1644~1661年)に発行された通貨です。
読み方は「じゅんちつうほう」です。

順治通宝じゅんじつうほうしん世祖せそ順治帝じゅんじてい期に発行された入関にゅうかん後最初の制銭せいせんであり、背面のデザインが時期により光背こうはい一厘いちりん銭など五つの形式に変遷する五式ごしきが特徴です。
満州文字まんしゅうもじを用いた形式はその後のしん朝貨幣の模範となり、一吊いちちょうなどの計数単位も定まるなど、新王朝の経済基盤とアイデンティティを確立した重要な方孔円銭ほうこうえんせんです。

  • 重さ:約2.4~5g
  • 直径:約24~27mm
順治通宝の買取価格
種類 美品
順治通宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

康熙通宝

康熙通宝

康熙時代(1662~1722年)に発行されました。
読み方は「こうきつうほう」です。

康熙通宝こうきつうほうしん聖祖せいそ康熙帝こうきてい期に鋳造ちゅうぞうされた制銭せいせんで、順治通宝じゅんじつうほうの形式を継承したしん代を代表する貨幣です。
特に末期には寺院の像を溶かして作られたという伝説を持つ羅漢銭らかんせんが発行され、黄金を含む幸運の銭として民衆に珍重されました。六十年に及ぶ治世の経済的安定を象徴する存在です。

  • 重さ:約2.1~5.6g
  • 直径:約22~28mm
康熙通宝の買取価格
種類 美品
康熙通宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

雍正通宝

雍正通宝

雍正時代(1723~1735年)に発行されました。
読み方は「ようせいつうほう」です。

雍正通宝ようせいつうほうしん世宗せそう雍正帝ようせいてい期に鋳造ちゅうぞうされた制銭せいせんであり、伝統的な方孔円銭ほうこうえんせんの形式を継承しています。
治世が短かったため発行数は少なく希少ですが、厳格な統治を反映して品質は高く、独特な書体の方頭通ほうとうつうや裏面の満州文字まんしゅうもじによる銭局せんきょく名が特徴的な、規律と秩序を象徴する貨幣です。

  • 重さ:約3.6~5.9g
  • 直径:約24.5~28mm
雍正通宝の買取価格
種類 美品
雍正通宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

乾隆通宝

乾隆通宝

乾隆時代(1736~1795年)に発行された銭貨。
この時代は清朝の全盛期で、通貨の流通量も多かったです。
読み方は「けんりゅうつうほう」です。

乾隆通宝けんりゅうつうほうしん高宗こうそう乾隆帝けんりゅうてい期に鋳造ちゅうぞうされた制銭せいせんであり、しん朝最盛期の乾隆盛世けんりゅうせいせを背景に莫大な量が発行されました。
伝統的な方孔円銭ほうこうえんせんの形式で裏面には満州文字まんしゅうもじ銭局せんきょく名が刻まれ、銀銭兼行ぎんせんけんこうのもとで安定した価値を保ち、帝国の繁栄を支えた代表的な貨幣です。

  • 重さ:約2.7~4.5g
  • 直径:約23~28mm
乾隆通宝の買取価格
種類 美品
乾隆通宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

嘉慶通宝

嘉慶通宝

嘉慶時代(1796~1820年)に発行された銭貨。
品質やデザインが多様化した時期です。
読み方は「かけいつうほう」です。

嘉慶通宝かけいつうほうしん仁宗じんそう嘉慶帝かけいてい期に鋳造ちゅうぞうされた制銭せいせんであり、形式は伝統的な方孔円銭ほうこうえんせんを継承しています。
しかし当時は私鋳銭しちゅうせんの横行や白銀流出による銀高銭安ぎんこうせんあんが進行しており、しん朝の繁栄から経済混乱へと向かう時代の変化を象徴する貨幣です。

  • 重さ:約2.3~5.7g
  • 直径:約23.5~27mm
嘉慶通宝の買取価格
種類 美品
嘉慶通宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

道光通宝

道光通宝

道光時代(1821~1850年)に発行されました。
読み方は「どうこうつうほう」です。
小平銭、折五、折十があります。

道光通宝どうこうつうほうしん宣宗せんそう道光帝どうこうてい期に鋳造ちゅうぞうされた制銭せいせんです。
形式は伝統的な方孔円銭ほうこうえんせんですが、アヘン貿易による白銀はくぎん流出で深刻な銀高銭安ぎんこうせんあんが進行し、私鋳小銭しちゅうしょうせんの横行など経済が混乱した苦難の時代を反映しています。

  • 重さ:約2.5~5.6g
  • 直径:約21~27mm
道光通宝の買取価格
種類 美品
道光通宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

咸豊通宝

咸豊通宝

咸豊時代(1851~1861年)に発行された銭貨。
内乱や社会的混乱の時期でした。
読み方は「かんぽうつうほう」です。

咸豊通宝かんぽうつうほうしん文宗ぶんそう咸豊帝かんぽうてい期に鋳造ちゅうぞうされた貨幣です。
太平天国の乱たいへいてんごくのらんによる財政難から高額面の大銭だいせんが次々と発行され、額面に応じて咸豊重宝かんぽうちょうほう咸豊元宝かんぽうげんぽうと名称が区別されました。
鉄や鉛を含む多様な素材で作られましたが、乱発は激しいインフレと市場の混乱を招き、帝国の経済的苦境を象徴する歴史となりました。

  • 重さ:約5.8g
  • 直径:約23mm
咸豊通宝の買取価格
種類 美品
咸豊通宝 宝福局 当百 300,000
咸豊通宝 宝福局 当五十 50,000
咸豊通宝 宝福局 当二十 25,000
咸豊通宝 宝福局 当十 10,000

咸豊重宝

咸豊重宝当五十表

咸豊時代(1851~1861年)に発行された銭貨。
主に当五、当十、当五十の額面につけられる名称です。
読み方は「かんぽうじゅうほう」です。

咸豊重宝かんぽうじゅうほうしん咸豊帝かんぽうてい期に財政難への対策として発行された、四文から五十文相当の額面を持つ大銭だいせんです。
素材の乱れや額面と重量が逆転する軽重倒置けいちょうとうちなどの混乱が生じ、激しいインフレを招いた当時の経済的苦境を伝える貨幣です。

咸豊元宝

咸豊元宝当百表

咸豊時代(1851~1861年)に発行された銭貨。
主に当百以上の額面につけられる名称です。
読み方は「かんぽうげんぽう」です。

咸豊元宝かんぽうげんぽうしん咸豊帝かんぽうてい期に発行された、百文から千文相当の最高額面を持つ大銭だいせんです。
太平天国の乱たいへいてんごくのらんによる財政難を背景に乱発されましたが、激しいインフレや額面と重量が矛盾する軽重倒置けいちょうとうちなどの経済混乱を招き、伝統的な方孔円銭ほうこうえんせんの終焉を予兆させる存在となりました。

同治通宝

同治通宝

同治時代(1862~1874年)に発行された銭貨。
読み方は「どうじつうほう」です。

同治通宝どうじつうほうしん穆宗ぼくそう同治帝どうじてい期に鋳造ちゅうぞうされた制銭せいせんです。
咸豊かんぽう期の大銭だいせん乱発による混乱を受けて紙幣が廃止されるなど、経済の立て直しが図られた時期に発行されました。
伝統的な方孔円銭ほうこうえんせんの形式を維持し、激動の後の経済秩序再建と安定への回帰を象徴する貨幣です。

  • 重さ:約5.9g
  • 直径:約22~25mm
同治通宝の買取価格
種類 美品
同治通宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

光緒通宝

光緒通宝

光緒時代(1875~1908年)に発行された通貨です。
読み方は「こうしょつうほう」です。

光緒通宝こうしょつうほうしん徳宗とくそう光緒帝こうしょてい期に発行され、従来の鋳造ちゅうぞうに加え西洋技術によるプレス製造の機製銭きせいせんが導入された画期的な貨幣です。
しかし銅元どうげんや機械製銀貨の台頭により、二千年以上続いた伝統的な方孔円銭ほうこうえんせんとしては事実上最後の大規模流通銭となり、帝国の黄昏と近代化の夜明けを象徴する存在です。

  • 重さ:約5.2g
  • 直径:約25mm
光緒通宝の買取価格
種類 美品
光緒通宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

宣統通宝

宣統通宝

宣統時代(1909~1912年)に発行された銭貨で、清朝の最後の皇帝の時代の通貨です。
読み方は「せんとうつうほう」です。
宣統通寳は、大型と小型があります。

宣統通宝せんとうつうほうしん最後の皇帝宣統帝せんとうてい溥儀ふぎの時代に発行された、中国史上最後の方孔円銭ほうこうえんせんです。
西洋技術による機製銭きせいせんも作られましたが、銅元どうげんなどが主流となりつつあったため流通は限定的でした。二千年に及ぶ穴あき銭の歴史に終止符を打ち、近代貨幣制度へと移りゆく帝国の最後を象徴する存在です。

  • 大型:直径23.6~24.3mm、重さ3.8~5g(平均は約4.5g)
  • 小型:直径18.5~19.5m、重さは約2.2g
宣統通宝の買取価格
種類 美品
宣統通宝

重さでの買取(gあたり3.5円)

中国古銭とは?

中国古銭とは、昔の中国で使われていたお金のことです。
多くの中国古銭は銅で作られていて、丸い形で、中央に四角い穴が開けられているのが特徴です。
この四角い穴のおかげで、紐を通して何枚もの銭を一緒に持ち運ぶことができました。
中国の長い歴史の中で、さまざまな王朝が次々と現れ、それぞれが自分たちの銭貨を作りました。
そのため、中国古銭は非常に多くの種類があります。
例えば、「元和通宝」は唐時代に、「咸平元宝」は宋時代に作られた銭です。

中国古銭の額面について

小平・折二・折三・折五・折十・当五十・当百・当千といった文字が刻まれた中国古銭が、主に宋の時代から見られるようになりましたが、これはその通貨の当時の価値を示しています。
小平は、1文の価値があり、折二は2文の価値があるという意味になります。

同じ種類の古銭のなかでも、額面を示す刻印が違うだけで価値が大きく変わるのが、中国古銭の特徴ともいえます。

中国古銭の額面一覧
額面 当時の価値
小平

1文の価値

折二

2文の価値

折三

3文の価値

折五

5文の価値

折十

10文の価値

当五十

50文の価値

当百

100文の価値

当千

1000文の価値

中国古銭の偽造方法と、偽物を見分ける方法

中国古銭に限らずですが、価値が高いものほど偽物が多く存在しています。
中国古銭の偽造方法から、真贋を見分ける方法をご紹介していきます。

中国古銭 3種類の偽造方法

まずは、代表的な偽造方法について3種類紹介していきます。

砂型鋳造法(さがたちゅうぞうほう)

砂型鋳造法は、砂を使って型を作り、そこに金属を溶かして流し込む古い鋳造技術です。
この方法は古銭の製造にも使われていましたが、同時に偽造にも利用されることがありました。
偽造者は本物のコインを型取りして、同じ形の偽物を作ることができたのです。
しかし、砂型鋳造で作られた偽物は、細かいディテールが欠けていたり、質感が本物と異なることが多いので、専門家には見分けられやすかったです。

改刻法(かいこくほう)

改刻法は、既にある貨幣に新たな文字や図案を彫り直して、異なる価値を持つ貨幣に変える方法です。
古銭偽造では、この改刻法で低価値の古銭をより価値の高い古銭に見せかけるために使われました。
この方法での偽造は、本来のお金の作り方とは異なるので、専門家にとっては見分けやすいです。

象眼法(ぞうがんほう)

既存の古銭に別の素材を細工して嵌め込む技術で、古銭の偽造においても用いられていました。
例えば、銅貨に金や銀を嵌め込んで、より高価な貨幣に見せる手法です。
ただ、外見上は本物と似ていても、金属の質感や重さで見分けることができます。

以上、中国古銭の代表的な偽造方法についての紹介となります。

中国古銭の偽物を見分ける方法

続いて、中国古銭の偽物を見分ける方法をいくつかご紹介していきます。

銅の種類で見分ける

明の時代につくられた嘉靖通宝以前の古銭の多くは青銅で作られていました。
そのため、嘉靖通宝以前の古銭なのに、黄銅で作られた古銭があったら本来の時代より後に作られたものと判断できます。
ちなみに、かんたんに現在の日本の硬貨で青銅と黄銅を説明すると、10円玉が青銅製、5円玉が黄銅製です。

音で判別する

中国古銭は長い年月をかけて、石灰化という劣化現象が起こります。
たとえば青銅が石灰化すると、その表面に緑青ろくしょうと呼ばれる粉っぽい層が作られるのですが、
こうした石灰化が起こると、何か別の金属で叩いたときに、鈍い音の響きとなります。
しかし、こうした石灰化が起きていない場合には、甲高い音が響くので、近年に作られた模造品であると判断できます。

においで判別する

本物の古銭は長期間地中に埋まっていたため、土っぽい純粋なにおいになりますが、
偽物は、接着剤や塗装などの異臭がすることがあります。

錆び方で判別する

古銭は長い年月をかけて、錆びていくため、この錆びを取り除くことは難しいです。
しかし、模造品は“見せかけの錆び”で、表面的なため、錆び方も真贋確認のポイントの1つになります。

サイズ、重さで判別する

今回の記事では、さまざまな種類の中国古銭の標準的なサイズや重さも紹介しています。
こうした標準的なサイズや重さから離れている場合には、別の年代、材質でつくられている可能性があります。

摩耗で判別する

本物の古銭は、その当時に実際にお金として使われていたので、古銭に刻まれた文字や図柄だけでなく、
古銭本体の全体が摩耗することになります。
しかし、偽物の場合、古銭本体はそのままなのに、文字や図柄といった刻印だけが摩耗しています。

以上、中国古銭の偽物を見分ける方法としていくつか紹介しましたが、
なかなか「質の高い偽物」を見破ることは難しいです。
じっさいの古銭専門の鑑定士は、古銭それぞれの鋳造方法や、材質、
偽物のレパートリーなど、さまざまな情報から個別的かつ総合的に判別することになりますので、
中国古銭の真贋についてお困りのことがありましたら、当社までご連絡ください。

中国の金貨!金餅、馬蹄金、金錠とは?

中国の金塊にも似た金貨をいくつかご紹介していきます。
金としての価値だけでなく、プレミア価値がつけられることもあります。

金餅、馬蹄金

春秋戦国時代(紀元前770~紀元前221年)に中国には、「」という国がありました。
楚は、金がたくさん採れる土地だったので、金餅きんぺい馬蹄金ばていきんという金貨もつくられ、全国各地で使用されていました。
その後、秦や漢の時代にも引き続きこれらの金貨が使用されましたが、一般市民が使うのではなく皇帝や位の高い貴族・官僚のあいだでの取引・プレゼントとして使用されていました。

金餅の買取価格
種類 画像 美品
金餅 金餅

現物確認(数十~数百万円)

馬蹄金 馬蹄金

現物確認(数十~数百万円)

金錠

また、金餅や馬蹄金だけでなく、金を溶かして特定の形に鋳造した金塊のような「金錠きんじょう」という金貨もあります。

金錠の買取価格
種類 画像 美品
金錠 金錠

国宝級のお宝

高値が付けられる中国銀貨

中国銀貨は、中国古銭のなかでも特に高値が付けられることがあります。
なぜそれほどまでに価値が高いのでしょうか。
それは、ずばり希少価値の高さです。
今回は、とくに買取価格が高くなる超お宝のプレミア中国銀貨を紹介していきます。

大清銀幣(壹圓銀貨)

大清銀幣壱円銀貨

大清銀幣(壹圓銀貨)は、宣統3年(1911年)に作られた銀貨です。
この大清銀幣(壹圓銀貨)は、いくつかの種類があるのですが、なかでも刻印された”竜のヒゲ”が短い種類のものは世界に5枚しかないと言われ、数千万円以上の価値が付けられます。

中華民国 壹圓銀貨(袁世凱 1ドル銀貨)

大清銀幣(壹圓銀貨)は、希少価値が高すぎてほとんどお目にかかることもありませんので、もう少し現実的なプレミア価値が付けられた中国古銭をご紹介していきましょう。

中華民国 壹圓銀貨(袁世凱 1ドル銀貨)

この袁世凱えんせいがいが描かれた壹圓銀貨ですが、いつ発行されたかによって価値が変わります。
たとえば、「中華民国八年」だと、買取価格は25,000(美品)です。

光緒元宝

光緒元宝

19世紀の末期に、欧米諸国との貿易のために発行されたのが、この光緒元宝(こうちょげんぽう)です。
中国のなかでもさまざまな地域で作られたため、たくさんの種類がありますが、中でも浙江省せっこうしょうという地域で作られた光緒元寶には、破格のプレミア価値が付けられています。

浙江省の光緒元寶にはこのように、その通貨がどれだけの価値があるかを示す「額面」が刻まれていますが、「七銭二分」と書かれた光緒元寶(浙江省造)だと、(株)アンティーリンクでは860万円で買取価格を明示しております。

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中国銀貨の買取価格一覧表をあわせてご確認ください。

中国の花銭

中国の花銭

花銭はなせん」は、通貨の形をしていますが、通貨としての価値はなく、”魔除け”やプレゼント、儀式で使われた特殊なコインです。
花銭の歴史は深く、漢の時代(紀元前206~220年)からつくられていたようです。

花銭の買取価格
種類 美品
花銭 5,000

ちなみに日本には、室町時代の末期に中国から花銭が伝わりましたが、日本では「絵銭えせん」と呼ばれました。

六条銭

京都の六条河原で、絵銭が作られたのが日本での始まりで、そこで作られた「六条銭」は高い価値が付けられます。

六条銭の買取価格
種類 美品
六条銭 8,000円~

中国古銭と風水の関係性

五帝銭など、中国古銭と風水の関係性は深いです。
そもそも風水とは、古代中国で生まれた考え方で、人々が住む場所や建物を自然の力と調和させ、良い「気」の流れを作り、そこにいる人たちの健康や幸運に良い影響を与えようとするものです。

五帝銭とは?

清の時代に最も繁栄した五皇帝(順治、康熙、雍正、乾隆、嘉慶)が国を治めていたときに作られた古銭のことです。
この5人の皇帝たちによって、180 年間もの長きにわたる清朝の最も輝かしい時代を作り上げました。

  • 順治通宝(じゅんじつうほう)
  • 康熙通宝(こうきつうほう)
  • 雍正通宝(ようせいつうほう)
  • 乾隆通宝(けんりゅうつうほう)
  • 嘉慶通宝(かけいつうほう)

もともと、古代の中国でも、お金の穴に赤い糸を通し、それを首から下げて、悪霊を追い払っていたとされていましたが、中華民族で最も繁栄した5人の皇帝の登場により、かれらが作ったお金はとくに”パワー”があるとされています。

お守りとして人気の中国古銭の種類

五帝銭は、邪気を遮断し、悪霊を追い払い、富を増やし、幸福を呼び寄せるとされています。
現在でも、五帝銭のレプリカが大量に作られており、お守りとして使われたり、財布に入れると金運アップする!と人気のようです。

ちなみに、お家のリビングに五帝銭を5枚並べるときには、順番も重要なようで、ちゃんと治世した順番に配置することがポイントと言われています。

五帝銭の種類
種類 画像
順治帝(1644年~1661年) 順治通宝
康熙帝(1661年~1722年) 康熙通宝
雍正帝(1722年~1735年) 雍正通宝
乾隆帝(1735年~1796年) 乾隆通宝
嘉慶帝(1796年~1820年) 嘉慶通宝

中国古銭の買取実績

中国古銭 天啓通宝の買取実績

中国古銭 天啓通宝[沖縄県うるま市]

天啓通宝には、明代のものと元代のものの大きく2種類がありますが、 こちらは明代のもので、「明天啓」と呼ばれます。 一方で、元代のものは「徐天啓」と呼ばれ、鋳造された数も少なく、現存するものはさらに少な ...
買取価格 55,000
買取日
カテゴリー
エリア 沖縄県
花銭 八卦図 / 背生肖十二支図の中国古銭買取実績

中国古銭 花銭 八卦図 / 背生肖十二支図

日本では絵銭と呼ばれますが、中国では花銭と呼ばれる類のもので、 形はお金を模していますが、貨幣として使われたものではなく、縁起物や装飾として使用されてきたものになります。 このほかにも近代銀貨や中国古 ...
買取価格 25,000
買取日
カテゴリー
エリア 岐阜県
咸豊元宝 宝蘇局 当百 中国古銭の買取実績

中国古銭 咸豊元宝 當百[長崎県長崎市]

こちらは咸豊元宝 宝蘇局 当百で、 中国・清朝時代に、宝蘇局(現在の中国江蘇省蘇州市に位置していた貨幣鋳造所)でつくられた銅製のお金です。 当百というのは額面の価値です。現在でいう100円とかそういう ...
買取価格 50,000
買取日
カテゴリー
エリア 長崎県

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中国古銭は「状態(グレード)」が命 放置による価値下落リスク

中国古銭の価値を決めるのは、種類の珍しさだけではありません。
中古市場では、「コインの状態(グレード)」が買取価格を大きく左右します。
どんなに珍しい古銭でも、状態が悪ければ価値は暴落します。
「持っているだけで価値が下がるリスク」があることを理解しておきましょう。

製造から数百年以上経過しているため劣化が進みやすい

中国古銭の多くは数百年〜二千年以上も前に作られています。
長い年月を経た金属は劣化が進んでおり、いわば「耐久力の限界」に来ている状態です。

特に昔の貨幣は不純物が多く、日本の高温多湿な環境は天敵です。
タンスにしまったままの「裸の保管」や「紙包み」では、湿気や温度変化によって急速に酸化が進んでしまいます。
「昔はきれいだったのに、気づいたらボロボロになっていた」というケースは後を絶ちません。

サビ・カビ・変色は「グレード低下」の直接原因に

古銭の価格は、鑑定機関の「グレード(格付け)」で決まります。
ここで最も嫌われるのが、保管環境の悪さによるサビ・カビ・変色です。

同じ種類のコインでも、グレードが違えば買取価格に10倍〜100倍もの差がつきます。
また、サビを慌てて自分で磨くと「洗浄品」とみなされ、さらに価値が下がってしまいます。

専門的な防湿管理ができない場合、所有し続けることは「毎日価値を下げ続けている」のと同じです。
サビや変色が広がる前、つまり「今」手放すことが、最も賢い選択といえるでしょう。

中国古銭の種類に関するよくある質問

中国の古い通貨は?

「中国古銭」と呼ばれ、歴史資料としての価値や希少性から高値で取引されています。

数千年の歴史があり、日本国内でもコレクターに非常に人気があります。
特に古い時代の銀貨や、特殊な形状の貨幣は入手困難なため相場が高いです。

独特な形の「刀銭とうせん」「刀幣とうへい」や「布銭ふせん」「布幣ふへい」、清時代の「龍銀りゅうぎん」などが代表的です。


中国最古のお金は?

宝貝タカラガイ」と呼ばれる天然の貝です。
金属のお金が作られるよりも前(殷の時代など)に使われていました。
「財」「貨」「買」など、お金に関する漢字に「貝」が含まれているのは、これが由来です。

その後、貝が不足したため、貝を模した金属製の「銅貝どうばい」や、農具の形をした「布銭ふせん」「布幣ふへい」などが作られました。

中国古銭の種類と価値:王朝ごとの特徴まとめ

中国古銭は、春秋戦国時代から清朝に至るまで、各王朝の歴史背景を色濃く反映した多種多様な種類が存在します。
主な種類と特徴は以下の通りです。

古代の特殊な形状
刀銭とうせん(刀の形)、布銭ふせん(農具の鋤の形)など、春秋戦国時代に使われた貨幣。
穴あき銭(円銭)
半両銭はんりょうせん五銖銭ごしゅせんなど、秦・漢代に確立された円形方孔の貨幣。
通宝・元宝
唐代以降の主流。開元通寳かいげんつうほう永楽通宝えいらくつうほう康熙通宝こうきつうほうなど、「○○通宝」と刻まれたものが数多く存在します。
近代の銀貨・金貨
清朝末期に発行された大清銀幣たいしんぎんぺい光緒元宝こうしょげんぽうなど。数百万円クラスのプレミア価値がつくこともあります。

真贋判定と買取について

中国古銭の価値は、鋳造された時代や書体、額面(小平・折二・当百など)によって数十円から数百万円まで大きく異なります。
特に高額な古銭ほど精巧な偽物が多く出回っているため、売却の際は注意が必要です。

  • 材質、音、錆び方、重量などを総合的に判断する必要がある
  • 自己判断せず、知識豊富な専門家に鑑定を依頼するのが安全

価値が不明な中国古銭をお持ちの方は、実績豊富なアンティーリンクまでお気軽にご相談ください。