皇太子殿下御成婚記念5万円金貨の買取価格

投稿日 : 2021年9月8日最終更新日 : 2025年3月14日投稿者 : 渡邉博カテゴリー : 日本の記念金貨・銀貨（相場連動型）

本日の買取価格

買取価格の推移

皇太子殿下御成婚記念5万円金貨のサイズ/重さ/品位

直径: 2.7cm
重量: 18g
品位: 金1000（純金）

※パックに目立つ傷や折れがあった場合は上記から1,000円、割れや欠けがあった場合は上記から2,000円引いた価格での買取となります。
※金相場に合わせた金額ですので、到着日の買取価格で買取いたします。
※御成婚5万円プルーフも、上記と同じ値段です。

皇太子殿下御成婚記念5万円金貨の買取実績

皇太子殿下御成婚記念5万円金貨（富山県のお客様）[富山県富山市]

2024/07/01時点では217,600円だった御成婚5万円金貨ですが、1週間後の2024/07/08には223,000円と、5,400円も買取価格がUPしました。

金価格押し上げの要因として、ニューヨークを拠点とする独立系金属トレーダーのタイ・ウォン氏のコメントを引用すると、

「雇用統計の修正額が下がり、失業率が再び上昇したことで、9月の利下げが『確固たるもの』となり、金は1カ月ぶりの高値で取引されている」

と述べました。

買取価格	223,000 円
買取日	2024/7/8
カテゴリー	金貨 \| 記念硬貨
エリア	富山県

皇太子殿下御成婚記念5万円金貨[宮城県石巻市]

2024年6月20日（木）のニューヨークでの金の先物取引は、前日よりも値上がりしました。アメリカの住宅建設が予想より少なかったため、景気が悪くなると考えられ、それが金の値上がりにつながりました。また、アメリカの中央銀行（FRB）が金利を下げるかもしれないという期待もあって、金の買いが増えました。

買取価格	218,900 円
買取日	2024/6/21
カテゴリー	金貨 \| 記念硬貨
エリア	宮城県

皇太子殿下御成婚記念5万円金貨とは

皇太子殿下御成婚記念5万円金貨とは、1993年(平成5年) 9月9日に当時の皇太子殿下である徳仁さまと雅子さまの御成婚を記念して日本造幣局より発行された記念硬貨です。

5万円金貨は200万枚発行され、銀貨、白銅貨とセットになった「皇太子殿下御成婚記念プルーフ貨幣3点セット」は当時70000円で販売されました。

また、この金貨は1994年に世界造幣局長会議に付随して行われるイベントであるMDCコイン･コンペティションにて「記念貨幣（金貨）」のカテゴリーで、最も技術的に優れた貨幣賞を受賞しています。

出典:造幣局｜賞を受賞した貨幣

デザイン

この記念硬貨のデザインは、皇太子殿下が御成婚への心情を謳った和歌にちなんでいます。
その際に謳われた和歌は「大空に舞ひ立つ鶴の群眺む幼な日よりのわが夢かなふ」でした。

表面には、詩に登場する大空へと飛び立つ「鶴」が2羽並んで大きく描かれています。
裏面には、天皇家の家紋である「菊の御紋章」と、皇太子の御印である「梓」が添えられています。

その周囲に書かれた文字は「皇太子殿下御成婚記念」、「平成五年」、「日本国」、「五万円」の4つです。

5万円金貨は御成婚記念ただ1種類だけ

皇太子殿下御成婚記念5万円金貨は、初めて作られた5万円金貨でした。
それ以前の記念貨幣金貨は、額面10万円で発行されています。
額面を半額にしているのは、購入者を増やすという狙いがあったからです。日本政府としても、皇太子御成婚を国民的なイベントにしたいという思惑がありました。
そのため、額面を下げることで記念貨幣を買い求める人を増やそうとしたのです。また、平成不況と言われる時期であったことも額面変更に関係しています。
不況の真っただ中である当時は、どうしても高額商品が売れにくい時勢でした。そこで、従来の記念金貨の半額という思い切った額面変更に踏み切ったのです。