

新5円⾦貨は、明治30(1897)年9 月から昭和5(1930)年2月にかけて製造された⾦貨です。新10円⾦貨(新10 圓⾦貨)・新20円(新20圓⾦貨)⾦貨と同じ年に発⾏が始まり、貨幣法の制定に伴い、明治30(1897)年に製造が開始されました。
新5円⾦貨の基本的なデザインは、新20円⾦貨・新10円⾦貨と同じです。中⼼に「五圓」の文字が打たれ、その周囲に菊や桐が配置されています。
裏⾯は、中⼼に⽇章と⼋陵鏡(はちりょうきょう:菱花形の鏡)をデザインし、周囲に製造年や「五圓」の文字などが打たれています。