新5円金貨 価値と偽物の見分け方

こちらの記事では、新5円金貨について取り上げます。
アンティーリンクでは、今までに多くの金貨の査定・買取を行なってきました。
その実績を元に、市場価値に基づいた買取金額偽物の見分け方を解説しています。

新5円金貨の基本情報

新五円金貨は、明治30年、31年、36年、44年、45年、大正2年、13年、昭和5年にかけて発行された金貨です。
基本情報は、以下の通りです。

重さ:4.17g
品位:金900/銅100
直径:16.96mm

新5円金貨の価値

ここでは、新5円金貨の価値に基づいた買取価格を公開します。

<状態・年代による買取価値一例>※特に価値の高い年代をご紹介

並年 60,000円(美品)
明治36年 180,000円(美品)
明治44年 65,000円(美品)
大正2年 100,000円(美品)
大正13年 100,000円(美品)
昭和5年 200万~350万円(美品)

新五圓金貨の製造年は、裏面のこの部分で確認します。


写真の例ですと、明治三十年発行と読めます。

新5円金貨の状態は、未使用/準未使用/極美品/美品/並品/劣品に分けられます。
市場では美品のものが多く流通しているため、美品の価格を掲載しています。

記事では、特に価値の高い年代のものをピックアップして紹介しました。
買取価格や詳細は、こちらで公開しています。

新5円金貨は、年代によって値段が異なります。
特に昭和5年のものは特に価値が高いです。

以上のように新5円金貨は価値が高いため、偽物も多く出回っています。

次の項目では、偽物の見分け方を解説します。

新5円金貨の真贋 偽物の見分け方

新5円金貨の真贋を見分けるポイントは3つです。

●重さを計る
●側面を見る

●デザインを見る

この3つを押さえれば、新5円金貨の偽物を見分けられるようになります。

重さを計る

最初に、真贋判定の基本である重さを計ります

製造時の本物の重さは4.17gです。
流通による摩耗などを考慮しても、およそ4.07g〜4.20g程度の範囲が、本物と偽物を見分ける際の基準となります。

それではまず、重さを計っていきましょう。

本物は4.18gです。範囲内におさまっていますね。
これに対し偽物は、3.91gの数字を示しました。
3.91gは本物と比較し小さな数値のため、この時点で偽物と判断することが可能です。
とはいえ、比較的本物に近い数値である、とも言えます。

本物の新5円金貨は、素材が金90%と金が主成分です。
偽物は、金より密度の低く比較的安価な金属を使用していることが多いです。
このような場合、同じ大きさであれば、偽物の方が軽くなります。
その結果、偽物は本物より厚みを増すことで、重さを4.17gに近づけようとします。

このように重さだけでは分からないことがあるため、他の要素『側面』もチェックしてみましょう。

側面を見る

では、側面をチェックします。

実際にノギスで計測したところ、本物は1.30mm偽物は2.27mmでした。
偽物は、本物の二倍くらいの厚みがありますね。
これならば、見ただけで判別可能ですね。

『重さを計る』の項目でお伝えした通り、金は他の金属と比較し、密度が高いです。
そのため、同じ重さを他の金属で再現するためには、このように厚くするしかないのです。

次の項目では真贋を見分けるポイントの3つ目である『デザインを見る』について解説します。

デザインを見る

表面、裏面、それぞれのデザインをチェックします。

表面は葉のデザインに注目します。
本物は、葉先が尖っていますね。葉脈も細部まではっきりしています。
偽物は、葉先が丸く、葉脈が太く細部も省略されています。

裏面では日章の中心部に注目します。
本物は、中心部の縦線がはっきり刻まれ、輪も細いです。
偽物は、中心部の縦線はつぶれ、輪が太くなっています。

そのほか、年号の文字や五圓の文字も、太さが違いますね。
拡大はしませんが、お分かりになりますか。

このように重さや厚みでわからない場合、デザインの細部を意識して見てみましょう。

以上の3つのポイントに注目すれば、新5円金貨の偽物を見抜くことができます。

新5円金貨と旧5円金貨との違い

最後に、明治3年から発行されていた、旧10円金貨と比べてみましょう。

新5円金貨は、表裏共に、旧5円金貨に比べてシンプルなデザインになっています。
大きさも新5円金貨の方が小さく、軽いです。
菊花紋は、旧5円金貨では裏面にきています。

以上のように、新5円金貨と旧5円金貨は全く異なることが分かります。

なお、旧5円金貨の価格と偽物については、こちらからご覧いただけます。

要点まとめ

以上が新5円金貨の価値と偽物の見分け方でした。

まとめると…
・新5円金貨は発行年で価値が大きく違う
・新5円金貨の真贋は3ポイントで判別できる
・新5円金貨と旧5円金貨はデザインが異なる

新5円金貨は価値が高いため、偽物が多く出回っています。
技術の進歩に伴い、3Dスキャナを用いたスーパーコピーと呼ばれる精巧なレプリカも存在します。
熟練の鑑定士でも判断に迷うことも多くあるのが、新5円金貨です。

弊社では郵送買取のほか、LINEによる無料査定も行なっています。
新5円金貨の真贋については、お気軽にご相談ください。

このほかにも問い合わせの多い、新1円銀貨の真贋貿易銀についても紹介しています。
併せてご覧ください。

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