重さ: 5.62g
品位: 金209/銀791
美品 20,700円(税込)
重さ: 5.62g
品位: 金209/銀791
安政3年(1856年)から万延元年(1860年)まで、わずか4年間だけ発行された安政二分判金。
安政二分判金は個体の状態やエラーの有無によって査定額が変わります。
何も知らないまま売却に臨むと、本来の価値より低い金額で買い取られてしまうケースも珍しくありません。
この記事では、古銭の専門家が安政二分判金の買取価格を左右するポイントから、本物と偽物の見分け方、高く売るための方法まで詳しく解説します。
目次
まずは安政二分金の価値を左右する2つのポイントを紹介します。
ひとつめの要素は保存状態です。
安政二分判金は安政3年から万延元年にかけての4年間、実際に流通していた貨幣です。
そのため、日常使いによる摩耗や汚れが残った個体が少なくありません。
保存状態が良好で、金色の光沢が保たれているものは市場への流通数が少なく買取価格が上がりやすい傾向があります。
一方、摩耗や変色が目立つ個体は買取価格が下がってしまう事もございます。

安政二分判金において特に高い評価を受けるのが、「逆打」と呼ばれるエラー銭です。
これは鋳造時に表面と裏面の極印が180度反転して打たれたもので、製造工程上のミスによって生じます。
※一説には鋳造枚数を把握するために、何枚かに一つあえて逆打ちで作ったという説もございます。
状態によっては通常品を大幅に上回る査定額となる場合があります。
手元の安政二分判金で「表面の文字の向きと裏面の花押の向きが逆になっている」と感じたら、逆打の可能性があります。
安政二分判金を売却する際は、事前に以下の3点を確認しておくことをおすすめします。
これらを事前に把握しておくことで、適正な価格での売却がしやすくなります。
特にエラー銭の見落としは大きな損失につながりますので、売却前に必ずチェックしてください。
なお、買取業者によっては逆打などのエラー貨幣を確認せずに通常品として査定するケースもあります。
アンティーリンクでは、古銭の専門家が一枚ずつ査定致します。
自分で確認するが面倒な方はお気軽にご相談ください。
安政二分判金は価値の高い古銭のため、中には偽物も存在します。
手元の一枚が本物かどうかを確認するために、以下の2点を押さえてください。
最も簡単かつ信頼性の高い確認方法が、重量測定です。
本物の安政二分判金の標準重量は約5.62gです。
偽物の場合、安価な素材をベースに作られている事が多いため、本物と比べて重量が違うことがよくあります。
むかしのお金のため、摩耗や欠けなどによって多少重量が変わる事もございますが、0.5g以上の誤差がある場合は偽物の可能性を疑う必要があります。
本物の安政二分判金のサイズは縦約22.5mm×横約13.8mmです。 サイズが大きくずれていたり、厚みのばらつきが目立つ場合は注意してください。
また、安政二分判金の素材(金・銀)は磁石に反応しません。
磁石に吸着する場合は、芯材に鉄やニッケルが使われた粗悪な偽物の可能性が高いです。
表面の輝きについても確認する価値があります。
本物は経年変化によって落ち着いた光沢を持ちますが、ギラギラとした安っぽい光沢のものや、金メッキが剥がれて下地が見えているものは偽物の疑いがあります。
ただし、中には重量やサイズを本物に合わせた精巧な偽物も存在します。ご自身での確認に不安を感じたら、専門家への相談が確実です。アンティーリンクでは写真をお送りいただくだけで真贋も含めた査定が可能ですので、お気軽にご利用ください。
安政二分判金を他の二分判金と見分けるポイントは、縦の寸法です。
以下の比較表を参考にしてください。
| 二分判金の種類 | 縦の寸法 |
| 文政二分判金(真文) | 23.0mm |
| 文政二分判金(草文) | 23.6mm |
| 安政二分判金 | 22.5mm |
| 万延二分判金 | 17.0mm |
| 明治二分判金 | 19.0mm |
安政二分判金の縦寸法22.5mmは一覧の中で中間的なサイズです。 万延二分判金(17.0mm)と明治二分判金(19.0mm)は明らかに小さく、文政二分判金(23.0mm・23.6mm)は安政二分判金より大きいため、縦寸法を測定することで見分けやすくなります。
詳しい見分け方は、以下の記事もご参考ください。

安政二分判金(安政二分金)は、安政3年(1856年)から万延元年(1860年)にかけて発行された、江戸時代後期の金貨です。
「二分」とは額面の単位で、小判1枚(1両)の半分にあたる0.5両の価値を持っていました。
| 項目 | 詳細 |
| 正式名称 | 安政二分判金(あんせいにぶばんきん) |
| 鋳造期間 | 安政3年(1856年)〜万延元年(1860年) |
| サイズ | 縦22.5mm×横13.8mm |
| 重さ(量目) | 5.62g |
| 品位 | 金209/銀791(金約20.9%・銀約79.1%) |
| 鋳造量 | 3,551,600両(約7,103,200枚) |
※品位:貴金属製品に含まれる貴金属の割合を示す指標で、一般的には千分率で表される。
19世紀半ば、度重なる災害や政治の混乱により徳川幕府の財政は深刻な状態になっていました。 幕府はこの危機を乗り越えるため、金の品位を他の二分判金より低く設定した安政二分判金を発行しました。
金含有率を下げることで同じ金量からより多くの金貨を鋳造でき、その差額(改鋳利益)を財政の補填に充てた経緯があります。
しかしながら、品質の低下を察した庶民の反発を招いて信頼が得られず、最終的には4年間という短期間で発行が終了しました。
この短命ぶりが、現在の希少価値につながっています。
保存状態によって大きく異なります。アンティーリンクでの最新買取価格は20,700円となります。
ご自宅で確認できる基本的な方法として、①重さを精密に計る(標準重量は約5.62g)、②サイズを測る(縦約22.5mm)などがあります。ただし最終的な真贋の判断は専門家に委ねることをおすすめします。
古銭の買取実績が豊富な専門業者に査定を依頼することが重要です。古銭に詳しくない業者では素材価値のみで評価され、適正価格がつかない場合があります。アンティーリンクではLINEを使った無料査定を行っておりますので、お気軽にご相談ください。
安政二分判金は、幕府の財政難を背景に安政3年からわずか4年間だけ発行された希少な金貨です。
金の含有率は低いものの、発行期間の短さと逆打などのエラー銭の存在が、他の二分判金にはない付加価値を生み出しています。
手元の安政二分判金が通常品かエラー銭かを見極めることが、高く売るための最初の一歩です。
ご自身での判断が難しい場合は、ぜひアンティーリンクの無料査定をご利用ください。
アンティーリンクでは、LINEを使った無料査定を行っております。もちろん見積もりだけのご相談でも問題ございませんので、お気軽にご利用ください。
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