【価値280％増】10万円金貨が未曾有の価格上昇！最適な売却方法はどれ？

投稿日 : 2024年11月28日最終更新日 : 2025年3月28日投稿者 : 渡邉博カテゴリー : スタッフブログ

こんにちは、古銭鑑定士の渡邉です。
最近、10万円金貨が大高騰しているという話題を耳にしたことはありますか？
この金貨の価値を知らずに銀行で交換し、大損してしまう方が多いのが現状です。

実はこの金貨、発行当時の価値は額面通りの10万円でしたが、今では価値が約29万円（2025年3月現在）に達しています。今回は、10万円金貨の価値が高騰した理由、最適な売却方法、そして現在の買取価格相場について解説します。

YouTubeで公開！10万円金貨がゴールドバブルで超絶高騰！最適な売却方法と買取価格相場

YouTube動画では、10万円金貨に関する以下の内容を解説していますので、ぜひご視聴ください。動画ではなく、テキストで確認されたい方は本記事をご覧ください。

▼タップして動画を再生してください。

10万円金貨と呼ばれる金貨には以下の2種類が存在します。

天皇御在位60年記念の10万円金貨は、1986年に発行された記念貨幣で、製造枚数は1,100万枚。当時の日本の人口約1億2,000万人と比較すると、11人に1人が所有可能な計算になります。

金貨の特徴はこちらです：

表面には鳩のデザインが描かれており、裏面には「拾万円」の文字が記載されています。この金貨は日本の法律上、実際に使用可能な貨幣ですが、一般的には銀行で10万円と引き換える形で利用されてきました。

ちなみに、下記の写真は御在位60年10万円金貨が発行された当時に、金融機関で引き換えるための抽選券です。
あくまで抽選券というところが当時人気のぶりをうかがえますね。

発行当時の10万円金貨の引換抽選券

10万円金貨の価値は、金の価格高騰によって大きく上昇しました。1986年当時の金価格は1gあたり約2,000円でしたが、2024年には1gあたり約14,000円にまで上昇しています。

金貨1枚の素材価値は以下のように変化しました。

つまり、10万円金貨は額面の価値を大幅に超え、2025年3月現在では29万円以上の価値を持つようになっています。

10万円金貨を売却する方法は主に2つあります。

ヤフオクでは、10万円金貨が29万円で落札されることもあります。しかし、注意点として手数料が10%かかります。そのため、実際の手取りは261,000円程度になってしまいます。

古銭買取業者では、金相場に基づいて買い取り価格を設定しているため、手数料を差し引かれずに高値で売ることが可能です。例えば、私たちの会社「アンティーリンク」では、2025年3月25日時点での買取価格は296,600円です。

売却方法	売却額	実際の手取り額	差額
ヤフオク	290,000円	261,000円	-29,000円
古銭買取業者	296,600円	296,600円	0円

結論として、古銭買取業者に売却する方が約3万円お得です。

高額買取を実現するためには、以下のポイントを押さえて買取業者を選びましょう。

毎日買取価格を更新しているか確認する: 金相場は毎日変動するため、価格が随時反映されているかが重要です。
買取価格の基準を明確にしているか確認する: 「金相場の何％で買取していますか？」と質問してみると良いでしょう。例：当社では「田中貴金属工業の税込買取価格の93%」とお答えしています。