直径: 2.26cm
重さ: 4.8g
品位: 銀600/銅300/亜鉛100
※状態は関係無し
※銀相場に合わせた金額ですので、到着日の買取価格で買取いたします。
直径: 2.26cm
重さ: 4.8g
品位: 銀600/銅300/亜鉛100
※状態は関係無し
※銀相場に合わせた金額ですので、到着日の買取価格で買取いたします。
ご自宅の古い100円玉、実は額面以上の価値があるかもしれません。
「100円銀貨」は素材に銀が含まれているため、現在の銀相場では額面(100円)以上の価値がつく可能性が非常に高い硬貨です。
目次
当日の銀相場に応じて、取引価格を毎日決定しています。
昔の100円銀貨(旧100円玉)はたくさん作られたため、特別な価値はありませんでした。
しかし、近年になって銀の値段が上がってきたこともあり、100円銀貨の価値が急激に高まっています。
コレクターたちからも注目されるようになり、特に珍しい刻印の違いがあるものや、まったく使われていないピカピカのコインは、数万円で取引されることもあります。
以前では考えられなかったほど高い値段がついています。
現行の100円玉と違い、100円銀貨は60%が銀で出来ています。
そして、発行された当時よりも現在の方が銀の価値がはるかに高くなっています。

【2.88g × 278円 = 800.64円】
100円銀貨は銀相場のみで考えると800円の価値があるといえます。
古銭買取専門店アンティーリンクの、直近1ヶ月の100円銀貨の買取価格推移です。

※過去1ヶ月間 日時推移

100円銀貨の買取価格は、日々の銀相場と連動して価格を決定しています。
2025年(令和7年)時点での銀相場は、1gあたり160〜290円で推移しています。
仮に銀の買取価格278円/1gとした場合、100円銀貨に含まれる銀の価格は下記のとおりで、銀そのものの価格は額面を大きく超えます。
銀相場278円/g × 100円銀貨の重さ4.8g × 銀の含有率60% = 800.64円
この相場価格をもとに、日ごとに買取価格を変動させています。
100円銀貨の買取価格と地金価格に差がある理由は貨幣損傷等取締法があるためです。
100円銀貨は現在でも100円硬貨として使用できると国から定められています。
つまり、現行貨幣として認められているため、貨幣損傷等取締法が適用されます。
① 貨幣は、これを損傷し又は鋳つぶしてはならない。
② 貨幣は、これを損傷し又は鋳つぶす目的で集めてはならない。
出典:貨幣損傷等取締法(昭和二十二年法律第百四十八号)
このことから、100円銀貨は損傷・加工をしてはいけないため、工業用銀製品に加工をされているような地金業者でも一般的には買い取りません。
そのため、銀行で現在の100円硬貨への換金をするしかない、というのが一般的です。
しかし、アンティーリンクでは古銭収集家・コインコレクターの方々との取引を行うため、額面以上の金額で100円銀貨を買取りできるのです。(2025年11月現在)
2001年から2025年の25年間で、銀相場の高騰し、100円銀貨の市場価値は約15倍に大幅上昇しました。
下記グラフは2001年から2025年までの銀相場と連動した100円銀貨の取引市場価値の遷移です。
銀の価値としては、2010年までは額面の100円を下回っており、買取店はもちろんオークション等でも100円銀貨が取引されることはほとんどありませんでした。
ところが、2011年ごろから100円銀貨の銀としての価値が額面100円を超えました。
特に2022年以降は銀相場の高騰が顕著で、2025年度の買取価格の急上昇は注目されています。
100円銀貨は、1957年~1958年(鳳凰)と1959年~1966年(稲穂)にかけて発行された旧100円玉(通常貨幣)と、1964年に発行された記念貨幣(オリンピック記念)の総称です。
現在は素材が白銅に変更され、銀貨は新しく作られていませんが、法律上問題なく使用できる貨幣です。
基本的にそれぞれの100円銀貨の価値は「エラーコイン」など特殊な例を除いて同等に取り扱っています。
| 種別 | 名称 | 表 | 裏 |
|---|---|---|---|
| 通常貨幣 | 百円銀貨幣(鳳凰) | ![]() 図柄:鳳凰 文字:日本国 百円 |
![]() 図柄:日章、桜花 文字:昭和〇年 100 YEN |
| 百円銀貨幣(稲穂) | ![]() 図柄:稲穂 文字:日本国 百円 |
![]() 図柄:分銅 文字:100 昭和〇年 |
|
| 記念貨幣 | 東京オリンピック記念100円銀貨幣 | ![]() 図柄:聖火台 五輪マーク 文字:日本国 百円 |
![]() 図柄:太陽 文字:100 TOKYO 1964 昭和39年 |
戦後の1957年(昭和32年)12月11日に、初めての100円硬貨として鳳凰を意匠とする銀貨が発行されました。
表面に羽を広げた鳳凰の図柄および「日本国」と「百円」の文字、裏面には旭日を囲む4輪の桜花の図柄と「100YEN」の文字・製造年が配されていて、硬貨では当時の最高額面でした。
鳳凰の100円銀貨の発行開始年から2年後の1959年(昭和34年)2月16日に、量目・品位をそのままで、デザインが稲穂に変更された稲穂100円銀貨が発行されました。
表面には稲穂の図柄と「日本国」「百円」の文字、裏面には図案化された分銅型に重ねて「100」の数字、その上下に分かれて製造年が表記されています。
なお、この際に五十円硬貨もデザインが変更され、共に一般公募されたデザインが採用されました。
製造期間は1959年(昭和34年)~1966年(昭和41年)ですが、1962年(昭和37年)銘のみ製造されていません。
1964年(昭和39年)に東京オリンピックが開催され、併せて従来の100円硬貨のデザインを一部変更した記念貨幣が同年9月21日に発行されました。
これは、通常の100円硬貨製造計画8,000万枚の枠内での製造でした。
表面は聖火と五輪が入ったデザインで、裏面は「100」の字体が少々太く配置され、通常貨幣にある数字の左右にある横線が除かれており、「TOKYO 1964」の文字が追加されています。
年号表記は、「昭和三十八年」のように通常貨幣では漢字で統一されている文字が「昭和39年」の様に漢字とアラビア数字が混在しています。
100円銀貨の発行枚数です。
3種類のいづれも発行枚数が多いため、種類によって市場価値、取引価格が変わることはありません。
| 発行年(年) | 鳳凰 | 稲穂 | 五輪 |
|---|---|---|---|
| 1957/昭和32 | 30,000 | ||
| 1958/昭和33 | 70,000 | ||
| 1959/昭和34 | 110,000 | ||
| 1960/昭和35 | 50,000 | ||
| 1961/昭和36 | 15,000 | ||
| 1962/昭和37 | |||
| 1963/昭和38 | 45,000 | ||
| 1964/昭和39 | 10,000 | 80,000 | |
| 1965/昭和40 | 62,500 | ||
| 1966/昭和41 | 97,500 |
そしてこの100円銀貨3種類はもう発行されていませんが、今でもお金として使えると財務省から認められています。
(前略)記念貨幣は、「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」において、貨幣として定められているため、全て通常の貨幣と同じように使用することができます。(後略)

へぇ〜!今でも使えるなら普通に使っちゃおうかな!

認められていると言っても、自動販売機や自動レジでは使用できない可能性が高く、お店で使おうとした場合は断られるかもしれません…。

確かに昔のお金に対応してるかどうかは分からないですね…。

それに100円銀貨は100円以上の価値があるため、貨幣として使うのはもったいないですよ。

100円銀貨(旧100円玉)の買取金額は状態を問わず同額です。
ピカピカの未使用品も、ひどく錆びているもの、汚れているものも同じ金額です。
ただし、割れや磨きがある場合、価値が下がることがございますので、汚れているものでもそのまま送っていただきたいです。
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