

直径: 2.1cm 重さ: 4.0g
品位: 銅750/ニッケル250
※昭和62年のみ買取対象です。


美品 500円(税込)
並品 300円(税込)
劣品 買取不可
買取不可
15,000円~(税込)
直径: 2.1cm 重さ: 4.0g
品位: 銅750/ニッケル250
※昭和62年のみ買取対象です。
あなたの貯金箱に眠っている古い50円玉。それはただの50円玉でしょうか?
実は、特定の年号の50円玉や、製造過程のエラーで生まれた「穴なし50円」などの珍しい50円玉は、古銭コレクターの間で高値で取引されています。
この記事では、価値のある50円玉の年号やレアなエラーコインの種類を古銭専門家が網羅的にご紹介します。
2022年、日本唯一の古銭鑑定機関「貨幣商協同組合」に加盟
現在は古銭鑑定士として、テレビ等メディア出演多数
▶︎詳しいプロフィールはコチラ。
まず初めに価値の高い50円玉の年号についてお答えすると、昭和33年、昭和35~36年、昭和62年、平成22~25年、令和4~5年となります。
中でも高い値段で取引されているのが、昭和62年となります。
2025年のヤフオクでの取引相場を見てみると、以下の通りです。
| 年号 | 2025年のヤフオクでの取引相場 |
|---|---|
| 昭和33年 | 約130円 |
| 昭和35年 | 約250円 |
| 昭和36年 | 約220円 |
| 昭和62年 | 約1,200円 |
| 平成22年 | 約400円 |
| 平成23年 | 約450円 |
| 平成24年 | 約300円 |
| 平成25年 | 約350円 |
| 令和4年 | 約750円 |
| 令和5年 | 約1,200円 |
※全て未使用品、もしくはプルーフ貨幣の取引相場となります。
これらの年号の50円玉が高く評価されるのは、発行枚数が少ないためです。
50円玉の発行枚数は造幣局のHPから確認できます。
その発行枚数をグラフにすると、下記のようになります。

グラフを見ると、昭和62年や平成22~25年、令和4~5年の発行枚数が特に少ないことがわかります。
これらの年は、そもそも流通を目的とした製造が行われませんでした。
そのため、造幣局がコレクター向けに販売したミントセットやプルーフ貨幣といった硬貨のみが製造されています。
このような年を『流通不発行』と呼びます。
なかでも昭和62年の取引相場が高いのは、年号が古く、状態の良い50円玉が少なくなっていることが大きな要因と考えられます。
また、令和5年のものはまだ新しいため、市場に出回る数が少ないため高値がついている事が考えられます。
これらは状態が良いことが条件ですので、傷がついていたり、汚れがついている場合は価値が大きく下がる場合があるので注意しましょう。
ここまで価値の高い年号について紹介してきましたが、実は更に価値が高くなる50円玉も存在します。
それは”エラーコイン”です。
エラーコインとは製造時のトラブルやミスによって発生し、検品に漏れることで市場に出回ります。
そんな理由から、どれも一点ものであり希少性が高いのです。
エラーコインは、製造技術が発展途中であった昭和のものに多く見られます。
50円玉のエラーコインといえば、穴ズレと呼ばれる、穴がずれた50円玉が有名です。
穴ズレ以外にも、エラーコインと呼ばれるものは多く存在します。
それではエラーコインの種類を、一つづつ見ていきましょう。

本来の位置よりズレて穴が開けられてしまった50円玉で、最も多く見られるエラーです。50円玉の中心には円形の縁があり、通常はこの範囲内に穴が開けられます。この縁から少しズレてしまった程度では、エラーコインとは呼ばれません。穴のズレ幅によって、価値は変わってきます。

穴ズレとは逆に、本来あるはずの穴がない50円玉です。状態や年号によって価値は変わってきます。穴ズレよりも市場に出回っているものは少ないため、価値は高いとされています。中には後から穴を埋めた加工品も多く出回っています。

表裏どちらかが、本来の向きとは異なった角度で刻印されてしまったエラーです。うっかりしていると見逃してしまうエラーです。傾斜エラーとも呼ばれています。
ズレ角度が大きいほど価値があるとされています。

プレスの際の衝撃で、表面にシワがよってしまったり、めくれてしまったエラーです。
小さいものだと気づきづらいエラーです。めくれ部分が大きいものはメクレエラーに分類されることもあります。

剥離エラーともよばれる、ヘゲエラーの一種です。めくれ具合によって価値が変わってきます。めくれている部分は剝がしてしまうと価値が下がってしまうので、はがさないでそのままにしましょう。
50円玉のエラーコインについて紹介してきましたが、もしかしたらここで紹介していないようなエラーコインもあるかもしれません。
ですがエラーコインには、注意が必要です。
エラーコインは市場の価値が高いため、それを模した偽物が多く出回っています。
偽物とは、何らかの方法でコインを削ったり、剥がしたり、また穴を開けたりした加工品のことです。
一般に知られているエラーで、片面打ちエラーというものがあります。
これは片面は正常なデザインなのですが、反対面が何も打刻されなかったエラーです。
実は鑑定士の間では、片面打ちのエラーはほとんどが偽物として有名なんです。
偽物の中には完全に表面を削ったものだけでなく、わざと削り度合いを薄くし、摩耗にみせかけたものもあります。
片面打ちエラーと思われるコインがあったら、まず加工品と思って良いでしょう。
また硬貨を加工することは法律により禁止されています。
加工品と知らないままエラーコインとして売買すると、トラブルに発展する危険性もあります。
エラーかどうか迷った時は、自己判断せずに古銭の専門家に鑑定依頼するのがいいですね。
弊社の買取実績を一部紹介します。


50円玉の買取価格については、こちらからご確認できます。
50円玉というと、多くの人が真ん中に穴の開いた硬貨を思い浮かべると思います。
しかし実は穴の開いていない50円玉があったのをご存じでしょうか?
ここでは50円玉全3種類を写真付きでご紹介します。

・素材(品位):ニッケル1,000
・重さ:5.50グラム
・直径:25.0mm
昭和30〜33年の4年間発行された50円玉です。この年代のものは穴が無いのが特徴です。
発行枚数は一番少ない年でも1000万枚以上発行されているため珍しいものではなく、基本的に額面の価値しかありません。
その中で昭和33年のものは、傷や汚れのまったくない未使用品ですと、市場では額面以上の値段になるそうです。
しかしほとんどが流通品のため保存状態が良くないものばかりなので、未使用品に出会うことは稀です。

・素材(品位):ニッケル1000
・重さ:5.00グラム
・直径:25.0mm
昭和34年改鋳の50円玉から、真ん中に穴のあるものになりました。
額面の書いてある面は、現在流通している50円玉に似ています。
ですが、現在のものよりふたまわりぐらい大きいです。
裏面の図柄も、現在のものと異なり、菊の花を上から見たものになっています。
発行枚数は最も多い年で昭和40年で1億8千枚以上あります。流通量が多いため、ほとんどの年で額面以上の価値はありません。
しかし昭和35年と昭和36年は発行枚数が少ないため、未使用品ですと額面より高い価値になります。

・素材(品位):銅750/ニッケル250
・重さ:4.00グラム
・直径:21.0mm
現在流通している50円玉は、昭和42年から発行されました。初年から昭和45年の4年間は発行枚数は2億枚以上あります。
最も多い昭和49年には4億枚以上発行されました。そのため、ほとんどの年で額面以上の価値になることはありません。
しかし、この50円玉には流通不発行と呼ばれるものが存在します。具体的には昭和62年、平成22〜25年、令和4~5年のものをいいます。
流通不発行とは、市場に出回っている貨幣の量が多いため、調整のために流通用の硬貨を発行をしなかった年のことです。
そのため、これらの年の50円玉も未使用品やプルーフ貨幣であれば額面以上の価値がつきます。
以上、50円玉全3種類と、価値のある年号についてでした。
初代50円玉は、本当に穴が空いていなかったんですね。
50円玉の価値について簡単にまとめると、こんな感じです。
もしお手元に50円玉がある場合は、是非確認してみてください。
昭和64年の年号の50円玉は一切発行されていません。
磨くと逆に価値が下がる可能性がありますのでやらないようにしましょう。どうしても汚れが気になる場合は、柔らかい布などで拭く程度にしましょう
古銭専門の鑑定士に査定を依頼しましょう。エラーコインは偽物が多いので、自分の判断で本物と判断はしないようにしましょう。
ここまで50円玉の価値のある年号や、レアなエラーコインについて紹介してきましたが、もし価値ある50円玉を売却したい場合どうすればいいでしょうか?
ここでは3つの方法で、疑問にお答えします。
一つ目は自分でオークションサイトに出品するという方法です。有名なものだとヤフオクですね。
オークションサイトのメリットは、入札などが白熱した場合、相場より高い金額で売却できる可能性があります。
しかし、画像や商品情報を正しく設定しないと入札があまり入らない可能性があります。
また、売れた後のやりとりは、すべて自分でやらなければならないデメリットもあります。
2つめの方法はフリマサイトに出品する方法です。
フリマサイトは、自分で価格を設定できるのがメリットです。
ただし、こちらも商品画像や、情報を正しく記載する必要があります。
また、金額を高く設定しすぎると、買い手が現れないので注意が必要です。
そのため、相場についても知っておかなければなりません。
他にもフリマサイトによっては現行貨幣の出品が禁止されている場合があります。
出品する場合は、利用規約などはよく確認する必要があります。
上記2つの方法の共通の注意点として、偽物を売ってしまわないようにしましょう。
特にエラーコインなどは、通常の50円玉を加工しただけの偽物が多く存在します。
こういった偽物を売ってしまうと、後々トラブルになってしまいますので、真贋不明なものは出品しないようにしましょう。
もし真贋が分からないものや、相場が分からない場合は以下の方法で売却しましょう。

3つめの方法は、買取店に持ち込み売却するという方法です。
買取店であれば査定も同時に行ってもらえるので、真贋不明なものでも安心して相談することができます。
他にも、買取店は手数料や送料がかからないので、結果的に手にできる金額は買取店に売却した方が高くなる場合もあります。
※買取店によっては手数料がかかる店舗もあるようです
ただし、買取店の場合、買取品目にない場合買取できない場合もあります。
弊社では「昭和62年」の50円玉と、エラーコインのみ買取をおこなっております。
また、買取店のもう一つのデメリットとしては、専門性が高い買取店を選ぶ必要があるということです。
というのも多くの買取店が、硬貨を専門には扱っていません。そのため、正しい知識や価値を知らない場合が多いのです。
実際硬貨の買取価格を公表している買取店はかなり少ないのが現状です。
そのため、適当に店舗を選んでしまうと、本来の価格より安い値段になってしまう可能性があります。

近くの買取店に専門性があるかわからない場合はどうすればいいですか?

そういった場合はまず相見積もりを取るのがおすすめです。最近では多くの買取店がメールやラインで査定できるサービスがありますので、そういったサービスを使って複数の店舗に査定してみるのがおすすめです
弊社アンティーリンクでもラインやメールを使った無料査定サービスを実施していますので、50円玉以外でも気になる硬貨がありましたら是非お気軽にご利用ください。
また、50円玉以外の硬貨については、以下の記事からご確認ください。

昭和50年の50円玉の穴なしエラーコインです。
ただ、実は穴の無い50円玉のなかでも、昭和50年のものはよく確認されるので、昭和50年以外だったり、平成や令和など最近のものだとさらにプレミア価値が付けられ、100万円以上の価値が付く場合もあります。
| 買取価格 | 350,000 円 |
|---|---|
| 買取日 | |
| カテゴリー | エラーコインの買取実績 |
| エリア | 静岡県での古銭買取 |

50円白銅貨のエラーコインの1つで、円形(えんぎょう)エラーと呼ばれるものです。
人の形しているから「人形(にんぎょう)」と呼ばれるように、こちらも“円の形”ということで円形(えんぎょう)と呼ばれます。
製造過程のなんらかのトラブルによって、こうした無刻印のエラーコインが生まれていると言われています。
| 買取価格 | 30,000 円 |
|---|---|
| 買取日 | |
| カテゴリー | 現行貨幣の買取実績 | エラーコインの買取実績 |
| エリア | 新潟県での古銭買取 |

昭和49年の50円白銅貨のエラーコインで、中央の穴が中心からズレているという珍しいコインとなります。
このズレが大きければ大きいほど価値が高まります。
| 買取価格 | 15,000 円 |
|---|---|
| 買取日 | |
| カテゴリー | 現行貨幣の買取実績 | エラーコインの買取実績 |
| エリア | 神奈川県での古銭買取 |
2025.07.24
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