

サイズ・重さ:不定
素材:銅、鉄
※裏面の絵柄は、画像のもの以外にも多数あります。
1gあたり 3.5円(穴銭まとめ買取)
美品 6,000円
状態・種類により 10〜200万円
サイズ・重さ:不定
素材:銅、鉄
※裏面の絵柄は、画像のもの以外にも多数あります。
寛永通宝(寛永通寶)の買取価格として、どういった値段が付けられるのか種類別にご紹介していきます。
寛永通宝は1626(寛永3)年から発行が始まったとされています。古銭の代名詞といっても過言ではないほど有名な古銭の1つといえるでしょう。
1659(万延2)年までのものは古寛永、1668(寛文8)年以降のものは新寛永と呼ばれます。
江戸時代が終わるまで製造され、明治期まで広く流通していた貨幣です。
そのため、掲載写真のものに限らず、鋳造場所や時代によって字体や裏面の絵柄も様々です。
また素材も銅だけでなく、鉄、真鍮のものもあります。
市場に流通していたものは子銭と呼ばれ、値段としては低いです。
ですが、子銭を鋳造するための元となった母銭は、通常は市場に流通しないため、高い値段が付けられます。
母銭か子銭かのほかにも、”手替わり”といって細かなデザイン違いによって、付けられる値段は大きく上下することになります。
状態評価が劣品の場合には下記の値段より下がります。
母銭 | 子銭(通用銭) | |
---|---|---|
その他 |
10〜200万円 |
1gあたり3.5円 |
島屋文 |
– |
120,000円~ |
島屋文(無背) |
– |
1,500円~ |
折二様 |
25,000円~ |
12,000円~ |
蛇ノ目 |
100,000円~ |
3,000円~ |
伏見手 |
35,000円~ |
1,500円~ |
重揮通背仙(石ノ巻) |
50,000円~ |
800円~ |
大阪難波銭(額輪) |
12,000円~ |
500円~ |
白目小字 |
90,000円~ |
300円~ |
押上小字 |
3,000円~ |
800円~ |
低寛背一(一ノ瀬) |
35,000円~ |
1,000円~ |
輪筋違川(小名木川) |
30,000円~ |
50円~ |
虎ノ尾寛(和歌山) |
5,000円~ |
50円~ |
大字玉点宝(飯田) |
18,000円~ |
800円~ |
長尾寛(21波) |
120,000円~ |
5,000円~ |
秋田踏潰 濶永 |
4,000円~ |
800円~ |
裏面に「佐」と書かれた寛永通宝は「享保佐渡銭(佐渡銭)」と呼ばれています。この銭貨は享保2年(1717年)に、新潟県佐渡市にある佐渡相川で作られました。その特徴的な要素として、硬貨の裏面に「佐」の文字が刻まれており、佐渡で作られたことを示されています。
享保の改革の一環として、地方での銭貨鋳造が行われた時期に作られたため、他の寛永通宝と比較して比較的希少性が高く、母銭だと1.2万円~18万円ほどの値段が付けられます。
裏面に「長」と書かれた寛永通宝は、「長崎銭(ながさきせん)」と呼ばれます。この銭貨は長崎で鋳造されたことを示しています。正確な鋳造年はわかっていませんが、江戸時代中期から後期にかけて作られたと考えられています。
長崎は江戸時代、唯一の開港地として重要な貿易港でした。この銭貨は、長崎の経済活動を支えるために作られたと考えられており、ほかの寛永通宝と比較すると希少性が高い部類です。
母銭だと1.5万円~3.5万円ほどの値段が付けられます。
「寛永通宝って価値がある?レアな寛永通宝の見分け方」もあわせてご確認ください。
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