素材:銅
量目:213.44g
直径:71.7mm
咸豊通宝 宝福局 当百 の買取価格
咸豊帝(かんぽうてい)は、中国の清という王朝の第9代目の皇帝です。咸豊帝は1850年から1861年まで皇帝として君臨しました。
彼の本名は奕詝(えきちょ)で、死後には文宗(ぶんそう)という廟号(びょうごう)で呼ばれることもあります。咸豊帝という名前は、彼が皇帝だった時の元号(年号)が咸豊(かんぽう)だったことから来ています。
つまり、咸豊帝は清の9番目の皇帝で、彼の本名は奕詝、彼の時代の元号が咸豊だったので咸豊帝と呼ばれるようになりました。
そんな咸豊帝が統治していたときに作られたのが咸豊通宝です。
咸豊通宝はさまざまな造幣局で作られましたが、こちらの咸豊通宝は中国南東部の福建省にある”宝福局”で発行されたものです。
また、”当百”とは、これ一枚で普通の銭百枚に相当するということを意味します。
咸豊通宝は小型でかつ薄く粗悪に作られたものは大量にありますが、こうした大型のものは希少性があり、買取価格は高額になります。
合わせて読みたい
中国古銭の種類と買取価格一覧から、真贋までまとめてご紹介! 漢字で書かれていて中国の古銭のようですが、価値はありますか? 中国は長い歴史のなかでたくさんの古銭があります。数百、数千 ...