貿易銀 の買取価格
投稿日 : 2021年7月20日
最終更新日 : 2024年7月29日
投稿者 : 渡邉 博
カテゴリー : 近代銀貨
本日の買取価格
明治8年
未使用
210,000円
準未使用
160,000円
極美品
110,000円
美品
65,000円
修正品
18,000円
明治9年
未使用
200,000円
準未使用
150,000円
極美品
100,000円
美品
60,000円
修正品
16,000円
明治10年
未使用
220,000円
準未使用
180,000円
極美品
120,000円
美品
75,000円
修正品
20,000円
長支脈
50,000円
短支脈
60,000円
対称脈
80,000円
大桐
1,500,000円
貿易銀のサイズ/重さ/品位
直径: 3.858cm 重さ: 27.22g
品位: 銀900/銅100
※修正品や強い磨きが有る場合は、大幅に値段が下がることがございますのでご注意ください。
以下のリンク先に解説ページがございますので、ご参照ください。
・貿易銀の価値と偽物の見分け方
貿易銀の買取実績
貿易銀 明治8年 短支脈[兵庫県明石市]
明治8年の貿易銀で、「短支脈」と呼ばれる手替わり品です。
短支脈とは、コイン左下の一番大きな桐葉の支脈を確認します。
短支脈は、3本の支脈の位置がズレていて、1つ1つの支脈が短いという特徴があります。
買取価格 |
230,000 円
|
買取日 |
2024/8/15 |
カテゴリー |
銀貨 | 古銭 |
エリア |
兵庫県 |
貿易銀 明治8年 PCGS(Cleaned-UNC Detail)[大分県大分市]
こちらは明治8年の貿易銀ですが、アメリカのコイン評価機関PCGSによって評価され、特別なケースに収められています。この銀貨にはPCGSの70段階の点数評価は受けられず、「Cleaned-UNC Detail」と記されています。これは、コインが適切でない方法でクリーニングされたため、本来の価値が損なわれていることを意味します。
買取価格 |
120,000 円
|
買取日 |
2024/8/26 |
カテゴリー |
銀貨 | 古銭 |
エリア |
大分県 |
貿易銀 明治8年 [茨城県水戸市]
円銀や貿易銀は、当時付けられた両替商印を消すための修正痕が確認された場合に、大きく買取価格が下がります。
今回のこちらの貿易銀につきましても修正有の場合は40,000円でしたが、修正無でしたので10万円で買取させていただきました。
買取価格 |
100,000 円
|
買取日 |
2024/7/15 |
カテゴリー |
銀貨 |
エリア |
茨城県 |
貿易銀(ぼうえきぎん)とは
貿易銀の歴史はターラーまで遡ります。
※ターラーとは16世紀以来数百年にわたり、ヨーロッパ中で使われていた大型銀貨のことです。その名残は、現在もアメリカ合衆国ドルをはじめとするドル(dollar)や、2007年までスロベニアで使われていたトラール(tolar)など、通貨の名に残ります。
貿易銀(円銀)は、明治政府が海外貿易決済用に発行した大型の銀貨のことです。1871年、1875年発行の2種類があります。
日本では、明治4年(1871年)新貨条例により規定された一円銀貨が、貿易一円銀として発行されました。同7年に図案を改正し、さらに翌8年には量目を416グレーンから4グレーン(0.256グラム)増量し、全量420グレーン、表面に「TRADE DOLLAR」の英文、裏面に「貿易銀」の文字を入れました。
明治11年(1878年)には、元の416グレーンにもどし、形式も7年改正のものと同式に改めると共に、国内でも一円銀貨として通用されることになりましたが、明治31年(1898年)4月1日限りで国内通用を禁止しました。
日本において、狭義には明治8年(1875年)から発行された「貿易銀」と表記された銀貨を指しますが、広義には明治4年(1871年)から発行された一円銀貨のすべてを指します。
また、江戸時代に朝鮮との貿易取引専用に特鋳された人参代往古銀も貿易銀の先駆をなすものであり、この他に日本で貿易専用として鋳造された貨幣としては、幕末の安政6年(1859年)に鋳造されたが短期間で通用停止された安政二朱銀や、銀貨ではないが長崎貿易銭の例があります。
貿易銀の本物と偽物をカンタンに見分けられる方法は、こちらで詳しく紹介しています!
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