旧100ドル札の両替は郵便局や銀行でできる?
古い100ドル札をお持ちの方は、「どこで両替できるの?」とお悩みではありませんか?
本記事では、日本国内で旧100ドル札は、銀行や郵便局などで対応可能なのか注意点や手続きについて事前に知っておきたいことを解説します。
もっとお得な換金方法も説明します!
目次
【注意】旧100ドル札の両替は郵便局や銀行で断られる
旧100ドル札などアメリカドル紙幣を銀行や郵便局に持って行くと、両替を断られる事があります。
それはなぜかというと、昔のアメリカで使われていた旧札だからです。
旧100ドル札の種類
以下2種類は、両替ができないと断られることが多く、日本でよく見かける種類になります。
一方で、下図の100ドル札は現在でも使える紙幣となりますので、日本国内でも両替できます。
どの100ドル札もフランクリンが描かれていますが、現行紙幣と旧紙幣でデザインは大きく異なりますので、見分けるのは簡単ですね!
旧100ドル札の換金は買取業者がおすすめ
旧100ドル札の両替が日本では難しいということをお伝えしてきました。
ではどうしたらいいのでしょうか?
旧100ドル札を換金する方法は以下の2つが考えられます。
①アメリカ現地の銀行で両替する
旧紙幣の両替はアメリカ国内の銀行でのみ対応しています。
アメリカの法律では古い紙幣の両替が認められていますが、実際にはアメリカまで渡航する手間や費用が発生する上、現地で紙幣が偽物と判断されれば交換を拒否されるリスクも伴います。
さらに、交換手続きが複雑であったり、特定の専門機関での処理が必要になる場合もあります。
このような理由から、日本国内で旧米ドル札を両替してもらえなかったり、為替レートの半額で引き取られるケースがあるのも仕方がないと言えるでしょう。
米国内の銀行では、一般的に古い紙幣も額面通りに交換してくれることが多いですが、偽物や状態の悪いもの(破損や落書きがある場合など)は受け付けてもらえないことがあります。
特に高額紙幣の場合、審査に数時間かかることも珍しくありません。
たまたまアメリカ旅行のついでに交換するのなら可能ですが、両替のためだけに渡航するのは非常にリスクが高い行動と言えるでしょう。
②業者に買い取ってもらう
両替という形ではありませんが、海外の旧紙幣を専門に買い取るアンティーリンクのような古銭買取業者を利用する方法もあります。
この場合、両替ではなく「買取」という形で換金することになります。
旧100ドル札:9,000円
※1ドルあたり90円の買取価格です。
同様に、100ドル札以外の旧紙幣についても、1ドルあたり90円での買取対応を行っています。
いかがでしょうか、これで旧ドル紙幣を日本国内で手軽に換金する手段としては検討する価値があるでしょう。
旧100ドル札の両替が日本でできない理由
では、何故アメリカの旧札の両替が日本国内では断られるのでしょうか?
それは、以下の主な理由があると言われております。
偽物が多いから
本物
偽物
1996年の旧紙幣は、偽造防止技術が現在ほど発展しておらず、そのために交換を拒否されるケースがあります。
日本ではあまり馴染みがありませんが、海外では偽札が大量に流通しているため、100ドル札を提示した際に店員に断られるといった事例もよく耳にします。
偽札の割合を比較すると、アメリカでは紙幣1万枚に約2.3枚が偽札とされており、日本では100万枚に約1.2枚程度と言われています。
これにより、アメリカでは日本の約100倍もの偽札が流通していることになります。
特に、日本人は米ドル紙幣に見慣れていないため、偽札を見抜けずに騙されるケースが多く報告されており、このような背景が旧紙幣の両替が難しい1つの理由となっているようです。
※偽札を見分ける方法として、ヨウ素を使って紙質を確認するテストが一般的に利用されています。
しかし、旧100ドル札の場合、1ドル札を漂白してその紙を再利用するケースが多いため、このテストだけでは判別が難しいのが現実です。
そのため、印刷の鮮明さやデザインの質感(特に肖像部分や文字の細部)を確認することが重要です!
日本に現存する外国の旧紙幣
かつて、日本人の海外旅行先としてアメリカは毎年上位にランクインしており、数十年前には多くの日本人がアメリカを訪れていました。
その中で、記念として紙幣や硬貨を持ち帰り、保存していた方も少なくありません。
特に、日本人旅行者の間でハワイは圧倒的な人気を誇り、多くの人々が訪れました。
そのため、アメリカ旧紙幣の買取依頼についても、この旅行先ランキングと連動した傾向が見られます。
- ハワイ
- 韓国
- アメリカ本土
- 香港
- 中国
- シンガポール
- フランス
- イタリア
- 台湾
- グアム
昔、日本人にとってハワイは海外旅行の定番であり、特に人気の高い旅行先でした。
その理由にはいくつかの背景があります。
まず、ハワイは日本からわずか7〜8時間のフライトで到着できる距離の近さが魅力でした。
海外旅行としてはアクセスが良く、初めての海外旅行や短期間の旅行にも最適だったため、多くの日本人にとって手軽な選択肢となっていました。
さらに、温暖で快適な気候、美しいビーチ、そして南国リゾート感あふれる景色が、日本人にとって憧れの「非日常」を体験できる場所だったのです。
特に新婚旅行の行き先として、ハワイは定番の選択肢でした。
1960年代から1980年代にかけて、「一生に一度は海外旅行を」という願いを持つ新婚カップルにとって、ハワイは手軽でありながら特別感を味わえる場所でした。
また、日本語が通じる場所が多く、日本人向けのサービスも充実していたため、初めての海外旅行でも安心して楽しめることが大きなポイントとなりました。
さらに、高度経済成長期からバブル期にかけての経済的な繁栄もハワイ人気を後押ししました。
円高の影響で旅行費用が抑えられたことで、ショッピングや豪華な宿泊施設を楽しむことが可能となり、ハワイ旅行がステータスシンボルとなったのです。
また、テレビや映画で紹介される美しいハワイの風景や文化への憧れが広まり、多くの日本人の心をつかみました。
加えて、ハワイは観光目的の短期滞在でビザが不要であり、手続きが簡単だったことも人気の理由の一つです。
これらの要因が重なり、ハワイは日本人にとって「安心」「手軽」「非日常」を楽しめる理想的な海外旅行先となり、多くの人々の憧れの地となりました。
弊社に買取のご依頼をいただく旧紙幣の中でも、アメリカドルが多く見られるのは、上述の背景が理由と言えるでしょう。
円安になった今、ドルを両替しようとする人が急増?
最近、ドルを円に両替する人が増えている背景には、いくつかの経済的な要因が影響しています。
まず、大きな理由として円安の進行が挙げられます。
日本円が米ドルに対して大幅に価値を下げている状況では、ドルを円に変えることで有利なレートで交換が可能です。
このため、ドルを保有している人々が高いレートを活用して利益を確定しようとする動きが活発化しています。
また、米国株や米国債といったドル建ての投資商品を売却し、それを円に戻す動きも増えています。
円安のタイミングを活用することで、より多くの利益を得られると考えられるからです。
さらに、国内の物価高や経済状況の不透明さも、この動きを後押ししています。
物価が上昇している中で生活費を確保するために、手元にあるドルを円に換えて利用する人が増加しています。
また、日本経済が不安定な中でドル資産を保有し続けるリスクを避け、安全性を重視して円に変えるケースも見られます。
加えて、ドルを保有していた人々が、円安がピークに達したと判断し、今のうちに有利なレートで両替しようとする心理も影響しています。
為替レートが円高に戻る可能性を考慮し、利益を確定するために行動を起こしているのです。
これらの要因が複合的に作用し、ドルを円に両替する人々の数が急増しています。
経済の動向に敏感な人々の動きが、両替の需要を一層高めていると言えるでしょう。
旧100ドル札の両替が断られたらアンティーリンクへ
古い紙幣が高い収集価値を持っている場合、国内の銀行よりも買取業者に売却した方が高値がつくことがあります。
アンティーリンクでは100ドル札の場合、9000円で買取をしています。
他にもプレミアがつく紙幣に関しては、プレミア価値になる場合もあります。
直近のアンティーリンクが買取をしたプレミアム紙幣は下記のアメリカ1000ドル札などがあります。
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