500円札の価値・買取価格一覧|珍番・帯封・通常品を比較

500円札の価値は、券種、保存状態、記番号※、珍番、帯封・官封の有無で変わります。
通常品は額面での扱い、または買取対象外となることがある一方、未使用品、珍番、帯封・官封が残る札束は額面以上で評価されることがあります。
手元の500円札は、まず下の3つの比較表で条件を照合してください。
ほかの額面を含む歴代の肖像を確認したい場合は、お札の人物を歴代順・写真付きで一覧を見ることができます。
- 通常品の買取価格を確認する
- 珍番かどうかを確認する
- 帯封・官封と連番の状態を確認する
目次
500円札の買取価格を3つの比較表で確認する
500円札の買取価格は、同じ額面でも条件によって大きく変わります。
掲載価格は、記事更新日時点の買取相場の目安です。
券種、保存状態、記番号、連番や帯封・官封の状態によって査定額は変わります。
通常品、珍番、帯封・官封の順に価格表を確認すると、手元の札がどの査定条件に当たるかを判断できます。
通常品の買取価格比較表
使用済みで記番号に特徴がない500円札は、額面での扱い、または買取対象外となることがあります。
未使用に近い状態でも、券種、記番号、連番の有無で査定結果が変わるため、価格表の条件欄まで確認してください。
| 種別 | B号500円券 | C号500円券 |
|---|---|---|
| 通常品 | 買取不可 | 買取不可 |
※表の「買取不可」は、記番号に特徴がない通常の使用済み品を対象とした目安です。
未使用品、連番、珍番、帯封・官封がある札束、製造時の異常がある札は、下の価格表と査定基準を確認してください。
珍番の買取価格比較表
ゾロ目、キリ番、階段番号、初号札、最終番号などの珍番は、通常番号とは別にコレクター需要で評価されます。
珍番であっても、折れ、シワ、変色、記入があると評価が下がるため、番号と保存状態をセットで確認することが重要です。
| 券種 | B号500円券 | C号500円券 |
|---|---|---|
| AA券 | 200,000円 | – |
| AA-A券 | 150,000円 | – |
| ゾロ目(1,7,8) | 120,000円 | 20,000円 |
| ゾロ目(1,7,8以外) | 80,000円 | 16,000円 |
| キリ番号(900000) | 45,000円 | 12,000円 |
| キリ番号(900000以外) | 30,000円 | – |
| 000001 | 80,000円 | 24,000円 |
帯封・官封の買取価格比較表
帯封が付いた連番の札束は、ばらした紙幣よりも保管状態と来歴を確認しやすく、評価に差が出ることがあります。
官封※の札束は、封かん状態、帯封の表示、連番の連続性を崩さずに確認してください。
帯封や封かんを外すと、札束としての評価に影響するおそれがあります。
| 種別 | B号500円券 | C号500円券 |
|---|---|---|
| 100枚帯封 | 最初期 70,000円 | 50,000円 |
| 前期 55,000円 | ||
| 後期 55,000円 | ||
| 1,000枚官封 | 最初期 700,000円 | 500,000円 |
| 前期 550,000円 | ||
| 後期 550,000円 |
500円札はB号券とC号券の2種類
500円札は、岩倉具視が描かれたB五百円券とC五百円券の2種類です。
表面の肖像は同じでも、発行開始日、寸法、裏面のレイアウトが異なります。
| 項目 | B五百円券 | C五百円券 |
|---|---|---|
| 画像(表) | ![]() | ![]() |
| 画像(裏) | ![]() | ![]() |
| 号券区分 | B号券 | C号券 |
| 発行開始日 | 1951年4月2日 | 1969年11月1日 |
| 寸法 | 76×156mm | 72×159mm |
| 表面の肖像 | 岩倉具視 | 岩倉具視 |
| 裏面の図柄 | 富士山 | 富士山 |
| 透かしの図柄 | 野菊と額面「500」 | 桜花おうかと波線 |
| 裏面のレイアウト | 左中央に額面「500」、右側に富士山 | 左側に富士山、右中央に額面「500」 |
B号券・C号券のサイズを比較
B五百円券は縦76mm×横156mm、C五百円券は縦72mm×横159mmです。
外見のサイズ差はわずかなため、下のサイズ比較図では2種類の外形を重ねて示します。
裏面の富士山と「500」の位置で見分ける
裏面を見て、左側に「500」・右側に富士山があればB号券、左側に富士山・右側に「500」があればC号券です。

裏面の図柄配置なら、寸法を測らなくてもB号券とC号券を短時間で見分けられます。
券種が分かったら、各号券の価格表と詳しい見分け方を確認してください。
帯封・官封と日銀の包装単位を確認する
古銭市場でいう100枚帯封と1,000枚官封は、日銀の正式用語では把と定量束に近い単位です。

新旧500円券帯封

500円札官封
ただし、後から巻いた帯もあるため、帯が残っているだけで日銀封・印刷局封とは判断できません。
| 日銀の正式用語 | 枚数 | 古銭業界での表記 | まとめ方 |
|---|---|---|---|
| 把 | 100枚 | 100枚帯封 | 小帯で施封 |
| 定量束 | 1,000枚 | 1,000枚官封 | 把10個を大帯で施封 |
| 十束封 | 10,000枚 | - | 定量束10個をポリエチレン包装で施封 |
| パレット積40十束封 | 400,000枚 | - | 十束封40個をパレットに積載し、天板とバンドで固定 |
1,000枚官封という古銭市場の呼び方と、日銀の定量束は同じ意味と限りません。
査定では、帯・包装の状態、枚数、記番号の連続性、保管来歴をあわせて確認します。
500円札の価値を左右する4つの査定基準
500円札の査定では、古いことだけで価格は決まりません。
専門査定では、保存状態、記番号、発行区分、製造時の異常の4点を確認します。
保存状態
未使用※は、単に見た目がきれいな状態ではありません。
折れ、シワ、角の丸まり、指紋、日焼け、変色、汚れ、ホチキス穴がない状態が求められます。
紙幣は一度ついた折り目や洗浄による紙質変化を元に戻せないため、自己流の補修は避けてください。
記番号の希少性
記番号は、紙幣の表面左上と右下で確認できます。
数字部分は6桁で、ゾロ目、キリ番、階段番号、逆階段番号、初号札、最終番号、サンドイッチ番号などは珍番として扱われます。
記番号が良くても紙幣の状態が悪いと評価が伸びにくく、未使用品や美品で特に評価されやすい条件です。
発行区分と初期の記号
500円札は、発行区分によって寸法、透かし、発行時期が異なります。
記番号のアルファベット記号は発行順序を推測する材料の一つで、初期に近い記号やAA券は収集対象になることがあります。
券種が分かったら、状態と記番号を確認したうえで、該当する個別の価格表を確認してください。
製造時の異常
裁断や印刷の工程で生じた異常は、通常の傷みとは区別して確認します。
後から破れた紙幣、汚れ、書き込み、意図的な加工は製造時の異常ではありません。
異常が疑われる札は、洗浄や補修をせず、写真を撮って専門家に確認を依頼してください。
額面以上になりやすい500円札の特徴
額面以上の評価には、珍番、製造時の異常、連番、帯封・官封といった特徴に加え、保存状態が重要です。
通常番号の未使用品だけでは、額面以上の買取対象にならないことがあります。
珍番やエラー紙幣、帯封・官封の札束であっても、未使用、極美品、美品などの状態と、折れ・シワ・変色の有無によって査定額が変わります。
500円札は時間がたてば価値が上がる?
500円札には、金貨や銀貨のように素材そのものの価格が上昇して価値を押し上げる仕組みはありません。
一般的な500円札は、保管期間が長くなるだけで額面以上の価格に上がるとは限りません。
古紙幣の価格は、希少性、保存状態、コレクター需要、取引状況によって変わります。
発行枚数や現存数が多い通常品は、時間の経過だけを理由に価値が上がると期待するのは現実的ではありません。
一方で、未使用の珍番、製造時の異常、連番、帯封・官封のように収集条件がそろう紙幣は、コレクター需要の変化によって評価が変わることがあります。
売却を急がないときも、折れや変色が生じないように保管し、定期的に買取価格を確認してください。
| 条件 | 評価時に組み合わせて確認する点 | 状態と査定前の注意 |
|---|---|---|
| 未使用品 | 珍番、エラー紙幣、連番、帯封・官封の有無 | 通常番号の未使用品のみでは買取対象外となることがある |
| 珍番 | 数字の並び、アルファベット記号、券種 | 未使用・極美品・美品の状態、折れ・シワ・変色の有無を確認 |
| エラー紙幣 | 製造工程で生じた裁断・印刷・記番号の異常 | 補修や加工をせず、状態が分かる写真を残す |
| 連番 | 記番号の連続性、枚数、券種 | 順番を変えず、札束全体と先頭・末尾の番号を記録 |
| 帯封・官封 | 帯・包装の状態、枚数、連番、来歴 | 基本的に未使用札の束として扱われるため、帯や包装を外さない |
珍番として確認したい記番号
珍番※は、数字の並びに分かりやすい特徴がある記番号です。
収集市場での評価は、希少性だけでなく、券種、保存状態、需要、同種の取引状況でも変わります。
- ゾロ目:111111、777777など
- キリ番:100000、200000など
- 階段番号:123456など
- 逆階段番号:654321など
- 初号札:000001
- 最終番号:900000
- サンドイッチ番号:100001など
- 連番:複数枚の数字が連続する組み合わせ
500円札を売る前に確認したい保管と査定のポイント
価格を確認した後は、状態を悪化させず、査定材料をそろえることが重要です。
特に珍番、未使用品、連番、帯封・官封がある札束は、状態を変えないことが査定額を守ります。
保管時に避けること
- 折り曲げる、輪ゴムで強く束ねる
- 湿気が多い場所や直射日光が当たる場所に置く
- テープ、のり、アイロン、洗浄、漂白で補修する
- 帯封・官封を外す
- 連番の順番を入れ替える
紙幣は中性紙のホルダーや、PVCを含まない保管用品を使い、湿気と紫外線を避けて保管します。
査定へ出す前には、表裏、記番号、帯封、札束全体が分かる写真を残しておくと、相談がスムーズです。
専門査定を検討したい条件
次の条件に当てはまる500円札は、額面交換や通常品として処分する前に、古紙幣を扱う専門店へ相談する価値があります。
- 未使用品または折れやシワが少ない美品
- ゾロ目、キリ番、階段番号、000001などの珍番
- 連番、帯封付き、官封の札束
- 裁断や印刷に製造時の異常があると考えられる札
古紙幣の査定では、券種、状態、記番号、束の状態を一緒に確認します。
価格表で判断が難しいときは、複数の写真と枚数を添えてアンティーリンクへ相談してください。
500円札の価値・買取価格に関するよくある質問
500円札は現在いくらで売れますか?
未使用品、珍番、連番、帯封・官封、製造時の異常がある札は額面以上で評価されることがあるため、この記事の比較表で条件を確認してください。
500円札のピン札は価値がありますか?
券種と記番号によって価格が変わるため、未使用のまま保管して比較表を確認してください。
連番や帯封付きの500円札は高く売れますか?
帯封を外したり順番を変えたりせず、札束の全体と記番号が分かる状態で相談してください。
500円札のAA券とは何ですか?
評価は券種、保存状態、記番号の数字部分によって変わるため、AA券だけで一律の価値は決まりません。
普通の500円札はどこへ持ち込めばよいですか?
未使用、珍番、連番、帯封・官封、製造時の異常が疑われる札は、古紙幣を扱う専門店への相談が適しています。
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まとめ:500円札は比較表で条件を確認してから売却する
500円札の価値は、額面だけでは判断できません。
通常品、珍番、帯封・官封の3つの比較表で価格と買取可否を確認し、保存状態と記番号をあわせて判断してください。
未使用品、連番、帯封・官封、珍番、製造時の異常がある札は、状態を変えずに専門査定へ相談することが重要です。
































