【高額】100円札のエラー紙幣はコレだ!写真付きで解説!
実際にあった100円札のエラー紙幣を写真付きで解説していきます。価値についても実際の買取価格をベースにお伝えしていきます。
エラー100円札の種類は5つ!
そもそもエラー紙幣は製造過程で印刷ミスが起こり、造幣局内のチェックで捨てられるはずのものが通過してしまったものです。100円札のエラー紙幣の種類としては主に5種類見つかっております。
・福耳付きエラー
・裏写りエラー
・印刷抜けエラー
・印刷ズレエラー
・記番号エラー
それでは聖徳太子の4次100円札を例にそれぞれのエラーを写真で確認していきましょう。
福耳付きエラー
紙幣の角に、福耳と呼ばれる余分な部分が残ったまま製造されたエラー紙幣です。
写真の左下に大きい耳がついていますね。
紙幣の作成過程では紙幣の印刷が終わった後に裁断をするのですが、紙が折れたまま裁断されてしまい、この福耳が出来上がります。
写真のものですと価格は3万円ほどです。福耳は大きければ大きいほど高くなります。
裏写りエラー
写真の右下に黒くなっているところがあります。
これは表面のデザインが写ってしまったものです。
写真のものですと価格は3,000円ほどです。裏写りの範囲が大きければ大きいほど高くなります。
印刷抜けエラー
写真の左上のデザインが抜けています。
これは他の紙幣が重なってしまい印刷されなかったことが原因です。
写真のものですと価格は18,000円ほどです。印刷抜けの範囲が大きければ大きいほど高くなります。
印刷ズレエラー
写真で確認すると左側に大きくずれているのが分かります。
印刷時に紙がずれてしまい、このようなエラーが誕生しました。
写真のものですと価格は2万円ほどです。ズレが大きければ大きいほど高くなります。
記番号エラー
左上と右下の記番号を見てみると
このように末尾の番号が違うことが分かります。
どのような製造工程でこのようなエラーが誕生したかは正確にわかっていません。
こちらの紙幣の状態(コンディション)ですと価格は12万円です。
エラーじゃなくても価値の高い100円札
100円札には今回紹介した聖徳太子以外にも板垣退助100円札が有名ですが、これらを含めてぜんぶで16もの種類があり、エラー紙幣ではなくても高額で取引されるものもあります。
聖徳太子の100円札も高い種類のものだと1万円以上の買取価格となりますし、また別の珍しいタイプの100円札のなかには1000万円以上の買取価格になるものもあります。
詳しくは、100円札の価値一覧表で紹介しているので是非ご覧になってください。
100円札のエラー査定・鑑定はアンティーリンクへ!
100円札に限ったことではありませんが、エラー紙幣というものはなかなか気づきづらいものです。
たしかに福耳エラーくらいわかりやすいものでしたら、パッと見て違和感がありますが、それ以外のものを大量の紙幣のなかから見つけるのは至難の業といえるでしょう。
アンティーリンクは、古銭専門業者として、大量に箱詰めいただいた古銭・古紙幣でも責任をもって1つ1つ鑑定したうえで、査定額をお出ししております。
そのため、ざっくりと梱包いただいて弊社の査定士にお見せいただければ、高い品物、高くない品物はすぐに分かりますので、まずはお気軽に査定に出してみてはいかがでしょうか?