一分銀の買取価格はいくら? 全6種の見分け方と偽物の見破り方

古い金庫から一分銀と書かれた銀が出てきました。これはどれぐらい古いお金なんですか?

一分銀は江戸時代に使われた古銭の一種です。

結構古いものなんですね。それなら高値がつきますか?

並品でも1,000円以上の価値は付きます。
エラーや手変わり品、一分銀のことをもっとよく知っておきましょう。

一分銀とは?

一分銀とは、天保8年(西暦1837年)から発行された銀貨幣の一種です。
その後、デザインを変更しながら明治2年(西暦1869年)まで作られていました。
表面に額面の「一分銀」、裏面に「銀座常是」と彫られています。
いたるところに桜のマークがついているのも特徴的です。
桜のマークとは?

昔の価値はどれぐらいだった?

1両の1/4
一分銀と言われても、どれほどの価値なのかピンときませんよね。
当時、この一分銀という貨幣は1両の1/4として扱われていました。

1両は時代劇や漫画でも見るような小判1枚の価値になります。
つまり、一分銀4枚で小判1枚と交換できる貨幣でした。

当時は1両小判があれば、そばを400杯も食べられたそうです。
ということは、その1/4の価値がある一分銀ならそば100杯に相当します。

現在、かけそば1杯で大体400円ぐらいと仮定しましょう。
そうすると当時の人にとって一分銀1枚の価値は4万円程度だったということになります。

そばを400杯

見た目からは想像がつかない値段ですね。

現在の価値はどれぐらい?

現在の価値は?
それでは、一分銀は現在だとどの程度の価値を持っていると思いますか?

一分銀は6種類に分けられ、それぞれ買取価格が少々異なっています。
それぞれの現在の買取価格は以下の通りです。

買取価格
天保一分銀

1,000~50,000円

庄内一分銀

10,000円前後

安政一分銀

1,000~50,000円

玉座一分銀

15,000~30,000円

明治一分銀

6,000~50,000円

別座一分銀

1,000~5,000円


次は一分銀の種類と、買取価格の相場について解説していきます。

一分銀の種類と買取価格

皆さんが気になるのは自分の手元にある一分銀の種類ですよね?一分銀の種類は大きく分けて6種類です。
これらは製造された年代や彫られた文字の書体で分類されています。

天保一分銀

天保一分銀天保一分銀
天保8年(1837年)に初の一分銀として作られたのが天保一分銀です。
後に作られた一分銀との比較で古一分銀とも呼ばれます。

一分銀は、表面と裏面の両方に外を囲うように桜の模様が付いています。

この天保一分銀は、側面にも桜の印が付いているのが特徴です。

  • 重さ: 8.66g
  • 金0.21%/銀98.86%/雑0.93%
  • 寸法: 26.6×16.4mm
桜模様が使われたのには、一分銀の由来が関係しています。
名前を考える際に、上質な銀を意味する花降銀(はなふりぎん)が候補にあがりました。

しかし、この名前は老中の水野忠邦によって却下されたそうです。
実際、一分銀の銀含有量は明治から大きく減っており、とても花降を名乗れるものではありません。

一分という額面をアピールしつつ、銀を少なくしても使えるという点で一分銀という名は最適ではあります。
もしかすると、水野忠邦にはそういった深い狙いがあったのかもしれませんね。
花降銀という名前は使われることはなくなりましたが、その名残として桜の印が刻み込まれています。

天保一分銀の側面
本日の買取価格
並品 美品 極美品
天保一分銀

1,000円

1,200円

1,600円

現在の買取価格は上記の通りですが、文字の書体次第で買取価格が大きく上がります。
ものによっては、買取価格が5万円を超えることもありました。
こうした、価値の高い書体のものを手変わり品と呼んでいます。

庄内一分銀

庄内一分銀庄内一分銀
天保一分銀のなかには、庄内一分銀と呼ばれるものがあります。
表面に「」の字、裏面には「三つ柏」が刻まれています。

三つ柏とは、柏の葉を3つ並べた日本古来の家紋の一種です。
三菱のマークの由来になっていることでも有名ですね。

庄内は現在だと山形県内の鶴岡市や酒田市がある地域が該当します。
当時、庄内の大名は銀含有量の低い悪貨や偽物が藩の外から入ってくることを嫌いました。
そこで、対策として天保一分銀を判別しやすくするために独自の加工をしていたのです。

  • 重さ: 8.6g
  • 品位: 銀99.1%/雑0.9%
  • 寸法: 24.6×16.5mm
本日の買取価格
状態による
庄内一分銀

5,000円前後

庄内一分銀には上記2つの種類が存在します。

跳分」は表面にある「一分銀」の「分」に特徴があり、二画目が上に跳ね上がっている書体のものです。
跳分は通常の庄内一分銀より査定額が数万円アップする可能性があります。

また、裏面にある「定 銀座 常是」の「座」において、「土」の縦線が上に伸び上がっているものは「長柱」と呼ばれる種類です。
長柱はさらに希少価値が高く、10万円を超えることもあるでしょう。

安政一分銀

安政一分銀安政一分銀
安政6年(1859年)には、一分銀の仕様変更があり安政一分銀が作られました。
古一分銀と呼ばれる天保一分銀に対し、こちらは新一分銀とも呼ばれます。

安政一分銀は、側面にヤスリがけが施されています。

天保一分銀と明確に違う部分なので、見分ける際によく確認する箇所です。

天保一分銀と比べると銀の含有量がかなり少なくなっています。
これは、外国との取引の際に銀の含有量が少ない銀貨と交換されるのを嫌ったからです。

銀の含有量が少ない海外銀貨と交換されると、差分の銀が流出していることになります。
そのため、当時使われていた海外銀貨と同等の一分銀を作りました。
それが、この安政一分銀だったのです。

  • 重さ: 8.63g
  • 品位: 金0.07%/銀89.36%/雑10.57%
  • 寸法: 23.8×16.2mm
本日の買取価格
並品 美品 極美品
安政一分銀

1,000円

1,200円

1,600円

手変わり品だと買取価格が大きく上がるのは天保一分銀と同じです。

玉座一分銀

玉座一分銀玉座一分銀
裏面の座の字に玉がある安政一分銀は、玉座一分銀と呼ばれます。
とても珍しい書体となるため買取価格が高くなりやすい種類です。

玉座一分銀は、表面も入分、もしくは玉一という手替わりになっています。
それぞれ「入分玉座」、「玉一玉座」という専用の呼び名もありますが、このふたつに価格の違いはありません。

本日の買取価格
状態による
玉座一分銀

15,000~30,000

明治一分銀

明治一分銀明治一分銀
1868年、江戸から明治に時代が変わるタイミングで、貨幣にも様々な変化がおきました。
一分銀も、より銀の含有量が少なくなった明治一分銀が新たに発行されています。

裏面の「」の字の上3画が、川の字のようにまっすぐ並ぶことから「川常」とも呼ばれます。

以前は、明治一分銀の明確な分類方法が見つかっていませんでした。
平成9年オークションに出品された明治一分銀を比較することで分類法が確立されました。

  • 重さ: 8.63g
  • 品位: 金0.09%/銀80.66%/雑19.25%

その年、明治の貨幣製造を担っていた太政官貨幣局のサインが入った包みが出品されました。
出自の明確な多数の明治一分銀を専門家たちが調べ、明治一分銀に共通する特徴が見つかったのです。
それが、表の逆桜の位置でした。
逆桜とは、外周を囲む桜のマークのなかで上下が逆になっているものです。

逆桜

桜のマークには以下の画像のようにアルファベットが振られます。
このうちH、I、J、K、Mのいずれかが逆桜なら明治一分銀です。

本日の買取価格
状態による
明治一分銀

6,000~50,000円

別座一分銀

別座一分銀別座一分銀
特殊なものとして別座一分銀というものがあります。

幕末の時期になると、財政難に陥った諸藩によって貨幣の偽物が作られることがありました。
そのため、幕府お抱えの貨幣製造所を本座、それ以外の貨幣製造所を別座呼び分けられました。
つまり、別座一分銀とは幕末の時期に各藩で作られた偽物のことです。

一分銀は別座がかなり大量に出回っています。
銀の含有量が50%を下回るほど低位なものに出会うこともあるほどです。

  • 重さ: 8.66g
  • 品位: 銀991/その他9
本日の買取価格
状態による
別座一分銀

1,000~5,000円

手変わりとエラー次第で買取価格がアップ!

アップ!
一分銀の基本的な価格は上で紹介した通りです。
価格にかなり幅があることがわかりますね。

これは、一分銀には大きく価格を上げる要素があるからです。
それはデザインの異なる手変わりや、製造エラーの2つです。

手変わりとは、貨幣に彫られた書体などの一部のデザインのみが異なるものを指します。
手変わり品にはプレミア価値が付き、買取価格が上がります。

そして、貨幣のなかには、製造中に発生したエラーの痕跡が残っているものがあります。
こうしたエラー有りの貨幣にもプレミアがつき、高値で取引されるのです。

また一分銀は、彫られている文字の書体が統一されていません。
書体によっては、製造数が少ないものもあり、プレミア価値がつきます。


一分銀の種類と比較しながら、手変わりやエラーを探してみましょう。

買取価格が上がる手変わり

まずは、一分銀の値段が上がる手変わりの種類について解説していきます。

ハネ分

ハネ分の詳細
表面の「一分銀」のうち、「」の1画目が跳ねたものが「ハネ分」です。
画像のように分の屋根の左線が跳ねています。

買取価格
天保一分銀

4,000円

明治一分銀

15,000円

入分

入分の詳細
」の1画目よりも2画目が長くなっているのが「入分」です。
本来「人」の形にある部分が「入」の形になっています。

買取価格
天保一分銀

15,000~30,000円

ハネ銀

ハネ銀の詳細
」の1画目が跳ねているのが「跳銀」です。
跳銀は「銀」だけでなく「分」の1画目も必ず跳ねています。

買取価格
明治一分銀

30,000円

長柱座

長柱座の詳細
裏面の「」の縦線が長いものが「長柱座」です。
画像のように一分銀の座は旧字体が使われています。
長柱座だと、口と人の間を貫くように縦線が伸びています。

買取価格
天保一分銀

35,000円

玉一

玉一の詳細
表面の「」の右側に玉ができているのが「玉一」です。
跳銀は「銀」だけでなく「分」の1画目も必ず跳ねています。

買取価格
安政一分銀

15,000~30,000円

玉座

玉座の詳細
」の最後の1画に玉が付いているのが「玉座」です。
玉座の安政一分銀は「玉座一分銀」と呼ばれ、高値で取引されています。

買取価格
安政一分銀

15,000~30,000円

切れ分

天保一分銀の切れ分の詳細
“分”」の字の1画目と2画目の間に隙間があるのが「切れ分」です。
切れ分の天保一分銀は、希少性があるため高額で取引されています。

買取価格
天保一分銀

3,500円

買取価格が上がるエラー

一分銀に限らず、貨幣は製造エラーの痕跡があるとプレミア価値が付きます。
エラーの種類によって価格帯は変わりますが、20万円以上で取引されています。

それでは、一分銀の値段が上がるエラーの種類について解説していきます。

嬉しい

定落

定落の詳細
裏面に「」の字が刻まれていないものが「定落」です。
本来ならば、銀座常是の文字の上に必ず「定」の字が入っています。

逆打

逆打の詳細
表面と裏面で、上下が反転してしまっているものが「逆打」と呼ばれます。
逆打の一分銀は、取引価格が30万円を超える高額商品です。

ズレ打

ズレ打落の詳細
表裏を問わず刻印が本来の位置よりずれていれば、「ズレ打」です。
定落や逆打よりは価値が低めですが、5,000~10,000円ほどの値打ちがあります。

一分銀の見分け方

一分銀にはいくつか種類があることを解説してきました。
このうち、簡単に見分けられるのが庄内一分銀玉座一分銀です。

庄内一分銀

POINT

表面に「庄」の字があれば庄内一分銀

玉座一分銀

POINT

裏面の「座」に玉が付いていれば玉座一分銀

それでは、天保一分銀、安政一分銀、明治一分銀3つの見分け方をまとめていきます。
取引をする前に、まずはここを読んで一分銀の種類をハッキリさせましょう。

側面

まず見るべきは貨幣の側面です。

天保一分銀の側面
安政一分銀の側面

天保一分銀だけは、側面をヤスリがけしていないのです。
つまり、天保一分銀だけは側面を見るだけすぐに判別できるんです。

それと比べると、安政一分銀は側面にヤスリがけの跡が見られます。

裏面の文字

天保一分銀 交叉是
次に確認するのは、裏面の銀座常是のなかの「是」の字です。
是の8画目と9画目が交差していると「交叉是」と呼ばれます。

この交叉是が見られるのは天保一分銀」と「明治一分銀」の2種類です。

つまり、交叉是側面の情報を合わせれば、3種類が見分けられるのです。
まとめると以下のようになります。

側面のヤスリがけ 是の交叉
天保一分銀

×

安政一分銀

×

明治一分銀

逆桜の位置で見分ける

もうひとつ、桜のマークの上下が逆さになる「逆桜」の位置でも種類の判別ができます。

通常の桜印と逆桜の比較

逆桜の位置を、表と裏を合わせてAa型、Ba型のようにアルファベットで表記します。
逆桜が無い場合はZとなり、分類は天保一分銀となります。

アルファベットの対応位置と、天保、安政、明治それぞれの逆桜の位置は以下の通りです。

天保 アルファベット位置
  • P/Q/R/S/T/Z
  • i/m/n/o/p/q/r/s/t/z

※Z=逆桜無し

安政 アルファベット位置
  • A/B/C/D/E/F/G
  • a/b/c/d/e/f/g
明治 アルファベット位置
  • H/I/G/K/M
  • h/i/j

逆桜の位置で一分銀の種類を判別できます。

実際に見分けてみよう

桜印とアルファベット対応表と一分銀の見分け方一覧


では、ここで紹介した図や表を参考に、こちらの一分銀の種類は何だと思いますか?


表がPで、裏がnの位置にあるので、天保一分銀ですか?


正解です。Pn型の天保一分銀ですね。

桜印とアルファベット対応表と一分銀の見分け方一覧


赤丸のところが逆桜ですよね。これだけでも天保、安政、明治を見分けられるので、ぜひ覚えておきましょう。

一分銀の真贋の見極め方

一分銀は偽物の数が多い古銭のひとつです。
その理由は、別座一分銀という各藩で作られた偽物たちも出回ったことにあります。

偽物の見分け方を知らないまま取引するのは非常にリスキーです。
特に、ヤフオクやメルカリでの個人間の取引を考えているなら注意しましょう。

一分銀の真贋を見極めるためには以下の3つのポイントに注目します。

  • 重さを測る
  • デザインを確認する
  • 側面を見る

では、それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

重さを測る

計り
まずは手始めに手元の一分銀の重さを計ってみましょう。
素材の含有量と大きさが決まっているため、硬貨の重さはほぼ均一です。

天保、安政、明治のどの一分銀でも重さは8.6g前後です。

下の画像に写っている本物の天保一分銀と安政一分銀の重さに注目してください。

本物の重さ一覧

多少のばらつきはありますが、8.5~8.9g以内に収まっていますね。
続いて、一分銀の偽物をまとめた画像を見てみましょう。

本物の重さ一覧

8gを下回ったり、9gを超えたりとかなりの違いがあるのが分かります。
このように、明らかに重さに違いがあるものはまず間違いなく偽物です。

デザインを確認する

確認する
次にデザインを細かく見ていきましょう。
とは言っても、文字のパターンは多すぎるので真贋の見極めには不向きです。
まず見るべきは表面の文字の周りに入っている縦線です。

この縦線が無かったり、彫りが浅すぎるのであれば高確率で偽物と言えます。

本物の表面
彫りが荒い偽物

側面を見る

天保一分銀の側面
安政一分銀の側面
最後に一分銀の側面を確認しましょう。
天保はヤスリがけをしておらず、滑らかな面に桜の印が彫られています。
安政、明治は側面にヤスリがけした跡があります。

そもそもヤスリがけされていなかったり、わざと傷を彫り込んであるものは偽物です。

安政一分銀の側面
次に偽物の側面を見てみましょう。
桜の印もヤスリがけもなく、ツルツルとしていることが分かります。

このように側面に何も彫られていなければ偽物です。

▶︎天保一分銀、安政一分銀の真贋については、こちらの記事で特集しています。
詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ!

一分銀に似ている貨幣

一分銀にはよく似た短冊形の古銭があります。
気を付けておきたいのは「一朱銀」と「一分金」です。

それぞれの見た目と特徴を知っておきましょう。

一朱銀

3種類の一朱銀
一朱銀は、一分銀と同様に江戸時代後期に使われた貨幣です。
「文政南鐐一朱銀」、「嘉永一朱銀」、「明治一朱銀」の3種類に分けられます。

表面を見ると、嘉永と明治は額面となる「」の文字が刻まれています。
文政南鐐の表面は「以南鐐十六片 換小判一兩」という文章です。
どちらも表面のデザインが一分銀とは違うので、知ってさえいれば見分けるのは簡単です。

一分金

一分金
一分金は、正式には一分判金と呼ばれる古銭のことです。
同じ一分なので元々の価値は一分銀と同じでした。
その名の通り金を使っているため、色だけでも判別は可能です。
さらに、一分金は表も裏も文字は彫らずに絵や家紋がデザインされています。

一分銀を高く売るまでの注意点

実際に一分銀を取引するにあたって、少しでも高く売りたいですよね?

そのためには、注意しておきたいことがいくつかあります。
それは以下の4つです。

  • 種類を再確認
  • 真贋のチェック
  • 貨幣は磨かずに保管
  • 売却方法の選択

では、どのように注意すればいいのか、ひとつずつ解説していきます。

種類を再確認

再確認
まずは、一分銀のなかでもどの種類なのかを把握しておきましょう。
種類によって買取価格が違うため、種類がわからないと相場もわかりません。

一分銀の種類は側面のデザイン、裏面の文字、逆桜の位置で見分けられます。

真贋のチェック

チェック
次に真贋のチェックです。
特に、メルカリやヤフオクで個人での取引する際は真贋の見極めを慎重にしましょう。
トラブルを回避するためにはとても重要なことです。

真贋は貨幣の重さ、表面のデザイン、側面のヤスリがけで判別できます。
どれかひとつだけでなく、すべて確認することをおすすめします。

貨幣は磨かずに保管

貨幣は磨かない
古銭は磨くと価値が下がるため磨かずに保管してください。

でも、美品の方が高く売れるというのであれば、磨いたほうがよさそうにも思えますよね?
ですが、古銭は製造当時の状態を保っているかどうかが評価のポイントです。

つまり、磨いた時点で手を加えてしまった不自然な商品となってしまいます。
加工された可能性がある古銭は価値が下がるため、磨くのは絶対にやめましょう。

売却方法の選択

売却方法
古銭を売る方法は大きく分けて2種類があります。

ひとつは、ヤフオクやメルカリを使った個人での取引。
もうひとつは、古銭専門の買取業者への依頼です。

ヤフオクやメルカリといった個人間の取引は、自分で価格設定をできるのが魅力です。
しかし、一分銀のような古銭は種類や状態の判別に経験が必要になります。
さらに、一分銀は偽物も多く出回っている古銭なので非常にリスキーな商品です。

古銭専門の買取業者であれば、鑑定士による厳正な査定のもとで価格が設定されます。
自身で確認すべきことも減るため、安心してスムーズに取引ができます。

一分銀を売るなら買取業者の利用がおすすめ

一分銀は個人間で取引するには、非常に難易度の高い古銭です。
もし、お手元の一分銀を売却するのであれば、買取業者の利用をおすすめします。

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