大きさ: 76×156mm
500円札B号券は、最初期・前期・後期の区分、未使用かどうか、100枚帯封・1,000枚官封の状態によって買取価格が異なります。
手元の紙幣は、まず記番号のアルファベットの桁数、紙色、アルファベットの間隔を確認してください。
ページ上部の買取価格と照合すると、B号券の種類に応じた価格を確認できます。
500円札全体の価値やB号券・C号券の違いは、500円札の価値・買取価格で解説しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式な券種名 | B五百円券 |
| 発行開始日 | 1951年4月2日 |
| 発行停止日 | 1971年1月4日 |
| 表面の肖像 | 岩倉具視 |
| 裏面の図柄 | 富士山 |
| 寸法 | 縦76mm×横156mm |
目次
500円札B号券の買取価格は最初期・前期・後期で異なる
500円札B号券は、未使用品、最初期、未開封で連番が保たれた帯封・官封ほど評価が高くなります。
最初期・前期・後期のどれに当たるかを確認してから、ページ上部の最新買取価格をご覧ください。
| 確認項目 | 価格が変わる理由 |
|---|---|
| 発行区分 | 最初期は前期・後期より高く評価されやすい |
| 保存状態 | 未使用品は高く、汚れ、折れ、シワなどの使用感が増えるほど評価が下がる |
| まとまり | 未開封の帯封・官封、連番が保たれた状態を重視 |
| 記番号 | 珍番は希少性とコレクター需要によって価格が変わる |
通常の記番号で使用済みの500円札B号券は、買取対象外です。
未使用の最初期、未開封で連番が保たれた帯封・官封、希少性と需要がある珍番は、個別に査定します。
500円札B号券とは1951年に発行された岩倉具視の旧500円札
500円札B号券とは、1951年に発行された岩倉具視の500円日本銀行券です※。
戦後のB系列券として発行され、表面には岩倉具視、裏面には富士山が描かれています。
国立印刷局の資料では、正式な券種名をB五百円券としています。
同じ岩倉具視の500円札でも、1969年発行のC五百円券は別の券種です。
B五百円券は縦76mm×横156mm、C五百円券は縦72mm×横159mmで、寸法も異なります。
500円札B号券のデザインと券面の意匠
500円札B号券は、表面に岩倉具視の肖像、裏面に山梨県大月市の雁ヶ腹摺山から望む富士山を描いた紙幣です。
券面には、唐草模様、正倉院宝物由来の模様、寺院建築・仏教工芸に由来する装飾模様が組み合わされています。

表面は岩倉具視の肖像と細密な装飾模様
表面の肖像下部には古代唐草模様が配され、左側の白彩紋内にはアラビア数字の「500」が入ります。
「500」の上下には天平唐草模様、中央の額面「五百円」の背景には正倉院御物「黒柿蘇芳染金銀絵如意箱」由来の模様が使われています。
上部中央の「500」とその左側に枝を伸ばす野菊は、紙を光にかざすと確認できる白黒透かし※です。
野菊と「500」の透かしは、券面の印刷と重なるため確認しづらい場合があります。
裏面は雁ヶ腹摺山から見た富士山
裏面の富士山は、名取久作が1942年に雁ヶ腹摺山山頂から撮影した写真を基にした図柄です。
裏面左側の大きな「500」の周囲には法隆寺の仏像に使われた蓮花模様があり、その外周には中尊寺金色堂の吊天蓋を思わせる模様が組み合わされています。
| 位置 | 意匠・表記 | 内容 |
|---|---|---|
| 表面右側 | 岩倉具視の肖像 | キヨッソーネの銅版画を参考に、凹版印刷で表現された肖像 |
| 表面上部中央と左側 | 野菊と「500」の白黒透かし | 光にかざして確認する紙の模様 |
| 表面の肖像下部 | 古代唐草模様 | つる草が連続する植物文様 |
| 表面左側の「500」上下 | 天平唐草模様 | 天平文化を思わせる唐草文様 |
| 表面中央の「五百円」背景 | 正倉院宝物由来の模様 | 黒柿蘇芳染金銀絵如意箱の模様 |
| 表面下部 | 日本政府印刷局製造 | 発行時の製造機関を示す表記 |
| 表面 | 総裁之印 | 日本銀行総裁の印章 |
| 裏面右側 | 富士山 | 雁ヶ腹摺山から望む富士山 |
| 裏面左側の「500」周辺 | 蓮花模様・天蓋模様 | 法隆寺の仏像と中尊寺金色堂の装飾に由来する模様 |
| 裏面 | 発券局長印 | 日本銀行発券局長の印章 |
500円札B号券の前期・後期・最初期の見分け方
500円札B号券は、最初期・前期・後期の3区分として扱われます。
最初期は記番号左側のアルファベットが1桁であること、前期と後期は紙色とアルファベット間隔が目安です。
日焼けや保管環境で紙色が変化するため、紙色だけで区分を断定せず、記番号もあわせて確認してください。
| 区分 | 記番号・券面の確認ポイント |
|---|---|
| 最初期 | 記番号左側のアルファベットが1桁 |
| 前期 | クリーム色の紙、記番号のアルファベット間隔が約3cm |
| 後期 | 白色の紙、記番号のアルファベット間隔が約3.5cm |
最初期は記番号左側のアルファベットが1桁
記番号左側のアルファベットが1桁なら、B号券の最初期に当たります。

前期と後期は紙色とアルファベット間隔で確認
アルファベットが2桁の場合は、前期または後期として紙色と記番号※のアルファベット間隔を確認します。
前期はクリーム色、後期は白色の紙が目安です。
記番号にある左右のアルファベットの間隔は、前期が約3cm、後期が約3.5cmです。

前期:間隔が約3cm

後期:間隔が約3.5cm
100枚帯封・1,000枚官封は連番と封緘状態を確認する
100枚帯封は、銀行でまとめて取り扱われた100枚の紙幣を帯で束ねた状態です。
1,000枚官封は100枚帯封が10個入ったまとまりで、製造時のビニールに密閉された状態を指します。
帯封や官封は、連番が続くこと、後から帯を付け直したものではないこと、封緘状態を保っていることが評価の前提です。
| 状態 | 確認ポイント |
|---|---|
| 100枚帯封 | 100枚の連番、帯の状態、紙幣を無理にめくらないこと |
| 1,000枚官封 | 100枚帯封10個、ビニールの封緘状態、破れや開封痕の有無 |
| 後付けの帯 | 番号が不規則な場合があり、帯封としての付加価値が付かない場合がある |
岩倉具視の旧500円札B号券100枚帯封
100枚帯封は、紙幣をめくる際に折れやシワを付けないよう、帯を外さずに保管してください。
買取価格は最初期・前期・後期で異なります。

| 区分 | 買取価格 |
|---|---|
| 最初期 | 70,000円 |
| 前期 | 55,000円 |
| 後期 | 55,000円 |
岩倉具視の旧500円札B号券1,000枚官封
1,000枚官封は、ビニールの封緘状態を保つことが重要です。
開封や破損がある場合は評価に影響するため、状態を変えずにご相談ください。
| 区分 | 買取価格 |
|---|---|
| 最初期 | 700,000円 |
| 前期 | 550,000円 |
| 後期 | 550,000円 |
500円札B号券を査定前に保管するときの注意点
未使用品や帯封・官封は、状態を変えないことが大切です。
紙幣の折れ、シワ、汚れ、テープ補修、書き込みは査定に影響します。
査定前の保管方法
- 帯封や官封を無理に開封しない
- 紙幣を折り曲げず、平らな状態を保つ
- 湿気、直射日光、水濡れを避ける
- 券面全体、記番号、帯やビニールが分かる写真を撮影
真贋に不安がある紙幣や、不自然な加工が見られる紙幣は、無理に使用・売却せず専門家へご相談ください。
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500円札B号券に関するよくある質問
500円札B号券とは何ですか?
正式な券種名はB五百円券で、表面には岩倉具視、裏面には富士山が描かれています。
500円札B号券の前期と後期はどう見分けますか?
紙色は保存状態でも変化するため、記番号もあわせて確認してください。
500円札B号券の最初期とは何ですか?
最初期・前期・後期では買取価格が異なるため、ページ上部の価格表をご確認ください。
500円札B号券の100枚帯封は高く売れますか?
後から帯を付けたものや、番号が不規則なものは帯封としての付加価値が付かない場合があります。


























