重さ: 2.8g
品位: 金568/銀432
天保一分判金 の買取価格
天保8年(1837年)の11月15日に、天保一分金は発行されました。「保」の字が刻印されているので、見分けるのは難しくありません。
江戸幕府は、当時「金の品位を上げて、重さは1両につき5分下げる」としていましたが、じっさいには天保一分金の前に流通していた文政一分金と比較して、わずか0.3%の品位上昇にとどまり、重さは14%減少しました。
ただ、幕府は天保一分金を製造を発注する際に「格別に鮮明に仕立てよ」と注文したこともあり、天保一分金はとても綺麗な金貨として評価が高いです。
金含有量は天保一分金よりも、文政一分金のほうが多いですが、希少価値等の観点から、買取価格は、文政一分金と比べ、天保一分金のほうが高額となる傾向にあります。
・鑑定レポートにて天保一分判金の価値について、まとめておりますので併せてご確認ください。