

年代: 貞観12年
西暦: 870年
素材: 銅
※皇朝銭は状態や書体、組合鑑定書の有無によって買取金額が大きく変動いたします。
貞観永宝とは
平安時代、貞観12年(870)から鋳造発行された銅銭で皇朝十二銭の1つ。
「三代実録」によれば、文字が不鮮明であるなど、出来が悪く鋳造場の役人が譴責(けんせき)を受けたとあるが、現存のものは比較的文字の鮮明なものが多い。
直径19mm前後の円形で、中央には正方形の孔が開いており、銭文(貨幣に記された文字)は、時計回りに回読で貞觀永寳と表記されています。裏は無紋で、量目(重量)2g程度の銅の鋳造貨です。