オリンピックで10万円硬貨は発行された?記念硬貨の種類や価値を解説

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オリンピックで発行される記念硬貨。
今まで、10万円という高額な硬貨が発行されたことはあったのでしょうか。この記事では、オリンピックで発行されたことのある硬貨の特徴やデザインをご紹介。
また、現在高い値段で取引されている硬貨や記念硬貨の使い道も解説。オリンピックの記念硬貨に興味がある人や、手元にオリンピック硬貨はあるけどどうしたらいいかわからないという人に役立つ情報をまとめました。

オリンピックで10万円硬貨は発行されていない

オリンピックで10万円硬貨は発行されていない

高純度の金を使用し、国の特別な行事を記念して発行される「10万円硬貨」ですが、オリンピック開催の際には発行されたのでしょうか。

オリンピックが開催された際には、その都度オリンピック記念硬貨が発行されてきました。
ですが現在、その中で10万円硬貨が発行されたことは一度もありません。

2020年東京オリンピックでは一万円、千円、五百円、百円の記念硬貨が発行され、その価値やデザイン性に注目が集まりました。しかし、10万円の硬貨の発行はありませんでした。

今まで発行されたオリンピック記念硬貨

今まで発行されたオリンピック記念硬貨

日本では4度のオリンピックが開催されてきました。

  • 1964年東京オリンピック
  • 1972年札幌オリンピック
  • 1998年長野オリンピック
  • 2020年東京オリンピック

オリンピック記念硬貨は各競技や文化を反映したデザインが特徴的で、特に日本の記念硬貨は世界中のコレクターにも人気がありプレミア価格で取引される場合も多いです。

では、具体的にどのような記念硬貨が発行されたのでしょうか。詳しく調べてみました。

金貨幣

金貨幣の発行数はかなり少なく希少性が高いです。
純金でできていることから、金そのものの価値とオリンピックという付加価値が組み合わさり、特別な硬貨としての魅力がさらに高まっています。

今まで発行された金貨を紹介します。

1998年長野オリンピック

  • 種類:一万円金貨幣(全3種類発行)
  • 表面図柄:ジャンプ、フィギュアスケート、スピードスケート
  • 裏面図柄:りんどう(長野県の県花)

2020年東京オリンピック・パラリンピック

  • 種類:一万円金貨幣(全3種類発行)
  • 表面図柄:①流鏑馬・新技体、②勝利・栄光・心技体、③聖火ランナー・国立競技場・心技体
  • 裏面図柄:大会エンブレム

それぞれのオリンピック開催の目的や意義に沿って、オリジナルなデザインになっていることがわかります。

銀貨幣

オリンピックでは銀貨幣も発行されています。東京オリンピックの銀貨は、日本初の記念硬貨でした。

1964年東京オリンピック

  • 種類:千円銀貨幣(全1種類発行)
  • 表面図柄:富士山・桜
  • 裏面図柄:桜・五輪・算用数字1000
  • 種類:百円銀貨幣(全1種類発行)
  • 表面図柄:聖火台・五輪
  • 裏面図柄:太陽・算用数字100

1998年長野オリンピック

  • 種類:五千円銀貨幣(全3種類発行)
  • 表面図柄:競技
  • 裏面図柄:かもしか(長野県の県獣)

2020年東京オリンピック・パラリンピック

  • 種類:千円銀貨幣(全12種類発行)
  • 表面図柄:競技、旗、桜等
  • 裏面図柄:大会エンブレム・ソメイヨシノ等

長野では開催地である長野、東京では日本をモチーフにしたデザインが多いです。
1964年、1998年の銀貨幣は純銀ではないですが、年数が古いため希少性が高くなっています。

白銅貨幣

オリンピック記念硬貨の中でも白銅貨幣は手頃な価格で入手することができます。比較的コレクションしやすく、持ってる人が多いのが特徴です。

1972年札幌オリンピック

  • 種類:百円白銅貨(全1種類発行)
  • 表面図柄:聖火台
  • 裏面図柄:五輪・雪紋

1998年長野オリンピック

  • 種類:五百円白銅貨幣(全3種類発行)
  • 表面図柄:競技
  • 裏面図柄:らいちょう(長野県の県鳥)

札幌オリンピックの白銅貨幣は他と比べてサイズがやや大きく、デザインが見やすいことで人気の一枚です。

長野オリンピックの白銅硬貨は競技選手が大胆に描かれており、迫力を感じるデザインになっています。

クラッド貨幣

クラッド貨幣とは合金の貨幣のことで、金や銀よりも軽く耐久性の高いことが特徴です。異なる金属によるコントラストのある美しい仕上がりが魅力とされています。

2020年東京オリンピック

  • 種類:百円クラッド貨幣(全20種類発行)
  • 表面図柄:競技
  • 裏面図柄:大会エンブレム
  • 種類:五百円バイカラー・クラッド貨幣(全2種類発行)
  • 表面図柄:風神、雷神
  • 裏面図柄:大会エンブレム

五百円バイカラー・クラッド貨幣のデザインは、造幣局が作成した3案の中から国民投票が行われました。「富士山」「国立競技場」「風神雷神図屏風」の中から、「風神雷神図屏風」が選ばれました。

10万円の価値を超えるオリンピック記念硬貨はある?

10万円の価値を超えるオリンピック記念硬貨はある?

先ほどもご紹介したように、オリンピック記念硬貨の中に10万円硬貨は発行されていません。
では現在、10万円の価値を超えるオリンピック記念硬貨はあるのでしょうか。調査してみました。

記念硬貨の中には希少価値や素材の価値により、市場で10万円以上の値段で買取されているものもあります。
この後詳しく紹介しますが、オリンピックの記念硬貨の中でも、1998年長野オリンピックの金貨幣は20万円近い値段になっています。

金貨や一部の限定発行硬貨は、発行枚数の少なさや素材の価値から高額で買取されているんです。
そしてその価値は、将来的にどんどん希少価値が上がっていくとされています。

オリンピック記念硬貨の現在の価値

オリンピック記念硬貨の現在の価値

そんな時を超えた輝きを持つオリンピック記念硬貨。
上記でも触れましたが、その日本の細かい技術が目に見えるデザインから、海外のコレクターの間でも高く評価され、買取市場においても積極的に取引されています。

では、どんな記念硬貨にプレミア価格がついているのでしょうか。
素材(金・銀等)や状態(未使用、付属品の有無等)、発行枚数などにより異なりますが詳しく紹介したいと思います。

買取価格が高額な記念硬貨

まず、高値で取引されることの多い硬貨を紹介します。

1998年長野オリンピック(一万円金貨幣)
2024年10月現在こちらは「190,000~200,000円」で買取されることが多いです。
この一万円金貨幣は、これまでのオリンピック記念硬貨にはありませんでした。初めての金貨幣ということもあり、コレクターの間で人気です。
2020年東京オリンピック・パラリンピック(一万円金貨幣)
こちらも2024年10月現在「190,000~200,000円」で買取を行っています。
当時の抽選倍率は5〜12倍とかなりの競争率で、その人気の高さが買取価格へと反映されています。

買取価格は随時変動してくため、チャンスを逃さないように定期的なチェックが大切です。

買取価格が額面と同じ記念硬貨

次に、額面と同じ価格で取引されている硬貨を紹介します。

  • 1964年東京オリンピック(百円銀貨幣)
  • 1972年札幌オリンピック(百円白銅貨幣)
  • 2020年東京オリンピック・パラリンピック(百円クラッド貨幣、五百円バイカラー・クラッド貨幣)

これらの硬貨は、私たちが日々目にしている100円玉や500円玉と素材が変わりません。
そのため買取市場での需要があまりなく、額面価値以上の価値がつかない場合があります。

また年代の古い硬貨も、現存している残存する枚数の多さから希少価値が低いです。

オリンピック記念硬貨はどうしたらいい?

オリンピック記念硬貨はどうしたらいい?

記念硬貨の価値は硬貨によって異なり、趣味でコレクションしている場合でない限り、使い道がなく困っている方も多いかと思います。

では、具体的にどう活用したら良いのでしょうか。損をしない情報と共に紹介したいと思います。

日常で使う

オリンピック記念硬貨に限らず、これまで発行された記念硬貨は全て額面通り現金として使用することができます。
ですが注意しなければならないのが、自動販売機やセルフレジなどでは使用できない点です。

記念貨幣は素材や大きさも様々。そのため、現金として使用したい場合は有人のレジを利用する必要があります。
また、有人のレジだとしても、店員さんがその記念硬貨を知らないという場合は断られてしまうかもしれません。

実際に使用したいという場合は、次に紹介する銀行での交換をしてから使用したほうがスムーズです。

銀行で交換する

オリンピック記念硬貨は、銀行の窓口へ持ち込み、額面通りの紙幣や硬貨に換金してもらうことも可能です。

これは特別大きな銀行でなくても、支店や各地方銀行でも行ってくれます。交換方法は、窓口で交換をお願いするだけで特別な手続きは不要です。

しかし、銀行の窓口ではその硬貨がプレミアかどうかの価値は加味されません。そのため、お手持ちの記念硬貨の価値を見誤らないよう、しっかりと見定めなければいけません。

専門店で買い取ってもらう

おすすめなのが、専門店で買い取ってもらう方法です。

場合によっては額面の倍やそれ以上の価値になることもあります。
もしそうでなくても、お持ちの記念硬貨の価値をしっかり鑑定してくれるため、確実に損をしない方法です。

ここで重要なのが、知識が豊富な専門業者に査定・買取してもらうこと。
より正確に買取してもらうために、以下のような業者を選ぶようにしましょう。

  • 買取価格がしっかり表記してある
  • 古銭専門でプロの鑑定しが在籍
  • 古物許可証を取得している

先ほど価値について少し紹介しましたが、昨今、金の買取価格は上昇しています。金を含んだ記念硬貨をお持ちの方は、今が売り時かもしれません。

オリンピックに10万円硬貨なし!でも記念硬貨は要チェック

オリンピックに10万円硬貨なし!でも記念硬貨は要チェック

オリンピック記念硬貨は、イベント性や希少性、素材価値など、様々なポイントから価値判断をされます。そして、今後もその価値が維持・向上する可能性が高いです。

アンティーリンクではオリンピック記念硬貨以外にも他の記念硬貨、古銭、昔のお金、小判、大判、金貨、古紙幣などを高価買取しています。
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