500円札の価値は番号で決まる?見方や価値のある番号、相場を紹介
ぜひ最後までチェックしてみてください。
目次
500円札の価値は番号で決まるって本当?
500円札の価値を決める要因の一つに、「番号」があるのをご存知でしょうか?
実は、この小さな数字が大きな意味を持つことがあるのです。
でも、番号だけで価値が決まるわけではありません。どんな番号が価値を持つのか、そしてそれ以外の要因は何なのか、詳しく見ていきましょう。
知らないと損!500円札の番号の見方
500円札の番号は、紙幣の表面の左上と右下(肖像画のすぐ左下)に書いてあります。この番号は「記番号」と呼ばれます。
この記番号、最初と最後が1文字のアルファベット、間が6桁の数字で構成されています。発行年や製造の順番と言われています。
アルファベットが価値を左右するのはなぜ?
記番号が価値に影響を与える理由は、発行の歴史と深く関係しています。
500円札は1951年(昭和26年)から1994年(平成6年)まで発行されました。この間に何度かの変更がありました。
例えば、B号券とC号券の違いや、原材料の変更による微妙な色の違いなどです。
アルファベットが特段デザインに影響を与えることはありません。しかし、最初期と初期、後期で使用されるアルファベットの桁数が違っていたり、特定のアルファベットが人気だったりします。
そのため、アルファベットが500円札の価値に影響を与えているのです。
価値のある500円札の通し番号
価値が高いとされる500円札の通し番号には、いくつかのパターンがあります。
- ゾロ目(例:111111)
- 連番(例:123456)
- 初号札(000001)
- 最終号札(999999)
- 珍しいアルファベット(AA券、一桁のアルファベット)
- 対称的な番号(123454321)
このような記番号は珍しく、コレクターの間で人気が高いです。そのため、通常の500円札よりも高値で取引されることがあります。
ただし、価値は市場の需要や500円札の状態によっても変動するため、一概に高値がつくとは限りません。
500円札の価値が上がるその他のポイント
500円札の価値を決めるのは、記番号だけではありません。
以下のようなポイントも価値に大きく影響します。
- 年代
- エラー札
- ピン札(未使用札)
- 連番札(100枚帯封や1000枚完封)
500円札で人気の年代は、アルファベットが1桁の最初期のものです。また、ピン札やエラー札も人気があります。
様々な要素が組み合わさって、500円札の価値が決まっていくのです。
500円札の価値はいくら?相場を調査
500円札の価値は、その状態や特徴によって大きく変わってきます。
一般的な中古の500円札は、額面価格である500円程度で取引されることが多いです。しかし、特殊な番号や状態が良いものは、数倍の高値で取引されることがあります。
メルカリやヤフオクなどのオークションサイトでは、未使用の500円札が1,000円から5,000円程度で出品されているケースが見られます。特に珍しい番号や初期発行のものは、10,000円以上の価格がつくこともあります。
ただし、これらの価格は必ずしも適正とは限りません。
正確な価値を知るためには、古銭買取専門店に相談することをおすすめします。専門家の目で見ることで、500円札の本当の価値を知ることができるでしょう。
500円札の価値を保つコツ
たまたま手にしたとしても、もう新しく発行されることはない500円札。せっかくならきれいに保ちたいですよね。
500円札の価値を保つには、適切な保管方法と取り扱いが重要です。ここでは、500円札を長期間良好な状態に保つためのコツを紹介します。
正しい500円札の保管方法
500円札を適切に保管するには、以下のポイントに注意しましょう。
次のポイントに気を付けることで、500円札の状態を長期間良好に保つことができます。
- 湿気を避ける
- 直射日光を避ける
- 酸性紙を使わない
- 温度変化を避ける
- 清潔に保つ
除湿剤を使用して湿気を防ぎ、紫外線による劣化を避けるため暗所で保管しましょう。中性紙や専用アルバムを使い、一定温度を保ちながら急激な温度変化を避けることが大切です。
また、ほこりや汚れから守るためにクリアケースの使用をおすすめします。
状態を良く保つ取り扱い方法
500円札を取り扱う際は、以下の点に注意しましょう。
- 素手で触らない
- 折り曲げない
- 表面を傷つけない
- クリーニングは慎重に行う
- 定期的に確認する
綿手袋を使用して油分の付着を防ぎ、平らな状態で保管して折り目を避けましょう。ピンセットなどの道具は慎重に使用し、自己流での洗浄や漂白は控えてください。
また、虫害や劣化がないか定期的にチェックすることが大切です。
500円札の状態を良好に保つことで、将来的に高値で売れる可能性があるかもしれません。正しく取り扱い、500円札をきれいに保っておきましょう。
500円札の価値は番号だけでは決まらない!専門家の判断がおすすめ
500円札の価値は、記番号だけでなく、発行年代、状態、希少性など多くのポイントによって決まります。
記番号が特殊でも、状態が悪ければ価値は下がってしまいます。逆に、一見普通の番号でも、状態がかなりいいものであれば高値がつくこともあります。
500円札の価値を知るには、専門家による歴史的価値や状態の評価がとても重要です。
アンティーリンクでは、経験豊富な専門家が丁寧に査定を行います。もし手元の500円札を鑑定してみたくなったら、ぜひアンティーリンクまでお問い合わせください。