価値の高い100円硬貨ランキング【ベスト10】

100円硬貨は、現在使用されているものに加え、記念硬貨としても数多く発行されてきました。
今回は、これまで発行されてきた100円硬貨のなかで、最も高い価値が付けられるものをランキング形式で紹介します。
ランキングは、実際のオークションサイトでの過去の取引相場をもとに順位を付けました。
100円硬貨の価値が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
100円硬貨ランキング
1位 稲穂100円銀貨(粗稲穂)
第1位は、稲穂がデザインされた100円銀貨のなかでも「粗稲穂」(あらいなほ・そいなほ)と呼ばれる手替わり品です。
過去のオークション平均取引価格
手替わりとは、通常のものとは少しだけデザインが異なるもののことです。
同じ額面・同じ年号でもデザインが違うため、集める人からの需要が生まれ、特別な希少価値が付きます。
稲穂100円銀貨(粗稲穂)の見分け方
粗稲穂は、稲穂の粒の大きさと粒の間隔が通常のものと異なります。
通常の稲穂100円銀貨が左、粗稲穂の100円銀貨が右の画像です。


パッと見ではなにが違うのか分かりにくいので、稲穂部分を拡大してみましょう。
稲穂の1つ1つの粒は、粗稲穂のほうが小ぶりです。
画像の赤丸で示したところが、とくに分かりやすい部分です。

通常は稲穂の粒と粒の間隔がかなり詰まっていて、狭い印象があります。
一方で、粗稲穂は稲穂の間隔が比較すると広くなっています。
デザインだけで見ると通常のほうが見栄えは良いのですが、粗稲穂は市場に出回った数が圧倒的に少ないため、高い価値が付いています。
こうした細かなデザインの違いで価値が変わるのが、古銭の魅力の1つとも言えるでしょう。
粗稲穂の取引相場は数百円〜数万円と幅がある
上で平均取引価格を9,500円と書きましたが、実際には数百円のものもあれば、数万円のものもありました。
粗稲穂であれば必ず高額になるわけではなく、需要の波や状態によって価格は大きく変わります。
また、アンティーリンクでは、粗稲穂かどうかを問わず100円銀貨を549円で買取しています。
2位 桜100円白銅貨(昭和42年)未使用品
第2位は昭和42年銘の桜100円白銅貨で、現行の100円玉です。
過去のオークション取引価格(未使用品)
桜100円白銅貨は昭和42年が発行初年度で、初年度は価値が高いと思われがちです。
しかし、昭和42年であれば価値が高いわけではなく、未使用品という条件が付いた場合のみ額面以上の価値が付きます。
未使用品とは、流通による摩耗や傷がほとんどなく、製造時の輝きを保っているもののことです。
そのため、財布や貯金箱から出てきた昭和42年銘の100円玉に、高い価値が付くわけではありません。
発行枚数についても、昭和42年は4億3,220万枚とかなり多いため、希少価値自体はありません。
出典:通常貨幣一覧
3位 稲穂100円銀貨(昭和36年)
第3位は、稲穂がデザインされた100円銀貨のうち昭和36年に発行されたものです。
旧100円玉と呼ばれるものの1つです。
過去のオークション平均取引価格


稲穂100円銀貨は、昭和34年から昭和41年にかけて発行されました。
なかでも昭和36年の発行枚数は1,500万枚と最も少なく、やや高い金額になる傾向があります。
ただし、発行枚数が少ないほど必ず高くなるわけではありません。
その硬貨を欲しい人がどれだけいるかという需要によって、価格は大きく変わります。
取引相場は、銀の相場によっても変動します。
アンティーリンクでは発行年を問わず、銀の地金価格を加味した金額での買取をしています。
4位 鳳凰100円銀貨(昭和32年)
第4位は、昭和32年と昭和33年に発行された鳳凰100円銀貨です。
こちらも旧100円玉の1種にあたります。
過去のオークション平均取引価格


昭和33年と比べると、昭和32年の発行枚数は3,000万枚と少なめです。
そのぶん、昭和32年のほうが高い価値が付く傾向があります。
こちらも発行枚数の少なさだけで価格が決まるわけではなく、需要によって取引価格は変わります。
取引相場は、銀の相場によっても変動します。
アンティーリンクでの買取価格は549円です。
発行年を問わず、銀の地金価格を加味した金額での買取をしています。
5位 東京オリンピック記念100円銀貨
第5位は、1964年の東京オリンピックを記念して発行された額面100円の銀貨です。
東京オリンピック100円銀貨と呼ばれることもあります。
過去のオークション平均取引価格


1964年の東京オリンピックは、アジアで初めて開催されたオリンピックです。
発行枚数は8,000万枚と非常に多いため、希少価値はありませんが、銀が60%含まれているので「銀としての価値」があります。
取引相場は銀の相場によって変動し、上記の価格は2026年8月時点の取引をもとに算出した金額です。
アンティーリンクでの買取価格は549円です。
6位 桜100円白銅貨(昭和59年)未使用品
第6位は昭和59年の100円玉で、こちらも未使用品が対象です。
過去のオークション取引価格(未使用品)
桜100円白銅貨は、昭和42年から現在まで発行が続いています。
なかでも昭和59年の発行枚数は4,185万枚と、昭和のなかでは最も少ない年です。
そのため、未使用品などかなりきれいな状態であれば、額面以上の価値が付く場合があります。
反対に、使用感のあるものは発行年に関係なく額面どおりの扱いになります。
出典:通常貨幣一覧
7位 東京五輪2020記念100円硬貨 第1次フェンシング
第7位は、2020年東京五輪の記念100円硬貨のうち、第1次発行分の「フェンシング」がデザインされたものです。
過去のオークション平均取引価格

2020年の東京五輪とはいえ、実際に引換が開始されたのは2018年11月からでした。
第1次発行分の100円硬貨はこのフェンシングのみだったため、発行当時は応募が集中しました。
ただし、発行当時の人気は、現在もプレミア価値が続いている根拠にはなりません。
発行枚数はほかの種類と同様で、398万8,000枚です。
8位 新幹線鉄道開業50周年記念 100円記念硬貨「東海道」
第8位は、新幹線の開業50年を記念して発行された100円記念硬貨のうち、「東海道新幹線」がデザインされたものです。
過去のオークション平均取引価格

この記念硬貨は、北陸新幹線や東北新幹線など全9種あります。
発行枚数に大きな差はなく、228万8,000枚(上越新幹線)〜301万6,000枚(北海道新幹線)です。
新幹線のなかでも利用者数の多い東海道新幹線は、最も人気がある傾向がみられます。
ただし、たいていの場合は9種セットや数枚のセットでの出品が多いようです。
9位 札幌オリンピック 100円硬貨
第9位は、1972年に札幌で開催された冬季オリンピックの記念100円硬貨です。
過去のオークション平均取引価格

札幌オリンピックは、日本で初めて開催された冬季オリンピックです。
発行枚数は3,000万枚と非常に多いため、プレミア価値が付くことはほとんどありません。
ただし、きれいな状態で保存されていると、額面以上の価値が付く場合があります。
10位 東京五輪2020記念100円硬貨 第4次バレーボール
第10位は、2020年東京五輪の記念100円硬貨のうち、バレーボールがデザインされたものです。
過去のオークション平均取引価格

2020年の東京五輪の100円記念硬貨は全部で13種類あり、第1次から第4次までの4回に分けて発行されました。
第4次にはバレーボールのほかにも、サッカーやテニス、ミライトワ(キャラクター)などがデザインされた4種類が発行されました。
発行枚数は394万8,000枚で、プレミア価値はほとんどありませんが、オークションなどでは額面以上で取引されています。
番外編 桜100円白銅貨 エラーコイン
ここまでは通常の硬貨の紹介でしたが、例外的に超高額で取引される硬貨もあります。
それが「エラーコイン」です。
アンティーリンクの買取実績価格
下記は桜100円白銅貨の円形エラーと呼ばれるものです。

刻印されるべきデザインが一切されていない、珍しいコインです。
写真の100円は、実際にアンティーリンクで買取したものです。
なお、ランキングはオークションの取引相場、こちらは買取実績のため、金額の基準が異なります。
また、この手のエラーコインは偽物が多く、価値が付かない場合もあります。
価値の高い100円硬貨ランキングのよくある質問
価値の高い100円玉の一覧は?
- 稲穂100円銀貨(粗稲穂)
- 桜100円白銅貨(昭和42年)未使用品
- 稲穂100円銀貨(昭和36年)
- 鳳凰100円銀貨(昭和32年)
- 東京オリンピック記念100円銀貨
- 桜100円白銅貨(昭和59年)未使用品
- 東京五輪2020記念100円硬貨 第1次フェンシング
- 新幹線鉄道開業50周年記念 100円記念硬貨「東海道」
- 札幌オリンピック 100円硬貨
- 東京五輪2020記念100円硬貨 第4次バレーボール





























