直径: 3.9cm 重さ: 26.90g
品位: 銀900/銅100
美品 80,000円(税込)
並品 50,000円(税込)
磨き有り 40,000円(税込)
打刻有り 30,000円(税込)
直径: 3.9cm 重さ: 26.90g
品位: 銀900/銅100
大清銀幣(壹圓銀貨)の買取相場を、最新データに基づいて状態別にご紹介しています。
「美品」「並品」「磨きあり」「打刻あり」といったグレードごとの買取額だけでなく、銀貨の仕様(直径・重量・品位)も掲載。
売却を検討中の方は、まずこのページで概算を確認してみてください。

「大清銀幣」「壹圓」「宣統三年」と書かれた銀貨が出てきたのですが、これって価値ありますか?

それは大清銀幣(壹圓銀貨)ですね!種類によっては、数千万円もの価値がある超お宝かもしれませんよ!!

そ、そんなすごいものなんですね・・・!

今回は、昔の中国の硬貨。大清銀幣(壹圓銀貨)について紹介していきます!
目次
大清銀幣(壹圓銀貨)は、数千万円以上という買取価格が付くほど、とんでもなく高い価値があります。
種類ごとにそれぞれどれほどの価値がつくのか確認していきましょう。
| 種類 | 価格(美品) |
|---|---|
| 短髭龍 |
30,000,000円~ |
| 長髭龍 |
25,000,000円~ |
| 大尾龍 |
3,000,000円~ |
| 反龍 |
20,000,000円~ |
| 曲髭龍 |
15,000円~ |

弊社では、35,000円で買取った実績があります。(買取日:2023/09/11)
龍のひげにご注目ください。
短く、下に伸びているのが特徴です。
世界に5枚しか存在しないと言われ、中華民国の硬貨のなかでも超プレミア価値がつけられる銀貨です。

こちらも龍のひげにご注目ください。
「短髭龍」よりも、ひげは長く垂れ下がっています。

龍のしっぽにご注目ください。ほかの種類のものと明らかに太いことが確認できるかと思います。
「長髭龍」や「反龍」の銀貨よりも現存枚数が少量です。

龍の胴体からしっぽまでの曲がり方を確認してください。
頭の位置から首の位置、そして胴体の位置へと順番に見ていくとわかります。
このように竜の胴体からしっぽまでの曲がる向きが他の種類の竜のものと反対なので、「反龍」と呼ばれるようになりました。

ひげがくねくねと曲がっていて、「大尾龍」のようにしっぽが太くなく、「反龍」のように体全体の曲げ方がほかの龍と反対でなければ「曲髭龍」です。
なお、「曲髭龍」には、文字が大きくて太い『大字版』と『小字版』の2種類があります。
※画像は大字版です。

「逆S字」のように竜の体が曲がっていたら、「反龍」です。

残り4種類の見分けていきます。
「しっぽ」が太かったら「大尾龍」です。

残りは3種類です。
竜のひげが曲がっていたら、「曲髭龍」のみに絞られます。

曲がっていなかったら「短髭龍」か「長髭龍」に絞られます。
竜のひげが曲がっておらず、短いなら「短髭龍」、長いなら「長髭龍」です。


以上で、5種類の大清銀幣(壹圓銀貨)を見分けることができました。
大清銀幣(壹圓銀貨)は、宣統三年(1912年)の中国で作られた銀貨です。
「1円」の銀貨ではありますが、現代では高い価値がつけられる、とても貴重な硬貨です。
この銀貨の特徴や歴史、種類からはじまり、一番気になる現在の価値についてまずは紹介していきます!

大清銀幣(壹圓銀貨)の表面の中央には「大清銀幣」という文字がしっかりと刻印されています。

外側には、満州語と漢字で「宣統三年」と書かれています。

そして、裏面にはとても印象的な龍の図柄が描かれていますね。

この龍のデザインは、大きく分けると、世界で数枚しかないと言われている「短髭龍」、長いひげの「長髭龍」、しっぽが太い「大尾龍」、体を曲げる方向が反対の「反龍」、「曲髭龍」などの種類が存在します。
大清銀幣(壹圓銀貨)は、清の宣統3年(1911年)に天津という場所でつくられました。

海外から技術者を呼んで、設計・製造を行いましたが、「武昌蜂起※」によって、たくさんの銀貨が失われたそうです。
この出来事は、辛亥革命の始まりとされ、清朝の終焉と中華民国の成立へとつながる重要な事件でした。
大清銀幣(壹圓銀貨)は、高い人気があり、高価で取引がおこなわれていますが、その分数多くの偽物が存在します。
しかし、心配無用です!これから本物と偽物を見分ける方法を具体的に解説していきます。
大清銀幣(壹圓銀貨)は、銀90%で作られていますので、もし偽物で「銀以外」の素材でつくられていたら、本物とは重さが違います。
量りに乗せてみて、基準値となる大清銀幣(壹圓銀貨)の重さ:26.90gよりも、1g以上の差がある場合には偽物の可能性があります。

画像の参考品の場合は重さが21.29gです。
基準値の重さよりも5.61gも軽いため、偽物で間違いありません。
大清銀幣に限らず、古銭全般にいえることですが、偽物はデザインの細やかさがありません。
本物ははっきりと繊細ですが、偽物はぼんやりとざっくりとした作りの場合があります。

細かいデザインはルーペなどをつかって、確認しましょう。
偽物は、本物の細やかなデザインを再現できていないことがお分かりいただけると思います。

今回は、わかりやすい偽物の例で見分け方を紹介させていただきましたが、「本物に限りなく近い偽物」も数多く確認されています。
重さも一緒、デザインも本物と見分けがつかないということがあるかと思います。
そういった場合には、鑑定士や古銭専門の業者にチェックしてもらいましょう。
「大清銀幣(壹圓銀貨)」と見た目がよく似た中華民国硬貨があるので、それぞれどういったものか簡単に紹介していきます。
どの中国銀貨がどれほどの価格で買い取られているのか、わかりやすく解説していきます!
1912年(宣統三年)につくられた中華民国の硬貨です。
「角」というのは、中国のお金の単位で、元の1/10の価値があります。
「毛」とも呼ばれ、日常の小額取引によく使われる単位となっています。

| 名称 | 価格(美品) |
|---|---|
| 大清銀幣(壹角 宣統三年) |
20,000円~ |

| 名称 | 価格(美品) |
|---|---|
| 大清銀幣(貳角 宣統三年) |
30,000円~ |
映画「ラストエンペラー」でも知られる、愛新覚羅 溥儀はご存知でしょうか?
愛新覚羅 溥儀は「宣統帝」と呼ばれることもあり、この宣統帝が国を治めていた1908~1912年の間に作られた中国銀貨には「宣統年造」と刻印されました。

| 名称 | 価格(美品) |
|---|---|
| 大清銀幣(壹角 宣統年造) |
50,000円~ |

| 名称 | 価格(美品) |
|---|---|
| 大清銀幣(貳角伍分 宣統年造) |
80,000円~ |

| 名称 | 価格(美品) |
|---|---|
| 大清銀幣(伍角 宣統年造) |
50,000円~ |

| 名称 | 価格(美品) |
|---|---|
| 大清銀幣(壹圓 宣統年造) |
50,000円~ |
「戸部」とは、清朝時代にお金を作ったり管理を担当したりしていた政府機関です。
また、「光緒年造」は、光緒帝が国を治めていた期間(1875~1908年)に鋳造されたことを示しています。

| 名称 | 価格(美品) |
|---|---|
| 大清銀幣 戸部 光緒年造 壹両 |
100,000円~ |
「庫平壹兩」とは、この中国銀貨の重さを示す単位です。
当時の中国には、銀10銭=銀1両という単位で数えられ、これに秤で計測したことを示す「庫平」を付けて「庫平1両」とされました。
また、「湖北省造」は、銀貨が湖北省という地域で作られたことを示しています。
清朝時代には、各地域で独自に貨幣が作られていました。

| 名称 | 価格(美品) |
|---|---|
| 大清銀幣 庫平壹兩 光緒三十年 湖北省造 |
100,000円~ |
「湘平壹兩」という刻印についてです。
「湘」は湖南省の略称で、「平壹兩」はこの銀貨の重さが一両分(約37.3g)であることを表しています。

| 名称 | 価格(美品) |
|---|---|
| 大清銀幣 湘平壹兩 |
30,000円~ |
大清銀幣と光緒元寶は、どちらも昔の中国で、同じ時期に作られていたお金ですが、いくつかの違いがあります。


大清銀幣は中国の清朝時代の終わり頃(主に19世紀後半から清朝が終わる1911年までの期間)に作られた銀貨です。
一方で、光緒元寶は、清朝の光緒帝の時代(1875年~1908年)に作られた中国の硬貨で、銀貨だけでなく、金貨もあります。
どちらの硬貨にも、龍のデザインが施されていますが、大清銀幣とはデザインが違います。
光緒元寶にもいくつも種類がありますが、今回は「光緒元寶(北洋造)」と比較して見てみましょう。

並べて比較すると違いがよくわかります。
似ていますが、刻印の文字も違いますし、龍のモチーフが同じだけでデザインはまるで違います。
合わせて読みたい

大清銀幣(壹圓銀貨)を持っているけど、どうやって売るのがいいかな?と思っている方に個人間取引でできるだけ高く売るコツを紹介します。

個人間での取引、特にオンラインプラットフォームを使った取引(例えばヤフオクやメルカリなど)について説明します。
オンラインでの個人間の取引は、インターネット上で他の人に物を売ったり買ったりする行為をいいます。
たとえば、あなたが持っている大清銀幣を売りたいと思ったら、ヤフオクやメルカリのようなサイトに写真と説明を載せます。
そうして、他の人に見てもらって、興味を持った人がいたら、その人とオンライン上でやり取りして、値段を決めて売買の取引をします。
個人間での取引では、高く売るポイント、注意点があります。
かんたんにではありますが説明していきます。

売るものについて、間違いのない、正確な情報を載せることが大切です。
特に古銭の場合は、その年代や状態をきちんと書くようにしましょう。

商品の状態がよくわかるように、はっきりとした写真をたくさん載せるようにしましょう。
しっかり写った写真が多ければ、買いたい人が商品の状態をよく理解できます。
ピントが合っておらず、ぼけてしまった写真はNGです。
また、表面だけでなく、裏面や側面、いろいろな角度からの写真をできるだけ多く載せるようにしましょう。

適切な価格を設定しましょう。
他で同じ古銭がどのくらいの価格で売られているかを調べると価格設定が容易です。
インターネットで、『(古銭の名前) 価格』などで調べるとだいたいどれくらいの価格で販売されているのかが分かります。

特に古銭の場合は、高価のものほど偽物が多いから注意が必要です。
本物かどうかをしっかり確認してから売買するようにしましょう。
アンティーリンクでは、真贋についてレポートにまとめているのでご確認ください。

中国銀貨や中華民国硬貨のもうひとつの売却方法としては古銭専門の買取業者が挙げられます。
こうした業者は、専門の鑑定士がいたり、買取った古銭の販売先となる古銭収集家とも多くつながっているので、適正に、より高い価格で買取ってくれます。
大清銀幣のような真贋の鑑定が難しい古銭も任せられるので、安心して取引できます。
(株)アンティーリンクは、古銭専門に取引をさせていただいております。
専門の鑑定人も在籍しており、みなさまにご満足いただける丁寧な説明と買取価格でお取引させていただいております。
アンティーリンクでは、メールやLINEで写真を送っていただくだけで無料査定をおこなっておりますので、お気軽にお問い合わせください。
A.「だいしんぎんぺい」と読みます。
A.宣統三年(1912年)の中国で作られた銀貨です。
種類がいくつかあり、非常に高い価値のある銀貨も存在します。
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