フランクリンミント社とは?コインや銀貨、記念メダルの魅力と買取相場を徹底解説!

フランクリンミント社とは?コインや銀貨、記念メダルの魅力と買取相場を徹底解説!

コレクターズアイテムとして世界中で人気を集めるフランクリンミント社。精巧なデザインと価値の高さで知られる同社のコインや銀貨、記念メダルには、どのような特徴があるのでしょうか?また、買取市場での相場や注目すべきポイントは?本記事では、フランクリンミント社の概要からアイテムの詳細や魅力までをわかりやすく解説します。コレクター必見の情報が満載です!

フランクリンミント社ってどんな会社?

フランクリン・ミント社は、1964年にジョセフ・セーゲルによってペンシルベニア州のワワで設立された、コレクション用アイテムを専門とする会社です。この会社は最初、珍しいコインや記念品を中心に活動していましたが、現在ではダイキャストモデル(精密模型)、ジュエリー、人形、装飾品など幅広い商品を取り扱うようになりました。フランクリン・ミントは、特に純銀製の限定版コレクションアイテムで知られており、特にアメリカの歴史や文化を愛するコレクターに人気があります。

設立と発展

フランクリン・ミントは、銀貨が使われなくなる時期に増えていた「コレクション用銀貨」の需要に応えるために設立されました。その後、高品質なコレクションアイテムを提供する会社として評判を得ました。歴史上の人物や出来事をテーマにした記念品や、法定通貨コイン(正式な貨幣)も取り扱うようになりました。

商品の種類

フランクリン・ミントが取り扱う商品には次のようなものがあります。

  • コインとメダル:設立当初は金や銀のメダルを主に作っていましたが、その後、世界各国の法定通貨コインも扱うようになりました。
  • ダイキャストモデル:車、トラック、飛行機などの精密模型で有名です。
  • ジュエリーや装飾品:アクセサリーやインテリア装飾品も作っています。

所有者の変遷と現在

フランクリン・ミントはこれまでに何度も所有者が変わっています。1980年にはワーナー・コミュニケーションズに買収されましたが、1985年に売却されました。2020年には「リテール・イーコマース・ベンチャーズ(REV)」が買収し、オンライン販売を強化して新しい顧客層にアピールしています。

参考:外国の金貨、銀貨、メダルの買取価格一覧

フランクリンミント社の記念メダルの価値相場

フランクリンミント社は、これまでさまざまな記念銀メダルを販売してきました。弊社でもたくさんの買取実績があり、高額なものだと16万円を超える記念メダルもあります。取引市場相場もあわせて解説していきます。

日本の偉大な切手 銀製プルーフ・コレクション

フランクリン・ミント社は、「世界の偉大な切手コレクション」として、日本切手を再現した純銀製のプレート型メダルを制作しました。

日本の偉大な切手 銀製プルーフ・コレクション 記念切手型銀メダル
日本の偉大な切手 銀製プルーフ・コレクション 記念切手型銀メダル

 

 

このアイテムはスターリングシルバー(銀92.5%と銅の銀合金)で作られ、1970年代に発売されました。この銀メダルには、郵便切手史の中でも特に重要とされる日本切手が再現されています。重さは、総量605gほどとなっています。

  • 内容物:銀製の小型プレートメダルが50枚セットになっています。
  • デザイン:それぞれが歴史的に重要な切手を再現しています。
  • 展示ケース:フェルト素材の内張りが施された専用ケースに収められています。

オークションでの取引相場では、セットがすべて揃ってだいたい8万円前後で落札されていることが多いようです。

バラバラだと、1枚だいたい800円前後で取引されるような市場相場となっています。

▼弊社アンティーリンクでは、銀相場に連動して買取価格を設定しております。現在銀価格高騰のタイミングなので取引相場を大きく超えてお買取りさせていただきました。

種類 買取日 買取価格
日本の偉大な切手 銀製プルーフ・コレクション

日本の偉大な切手 銀製プルーフ・コレクション 記念切手型銀メダル 買取実績

 

2024/12/10

67100円

国宝切手コレクション

こちらも日本切手を再現した銀製切手型メダルとなります。

国宝切手コレクション 銀メダル
国宝切手コレクション 銀メダル

 

 

種類としては、下記の2パターンがあります。

  • 国宝切手コレクション 秘蔵版 純金仕上げ銀製/プルーフ品質
  • 国宝切手コレクション 銀製/プルーフ品質

最初の秘蔵版のほうは、純金に見えるように金メッキ加工が施されたもので、専用のアルバムにも「秘蔵版」という記載があります。

2つめのほうは、メッキ加工なく、銀92.5%で作られた銀製の切手型メダルが所蔵されています。

オークションでの取引相場では、秘蔵版だと7万円前後、その他銀製版のものだと4万円前後が市場相場価格となっています。

▼アンティーリンクでの買取実績を紹介いたします。

種類 買取日 買取価格
記念銀メダル 国宝切手コレクション 1031g

国宝切手コレクション 銀メダル 買取実績

2024/07/08

117534円

世界のカジノコインセット

フランクリン・ミント社は、世界中のカジノをテーマにした25枚セットのメダルを、1978年と1986年に販売しました。

記念銀メダル 世界のカジノコイン グリーンセット
記念銀メダル 世界のカジノコイン グリーンセット

 

 

これらのメダルは、実際のカジノで使えるものではなく、コレクション用に作られたものです。

1978年のセットは「グリーンセット」、1986年のセットは「レッドセット」と呼ばれています。その名前の通り、セットのケースの内側の色が緑か赤かで見分けることができます。

グリーンセットは手に入りやすく、コレクターの間でよく見かけますが、レッドセットはとても希少で、グリーンセットより高い値段で取引されています。

日本では、グリーンセットが約6万円、レッドセットが約7~8万円で取引されることが多いです。

▼弊社の買取実績はこちら

種類 買取日 買取価格
記念銀メダル 世界のカジノコイン グリーンセット

記念銀メダル 世界のカジノコイン グリーンセットの買取実績

2024/06/21

56166円

古代エジプト黄金の秘宝

フランクリン・ミント社が作った「古代エジプトの黄金の宝物」というコレクションは、36枚のメダルがセットになった特別なアイテムです。

記念銀メダル 金メッキ 古代エジプト黄金の秘宝 フランクリンミント社
記念銀メダル 古代エジプト黄金の秘宝 フランクリンミント社

 

 

このメダルは銀92.5%のスターリングシルバーで作られ、さらに24金でコーティングされています。1976年から1978年にかけて、ツタンカーメン展にあわせて作られました。

メダル1枚は約31グラムで、500円玉の約6倍の重さです。セット全体の重さは約1120グラムにもなります。

木でできた特別なケースに収められており、高級感あふれるデザインになっています。

古代エジプト黄金の秘宝は、8万円前後が市場相場価格となっております。

▼弊社の買取実績価格はこちらになります。

種類 買取日 買取価格
記念銀メダル 古代エジプト黄金の秘宝 33枚 1028g

記念銀メダル 金メッキ 古代エジプト黄金の秘宝 フランクリンミント社 買取実績

2024/10/30

114108円

国際ファーストデー カバーメダル

フランクリン・ミント社は、国際郵便局長協会と共同で、1970年代に純銀製のプルーフメダルを使った「国際ファーストデー カバーメダル」シリーズを制作しました。

フランクリンミント社 国際ファーストデー カバーメダル
フランクリンミント社 国際ファーストデー カバーメダル

 

このシリーズでは、純度92.5%の銀製の記念メダルが特別な封筒に収められ、記念切手とセットになっています。それぞれの封筒には特定のテーマやイベントに関連する純銀メダルと記念切手が含まれており、さらに特別な日付や場所を記した消印が押されています。

これらは各国やイベント向けにデザインされ、

  • 1976年には・・・アメリカ、国連、オランダ、ウェールズ、オーストラリア
  • 1977年には・・・ニュージーランド、ドイツ、グリーンランド

などが含まれ、それぞれの国の重要な記念日やイベントをテーマにしています。

記念銀メダルの重さは約20グラム、直径は38mmから39mmが一般的です。プルーフ仕上げという特別な技術で美しい光沢を持たせたメダルは、切手と同様にそのテーマを物語るデザインが施されています。

市場相場価格としては、1つあたり1000円前後ですが、30枚以上まとめてのセットでとなると、1枚あたりの換算で1800円前後での取引となる傾向があります。

▼株式会社アンティーリンクの買取実績価格をご紹介しておきます。

種類 買取日 買取価格
記念銀メダル 国際ファーストデー(72枚)

フランクリンミント社 国際ファーストデー カバーメダル 買取実績

2024/5/30

165600円

記念メダルを売るなら、古銭買取アンティーリンクへ!

フランクリンミント社の記念銀メダルについてご紹介してきましたが、日本ではこれらがなかなか見られないことも多く、買取店によってはただのメダルとして扱われてしまう可能性があります。記念メダルの中でプレミア価値が付く種類は限られており、多くの場合、その価値は地金としての評価に依存しています。しかし、場合によっては銀としての価値すら適切に評価されないこともあります。そのため、きちんと素材としての価値を評価してくれる買取業者を選ぶことがまずは大切です。

さらに、地金相場は日々変動しており、最近では金や銀の価格が大幅に高騰しています。そのため、相場に連動した買取金額を設定してくれる信頼できる買取店に売却することをおすすめします。

「アンティーリンク」では、地金相場に基づいて買取金額を毎日設定しており、常に最新の相場を反映しています。また、どの記念メダルに特別なプレミア価値があるのかについても豊富な経験と実績を持っており、本来の価値よりも安く査定されてしまう心配はありません。

さらに、LINEやメールでメダルの画像を送っていただくだけで、買取金額を提示するサービスも行っています。簡単に利用できるこのサービスをぜひご活用ください。