



1ニュー台湾ドル 2円(税込)
1g 10円(税込)
「昔、台湾に旅行に行ったときの紙幣が出てきたけど、これってまだ使えるの?」
「銀行に持って行ったら『この紙幣は取り扱っていません』って言われてしまった…」
そんな経験はありませんか?
実は、ニュー台湾ドル紙幣は「すべてが両替できるわけではない」 という落とし穴があります。
中には両替を断られてしまうケースも少なくありません。
本記事では、2025年現在の最新情報に基づいて、
といった疑問を解決していきます。
目次

旅行や出張の際に余ってしまった台湾紙幣は、空港以外でも両替できるのでしょうか。
結論から申しますと、現行の紙幣であれば以下の機関で両替が可能です。
複数の選択肢がありますが、基本的にはレートの高い外貨両替店舗を選ぶのがおすすめです。
レートは店舗のホームページなどから確認できます。
少額の場合はあまり大きな差はありませんが、高額になると手数料の差も大きくなるため、なるべくレートの高い場所で交換するのがお得になります。
信頼性などを重視するのであれば銀行での両替がおすすめです。
ただし、銀行での外貨両替については、近年サービスを終了しているところが多くありますので、事前に確認することをおすすめします。
例えば三井住友銀行では2022年3月末で、みずほ銀行では2024年の3月末にて店頭での外貨両替サービスを終了しています。
また、両替できるのは基本的に現在流通している貨幣のみとなります。
記事執筆時点(2025年7月16日)でのニュー台湾ドルの為替レートは以下のようになっております。
Google Financeでの推移を見てみると、ここ数年のニュー台湾ドルの価格は3~4円台でしたが、5月初旬に価格が急騰し、6月末には5円台に入りました。
ただ実際に両替をする場合には手数料がかかりますので、実質的には4.4~4.8円程度になります。
2025年現在流通しているニュー台湾ドルは以下の通りです。
これらの紙幣は基本的に両替が可能です。
ただし、2,000元紙幣と200元紙幣は流通量が非常に少ないため、一部の店舗では両替に対応していない場合があります。
どちらの紙幣も、実際に目にする機会はほとんどないと思いますが、もし両替を希望される場合は、事前に電話などで確認しておくと安心です。
一方で、すでに流通していない「旧札」は、両替が難しくなっています。
信用度の低下や偽造リスクなどの理由から、旧札や使用されていない硬貨については、ほとんどの場所で両替を断られるのが現状です。
ニュー台湾ドルは、「新台湾ドル」や「台湾ドル」、「台湾圓(たいわんえん)」、「台湾元(たいわんげん)」など、さまざまな呼び方をされることがあります。
これらはすべて同じ通貨を指しており、名称が異なるだけで、実際の価値や使い方に違いはありません。
少し紛らわしいかもしれませんが、「100台湾ドル」も「100台湾圓」も、同じ金額・同じ価値を持つ同じ通貨です。
一般的な呼び方としては「元」が使われることが多いようです。
現在両替可能なニュー台湾ドル紙幣の画像は下記のとおりです。

以下の画像のようなものは旧札となります。


※10角=1元
これら旧札は、外貨両替所や銀行などでは両替することはできません。
現行の流通の紙幣かどうかについては、「中央銀行」の文字をチェックするとわかりやすいと思います。
現行の紙幣に「中央銀行」と、旧札の方には「臺灣銀行(台湾銀行)」と書かれています。

旧札は右横書きとなっています
現行紙幣の中には上記の紙幣の他に、実は50元記念紙幣というものもあります。

この紙幣は、1999年に台湾の中央銀行(中央銀行)によって3,000万枚限定で発行された記念紙幣で、台湾で唯一のプラスチック製紙幣という特徴があります。
一応、法定通貨として使用は可能とされていますが、実際にはほとんど流通しておらず、現在ではコレクター向けの紙幣となっています。
この記念紙幣に関しても、日本で両替するのは難しくなっています。
もし旧札や記念紙幣が家にある場合、どうすればいいでしょうか?
両替ができないとなると、処分するしかないのでしょうか。
実は買取業者の中には、外国紙幣の旧札を買取してくれるところがあります。
その為もし処分をお考えの方は、是非買取業者に買い取ってもらうのがおすすめです。
弊社アンティーリンクでは、ニュー台湾ドルの旧札の買取も行っており、グラム単位での査定(1g=10円)となっています。
また、現行のニュー台湾ドルの紙幣に関しては1ドルあたり2.0円のレートで買取しています。
他と比べるとレートは低めですが、郵送での対応もしているので、ニュー台湾ドル紙幣の両替でお困りの方は、ぜひ利用を検討してみてください。
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