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天正大判金の買取価格

天正大判金表
天正大判金裏

天正大判金の今日の買取価格

極美品 1,500万円(税込)

美品 1,000万円(税込)

天正長大判金

極美品 2,000万円(税込)

美品 1,500万円(税込)

天正菱大判金

極美品 15,000万円(税込)

美品 1(税込)

大仏大判金

元書(極美品) 800~1,000万円(税込)

書改(極美品) 500万円(税込)


サイズ/重さ/品位

重さ:約165.2g
品位:金730/その他270


こちらでは天正大判金の価値と買取価格を中心に、種類と見分け方、歴史的背景まで解説していきます。
天正大判金をお持ちの方は、ぜひとも参考にしてみてください。

天正大判金の価値は?

天正大判金は、日本の貨幣の歴史の中でも特に重要とされる金貨で、その希少性や歴史的背景から非常に高い価値を持ちます。
特徴的なデザインや形状は、のちの江戸時代に徳川家康が確立した慶長貨幣制度にも影響を与え、世界最大級の金貨として今も多くのコレクターに人気があります。

また、豊臣秀吉は1587年(天正15年)に、「天正通宝てんしょうつうほう」という銀貨や、中国の「永楽通宝えいらくつうほう」を模した金銀貨も鋳造しており、これらは総称して「太閤金銀銭たいこうきんぎんせん」と呼ばれています。

ただし、「太閤大判金」として知られる八両判や古慶長二分判といった金貨は、実際には徳川家康の領地で使われた貨幣や、慶長金の試作品であることが近年の研究により明らかになっています。
名前に「太閤」とあるため豊臣秀吉と誤解されやすいですが、実際には無関係であるため注意が必要です。

素材的価値

天正大判金は金貨であり、長大判の例では品位(金の純度)が1,000分の730、量目が165.2gです。
これは、のちに鋳造される大判金に比べても明らかに高い金の純度です。

代表的な大判の金の量
大判金 画像 金の品位 量目
天正大判金 天正大判金表 730 165.2g
慶長大判金 慶長大判金表 672 164.7g
元禄大判金 元禄大判表 521 164.5g
享保大判金 享保大判金表 676 164.5g
天保大判金 天保大判金表 674 165.2g
万延大判金 万延大判金表 344 112.4g

大判の江戸時代当時の価値は?

大判は一般の流通を想定したものではありませんが、仮に市中に出回っていたらいったいどのぐらいの価値があったのでしょうか。
今回は、大工さんの日当を参考に大判1枚の価値を考察していきましょう。

大工さん1人の給料で換算すると

当時は10両(大判1枚)で230人もの大工さんを雇えたようです。ここで、大工さんの日当を12,000円だと仮定すると、次のような式が成り立ちます。

2,760,000円

この場合、大判1枚は276万円もの価値がある計算です。先ほどのお米の場合とかなり開きがあるように感じませんか。

今回の計算式は、あくまでも現代の相場に合わせてあります。あくまでも目安のひとつとして考えていただければ幸いです。

天正大判の本物・偽物(レプリカ)の見分け方

天正大判金の種類ごとの特徴を理解することが、本物を見分ける上で重要です。

天正大判金 特徴

槌目がついている

表面は槌目つちめであることが天正大判金の共通の特徴です。

天正菱大判金の本物のポイント

墨書きの製造年
表面に「天正十六(1588年)」や「天正十九(1591年)」といった製造年が墨書きされています。
この製造年が墨書きされている大判は、菱大判と、菱大判と同じ手法で造られ丸桐極印になったもの(「天正十六」銘のみ存在)の二種だけです。
菱形枠内の桐極印
菱形の枠内に桐極印きりごくいんが打たれています。
この桐極印は「全体にスラッとしており威勢のいい」特徴があります。
製造手法
既存の無銘大判に金を埋め込む(埋め金)という手法で製造されました。

天正長大判金の本物のポイント

形状
通常の天正大判金よりも縦に長い特殊な形状をしています。
品位と量目
品位や量目は通常の大判と変わりません。
裏面中央の桐極印
裏面中央に桐極印が打たれており、その中には沢潟極印おもだかごくいん(澤瀉極印)が打たれているものもあります。
花押かおう
大判製造者の花押には、五代徳乗とくじょうのものと六代栄乗えいじょうのものがあります。

大仏大判金の本物のポイント

「大」の字の有無と位置
「大」の字が左肩にあるものと、全くないものがあります。

高額買取!大判の価値ランキング・ベスト10」の記事もぜひご参照ください。

天正大判金とは?

天正大判金てんしょうおおばんきんは豊臣秀吉が天下統一を進めていた時代に作られました。
当時の貨幣制度が十分に整っていなかった時代において、秀吉の強大な権力と財力を象徴するとともに、事実上の主要な通貨(基軸通貨)として使われていたと考えられています。

天正大判とほかの大判金との違い

大判はざっくりと分けると全7種類ありますが、天正大判とほかの大判との大きな違いの1つにゴザメがあります。
ゴザメとは、大判の表面にある細かな傷のようなものです。

天正大判とその他の大判の違い

天正大判とその他の大判の違い

上の写真では、天正大判と慶長大判、万延大判の3つの上部にズームアップしています。
ゴザメがぐちゃぐちゃで、最も不均一なものが天正大判です。
このように表面の傷によっても天正大判金を特定できます。

いつ作られた?

天正大判金は、豊臣秀吉の治世である天正年間(1573~1592年)に製造されました。

天正菱大判金てんしょうひしおおばんきん
特に初期に製造されたもので、「天正十六(1588年)」や「天正十九(1591年)」といった製造年が墨書きされています。
天正長大判金てんしょうちょうおおばんきん
天正十七年(1589年)に太閤(秀吉)が行った「金賦りきんくばり」のために製造されたもの。
大仏大判金だいぶつおおばんきん
秀吉の没後12年、慶長十四年(1609年)に、豊臣秀頼が製造させたものです。

天正大判金が造られた目的

戦国時代は、各地の有力な武将が軍資金を確保するため、金山や銀山の争奪戦を繰り返しました。
この時代には、部下への褒賞・物資の購入・労役の支払いなどに充てるため、独自の金銀貨が盛んに製造されるようになります。

天正大判金は、まだ貨幣制度が未整備であった時代に、統一政権を築きつつあった豊臣秀吉が発行した事実上の基軸通貨でした。

天正長大判金の目的
太閤(秀吉)が金賦りきんくばり」(金子褒賞)の際に分け与えた金子きんすであったと考えられています。
また、宮家への献上や公卿・武将たちへの贈答用だったともされています。
大仏大判の用途
豊臣秀頼が京都の方廣寺大仏殿の再建費用を賄うために製造させました。
これは、秀吉が軍事用に備蓄していた大法馬金だいほうまきんを吹き直し(貨幣化)したものとされます。
大法馬金の表面には「行軍守城用 勿作尋常資」(戦贄以外に用いるな)と刻まれており、備蓄目的が軍事用であったことが分かります。
大判金一覧表
名称鋳造期間(年)品位量目
無名大判金-不定不定
天正大判金1573~1609金730/その他270165.2g
慶長大判金1601~金672/銀294/雑34164.7g
元禄大判金1695~1716金521/銀449/雑30164.5g
享保大判金1725~1837金676/銀324165.4g
天保大判金1838~1860金674銀326165.2g
万延大判金1860~1862金344/銀639/雑17112.4g

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