

大きさ: 76×148mm
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買取不可
美品 11,000円
並品 10,500円
劣品 10,000円
未使用(欠点なし) 115,000円※要LINE査定
極美品 110,000円※要LINE査定
美品以下 100,000円
大きさ: 76×148mm
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表面右側には板垣退助の肖像、左側には唐草模様と共に法隆寺金堂の天蓋の飾りの鳳凰の彫刻を2つあしらっており、右下隅には円形の瓦模様が描かれ、左右には「百」の文字のマイクロ文字を敷き詰めています。
また、上下の輪郭には「百」の文字と「100」の数字の割模様と、地模様として唐草模様のレリーフ模様、宝相華、「100」の数字の連続模様を描いており、裏面右側には肖像の板垣退助に因んで国会議事堂の建物が、左側には「100」の額面金額の上下に唐草模様と宝相華のレリーフ模様が描かれています。
板垣退助100円 100枚帯封は、上記の板垣退助100円札を100枚で束ねているテープ状(帯状)のもののことです。
戦後の日本は、まるでジェットコースターのような経済状況を経験しました。まず、戦争中の膨大な軍事支出がインフレの火種となり、戦後も解放された軍人や軍属への退職金支払い、軍需企業への清算金などでお金が大量に流れました。短期間でお金の価値が下がり、物価がどんどん上がる状態です。
戦後すぐに、国民の購買欲が爆発しました。「戦時中は我慢していたけど、今はもう我慢しない!」というように、みんなが物を買い始めたんです。しかし、工場が壊れ生産できないため、物が足りず、価格がさらに上がります。政府は「預金封鎖」という強硬策に出て、一時的に物価の上昇を食い止めようとしましたが、長続きせず、物価はどんどん上がり続けました。
この物価の上昇は、働く人々に大きな打撃を与え、労働運動が活発化。賃上げや労働条件の改善を求めるデモやストライキが頻発しました。この運動はやがて、政府への反対運動に発展し、巨大なストライキの計画も立てられました。しかし、アメリカの圧力でストライキは中止となり、日本政府は一時的に危機を脱しました。
この期間、アメリカは日本経済の安定化に乗り出し、ジョセフ・ドッジをはじめとする専門家を送り込み、厳しい経済改革を行います。これらの改革は、当初は非常に辛いものでしたが、結果として日本経済を安定させ、高度経済成長の基盤を築くことに成功しました。
この経済的混乱の中で、”板垣退助100円”を含む日本銀行券B券の発行も進められました。戦後の紙幣需要に応えるため、質の高い紙幣へと切り替えを図ることが狙いでした。A券からB券への移行は、より高品質な紙幣の製造と、経済の安定化に向けた歩みの一環と見ることができます。
板垣退助100円(日本銀行券B号100円)の製造枚数は非常に多く、およそ122億枚です。現存枚数も非常に多いため、アンティーリンクでは”官封”の状態でのみ買取させていただいております。”官封”とは、銀行や金融機関に配布されるときに、紙幣が一定枚数(例えば1,000枚や100枚など)ごとにまとめられるのですが、それが未開封の状態のものを指します。
*参考:その他、現行紙幣の買取価格一覧表
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