元文小判  岩手県のお客様から

元文小判(げんぶんこばん)は、江戸時代中期の元文年間(1736年~1818年)に幕府が発行した金貨です。金の純度は約86%で、重量は約11.3g。表面には「元文」の文字と「光次」の極印が刻まれ、裏面には複数の検定印が押されています。幕府の財政難により、それまでの小判よりも金の含有量が減らされたのが特徴です。