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万延小判金(雛小判)の買取価格

万延小判金表
万延小判金裏
万延小判金大吉表
万延小判金大吉裏

万延小判金(雛小判)の今日の買取価格

極美品

鑑定書あり 85,000(税込)

鑑定書なし 80,000(税込)

美品

70,000(税込)

大五

極美品 200,000(税込)

献上大吉

極美品 500,000(税込)


万延小判の重さ/品位

重さ: 3.30g
品位: 金574/銀426

献上大吉:槌目が細かい、刻印が流通用と比べて綺麗


万延小判とは?

万延小判金はどれくらいの価値がある?

万延小判金の現在の価値は状態や市場の需要と供給によって大きく異なりますが、収集家の間では非常に高い評価を受けています。

小判の中でも小型サイズでありながらも、金の含有率は約57%であるため、金の市場価値としては万延小判金以前の天保小判と大差はほぼありません。

さらに鋳造量が少ないことから保存状態がいいものだと数十万円から中には100万円以上で取引されることもあります。
そして刻印の組み合わせによっても価値は大きく変化します。

特に希少価値が高いのは、裏面に「大」と「吉」の座人印が刻まれた献上用の万延小判で、縁起物としても高く評価されています。

万延小判金献上大吉

万延小判金とは

江戸時代の終わりを告げる万延元年(西暦1860年)、最後の小判として登場したのが「万延小判金まんえんこばんきん」です。
表面には「たがね打ち」によるゴザ目模様が施され、他の時代の小判に比べて小型軽量なことから、「雛小判ひなこばん」や「姫小判」といった愛称でも親しまれています。

慶応3年(西暦1867年)まで製造され、江戸幕府の終焉とともに姿を消したこの小判は、まさに幕末の歴史と美術が融合した金貨といえるでしょう。

万延小判の特徴

形は小判と聞いて誰もが思い浮かべる楕円形のをしており、表面には扇型の紋様や花押の極印、そして額面を示す「一兩」の文字が打たれています。

裏面には年号を示す「干支」や鋳造所の刻印があり、全体的に細かい彫刻が特徴的です。

大きさは金の含有料を減らすために他の小判より小さいサイズで作られています。
また江戸時代最後に作られた小判ということもあり、「新小判」とも呼ばれていますよ。

小判の基本情報

基本情報は、以下の通りです。

  • 重 さ:3.30g
  • 品 位:金574/銀426
  • 鋳造量:625,050両
  • 特 徴:「雛小判」と呼ばれ、他に比べて小さい

いつ誰が作った?

万延小判金は、江戸時代末期の万延元年(西暦1860年)に幕府の命令により作られました

当時の江戸幕府第14代将軍徳川家茂いえもちの時代<です。 万延小判金が作られた目的は、幕府が抱えていた財政赤字の増大と、金の海外流出が問題となっていたことに対する経済改善として行われた「改鋳かいちゅう」のためです。
従来の小判に比べて金の含有量を大幅に減らすことで、少ない金でより多くの貨幣を鋳造し、国内の金の保有量を維持しながら資金調達を図りました。

実際に万延小判金は金の純度が約57%に引き下げられており、これにより物価の安定や財政再建を試みましたが、結果としてインフレを引き起こし経済混乱を招く一因となりました。

万延小判金の重さは?

万延小判金の重さは3.3gで、従来の小判と比べると軽量です。

これは金の純度が約57%に減らされたことに伴い重量も軽減されており、金の純度が高く比較的重かった従来の小判に比べて幕末の財政難から金の含有量が削減され、結果として万延小判金は軽くなりました。

5円玉と同じくらいの重さ

小判の中ではかなり小さめのサイズとして知られる万延小判金ですが、現在流通している硬貨でいうとどの硬貨くらいの重さなのか気になりますよね。

現在、日本で流通している主な硬貨は1円・5円・10円・50円・100円・500円がほとんどですが、この中で最も万延小判金の重さに近い硬貨は5円玉です。
万延小判金は3.3gであるのに対し、現行の5円玉は3.75gとかなり近い重さです。

5円玉は縁起の良い語呂合わせからお賽銭でよく使われていますので5円玉と同じくらいと聞いたらなんとなく万延小判金の重さも想像しやすいのではないでしょうか?

金の含有量が違っても重さは変わらない?

江戸時代に鋳造された小判は様々な種類がありますが、金の含有量もそれぞれ異なります。
では金の含有量が違うとどれくらい重さは変わってくるのでしょうか?

代表的な小判と金の含有量と重さの表
小判 材質 重さ
慶長小判金 純度約85%金(残りは銀) 17.8g
元禄小判金 純度約56%金(残りは銀) 17.9g
万延小判金 純度役57%金(残りは銀) 3.3g

上記は江戸時代に鋳造された代表的な小判を3種類をピックアップしています。

金の含有量が慶長小判は85%に対し、元禄小判は56%しか含まれていませんが、重さはほとんど変わりません。
金が多いと重くなりそうというイメージを持っている方もいると思いますが、これは意外な結果ですね!

万延小判の本物と偽物の見分け方

万延小判金にも精巧な贋作がんさく(偽物)も多く出回っているため、真贋の見極めが重要です。

万延小判金はどの小判よりも小さいため、万延小判金かどうかを判別することは簡単です。
量目を減らしたため極小サイズですが、金の品位は以前の天保小判とあまり変わりません。

また献上品として作られたものは、槌目が細目のものと荒目のものがあります。
裏面の刻印の組み合わせ(大五、大吉など)によっても、価値が大きく変わります。

万延小判金の本物と偽物を見分けるポイントは3つです。

POINT

  • 刻印を確認
  • 重さを確認
  • 肌(質感)を確認

この3つを押さえれば、万延小判金の本物を見分けられるようになります。
では実際に、3つのポイントを画像を見ながら検証してみましょう。

刻印を確認する

小判にはオモテ面、ウラ面に様々な印が打たれています。これが刻印です。
万延小判金を見極める際は、刻印がはっきりしているかの確認が非常に重要です。
万延小判金では桐紋に注目します。

万延小判金刻印比較

本物は桐紋が力強く凹凸がはっきりしています。
偽物は桐紋が浅くのっぺりとして平面的です。
本物と比べると、デフォルメ(簡略化)されている感じもありますね。
桐紋に限らずその他の刻印も、同じような傾向になっています。

このように、刻印に注目することで、本物と偽物を見分けることができます。

重さとサイズを確認する

万延小判金を見極めるポイントとして、重さやサイズをしっかりチェックすることが大切です。

万延小判金の基本情報

  • サイズ:約30×20㎜
  • 重さ:3.3g
  • 品位:金574、銀426

本物の万延小判金は重さが3.3g、サイズは約30×20㎜で、偽物の場合はこの規定サイズから外れていることがあります。
摩擦や損傷によって多少重さが変わることはありますが、大幅に違う場合は偽物の可能性を考えましょう。

今回は貨幣商協同組合鑑定書付きの本物と、レプリカを比較していきます。

それでは重さを実際に計ってみましょう。

万延小判金重さを比較

本物は3.30gです。公称値とぴったりですね。
3.25〜3.35gの範囲であれば、本物だと判断できます。

レプリカは3.20gと本物の許容範囲から外れています。
これだけで、偽物だと判断できます。

小判の「肌」を確認する

古銭業界では、貨幣表面の質感を「はだ」といいます。
万延小判金を見極める際に、肌も注目してみてみましょう。

たとえば本物の万延小判金は長い年月を経ているため自然な経年変化によるくすみや輝きの変化が見られるのですが、反対に新品のように光沢が強すぎる場合、偽物である可能性があります。

また、偽造品や修復された小判には表面に不自然な加工の痕跡が残っていることがあります。
特に槌目や艶が一部だけ不自然に異なる場合は修復や偽造が疑われるので、本物の写真と見比べて気になる場所はないか十分観察しましょう。

それでは、実際に本物とサンプルの肌を比較してみます。

万延小判金の肌の比較

本物の肌は、細かな傷はありますが、金独特の艶があります。
槌目が力強く、彫った感じが出ています。

偽物の肌は、拡大写真右側の方をよく見ると、金が剥げています。
また槌目は浅く、間隔もまばらです。

以上のように、小判の肌(表面)を観察することで、本物と偽物の見分ける判断材料になります。

実際に偽物と見比べてみる

下記画像は万延小判金の本物と偽物を並べたものです。
どちらが本物かわかりますか?

万延小判金の真贋

どちらかが本物でどちらかが偽物

こちらの贋作には金も使われており、重さや色見では真贋の判別がしづらい偽物です。

このような場合は、桐の刻印などをルーペなどで確認してみましょう。
万延小判金本物偽物

左側が本物の万延小判金で、右が偽物です。
桐の刻印を拡大してみると、本物は立体的で滑らかな印象があります。
一方、偽物は雑で繊細さがなく、潰れたように見えます。


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