コインの鑑定初級編、買取で後悔したくないあなたに読んでほしい!

コインの鑑定初級編、買取で後悔したくないあなたに読んでほしい!

コインの鑑定と聞いて、どのような方法を思いつきますか?

  • 「コレクションを始め、コインを初めて手に入れた。」
  • 「家族に譲ってもらった。」
  • 「偶然手に入った。」

経緯は数多あれど、価値はもちろん知りたいでしょうし、真価の分からないコインを知識なしで取り扱うのは不安ですよね。

今回は、コインの適正な価値を知る手段から適切な保管方法、お手軽な買取の仕方まで余すところなくお伝えします。

この記事で分かること

  • コインの鑑定に欠かせない真贋保証とグレーディングの基礎知識
  • 買取のその時まで遵守!コインの保管に関する注意事項
  • どこにお住まいでも!かんたんな買取方法

長く手元に残すにしろ、直ぐに売るにしろ、適正な価値を知るのはコインと巡り会ったみなさんの通過儀礼です。

コインの鑑定に必要な知識を把握し、未来の高価買取を実現しましょう。

本物?偽物?コインの価値を見極める第一歩は真贋保証

コインの適正な価値を知る第一歩は本物か否かの見極めです。
ここではコインの真贋(しんがん)保証の概要と取得方法をご紹介します。

真贋保証は何を保証する?

真贋は、本物(真)と偽物(贋)という意味。
真贋保証が付けられたコインは、その保証を作成した機関の信頼の下に本物であると認められます。骨董品の鑑定と聞けば「鑑定書」を連想する方は多いでしょう。コインの世界では、真贋保証が鑑定書に相当します。
鑑定書があれば安心

いざ買取に出すとき、本物か偽物か分からない状態では心もとないですよね。本物と分かっていれば、自信を持って鑑定に臨めます。
真贋保証は、コインの持ち主に寄り添う力強い味方なのです。

それでは、その真贋保証はどこで手に入れられるのでしょうか?

真贋保証はどこで取得できるのか

日本で製造されたコインの場合は、日本貨幣商協同組合を通じて真贋保証(鑑定書)を取得しましょう。
日本貨幣商協同組合の設立は昭和44年8月で、コイン収集の活性化を目標として掲げています。国内で唯一の公式な真贋保証を出している機関なので、組合が発行する真贋保証は一企業が発行するものと比べて権威性が高いです。
貨幣鑑定書

注意点として、日本貨幣商協同組合は外国のコインに真贋保証を出していません。
加えて、真贋保証はあくまでも本物である証明のみです。適正な価値を知るには、コインの状態に対して別途格付けをしてもらう必要があります。

外国のコインの真贋保証の取得や日本のコインのより細やかな価値の把握を希望する場合は、グレーディングを活用しましょう。

コインの価値をより確かなものに!第三者鑑定機関のグレーディング

真贋保証によって然るべき機関にコインが本物であると保証されれば、未来の高価買取も現実味を帯びてきますよね。外国のコインの真贋保証は、グレーディングがそれに相当します。
日本のコインの場合でも、真贋保証の発行のみより手間はかかりますが、コインの価値はより正確なものになりますよ。

グレーディングの概要、PCGSとNGCについてご紹介します。

グレーディングとは?70段階によるコインの格付け

70段階ある国際的な基準に照らし、鑑定時点でのコインの状態を評価するのがグレーディングです。

グレーディングのタイプ ※一部抜粋
PF/PR プルーフ
(PROOF)
投資型コイン。流通を目的としておらず、鏡面加工した仕様により光沢(輝き)がある特別記念硬貨。(PCGS社はPR、NGC社はPF表記)
MS ミントステイト
(Mint State)
流通コイン。流通用に鋳造されたものだが、実際には流通しなかった未使用品。
AU 準未使用品
(About Uncirculated)
ごく僅かな流通の痕跡があるが、未使用に近い状態
F 並品
(Fine)
全体的に摩耗が進み、デザインも不明瞭となり傷も多い。FとAUの間にさらにEF(Extremely Fine), VF(Very Fine)があります。
アメリカの鑑定会社PCGS、NGC社による鑑定基準
PF(PR)/MS 70~66 完全未使用
PF(PR)/MS 65~63 未使用
PF(PR)/MS 62~61 準未使用
PF(PR)/MS~AU 60~58 極美品
AU~EF 57~40 美品
VF~F 39~20 並品

上記のような基準に照らして格付けされた後、同種のコインの最高グレードや周辺のグレードに他のコインが何枚存在するかで、最終的なコインの市場価値が定まります。

この記事を読んでくださっている多くの方が初心者だと思うので「こういう基準があるのか」ぐらいの認識で大丈夫です。コインの実際の価値は、プロの鑑定士たちが示してくれます。
他方、これから収集を本格的に始めようとしている方には必須といっても過言ではない知識なので、覚えておいて損はないでしょう。
専属の古銭専門家

グレーディングの概要を押さえたら、PCGSNGCについても理解を深めましょう。

PCGSとNGC、グレーディングの二大巨頭!

PCGSとNGCに触れなければ、グレーディングは語れません。
この二社がグレーディングの二大巨頭であり、それぞれのグレーディングが世界的にも絶大な信頼を得ているからです。

ここからはPCGSとNGCの成り立ちに触れた後、どちらを利用するべきなのかケース毎にご紹介します。

PCGSとは?コイングレーディングの黎明期を支えた会社

PCGS(Professional Coin Grading Service)はコイングレーディング黎明期(れいめいき)を支えた鑑定会社です。

会社の設立は1986年。
PCGS設立以前の1900年代初頭には始まっていたコイン収集のブーム。1948年にグレーディングの基準が一応は定められたものの、依然としてコインの価値はコインディーラーの主観によるところが多くありました。そんなグレーディングの世界に一石を投じたのがPCGSです。公平さとコインの真価を重んじた鑑定の正確さで、消費者がコイン市場に自信を持って参加できる土壌を整えました。
PCGSのスラブ

NGCとは?6000万枚以上のグレーディングで積み上げた信頼

NGC(Numismatic Guaranty Company )は鑑定実績を積み上げて世界的な信頼を勝ち取った鑑定会社です。

会社の設立は1987年。以来、6000万枚以上のコインを扱った実績を有します。特筆すべきは、グレーディングの手広さ。古代に鋳造されたコインのグレーディングにも対応しているのは、グレーディングを請け負う会社の中でもNGCのみです。
他の第三者鑑定機関では扱えないような古い時代のコインでもグレーディングできてしまう、NGCの技術の高さが伺えますね。ただ古代コインの注意点としては、真贋の保証までは実施していないことです。コインは時代を遡るほど決定的なデータに乏しく、NGCでさえ真贋の見極めは困難であるようです。
NGCのスラブ

以上の理由から、NGCは本物であるという判断に足る古代コインのみをグレーディングするとしています。

PCGSとNGC、どちらを利用する?

どちらも世界的な信頼を築いている二社、グレーディングにはどちらを利用するのがよいのでしょうか?結論としては、コインの発行された地域によって使い分けるのがおすすめです。
オークションにおいて、鑑定会社とコインの発行された地域の組み合わせで、グレーディングが同じでも落札価格に変化が生じる場合があるからです。
グレーディングに出すならどちらが正解?

最新の傾向は下記の通りです。

最新の落札価格の傾向

  • 日本や中国で発行されたコインは「PCGS」の方が落札価格が高くなる
  • ヨーロッパで発行されたコインは「NGC」の方が落札価格が高くなる
  • アメリカやその他の地域では、大きく差がつくことが少ない

コインの発行された地域に着目し、どちらへ依頼するのか決めましょう。ただし、落札価格の傾向は流動的なので、能動的に最新の情報に触れることが大切です。

PMG、紙幣ならお任せ!

詳細は割愛しますが、紙幣の世界にもPMG(Paper Money Guaranty)という鑑定会社が存在します。

2005年の設立で、アメリカの貨幣協会(American Numismatic Association)に公式の機関として認められています。
紙幣の鑑定を希望する場合は、信頼性の高いPMGを利用しましょう。

参考:Paper Money Guaranty | PMG

スラブとは?見方とコイン保管の最適解

グレーディングの利点はコインの真価を知ることに留まりません。
これまでに紹介した第三者鑑定機関の鑑定をクリアすると、スラブと呼ばれる専用のケースにコインを収められます。不正な開封をされない限り、真贋と鑑定されたグレードが保証されます。

汚れや傷も防止され、収納が容易になるので、資産目的でもコレクション目的でもスラブの活用はおすすめです。
グレーディングを利用して、頼もしい保管アイテムも手に入れましょう。

PCGSのスラブの見方

PCGSのスラブはデザインが一律で、追加料金はかかりません。
背面がクリアになっているので、下に敷くもので雰囲気を変えられるのが特徴です。

PCGSのスラブ

NGCのスラブの見方

NGCのスラブは鑑定の費用とは別で購入する必要がありますが、デザインが豊富で、コインに合わせたカスタマイズができるのが魅力です。
スラブの形状に留まらず、台紙やラベル、収納可能な枚数まで様々な選択肢が用意されています。

NGCのスラブ

未来の高価買取を考えると、コインの発行地域で利用する第三者鑑定機関を選んだ方がよいでしょう。しかし、コレクションを目的とするならば、スラブのデザインで依頼する鑑定会社を決めるのも一興ですね。
お好みのスタイルで、コインの世界を楽しんでください。

初心者は鑑定代行会社の利用がおすすめ

グレーディングの利用には、直接依頼する方法と鑑定代行会社を通じて依頼する方法の二通りがあります。この記事を読んでくださっているみなさんには、鑑定代行会社を通じての依頼がおすすめです。

確かに直接依頼できれば、鑑定代行会社を挟まない分、鑑定にかかる費用を抑えられます。しかし、見慣れない書類の記入や海外への発送など、初心者にはハードルの高い作業を自己責任で進めなければなりません。

鑑定代行会社を利用すれば、複雑な作業をお任せできるうえ、発送の前段階でコインの鑑定について専門家に相談できます。最新の落札価格の傾向も情報として得られるでしょう。

リスク回避の観点から、多少費用が増えるとしても、みなさんには鑑定代行会社の利用を推奨します。

コインの適正な価値を知る具体的な手段をご紹介してきました。
次に解説するのは、コインの適切な保管方法です。コインの状態が最終的につけられるグレードの良し悪しに大きく影響します。
これからお伝えする内容を遵守し、将来の高価買取をより確実なものにしましょう。

買取までのお約束!高く売るなら絶対に守ってほしい6つの注意事項

買取まで徹底してほしい注意事項は6つあります。
特別な知識や技術は必要ありません、初心者でも直ぐに気を付けられることばかりなので、1つずつ見ていきましょう。

空気に長時間触れさせない

長時間コインを空気に晒してしまうと、酸化が進行します。スラブは密閉性に優れていますが、グレーディングを利用しない場合も、密閉性の高いケースや容器などに入れて保管しましょう。コイン専用の保管グッズがベストですが、市販の密封袋などでも同様の効果が期待できます。

密封できる入れ物

直射日光に当てない

直射日光もコインの天敵です。表面の日焼けや変色の原因になってしまいます。目立つ場所に飾りたい気持ちは分かりますが、普段は直射日光を避けて保管し、見たい時だけ取り出すのがよいでしょう。

直射日光は避ける

湿気の多い場所に置かない

湿気にも気を付ける必要があります。コインが錆びてしまうと、グレーディングへの影響は避けられません。湿気が少ない保管場所を選び、乾燥剤も用意しましょう。

湿気はサビの元
▲コインは金属、湿気(水)で錆びる。

素手で触らない

素手で触ることも極力避けましょう。鑑定士が取り扱う品物を素手で触ることはありませんよね。
コインの表面に指の皮脂が付着すると、酸化を誘発してしまいます。手に取る際は落とさないように注意を払うのはもちろん、指紋が付かないように手袋を使いましょう。
古銭は素手で触らない!!

コインは磨かない

  • 「光沢がある方が価値が上がるのでは?」
  • 「汚れは可能な限り取り除いた方がよいのでは?」

手にしたコインに何かしらの欠陥があった場合、改善して買取価格を上げたいと考えるのは自然な流れだと思います。

しかし、コインに手を加えるのはご法度です。買取価格を上げるどころか、大幅に買取価格を下げる結果になり兼ねません。
「手に入れた時点の状態を維持」が基本です。コインが劣化する原因は数多あれど、状態を回復する方法はありません。回復を試みる行為が価値の暴落に直結します。
劣化してから回復を考えるのではなく、劣化させない対策を即実践しましょう。
コインは磨かない

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PCGSとNGCの設立を起源として拡大した公平な市場の規模と管理しやすい手のひらサイズで、初心者でも入りやすいのがコインの世界の魅力です。
他方、一度コインの状態を損ねてしまうと、取り返しがつかない繊細な側面もあります。劣化させない保管方法を正しく実践し、未来の高価買取を勝ち取りましょう。