

大きさ: 76×150mm


珍番以外は買取不可
未使用品 8,500円(税込)
未使用品 5,000円(税込)
未使用品 8,000円(税込)
未使用品 4,500円(税込)
未使用品 5,000円(税込)
未使用品 5,000円(税込)
大きさ: 76×150mm

目次

まずは、夏目漱石の1000円(日本銀行券D号1000円)の基本情報から確認していきましょう。
夏目漱石の紙幣は、昭和59年11月1日から発行を開始した千円札です。
お札の表面には夏目漱石の肖像、裏面には2羽のタンチョウヅルが描かれています。
平成19年4月に発行停止となり、野口英世のデザインに代替わりしました。
夏目漱石の千円札は、基本的には額面通りの価値しかつきません。
一部の例外を除き、買取不可としている業者もあります。
これに限らず、現行の1000円紙幣のほとんどが額面通りの価値です。
聖徳太子の千円札だけが、現行紙幣のなかで唯一、額面以上の買取価値がつきます。

と言うことは全く売れないんですか?

そんなことはありません。珍しい記番号や、エラー印刷などにはプレミア価値が付きます。
まず記番号とは、紙幣1枚1枚に書かれた通し番号のことを指します。
「AA000001A」といった形で、アルファベットで数字を挟んでいます。数列は「000001」〜「900000」までの90万通りです。
数列をすべて使い切るとアルファベットを変更して「000001」から振り直されます。

この記番号の組み合わせが珍しければ現行紙幣でもプレミア扱いです。
価値が上がる記番号のパターンは決まっています。
なので、手持ちの紙幣の記番号がパターンに当てはまるか確認してみましょう。
ちなみに、一番最初の記番号の紙幣は、日本銀行が設立した貨幣博物館に収蔵されます。
夏目漱石の「A000001A」も、この貨幣博物館に納められました。
その次の番号である「A000002A」は、新宿の漱石山房記念館に収蔵されています。

この記番号の番号や、アルファベット次第では買取価格がアップしたります。ではどんな番号がプレミア扱いになるのか見ていきましょう。

ひとつ目は数列の数字がすべて同じである「ゾロ目」です。
「222222」や「333333」といったものが当てはまります。
特に、「111111」、「777777」の2種類は高値が付きやすいです。
アルファベットが左右対称になっていれば、さらに価値が上がる可能性もあります。
| 番号 | 未使用 |
|---|---|
| 1/7 |
8,500円 |
| 2/3/4/5/6/8/9 |
5,000円 |

ふたつ目は、数字がキリのいい番号になっている「キリ番」です。
と言っても、キリが良ければ何でも上がるということではありません。
「200000」や「300000」のように0が連続するものが対象となります。
なかでも、ひと際高い価格で取引される「キリ番」が2種類あります。
ひとつは、最初の番号となる「000001」。
もうひとつは、最後の番号である「900000」です。
| 番号 | 未使用 |
|---|---|
| 000001 |
8,000円 |
| キリ番号(900000) |
4,500円 |

3つ目は、数字が1つずつ上がっていく「階段」です。
「234567」のような番号が該当します。
特に、1から始まる「123456」は人気があるため価値も高めです。
階段とは逆に「765432」のように下がっていくものは「逆階段」と呼ばれます。
この「逆階段」にも価値があります。
特に、「654321」が人気のある番号として高値です。
| 番号 | 未使用 |
|---|---|
| 階段 |
5,000円 |
| 逆階段 |
5,000円 |

左右のアルファベットが全て同じものは「左右対称」と呼ばれます。
「A123456A」や「AA123456A」といったものです。
どのアルファベットでも対称になっていれば価値は付きます。
ですが、高い値段がつきやすいのが初期番号であるのはこれも一緒です。
つまり、「A-A」や「AA-A」の組み合わせが高価なものになります。
先に紹介した「ゾロ目」、「キリ番」、「階段」と組み合わさればより価値が上がります。
貨幣は、製造中に発生したエラーの痕跡が残っているとプレミア価値が付きます。
紙幣の場合、印刷や断裁に関するエラーの痕跡が残っているものです。
ただ、近年は製造技術の向上によってエラーが発生しにくくなりました。
実際にエラー紙幣と出会う機会はほとんどありません。
もし探すのであれば、見つからなくて当然ぐらいの心持ちでいましょう。
大事なのは思いがけず出会ったエラー紙幣を見落とさないことです。

そのためにも、どんなものがエラー紙幣として高額取引されるのかを知っておきましょう。

印刷の位置や角度が、本来の位置からずれてしまっているものが「位置ズレ」です。
ずれ方が大きければ大きいほど価値は高くなります。
画像の聖徳太子には、2万5千円もの価値が付きました。
全体がずれていたり、特定の絵柄だけがずれていたり、様々なケースがあります。

少しでも違和感を感じたら同じお札を並べて比べてみましょう。

余分な紙片がついている紙幣は「福耳エラー」と呼ばれています。
紙幣を印刷する際は、大きな印刷用紙1枚に20枚前後並べて印刷します。
それを断裁するときに、用紙が折れ曲がったりすることで発生するエラーです。
断裁前の印刷用紙には、断裁の目安にする「トンボ」と呼ばれる線や、色味をチェックするためのカラーバーがあります。
こうした、トンボやカラーバーが福耳に含まれている方が高値が付きやすいです。

新しい紙幣が製造されると、銀行やメディアに「見本券」と呼ばれるものが配られます。
見本券はパンチで穴が開けられており、普通の紙幣としては使えません。
この見本券が市場で出回ることがあり、非常に高値で取引されています。
ですが、関係者に配られた見本券がなぜ市場に出回っているのでしょうか?
その理由や出所は今も明らかになっていません。
ここで夏目漱石の千円札について、小話をします。

そこで夏目漱石1000円紙幣は、緻密な線を増やして複写の難易度を上げました。
紙幣の通し番号である記番号のフォントを特殊なものにして真贋を見分けやすくなりました。


その度に記番号の色を変えて対応したため、記番号の色パターンが多くなっています。

夏目漱石1000円札は、現在でも使える現行貨幣であることを財務省が認めています。
昔のお金は使えますか
【答】現在、発行されていないお金で、現在も使用できるものは、以下のとおりです。
(省略)
D千円券(夏目漱石:昭和59年発行)
出典:財務省 よくあるご質問
とは言え、古い貨幣だと機械相手に使えるのか心配になる方もいらっしゃるでしょう。
ですが、その点については心配いりません。
夏目漱石の千円札は今でも認識してくれる機械の方が多いんです。
ですから、自動販売機でもまだまだ使えます。
仮に、認識できない自動販売機で使ってもそのまま返ってくるだけです。

機械が故障したり、注意を受けるようなことにはなりません。

1000円紙幣の肖像の候補には、森鴎外や芥川龍之介といった作家もあがっていました。
それ以外にも、野口英世や渋沢栄一といった近年の紙幣で肖像に選ばれた人もいます。
その中から夏目漱石が選ばれたのは、特に知名度が高かったからです。
1960年頃、『坊っちゃん』や『草枕』が英訳されたことを機に海外での評価も上がってきました。
代表作である『吾輩は猫である』は漢文圏だけでも20種類近い翻訳版が存在しているそうです。

このように、国外でも著名な作家であることも選定の決め手になっています。

となると、20代前半ぐらいの人はお年玉すら野口英世の千円札でもらっていたはずです。
つまり、夏目漱石の千円札に触る機会が無くてもおかしくはありません。
であれば、若い世代の人たちが夏目漱石紙幣に馴染みがないのも当然ですね。

実際に、夏目漱石のお札を偽札だと勘違いしたなんて話もあるぐらいです。
現在、日本で使える1000円紙幣は4種類あります。
対象となるのは、聖徳太子、伊藤博文、夏目漱石、野口英世が描かれている千円札です。
2024年からは、ここに北里柴三郎が加わります。
それぞれのデザインや特徴を確認していきましょう。

聖徳太子の肖像が使われた1,000円紙幣は、昭和25年に発行を開始しました。
その後、昭和40年まで発行されていました。表面には「聖徳太子の肖像」、裏面には「法隆寺の夢殿」が描かれています。
この夢殿という建築物は聖徳太子を供養するために建立されました。
この千円札に限らず、聖徳太子の肖像は日本の紙幣で多く使われています。
その理由は、業績が多く伝わっているうえに実証もできることが大きいからです。
さらに、世界第二次大戦終戦後にGHQからくだされた指示の内容も関係しています。
それは「聖徳太子以外は軍国主義的であるため使用を認めない」というものでした。
こうした事情もあり、聖徳太子の1,000円紙幣が作られました。
しかし、昭和36年には聖徳太子1,000円紙幣の偽物が出回り始めてしまいます。
そのため、新たな紙幣を作らざるを得なくなってしまったのです。

昭和38年からは、聖徳太子に代わって初代内閣総理大臣の伊藤博文が千円札の肖像となりました。
表面に「伊藤博文の肖像」、裏面には「日本銀行」が描かれています。
デザインが大きく変更されてとてもカラフルになったのも特徴的です。
色が増えた理由は、印刷機や輪転機が一新されたことにあります。
当時、偽札が大量に出回ってしまった理由が印刷技術の古さにあると考えられました。
その対策として、紙幣印刷に関連する機材が新調されたのです。
日本の紙幣は元々、紙質やすかし技術のレベルを諸外国からも高く評価されていました。
機材の一新で印刷技術も向上したことで、日本銀行券は世界トップクラスの品質となったのです。

2023年7月現在に使われているのが野口英世1,000円紙幣です。
表面に「野口英世の肖像」、裏面に「富士山」と「桜」が描かれています。
従来の偽札対策に加えて、ホログラム加工など新たな対策も取り入れられました。
紙幣を傾けるとピンク色に発色するパールインキが採用されたのもこの紙幣からです。
現在、コピー機で紙幣を複製しようとするとアラートが表示されます。
これは「ユーリオン」という技術が取り入れられたからです。
野口英世1,000円紙幣をよく見ると、オレンジ色の小さな丸が描かれています。
この丸の並び方によってコピー機は紙幣を認識し、コピー機能を一時的に停止するという仕組みです。

2024年に、千円、5千円、1万円すべての紙幣が改刷されます。
新たな千円札の肖像に選ばれたのは細菌学者の北里柴三郎です。
裏面には雄大な「富嶽三十六景」が描かれています。もちろん、偽札対策の技術は更に磨きがかかっています。
これまでの紙幣のホログラムは数字が浮かび上がるだけでした。
ところが、新紙幣のホログラムはより緻密で、なんと肖像が浮かび上がるそうです。
当然のことながら、新紙幣は額面以上の価値は付きません。
ただし、記番号がレアなものやエラー紙幣であれば価値が変わります。
新紙幣が手元にきたら、まず記番号をチェックしてみましょう。
もしかすると、思いがけないプレミア紙幣かもしれません。
歴代の1000円札については、こちらの記事でもまとめてご紹介しています!
ぜひ参考にしてみてください。


そのため、売ったとしても利益は出ずに手間や送料の分を損してしまいます。
通常の夏目漱石1,000円紙幣が古銭として価値が上がることは当分ありません。
それは、あまりにも印刷された枚数が多いため珍しいものではないからです。
オークションでも取引されているのは記番号やエラーに価値がついています。
通常の夏目漱石千円札に価値が付くのは、現存数が少なくなってからです。
それは、遠い未来の話になるかもしれません…。
ですので、大事に取っておくよりは使ってしまった方がいいでしょう。

窓口での両替は1日1回10枚までなら、手数料無料の銀行が多いです。
銀行によってシステムは違うので事前に確認しておきましょう。
窓口での両替が確実な方法ではありますが、ATMを使う方法もあります。
夏目1,000円紙幣で預金をしてから引き出せば、現行の紙幣になります。
機種によっては旧札混じりで返ってくることもあることは覚えておきましょう。


アンティーリンクでは価格一覧表を用意しています。
まずは、こちらを確認して買取価格の参考にしてみてください。

取引でのトラブルを避けるためにも、専門家に査定してもらいましょう。

売却するなら古銭の買取業者を利用する以外の方法もあります。
それは、ヤフオクのようなオークションサイトで取引するという方法です。
ただし、個人で取引するにあたって注意すべき点があります。
それは、過去の取引を参考にしながら慎重に価格設定をすることです。
値段を決めるためには古銭買取市場の相場をしっかり確認しましょう。
そうしないと、本来の価値よりも安く売ってしまう可能性があるからです。
相場を把握したあとは、手持ち紙幣の状態、記番号の珍しさ、本当にエラーなのかを判断しなくてはいけません。
これらを正しく判別するためには、古銭に関する相応の知識が必要です。
そのため、古銭は個人取引のハードルがかなり高いジャンルになっています。
ちなみに、メルカリはいかなる理由であっても現行貨幣の取引を禁止しています。
なので、夏目漱石の千円札はメルカリでは出品できないことも覚えておきましょう。
古銭買取業者に売却する際には、信頼できる業者かどうかを見分ける必要があります。
そのために以下の3つのポイントをチェックしましょう。
では、なぜこれらのポイントに気を付けるべきなのかを解説していきます。

買取品のジャンルが多岐に渡るとなると、査定の難易度は非常に高くなります。
そのため、買取価格が相場の適正とはずれてしまいがちです。
適正価格で売却をするためには専門の買取業者を利用することをおすすめします。
次に、会社情報や鑑定士の情報が公開されている業者を選びましょう。
これらの情報が公開されている会社なら、査定の信頼度は高いと言えます。
古銭買取に限った話ではありませんが、会社情報が明確ではない企業は避けるべきです。
情報がオープンではない会社は実績もはっきりしないために信頼度がはかれません。
鑑定士の情報まで公開されている企業であれば、査定の信頼度は高くなります。
つまり、適正な価格で売却するために情報をオープンにしている企業を選ぶべきです。
最後に、目安でもいいので買取価格を公開していることを確認しましょう。
査定結果が出たとして、本来の買取価格がわからないと判断のしようがありません。
そもそもいくらぐらいになるのかわからないまま査定をしてもらうのは不安ですよね?
安心して取引するためにも、目安とする買取価格がわかる企業を選びましょう。
アンティーリンクでは買取価格表を公開し、その価格をもとに査定をしています。
売却を検討する際には、こちらの買取価格表をぜひとも参考にしてください。
最後に、夏目漱石1000円紙幣の取引ポイントをおさらいしておきましょう。
郵送買取専門のアンティーリンクでは、LINEでの画像査定を無料で行なっています。
お手持ちの貨幣の画像をお送りいただければ、古銭専門家が査定を実施します。
夏目漱石1000円札に限らず、古銭の査定はアンティーリンクにお任せください!
▶︎そのほかの1000円札についてはこちらをご覧ください。
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