重さ: 8.66g
品位: 銀991/その他9
・側面にヤスリがけ無し、表面に「庄」、裏面に酒井家の家紋の刻印が有る
庄内一分銀 の買取価格
庄内一分銀とは?
庄内一分銀は、天保一分銀の一種ですが、希少価値があり、天保一分銀よりも高額で取引されます。
1868年の5月に約1ヵ月間だけ庄内藩(現在の山形県の一部)で作られた天保一分銀のことで、もともと流通していた天保一分銀に「庄」という印を刻んで作られたので、見分けるのは簡単です。当時は、質の悪い安政一分銀が多く流通していましたが、庄内藩は質の良い天保一分銀を見分けるためにこの「庄」印を入れたと言われています。
庄内一分銀の種類
庄内一分銀には2種類あり、鶴岡製(山形県鶴岡市)か、酒田製(山形県酒田市)かです。
こちらも見分け方はかんたんで、庄内藩の藩主である酒井家の家紋が、庄内一分銀の左下に打たれていたら「鶴岡製」、右下だったら「酒田製」です。
たとえば、上記の画像では左下に酒井家の家紋の刻印があるので、鶴岡製ということになります。
庄内一分銀の側面
続いて、庄内一分銀の側面を確認してみます。天保一分銀と同じく、側面にはヤスリがけがされていないことが分かります。
とはいえ、ヤスリがけの有無がわかりづらいかと思いますので、詳しくは「一分銀の見分け方」のご参照ください。