大きさ: 76×140mm
日本銀行券A号10円札(国会議事堂10円・紙幣) の買取価格
1946年(昭和21年)2月25日、戦後半年ほどして発行されました。
券面を左右に二分した図柄が特徴的で、表面左側には十字型の枠内に国会議事堂の中央塔部分を、右側には四角い輪郭枠の中に法隆寺の古鏡の鳳凰と胡蝶の図柄が描かれています。
GHQから度重なる指導があり、制約も多く、更には表面のデザインが「米国」に見えるなどのことから、GHQの陰謀があるのではとの悪評が立ち、国会でも問題となりました。
1953年(昭和28年)7月28日に代議士から紙幣の廃止案が提出されました。
支払停止日は1955年(昭和31年)4月1日でしたが、10円硬貨が流通し始めたこともあり、廃止案提出後には製造終了しています。