

直径: 2.35cm 重さ: 4.5g
品位: 銅950/亜鉛40/錫10
お財布の中や貯金箱の整理をしていて、ふと側面がギザギザした10円玉を見つけたことはありませんか?
「これって昔のギザ10だよね?もしかして高く売れるんじゃ…」
そう期待して、価値を調べている方も多いと思います。
結論から言うと、残念ながら流通しているギザ10のほとんどは、「10円」そのものの価値しかありません。
しかし、もしそれが「未使用品」であれば話は別です。
未使用品のギザ10の場合、1枚で1万円を超えるプレミア価値がつくこともあるのです。
この記事では、ギザ10の価値や、未使用品の条件など詳しく解説していきます。
- 古銭鑑定士
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2012年、古銭買取専門店「アンティーリンク」を創業し、古銭の買取・販売を始める。
2022年、日本唯一の古銭鑑定機関「貨幣商協同組合」に加盟
現在は古銭鑑定士として、テレビ等メディア出演多数
▶︎詳しいプロフィール
- 2025年1月19日100円銀貨の価値100円銀貨
- 2025年10月17日オリンピック記念東京オリンピック記念1000円硬貨(1964年)
- 2021年8月18日アメリカ通貨アメリカ シルバーイーグル1ドル銀貨(United States American Silver Eagle 1 Dollar)
- 2021年8月30日地方自治法施行60周年記念地方自治法施行60周年 1000円銀貨
目次
ギザ10は価値が高い?
ギザ10とは、側面がギザギザした10円のことで、発行初期の10円玉は全てギザ10でした。

ギザ10はかつてレアコインの代表のように言われていたため、ギザ10を見つけては大切に保管していた方も多いのではないでしょうか。(筆者も集めていました)
しかし実際、ギザ10は昭和26~33年にかけて、大量に発行されたため、額面以上の価値はほとんどありません。
ギザ10の発行枚数
造幣局が公表しているデータでは、ギザ10の発行枚数は以下の通りです。
| 昭和26年 | 101,068,000枚 |
|---|---|
| 昭和27年 | 486,632,000枚 |
| 昭和28年 | 466,300,000枚 |
| 昭和29年 | 520,900,000枚 |
| 昭和30年 | 123,100,000枚 |
| 昭和32年 | 50,000,000枚 |
| 昭和33年 | 25,000,000枚 |
昭和33年の発行枚数が一番少なくなっていますが、それでも2500万枚発行されていますので、希少性自体は高くありません。
そのため、ギザ10の通常品は額面以上の価値は付きません。
※昭和31年は10円玉の発行自体が行われていません。
未使用品のギザ10は高い価値がつきます
ギザ10はほとんど額面以上の価値がつかないと書きましたが、実は未使用品なら高い価値がつきます。
弊社では未使用品のギザ10の場合は、1万円以上の価格で買取をしております。
未使用品の条件について
ちなみに未使用品とは、製造時や運搬時のわずかなキズがある程度の状態のことです。

未使用品というと、一切傷がないものを想像するかたも多いと思いますが、実際にはわずかな擦り傷などがあっても未使用品扱いになる場合もあります。
ただし、貯金箱に入っていたものや、お釣りとして受け取ったものだと基本的には傷や摩耗が多いため未使用品になりませんのでご注意ください。
※弊社で買取を行っているのは未使用品のみとなります
もしこれって未使用品?と思われるギザ10がございましたら、お気軽にライン査定などからご相談ください。
ギザ10は磨けば価値が上がる?
未使用品の価値が高いということは、「磨いて綺麗にすれば価値がつく!?」と思われる方もいるかもしれません。
しかし結論から申し上げますと磨いても価値は上がりません。
仮にピカピカに磨いても、それが未使用品か磨いたものかの判別はプロは可能です。
そもそも、ギザ10の価値は綺麗かどうかではなく、未使用品かどうかがポイントになります。
磨いたとしても、傷は消えませんし、研磨剤などを使うと一見綺麗に見えても、実は傷自体は増えてしまいます。
そのため「高く売るために磨く」ということはやらないようにしましょう。
また、磨いたものを「未使用品」として販売しようとするのは詐欺や景品表示法違反になってしまう可能性があるので、絶対にやらないようにしましょう。
もし、そういった目的でなく、「汚れた10円玉を綺麗にしたい!」という方には、10円玉の汚れを綺麗にする方法について記載した記事がございますので、そちらをご覧ください。
未使用品かも?と思ったら早めの査定がおすすめ
もしお手元のギザ10を見て「これって未使用品かも?」と感じたら、なるべく早めに査定に出すことを強くおすすめします。
先ほど解説した通り、ギザ10に高値がつく絶対条件は未使用品であることだからです。
硬貨はそのままにしておくだけでも酸化(サビ・変色)が進みますし、少し傷がつくだけで一気に価値が落ちてしまう(最悪の場合、ただの10円になってしまう)リスクがあります。
劣化して価値がなくなってしまう前に、一度プロの目で「本当の価値」を確かめてみませんか?
ギザ10以外の価値が高い10円玉について
実は10円玉にはギザ10以外にも価値が高い年号がございます。
それは昭和61年の10円玉です。
ただし、「昭和61年=価値が高い」というわけではありません。
価値が高いのは、昭和61年の後期デザインと呼ばれる10円玉です。
昭和61年後期デザインの10円玉であれば、未使用品に限らず、額面以上の価値がつきます。
後期デザインかどうかの見分け方や、買取価格については下記の記事で紹介していますので、もし昭和61年銘の10円玉をお持ちでしたら、確認してみください。
また、他にも10円玉にはエラーコインと呼ばれる、製造時のエラーで特殊な形状になった10円玉がございます。
エラーコインに関しても、市場では高値で取引されており、エラーの種類によっては数十万になることもございます。
10円玉のエラーコインや、価値のある年号について一覧でまとめた記事もございますので、よければ合わせてご確認ください。
10円玉の買取実績

10円青銅貨 陰打ちエラーコイン
| 買取価格 | 230,000 円 |
|---|---|
| 買取日 | |
| カテゴリー | 現行貨幣の買取実績 | エラーコインの買取実績 |
| エリア | 徳島県 |
ギザ10に関するよくある質問
なぜギザギザはなくなったの?
10円玉の製造当時(昭和26年)硬貨としては最高額面でした。そのため、偽造防止や最高額面の象徴としてギザギザが施されたと言われています。
しかしその後50円玉や100円玉の発行が始まったことで、区別しやすくするためにギザギザがなくなりました。
ギザ10は現在も使えますか?
はい。ただし、自動販売機などでは使えない場合もあるようです。
未使用品かどうかの判断が難しい場合どうすればいいですか?
アンティーリンクでは無料ライン査定を行っていますので、状態のよさそうなギザ10があった場合、画像を送っていただければ査定致します。査定や相談だけでもお使いいただけますのでお気軽にご利用ください。
まとめ:ギザ10の価値は「未使用」かどうかが重要!
ここまで、側面がギザギザしている10円玉(ギザ10)の価値について解説してきました。
最後に、ギザ10を高く売るための重要なポイントをもう一度おさらいしましょう。
- 使用済みのギザ10は、基本的に額面通り(10円)の価値しかありません。
- しかし、完全な「未使用品」であれば1万円以上の価値がつく可能性があります。
- 磨いても価値はあがりません。ピカピカにしても「未使用」にはならず、むしろ傷が増えて価値が下がります。
「貯金箱にギザ10円がたくさんあるけど、どれが未使用かわからない…」
「ピカピカしているけど、これが価値のあるものなのか不安」
そのように迷われた際は、自己判断で洗浄したりせず、そのままの状態で見せていただくのがベストです。
また、記事内でご紹介した「昭和61年の後期デザイン」など、ギザ10以外にもお宝が眠っている可能性もあります。
アンティーリンクでは、スマホで写真を送るだけの無料LINE査定を行っています。
「とりあえず査定してみよう!」くらいの軽い気持ちで構いませんので、ぜひお気軽にご相談ください。
TEL:☎03-6709-1306(営業時間 11:00~18:00)
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