大きさ: 120×74mm
西郷札5円 の買取価格
西郷札とは
西南戦争中に西郷隆盛率いる西郷軍(薩軍)が1877年に軍費調達のために発行した戦時証券、軍票。
「札」といいますが、実際は布製の「布幣」であった。寒冷紗(かんれいしゃ)を2枚合わせて、その芯に紙を挟み堅固にしたものでした。
通用期間3年の不換紙幣で、10円(淡黄色)・5円(鼠色)・1円(浅黄)・50銭(淡黄)・20銭(黄色)・10銭(藍色)の6種があります。
しかし、発行当初から信用力に乏しく、少額札は多少の流通があったと伝えられているが、10円、5円等の高額紙幣は西郷軍が軍事力を背景に実効支配地域内で無理矢理に通用させていたものでした。