大阪万博1万円記念硬貨(金貨)の発行枚数は?再受付方法や将来的な価値を徹底解説

大阪万博1万円金貨徹底解説

2025年に開催される大阪・関西万博。この一大イベントを記念して、特別な1万円金貨が発行されることが発表されました。

この大阪万博の1万円金貨は、貨幣コレクターたちの間で大きな話題となっています。この記事では、大阪万博の1万円金貨について、基本情報から発行予定、入手方法、そして将来的な価値まで、詳しく解説します。

記念硬貨や投資に興味がある方必見の情報満載です。

大阪万博の1万円記念硬貨とは?

大阪万博1万円金貨とは?

大阪万博の1万円記念硬貨は、2025年に開催される国際博覧会を記念して発行される特別な金貨です。

1万円金貨の発行は、この歴史的イベントを記念し、その意義を後世に伝えるために計画されています。
金貨には、万博のテーマや大阪・関西の文化、日本の技術力が表現されることが期待されています。

大阪万博1万円金貨のデザインや発行予定

大阪万博1万円金貨の発行に関しては、2024年9月20日にそのデザインが発表されました。
ここでは、そのデザインや特徴を見ていきましょう。

造幣局の発表情報

1万円金貨の申込日や、発行枚数、素材については以下の通りです

  • 申し込み開始日時:2025年3月6日
  • 発行枚数:3万枚
  • 素材:純金(99.9%)
  • 重量:15.6g
  • 直径:26mm

2005年日本国際博覧会記念の1万円金貨は、7万枚発行されています。それと比べると大阪万博の1万円金貨の発行は半分以下。
これには「金の価値の上昇が影響しているのではないか」と見られています。

表面のデザインと特徴

大阪万博1万円金貨の表面のデザインは、2025年大阪・関西万博を象徴的に表現しています。

中央に大きく描かれているのは、万博の公式キャラクター「ミャクミャク」です。
ミャクミャクは、未来の生命体をイメージしたキャラクターで、丸みを帯びた形と愛らしい表情が特徴的です。手を挙げてうれしそうな様子で、万博の楽しさや期待感を表現しているようです。

背景には、スタイリッシュな直線的なデザインの建物が描かれています。
これは日本政府館を表しており、現代的で未来志向の建築を象徴しています。この建物のデザインは、万博のテーマである「未来社会のデザイン」を反映しているよう。

金貨の上部には「日本国」の文字が刻まれ、下部には「壱万円」の額面が示されています。

裏面のデザインと特徴

裏面デザインも、2025年大阪・関西万博の象徴的なロゴマークを中心に据えた、とても印象的なものです。

中央に大きく描かれているのは、万博の公式ロゴマークです。
このロゴは、5つの異なる色の丸が連なってリング状になっています。実際の金貨には色が入るかは不明ですが、図面では各色は赤、オレンジ、黄、緑、紫で多様性や調和を表しています。

ロゴの下には「EXPO 2025」の文字が刻まれており、金貨の縁に沿って、上部には「2025年日本国際博覧会」という日本語の文字が、下部には「EXPO 2025 OSAKA, KANSAI, JAPAN」という英語の文字が刻まれています。

倍率

今回の1万円金貨は発行枚数3万枚に対し、応募総数は132,760となりました。
また、海外販売用に10%にあたる3千枚は控除されるため、実際の倍率は4.92倍となりました。

吹き出し男性

約5倍の抽選倍率となるため、当選したらかなり運が良いですね

大阪万博1万円記念硬貨の入手方法

一万円記念硬貨の予約申し込みは造幣局のオンラインショップ、もしくは郵便での申し込みになります。
しかし現在は新規予約は終了しています。

ただし、もしキャンセル者が出た場合は再受付が行われます。

大阪万博記念1万円金貨の再受付の時期

大阪万博1万円の再受付方法は?

再受付の時期については、まだわかっていません。
ただ1万円金貨については11月中旬に造幣局オンラインショップか、造幣局ミントショップにて再受付のお知らせが発表される予定となっています。

購入を考えている方は、時期が近づいてきたらチェックしてみましょう。

再受付は必ず行われる?

1万円金貨の再受付については、必ず行われるわけではありません
仮に当選者が全員購入した場合、再抽選は行われません。

また、キャンセルが出た場合でも、まずは繰り上げ当選者に案内が届きます。
この繰り上げ当選者が更にキャンセルした分が再受付の対象になります。

そのため、対象となる硬貨はかなり少ない事が予想されます。

購入は先着順

造幣局のHPによると、キャンセル分は抽選ではなく、先着順での案内になるようです。
そのため、数によってはかなり早期に販売終了となる可能性があります。

大阪万博の1万円金貨の価値は上がる?

大阪万博1万円金貨の将来性は?

大阪万博1万円金貨の将来的な価値について、過去の例と金相場の観点から考察してみましょう。

過去の万博記念硬貨から見る将来的な価値

過去の金貨や金メダルの例を参考にすると、長期的には価値が上昇する可能性が高いと言えます。

名称 参考価格
EXPO’70 日本万国博覧会の記念メダル 120,000円~130,000円
2005年愛知万博記念金貨 230,000円~250,000円

価値が上がるかどうかは、その時の社会状況やそれぞれの状態にもよります。
もし投資を目的にする場合は保管方法に気を付ける必要があるでしょう。

金相場から見る将来的な価値

1万円金貨の価値は、金相場の変動にも大きく影響されます。

 

2025年8月現在の金の価格は17,000円を超えています。
では10年前の価格はどうだったかと言いますと、だいたい4000~5000円台でした。

つまり約3倍ほど価格が上がっています。

もちろん今後も必ず上がっていくわけではありませんが、世界的な経済不安やインフレへの懸念から、金の需要は今後も高まる可能性が高いとされています。

純金でできた1万円金貨は、金そのものの価値上昇の影響を受けやすいです。
ここ10年ほどの金の価格推移を見る限り、将来的に価値が上がる可能性は高いと言えるでしょう。

まとめ:大阪万博の1万円金貨は高額買取のチャンス!

大阪万博の1万円金貨は、記念硬貨としてレアな価値と、純金製品としての価値のどちらも持っています。
過去の例や金相場の動向を考えると、将来的な価値上昇が期待できます。

現在抽選は終わってしまいましたが、キャンセル者がいれば再受付が行われる可能性がございます。
今回抽選に外れてしまった方や、気になっている方は9月の再受付を狙ってみてはいかがでしょうか。

2025年関西・大阪万博では1万円金貨以外にもいくつか記念硬貨が発行されました。
それぞれの概要については、以下の記事に詳しく記載していますので、よければ合わせてご覧ください。