元文一分金 3枚 各23400円 「鹿児島県のお客様から」

元文一分金(げんぶんいちぶきん)**は、江戸時代中期、徳川吉宗の時代に発行された金貨の一種です。1736年(元文元年)に鋳造が開始され、江戸幕府によって正式な通貨として流通しました。この貨幣は、小判よりも小さい長方形の形状をしており、表面には「分金」の文字が刻まれ、裏面には桐紋と元文の「文」の文字が見られます。

当時の貨幣制度において、一分金は一両の4分の1に相当し、小額取引に適した貨幣として利用されました。材質は金と銀の合金であり、重量は約3g前後です。元文一分金はその後の「文政一分金」や「天保一分金」などの一分金の基礎となり、江戸時代の経済において重要な役割を果たしました。