直径: 3.81cm 重さ: 26.73g
品位: 銀900/銅100
アメリカ モルガン1ドル銀貨 (United States Morgan Silver Dollars) の買取価格
モルガンダラー(モーガンダラー)は、1878年から1921年(1905年から1920年の期間を除く)まで製造されていました。
「1921年」の製造年が刻まれた硬貨が最も一般的ですが、一般に出回っていない希少な製造年や、ミントマークが入った未使用の見本硬貨を扱う取引も多く存在します。
このモルガンダラー(モーガンダラー)硬貨は、収集家の間で、リンカーンセントに次ぐ人気があります。
大きなサイズやデザイン、そして造られたほとんどの年の硬貨がそれほど高い価格で取引されていないことから、高い人気を呼んでいます。また、硬貨の名称はデザインを担当したイギリスの彫刻家、ジョージ・T・モーガンに因んでつけられました。
この硬貨には「VAM」と呼ばれる、特定の種類の硬貨があり、それを中心に集めている収集家もいます。このVAMのトップ100に位置づけられている種類は、収集価値が特に高いものなのです。
なお、製造された場所を表すミントマークは、裏側の花冠の下と「DOLLAR」の「O」の文字との間に刻まれています。
モルガンダラー(モーガンダラー)硬貨の「王」とまで言われている硬貨は、ミントマークの無い(フィラデルフィア造幣局で打ち出された)1895年のプルーフ硬貨で、1万ドルまたはそれ以上の価格帯で売買されています。
その硬貨の希少性は最初はっきりと理解されておらず、またプレミアもそれほどついていなかったことから、実際に支払に使われていたものや傷のあるものが見られ、初期に製造されたモーガン・ダラー硬貨の殆んどは「CC」のミントマークがついているカーソンシティ造幣所で造られたものであり、プレミアが付いています。
ほかに希少な年の硬貨は「1892-S」「1893」「1893-O」「1893-S」「1894」「1894-S」「1895-O」「1895-S」「1902-S」「1903-S」「1903-O」「1904-S」で、使用済みでも状態の良いものであれば100ドル以上の価値が付いてきます。
未使用の硬貨の多くは、100ドルを超える価値がありますが、珍しい製造年では無いものなどは100ドルを超えないものも多くあります。未使用でも一般的な製造年であれば通例20ドル前後の価値がつき、使用済みが8ドル、未使用が12ドルなどそれよりも安い値が付く硬貨も少なくありません。
また、硬貨に等級をつける団体などから高い評価をうけているモルガンダラー(モーガンダラー)硬貨は、価格が変動しやすいなどの理由から「インベスター(出資者)」向け硬貨として考えられています。
エラー硬貨は「ベリー・ボタン(Belly button ※ヘソの意)」ダラーと呼ばれ、これは硬貨を打つ金型の欠陥によって、本来裏側のワシの絵に描かれている腹部に窪みが入ってヘソに見えることから名付けられました。
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